見学可の一覧
一般公開・見学対応施設。 条件に合う水道施設・水道遺産を一覧で掲載しています。
120 件
函館市元町配水場 中区配水池
1889年に函館水道創設時の施設として完成し、現在も元町配水場で使用される日本最古の現役配水池。有効容量4,743立方メートルで、1923年に鉄筋コンクリート製の蓋と中間壁を追加して2池化した。函館山周辺の約1万人へ給水し、元町配水場は春から11月23日まで季節公開される。
札幌市水道記念館
札幌水道創設期の旧藻岩第一浄水場の建物を活用し、1977年に開設された水道記念館。2007年に体験型施設としてリニューアルし、2026年度は4月11日から11月15日まで無料開館している。
小樽市奥沢水源地
1914年に完成し、おたる水道の始まりとなった奥沢水源地。水道施設としての役割を終えた後も、10段の階段式溢流路を含む近代水道遺産として水管橋が季節公開されている。
函館市元町配水場
1889年完成の中区配水池と1896年完成の高区配水池を現役使用する函館水道創設期の配水場。中区4,743立方メートル、高区2,765立方メートルを貯留し、函館山周辺の市民約1万人へ水を届ける。場内は季節公開されている。
諸戸水道貯水池遺構
初代諸戸清六が私財で整備し、1904年に完成した私設水道の貯水池遺構。煉瓦内張りの二槽式構造が残り、2008年に三重県指定史跡となった。
旧野方配水塔
荒玉水道の配水施設として1929年に完成した高さ約34メートルの鉄筋コンクリート造配水塔。現在は中野区立みずのとう公園に保存され、国登録有形文化財として公開されている。
羽村市第1配水場配水塔
羽村市緑ヶ丘の第1配水場にある高さ34.6mの現役配水塔。下部配水池から揚水した水を上部の高架水槽に貯め、自然流下で市東部へ配水する。毎月1日(休日を除く)は市の案内により塔上へ登る見学ができる。
玉川上水
1654年に完成した羽村取水口から四谷大木戸まで約43キロメートルの上水。約12キロメートルは現役の導水路で、2003年に国史跡となった。
羽村取水堰
1653年に取水口が完成した玉川上水の現役取水堰。投渡堰・固定堰・魚道・17門の第一水門で構成され、多摩川河岸側から外観を見学できる。
小河内ダム
1957年11月26日完成、堤高149メートル・有効貯水量1億8,540万立方メートルの東京都水道局の水源ダム。無料の展望塔から見学できる。
村山上貯水池
1924年3月竣工、村山貯水池の上流側を構成するアースダム。取水塔1基と有効貯水量2,983,000立方メートルを備え、2023年8月に堤体強化工事を終えた。
横浜市川井浄水場
1901年完成、道志川を水源とする横浜市最古の現役浄水場。2014年にセラミック膜ろ過施設「セラロッカ」へ更新され、日量172,800立方メートルを処理する。
横浜市小雀浄水場
1965年に横浜市上水道・工業用水道と横須賀市の共同施設として竣工。相模川を水源に急速ろ過し、処理能力は1日820,000立方メートル。横浜市南部と横須賀市へ給水する一方、横浜市は2040年度を目途に上水道の小雀浄水場を廃止する方向性を示している。
神奈川県寒川浄水場
1936年に第1浄水場が完成した神奈川県営水道の基幹施設。現在は第2・第3浄水場で相模川表流水を凝集沈でん・急速ろ過・消毒し、合計1日750,000立方メートルの能力を持つ。2026年度も給水区域の小学生を対象とした予約見学を実施している。
神奈川県谷ケ原浄水場
1942年8月給水開始、相模湖を主水源に凝集沈殿・急速ろ過を行う谷ケ原浄水場。2025年3月末に緩速ろ過を休止し、急速ろ過能力は日量210,000立方メートル。
城山ダム
1965年に完成し津久井湖を形成する神奈川県営の多目的ダム。洪水調節、水道用水、工業用水、発電を担い、6門のラジアルゲートを備える。相模・宮ヶ瀬ダムとの総合運用、本沢ダム・城山発電所との揚水発電連携を含め、神奈川県の水資源・治水・電力供給を支える。
