浄水場見学可

千葉県柏井浄水場

利根川・印旛沼の二水源と高度浄水処理を組み合わせる千葉県営水道最大規模の浄水場

1968年7月に給水を開始した千葉県営水道の基幹浄水場。東・西の2系列を持ち、現在の給水能力は1日530,000立方メートル。利根川と印旛沼を水源に、東側施設では1980年からオゾンと粒状活性炭を用いた高度浄水処理を導入している。

年代・現況1965年西側施設着工、1968年7月給水開始、1980年4月東側高度浄水処理開始
所在地千葉市
構造・浄水方式東・西2系列の凝集沈でん・急速ろ過施設、東側にオゾン・粒状活性炭高度浄水処理
見学学校の社会科見学を事前予約制で受け入れる…

千葉県営水道最大規模の浄水場

柏井浄水場は千葉市花見川区柏井町430にあり、千葉県営水道の基幹浄水場として千葉市、船橋市、市川市、浦安市、習志野市などへ水を送る。現在の給水能力は1日530,000立方メートルで、東側・西側の2系列を持つ大規模施設である。

1968年に西側施設から給水開始

印旛沼を水源とする西側施設は1965年に建設へ着手し、1968年7月に給水を開始した。当初の処理能力は1日270,000立方メートル。その後、人口増加と水需要の拡大に合わせて1971年から増設を進め、現在の1日530,000立方メートル規模へ拡張した。

利根川と印旛沼の二つの水源

柏井浄水場は利根川と印旛沼の水を利用する。施設整備の過程で水源と処理系列の組み合わせも変化しており、現在は東西2系列を活用して原水条件へ対応する。単純に「西側=印旛沼、東側=利根川」と固定して歴史全期間を説明せず、設備更新に伴う水源系統の変更を踏まえる必要がある。

印旛沼の臭気対策から高度浄水処理へ

印旛沼では藻類などによる臭気問題があり、粉末活性炭処理だけでは十分に対応できない時期があった。この対策として東側施設にオゾン処理と粒状活性炭処理を組み合わせた高度浄水処理を導入し、1980年4月から運転を開始した。千葉県は全国でも早い本格的な高度浄水処理の導入例として紹介している。

凝集沈でん・急速ろ過と高度処理を組み合わせる

原水へ凝集剤を加えて濁りを沈でんさせ、急速ろ過で微細な濁りを取り除く基本工程に加え、東側ではオゾンで臭気物質などを分解し、粒状活性炭で吸着・生物処理する。最後に消毒し、配水系統へ送る。原水水質に合わせて複数の処理機能を組み合わせることが特徴である。

水質検査結果を継続公表

千葉県営水道は柏井浄水場の原水・浄水について年度ごとの検査結果を公表している。2026年度も速報値が更新されており、水質基準項目だけでなく原水の状況も確認できる。測定値は月・採水地点で変動するため、最新値は県が公開する検査結果を参照する。

学校向けの社会科見学

千葉県は浄水場を小学校の社会科見学先として受け入れている。柏井浄水場では2026年度も対象曜日を設定した予約制の見学計画が案内され、施設概要、映像、場内見学などを組み合わせた約1時間30分のコースが示されている。一般の自由入場施設ではないため、最新の予約条件に従う。

Deep research

千葉県営水道の施設紹介、高度浄水処理、水質検査、学校見学資料を照合し、東西2系列、二つの水源、1968年の給水開始、1980年の高度処理導入、現在の給水能力まで整理しました。

最終確認:2026年9月4日

施設データを詳しく見る

給水開始
1968年7月
現在の給水能力
530,000立方メートル/日
西側施設当初能力
270,000立方メートル/日
主な水源
利根川・印旛沼
高度浄水処理開始
1980年4月
主な給水地域
千葉市・船橋市・市川市・浦安市・習志野市

利根川・印旛沼から県営水道給水区域までの水の流れ

  1. 1

    利根川・印旛沼から原水を確保

    複数の水源系統から原水を取り入れ、東西の処理系列へ送ります。

  2. 2

    凝集・沈でん

    凝集剤で濁りをフロックへまとめ、沈でんさせて大部分を除去します。

  3. 3

    オゾン処理

    東側高度浄水処理ではオゾンで臭気物質や有機物を酸化・分解します。

  4. 4

    粒状活性炭処理

    オゾン処理後の水を粒状活性炭へ通し、吸着と生物作用で微量物質をさらに除去します。

  5. 5

    急速ろ過・消毒

    砂ろ過で残る濁りを除き、塩素で消毒して浄水へ仕上げます。

  6. 6

    広域配水

    浄水を県営水道の送配水施設へ送り、千葉・船橋・市川・浦安・習志野などへ届けます。

柏井浄水場と高度浄水処理の年表

  1. 西側施設の建設開始

    印旛沼を水源とする新浄水場の工事に着手しました。

  2. 給水開始

    西側施設が1日270,000立方メートル規模で運転を開始しました。

  3. 需要増加に合わせて拡張

    人口増加に対応し、施設能力を段階的に増強しました。

  4. 印旛沼の臭気対策を強化

    藻類等に由来する臭気への対策として活性炭処理などを強化しました。

  5. 高度浄水処理を開始

    東側施設でオゾンと粒状活性炭を組み合わせた高度浄水処理を本格運用しました。

  6. 東西の水源系統を再編

    高度処理設備の運用に合わせ、印旛沼・利根川原水の処理系列を再編しました。

  7. 原水・浄水の水質結果を継続公表

    年度の速報値を含む水質検査結果が更新されています。

  8. 小学校社会科見学を実施

    予約制で施設概要・映像・場内見学を行う学習機会が設定されています。

見学・アクセス情報

柏井浄水場は学校の社会科見学を予約制で受け入れています。一般の自由入場施設ではありません。

見学対象
小学校の社会科見学
予約
事前予約制
2026年度実施期間
6月1日~10月30日の計画

最新の空き状況は公式ページを確認

柏井浄水場の実施曜日
月・水・金

祝日等を除く

所要時間
約1時間30分
内容
施設概要・映像・徒歩による場内見学

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

柏井浄水場の水質検査と高度処理

令和8年度(2026年度)公表状況

原水と処理後の水を継続検査し、高度浄水処理によって臭気・有機物への対応も行っています。

水質検査
原水・浄水を公表
2026年度速報
6月分まで公開

2026年8月19日更新時点

高度処理
オゾン処理
高度処理
粒状活性炭処理
水源
利根川・印旛沼
給水能力
530,000立方メートル/日

個別の測定値は月・原水系統で変化します。千葉県営水道の最新検査結果を確認してください。

よくある質問

柏井浄水場の水源はどこですか?

利根川と印旛沼の水を利用します。

処理能力はどのくらいですか?

現在の給水能力は1日530,000立方メートルです。

いつ給水を始めましたか?

西側施設が1968年7月に給水を開始しました。

高度浄水処理とは何ですか?

通常の凝集沈でん・急速ろ過に、オゾン処理と粒状活性炭処理を加えた処理です。

なぜ高度浄水処理を導入したのですか?

印旛沼原水の臭気など、通常処理だけでは対応しにくい水質課題へ対応するためです。

どの地域へ給水していますか?

千葉市、船橋市、市川市、浦安市、習志野市などへ給水します。

見学できますか?

小学校の社会科見学を予約制で受け入れています。一般の自由入場ではありません。

現在も使われていますか?

はい。千葉県営水道の基幹浄水場として稼働