千葉県柏井浄水場
1968年7月に給水を開始した千葉県営水道の基幹浄水場。東・西の2系列を持ち、現在の給水能力は1日530,000立方メートル。利根川と印旛沼を水源に、東側施設では1980年からオゾンと粒状活性炭を用いた高度浄水処理を導入している。
ちば野菊の里浄水場
江戸川を水源とする千葉県営浄水場。2007年の第1期、2024年の第2期通水を経て給水能力246,000立方メートル/日となり、高度浄水処理で松戸・市川・船橋の一部へ給水する。
北総浄水場
印西市竜腹寺にある千葉県営水道の浄水場。利根川を水源に日量126,700立方メートルを処理し、千葉ニュータウン、成田ニュータウン、成田国際空港のほか、船橋・習志野・市川・浦安方面へ給水する。1975年6月に本格給水を開始した。
千葉県福増浄水場
養老川水系高滝ダムを水源として1993年6月に稼働した千葉県営浄水場。オゾンと生物活性炭を組み合わせた高度浄水処理を行い、市原市と千葉市の一部へ日量90,000立方メートルを給水する。
成田市山口配水場
1998年3月に完成し、同年4月に供用を始めた成田市の配水拠点。印旛広域水道用水供給事業から受水し、容量3,100立方メートルの配水池2池と配水ポンプ3台を備える。令和8年度は団体向け予約見学を受け付けている。
銚子市本城浄水場
1937年に創設された銚子市唯一の現役浄水場。黒部川から新宿取水場で取り入れる水と、雨水を蓄える白石貯水場を水源に、薬品沈でん・急速ろ過・消毒で処理する。浄水池2池、急速ろ過池18池を備え、市内東部を中心に給水する。2026年度も水質検査と団体見学を継続している。
埼玉県大久保浄水場
1968年4月に給水を開始した埼玉県営水道の大規模浄水場。荒川水系と利根川水系の複数ダムを水源とし、現在の上水道施設能力は1日130万立方メートル。15市1町へ水道用水を供給し、工業用水道も併設する。
埼玉県庄和浄水場
江戸川の河川水を処理し、県南東部へ水道用水を供給する県営浄水場。1974年4月20日に給水を開始し、1978年の全施設完成後は1日350,000立方メートルの能力を持つ。
埼玉県行田浄水場
1981年に建設を始め、1984年7月に給水を開始した埼玉県営の大規模浄水場。利根川を水源に凝集沈殿・急速ろ過で処理し、最大給水能力は日量500,000立方メートル。23団体・24市町へ送水し、場内には1,200kWの太陽光発電設備もある。
埼玉県新三郷浄水場
1990年7月に第1期給水を開始した埼玉県営水道の浄水場。江戸川右岸で取水した原水を処理し、1996年に第2期施設を整備して現在の施設能力365,000立方メートル/日となった。2010年からオゾン酸化と生物活性炭を用いる高度浄水処理を行う。
埼玉県吉見浄水場
荒川右岸に初めて設けられた県営浄水場で、2005年7月に給水を開始。凝集沈でん・急速ろ過により現在1日150,000立方メートルを処理し、300,000立方メートルへの拡張工事が進む。
前橋市敷島浄水場
1929年3月21日に竣工・給水を開始した前橋市創設水道の浄水場。地下水と緩速ろ過を利用し、現在の取水能力は日量約2.8万立方メートル。旧管理事務所と旧配水塔は国登録有形文化財で、学習・研修目的の団体見学では新配水塔の中間歩廊まで案内される。
宇都宮市今市浄水場
1916年3月1日に全国31番目の水道として通水した宇都宮市の現役浄水場。緩速ろ過と自然流下を用い、1日14,000立方メートルを給水する。
栃木県鬼怒水道用水供給事業
1987年10月に一部給水を開始し、宇都宮市など県央2市1町1企業団へ水道用水を供給する県営事業。計画最大給水量は1日38,000立方メートル。
栃木県北那須水道用水供給事業
1978年度に給水を開始し、大田原市と那須塩原市へ水道用水を供給する県営事業。計画最大給水量は1日48,000立方メートルで、団体の事前申込見学に対応する。
桐生市水道山記念館(旧配水事務所)
1932年に桐生市創設水道の配水事務所として建てられた木造平屋建の近代水道建築。1972年に事務所機能を終え、1985~1986年の改修後は水道山記念館として会議・研修等に利用される。1997年に国登録有形文化財となり、現在は9時~17時に無料で見学できる。
水戸市楮川浄水場
1986年に通水した水戸市の基幹浄水場。約5キロメートル離れた那珂川の枝内取水塔から原水を導き、楮川ダムに貯留した後、高速凝集沈でん・急速ろ過・消毒で処理する。最大浄水能力は1日66,000立方メートルで、那珂川から取水できない場合も楮川ダムの貯留水を利用できる。
日立市森山浄水場
1960年に通水を開始し、久慈川を水源として日立市南部へ給水する現役浄水場。現在の施設能力は1日103,000立方メートルで、申込制の施設見学を行う。
青森市横内浄水場
1909年の青森市近代水道創設から稼働する現役浄水場。八甲田連峰を源とする横内川を水源に、現在も創設時から続く緩速ろ過方式で処理し、主に市中心部へ配水する。
堀口浄水場
1971年7月13日に給水を開始した郡山市の基幹浄水場。猪苗代湖と逢瀬川を水源とし、緩速・急速ろ過設備で日量12万2,000立方メートルを処理する。団体は事前予約で見学できる。
荒井浄水場
1997年度に給水を開始した三春ダム水源の現役浄水場。オゾン・活性炭による高度浄水処理を東北地方で初めて導入し、現在は日量4万2,000立方メートルの能力を持つ。
会津若松市滝沢浄水場(こしぇる)
老朽化した旧滝沢浄水場を全面改築し、2018年3月に完成した膜ろ過方式の浄水場。猪苗代湖を源とする日橋川・金山川系の原水を0.1マイクロメートルの膜で処理し、4系列で日量27,000立方メートルの能力を持つ。市中心部と湯川村へ給水し、団体向け見学も受け入れている。
秋田市仁井田浄水場
1969年3月完成、日量154,600立方メートルの能力を持ち、秋田市の給水量の約8割を担う基幹浄水場。現在は老朽化・耐震・高濁度対策を目的とした大規模更新事業が進行している。
横手市大沢第二浄水場
2014年3月に完成・稼働した、横手川を水源とするセラミック膜ろ過施設。旧上内町浄水場の代替として既設大沢浄水場の隣接地に整備された。
山形県笹野浄水場
1983年4月に給水を始め、米沢市・南陽市・高畑町・川西町へ浄水を送る県営広域浄水場。水窪ダム系と綱木川ダム系を合わせ、計画日最大60,600立方メートルを供給する。
山形県西川浄水場
寒河江ダムを水源とする山形県企業局の広域浄水場。1984年7月に日量37,200立方メートルで一部給水を始め、寒河江ダム完成後の1991年4月から日量122,500立方メートルの本格給水へ移行した。村山地域6市6町へ水道用水を送り、通年の施設見学にも対応する。
山形県金山浄水場
神室ダムを水源とする最上広域水道の県営浄水場。1994年10月に給水を開始し、新庄市・金山町・真室川町へ日量最大21,000立方メートルを供給する。2026年8月時点も平日9~15時に団体見学を受け付けている。
山形県朝日浄水場
2001年10月に給水を始めた庄内広域水道南部の県営浄水場。月山ダムを水源に日量109,700立方メートルを計画し、鶴岡市・三川町・庄内町へ水道用水を供給する。
山形県平田浄水場
2001年10月に給水を始めた庄内広域水道北部の県営浄水場。田沢川ダムを水源に日量31,410立方メートルを計画し、酒田市へ水道用水を供給する。
高岡市清水町配水塔資料館
1931年6月完成、1958年3月に配水塔としての役割を終えた高岡近代水道のシンボル。旧配水塔・旧第3源井上屋・水源地水槽の3施設が国登録有形文化財で、旧配水塔1階は無料の水道資料館として公開されている。
富山市流杉浄水場
2009年4月に新施設が供用を始めた富山市の基幹浄水場。常願寺川水系を水源に凝集沈殿・急速ろ過を行い、市の水道水約74%と工業用水を供給する。
布引水源地水道施設 布引水路橋(砂子橋)
1900年の神戸創設水道で、生田川を越えて導水管を渡すため築造された煉瓦造三連アーチ橋。橋長19.2メートル、幅員3.3メートルで、橋内の導水管は現在も稼働し、布引のハイキングコースから見学できる。
広島市水道資料館(旧牛田浄水場送水ポンプ室)
1924年建築の煉瓦造送水ポンプ室を改修し、1985年に開館した広島市水道資料館。被爆建物・近代化産業遺産として、水道史と被爆後の復旧を伝える。
福山市旧佐波浄水場配水池
1925年9月に旧佐波浄水場の施設として完成した地下配水池。幅15.2メートル、長さ27.3メートル、深さ3.8メートルの2池で、当時約8時間分の浄水を貯留した。側壁をイギリス積の煉瓦で覆い、2013年に浄水井上屋・門とともに国登録有形文化財となった。現在は佐波城山公園内で外観を見学できる。
下関市水道資料室(旧日和山浄水場事務所)
1929年建築の旧日和山浄水場事務所を1996年に資料室へ転用した鉄筋コンクリート造建築。国登録有形文化財として下関市水道の歩みを伝える。
岡山市水道記念館(旧動力室・送水ポンプ室)
1905年の岡山市創設水道で動力室・送水ポンプ室として使われた煉瓦造建築。現在は三野浄水場構内の無料水道記念館として公開され、国登録有形文化財となっている。
柳井地域広域水道企業団 日積浄水場
弥栄ダムを水源とし、急速ろ過で日量30,000m³を処理する柳井地域広域水道企業団の中核浄水場。1999年完成、2000年一部供給、2001年全量供給を経て、現在は2市4町へ3系統で水道用水を送る。
倉敷市片島浄水場
1967年に地下水取水で一部完成し、1972年に表流水浄水処理施設が完成した倉敷市直営の浄水場。表流水日量30,000立方メートルと地下水日量6,000立方メートルを、原水別の工程で処理する。
松本市城山配水地
1968年と1985年に完成した6,000立方メートル2池を運用する松本市の現役配水地。創設水道の接合井・旧配水池も場内に残り、事前申込みによる平日の施設見学を受け付ける。
平瀬浄水場
荒川表流水を処理し、甲府市の広域へ給水する現役浄水場。1913年1月の給水開始以来、更新を重ねながら1日126,400立方メートルの浄水能力を担い、団体向け施設見学も実施する。
岐阜市鏡岩水源地
1930年3月に通水した岐阜市最古・最大規模の水源地。長良川伏流水を取水し、塩素消毒と紫外線照射を行う。取水可能量60,390立方メートル/日で、市内配水量のおよそ3割を担う。
福井市水道記念館(旧足羽揚水ポンプ場)
1924年に足羽揚水ポンプ場として建てられ、1991年まで使用された鉄筋コンクリート造建築。現在は登録有形文化財の水道記念館として無料公開される。
福井市九頭竜浄水場
九頭竜川左岸の北野下町にある福井市最大の基幹浄水場。26井の地下水と九頭竜川表流水を扱い、市内配水の約80%を担う。1970年代に整備され、老朽化・耐震化への対応として2027〜2032年度を中心に浄水施設の大規模更新が計画されている。
福井市青松園
1986年11月に足羽山配水池構内へ整備された純日本風の集会施設。和室と茶室を備え、使用日の1週間前までに許可申請する予約制で利用できる。
森田配水塔(マイアクア)
2008年3月に森田浄水場とともに完成し、同年4月から供給を始めた福井市の現役配水塔。森田水系の地下水を塩素消毒して受け、上部2,000立方メートル・下部900立方メートルの水槽を備える。2階の「マイアクア」は無料公開されている。
金沢市末浄水場
1930年に金沢市最初の浄水場として緩速ろ過方式で給水を開始し、1965年に急速ろ過方式を追加。現在は犀川を水源に両方式を併用し、合計日量105,000立方メートルの給水能力を持つ。
旧御殿水源地(高松市水道資料館)
高松市創設水道の浄水場として1921年に給水を始めた旧御殿水源地。喞筒場を水道資料館として公開し、構内6件が国登録有形文化財となっている。
香川県広域水道企業団 丸亀市浄水場
金倉川と深井戸を水源とし、丸亀市へ給水する現役浄水場。1日最大19,200立方メートルの給水能力を持ち、事前確認による施設見学に対応する。
香川県広域水道企業団 川股浄水場
千足ダムと千足川水源の水を処理し、東かがわ市へ給水する川股浄水場。1日最大6,000立方メートルの能力を持つ現役施設である。
香川県広域水道企業団 門入浄水場
門入ダムを主な水源とし、さぬき市へ給水する門入浄水場。1日最大1,500立方メートルの能力を持つ香川県広域水道企業団の現役施設。
香川県広域水道企業団 東部浄水場
香川用水を通じて吉野川の水を受け、県内5市町へ送水する東部浄水場。1日最大102,100立方メートルの能力を持つ広域送水の基幹施設。
香川県広域水道企業団 茂木浄水場
観音寺市茂木町にある香川県広域水道企業団の現役浄水場。浅井戸を主水源とし、1日最大給水能力は14,100立方メートル。茂木第2水源はPFOS・PFOAの高濃度検出を受け2024年7月から取水を停止し、2026年4月以降は末端給水栓でPFOS・PFOAを月1回検査している。
香川県広域水道企業団 豊中町浄水場
三豊市豊中町にある香川県広域水道企業団の現役浄水場。浅井戸・深井戸を水源に日量8,400立方メートルの給水能力を持ち、2023年度は119万2,486立方メートルを配水した。公式施設案内では見学可とされるが、工事等の状況があるため事前確認が必要。
松山市市之井手浄水場
石手川ダムを水源とする松山市の基幹浄水場。1974年6月30日完成、施設能力は日量97,000立方メートルで、凝集沈殿・急速ろ過・塩素消毒を行い、高台の配水池へ送水する。
今治市高橋浄水場(バリウォーター)
小泉浄水場の更新施設として整備され、2022年3月2日に給水を開始した今治市の基幹浄水場。蒼社川の表流水をマンガン接触池・膜ろ過・後塩素処理で浄化し、日量40,000立方メートルの能力を持つ。
高知市旭浄水場
1925年の高知市上水道通水開始時から鏡川水系を利用し、2005~2016年度に全面更新された現役浄水場。鏡川伏流水を複層の急速ろ過と塩素消毒で処理し、日量59,400立方メートルの給水能力を持つ。
高知市針木浄水場
第4期拡張事業の中核として1979年3月に竣工し、同年6月に給水を開始した高知市の基幹浄水場。高知分水と仁淀川伏流水を急速ろ過し、現行年報の公称施設能力は日量116,000立方メートル。学校を対象に事前予約制の施設見学を受け入れている。
福岡市東公園「松原水」井戸跡
1896年に福岡市が東公園の松原へ掘った市設井戸の跡。良質な水は「松原水」と呼ばれ、水売りが荷車で市内へ運んだ。井戸跡は現在も東公園に保存される。
福岡市夫婦石浄水場
1977年3月完成、施設能力174,000立方メートル/日の福岡市基幹浄水場。曲渕ダム・室見取水場・背振ダム・番托取水場の4水源を利用し、市内浄水場で最大の給水エリアを担う。2026年度も現地見学を受け入れている。
鳥栖市浄水場
宝満川の表流水を処理し、鳥栖市と基山町の一部へ給水する現役浄水場。計画一日最大給水量40,100立方メートルで、更新・耐震化を重ねながら2026年度も平日の予約見学を受け付けている。
佐賀市神野浄水場
1965年度から多布施川の表流水への転換を進めるため築造された佐賀市の基幹浄水場。上向流式脈動型高速凝集沈澱池、砂単層の急速ろ過などで処理し、日量50,000立方メートルの浄水能力を持つ。
長崎市浦上浄水場
1945年2月に給水を始めた長崎市の現役浄水場。浦上ダムを水源に、凝集沈澱と急速ろ過で日量21,500立方メートルを処理する。個人・団体とも希望日の7日前までに調整し、許可を得て見学できる。
熊本市水道記念館(旧八景水谷貯水池ポンプ場)
熊本市水道の給水開始に合わせて1924年に建てられ、八景水谷水源地から立田山配水池へ送水した旧ポンプ室。煉瓦造平屋建、建築面積99平方メートルで、現在は登録有形文化財の水道記念館として予約見学できる。
別府市朝見浄水場
大分川・乙原川・鮎返川の表流水を急速ろ過し、別府市の配水量の7割以上を担う基幹浄水場。浄水・配水能力は各日量54,000立方メートルで、設備更新を続けながら現役運用されている。
日田市上野浄水場
1987年に供用を始めた日田市の現役浄水場。三隈川から取水し、沈砂、凝集沈澱、急速ろ過を経て1日約5,000立方メートルを処理する。市の現行案内から電子申請による施設見学を申し込める。
宮崎市富吉浄水場
1980年に給水を開始し、1991年に拡張事業を完成した宮崎市の基幹浄水場。大淀川右岸の表流水を急速ろ過し、取水能力73,000、給水能力72,500立方メートル/日を持つ。
日向市権現原浄水場
1969年に第1系列が運用を始めた日向市の基幹浄水場。耳川の表流水を急速ろ過し、3系列で日量41,800立方メートルの浄水能力を持つ。市政出前講座で予約見学できる。
那覇市みずの資料館
那覇市上下水道局庁舎「みずプラッサ」1階にある無料の水道資料館。2007年に完成し、戦前の給水開始、沖縄戦による水道施設の被害、戦後の水不足、現在の上水道・下水道までを展示する。2026年9月時点も9時~17時に開館し、年末年始を除いて土日祝日も利用できる。
名護市中央浄水場
1989年3月に竣工した名護市の現役浄水場。羽地大川、潮平川、九年又ダムを主な水源に日量18,500立方メートルを処理し、為又・中山・高区・旭川の各配水池系統へ送る。
外山浄水場
桜井市外山に1957年10月完成した現役浄水場。六つの井戸からの地下水を含む原水を、凝集沈でん・ろ過・活性炭ろ過・脱炭酸などで処理し、1日14,500立方メートルの能力を持つ。
琵琶湖疏水 第1疏水取水口
琵琶湖から第1疏水へ水を取り入れる琵琶湖疏水の起点。第1疏水は1890年に大津取水口から鴨川合流点まで竣工し、現在も京都へ水を送る現役施設として使われている。
琵琶湖疏水 第2疏水取水口と洞門
1912年に完成した第2疏水の取水口。琵琶湖の水を全線地下トンネルへ取り入れ、現在も京都市水道の原水供給に使われる。洞門には久邇宮邦彦王揮毫の「萬物資始」の扁額が残る。
豊中市柴原浄水場
1964年6月に竣工した豊中市唯一の自己水系浄水場。猪名川の伏流水を猪名川取水場で取り入れ、石橋中継ポンプ場を経て導水し、高速凝集沈でん・急速ろ過・消毒で処理する。施設能力は1日28,000立方メートルで、現在も予約制の施設見学を受け入れている。
宮ヶ瀬ダム
神奈川県の中津川にある国管理の多目的ダム。高さ156mの堤体と宮ヶ瀬湖をもち、洪水調節、河川流量の確保、水道用水、発電を担う。相模ダム・城山ダムと導水路で連携し、2001年に本格運用を開始。観光放流や水とエネルギー館で役割を学べる。
三保ダム
神奈川県山北町の河内川にある県営の多目的ロックフィルダム。丹沢湖を形成し、洪水調節、水道用水、発電を担う。堤高95m、総貯水容量6,490万m³。酒匂川総合開発の基幹施設として飯泉取水堰と一体的に水利用を支え、堤体や周辺施設を見学できる。
本沢ダム
相模原市緑区川尻にある神奈川県営のロックフィルダム。城山湖を形成し、津久井湖との間で水を往復させる城山発電所の上池として使われる。1965年完成、総貯水容量392.7万m³。城山湖周辺には公開時間と二輪車通行規制がある。
小河内ダム
東京都奥多摩町の多摩川上流にある東京都水道局の水道専用ダム。1957年完成、堤高149m、有効貯水量1億8,540万m³。奥多摩湖に蓄えた水は多摩川第一発電所で発電後、小作・羽村取水堰から水道原水として取り入れられ、東京の安定給水を支える。
八ッ場ダム
群馬県長野原町の吾妻川にある国土交通省の多目的ダム。2020年に運用を開始し、八ッ場あがつま湖に最大1億750万m³を蓄える。洪水期と非洪水期で容量配分を変え、下流の洪水軽減、河川流量の確保、首都圏の都市用水、群馬県営発電所への送水を担う。
品木ダム
群馬県中之条町の湯川にある国土交通省管理のダム。洪水調節を目的とせず、酸性河川の中和で生じる生成物を貯留する特殊な役割を持つ。貯水池は上州湯の湖と呼ばれ、中和後の水は発電にも利用される。
四万川ダム
群馬県中之条町の四万川にある県営多目的ダム。1999年完成、堤高89.5mの重力式堤体が奥四万湖を形成する。自然調節方式による洪水調節、中之条町・群馬東部水道企業団への水道用水、既得用水と河川環境のための流量確保、日向見発電所での発電を担う。
桐生川ダム
群馬県桐生市の桐生川にある県営多目的ダム。梅田湖を形成し、自然調節方式による洪水調節、既得用水と河川環境のための流量確保、桐生市の水道用水、桐生川発電所での発電を担う。
霧積ダム
群馬県安中市の霧積川にある県営多目的ダム。1975年度完成、堤高59mの重力式堤体が霧積湖を形成する。自然調節方式による洪水調節と、既得取水の安定化・河川環境の保全を担い、新規の上水道開発は目的としていない。
坂本ダム
群馬県安中市の碓氷川にある県管理ダム。1950年代に砂防ダムとして造られ、嵩上げ・管理移管・堰堤改良を経て1994年度に現在の姿となった。洪水調節容量は持たず、50万m³の利水容量で既得取水の安定化と河川環境の保全を支える。
道平川ダム
群馬県下仁田町の道平川にある県営多目的ダム。屋敷川・市野萱川・相沢川の3取水ダムから約3kmの導水トンネルで水を集め、自然調節方式による洪水調節、既得用水・河川環境の保全、上水道用水を担う。関東地方でRCD工法を初めて採用したダムとして県が紹介している。
塩沢ダム
群馬県神流町の塩沢川にある県営多目的ダム。堤高38mの重力式堤体が蛇神湖を形成し、自然調節方式による洪水調節、既得用水と河川環境の保全、神流町への水道用水1,000m³/日を担う。
大仁田ダム
群馬県南牧村の大仁田川にある県営多目的ダム。2002年3月完成、堤高54.4m。群馬県最初の「生活貯水池」として、自然調節方式による洪水調節、既得用水と河川環境の保全、南牧村の水道用水740m³/日を担う。
上野ダム
群馬県上野村の神流川にある東京電力リニューアブルパワー管理の発電専用ダム。長野県の南相木ダムを上部ダム、上野ダムを下部ダムとして有効落差653mを利用する神流川発電所を構成する。計画最大282万kWのうち、現在は1・2号機合計94万kWが運転中。
県央第一水道事務所
群馬県榛東村にある県営の水道用水供給施設。利根川表流水を群馬用水榛名幹線から取り入れ、急速ろ過などで浄水し、前橋市・高崎市・榛東村・吉岡町へ最大日量16万m³を供給する。家庭へ直接給水するのではなく、市町村水道へ水道用水を卸す広域水道の上流施設。
滝沢ダム
秩父市大滝の荒川水系中津川にある水資源機構の多目的ダム。奥秩父もみじ湖を形成し、洪水調節、河川流量の確保、埼玉県・東京都の水道用水、発電を担う。堤高132m、2008年管理開始。内部の見学通路と下流広場が公開され、直下流には雷電廿六木橋がある。
浦山ダム
荒川水系浦山川にある水資源機構の多目的ダム。1999年管理開始、堤高156m、総貯水容量5,800万m³。秩父さくら湖を形成し、洪水調節、河川流量の確保、水道用水、発電を担う。自然調節方式の洪水吐、清水バイパス、一般公開する堤体内部が特徴。
矢木沢ダム
群馬県みなかみ町の利根川最上流部にある水資源機構の多目的ダム。1967年管理開始、堤高131m、総貯水容量2億430万m³の奥利根湖を形成する。洪水調節、農業・水道用水の確保、須田貝ダムと組み合わせた揚水発電を担い、雪解け水を活用する試行運用も行われている。
奈良俣ダム
群馬県みなかみ町の楢俣川にある水資源機構の多目的ダム。堤高158mのロックフィル堤体がならまた湖を形成し、湯ノ小屋沢川からも導水する。1991年管理開始。水道・農業・工業用水と発電を支え、2023年には藤原ダムとの容量振替を完了した。
藤原ダム
群馬県みなかみ町の利根川にある国土交通省の多目的ダム。1958年竣工、堤高95mの堤体が藤原湖をつくり、洪水調節・河川流量の確保・発電を担う。2022年度末に奈良俣ダムとの容量振替と放流設備の改良を完了した。
相俣ダム
群馬県みなかみ町の赤谷川にある国土交通省管理の多目的ダム。堤高67m、堤頂長80mの堤体が赤谷湖を形成する。漏水対策を経て1959年に完成し、洪水調節、河川流量の確保、県営発電所の発電を担う。放流能力を高める堰堤改良事業も進められている。
薗原ダム
群馬県沼田市の片品川にある国土交通省の多目的ダム。1966年2月完成、堤高76.5mの堤体が薗原湖をつくる。予備放流で有効容量を洪水調節に活用し、河川流量の確保と県営発電を支える。ガントリークレーンで操作する予備ゲートも特徴。
草木ダム
群馬県みどり市の渡良瀬川にある水資源機構の多目的ダム。堤高140m、総貯水容量6,050万m³の草木湖を形成し、1977年に管理を開始した。洪水調節や農業・水道・工業用水を支え、下流の発電利用と維持流量放流、水質監視を組み合わせて運用されている。
下久保ダム
群馬県藤岡市と埼玉県神川町の境を流れる神流川の多目的ダム。主ダムと補助ダムがL字形につながり、神流湖に最大1億3,000万m³を貯留する。1968年本体完成、1969年管理所発足。洪水調節、河川流量の確保、東京・埼玉への用水、発電を担う。
二瀬ダム
埼玉県秩父市の荒川本川にある国土交通省の多目的ダム。1961年12月完成、堤高95mの重力式アーチ堤体が秩父湖をつくる。洪水調節・かんがい用水の確保・発電を担い、貯砂ダムと土砂の掘削・下流還元で貯水池の機能維持を図っている。
合角ダム
埼玉県秩父市と小鹿野町にまたがる吉田川の県営多目的ダム。堤高60.9mの堤体が西秩父桃湖をつくり、洪水調節・河川環境の保全・水道用水の新規開発を担う。1999年の竣工式後も試験湛水が続き、県の建設史では2003年3月完成とされる。
有間ダム
埼玉県飯能市の有間川にある県営多目的ダム。1986年3月完成、堤高83.5mのロックフィル堤体が名栗湖を形成し、洪水調節・河川流量の維持・水道用水の確保を担う。季節で貯水容量を使い分け、2026年度は浚渫工事に伴う制限水位の継続が告知されている。
川治ダム
栃木県日光市の鬼怒川にある国土交通省の多目的ダム。1983年完成、堤高140mのアーチ堤体が八汐湖を形成する。洪水調節・農業用水・都市用水を支え、五十里ダムに貯めきれない水を導水して下流河川の流量確保にも利用する。
五十里ダム
栃木県日光市の男鹿川にある国土交通省の多目的ダム。1956年完成、堤高112mの堤体が五十里湖を形成し、洪水調節・農業用水補給・発電を担う。川治ダムとの条件付き導水に加え、選択取水設備と維持放流水を利用する発電所を整備した。
川俣ダム
栃木県日光市の鬼怒川上流にある国土交通省の多目的ダム。1966年完成、堤高117mのアーチ式堤体で洪水調節・農業用水補給・発電を担う。五十里ダムとの共同補給や川俣発電所の水利用、季節開放される資料室・渡らっしゃい吊橋が特徴。
湯西川ダム
栃木県日光市の湯西川にある国土交通省の多目的ダム。2012年完成、堤高119mの重力式堤体が湯西川湖を形成し、洪水調節・農業用水・都市用水の補給を担う。巡航RCD工法の採用と、選択取水設備を備える。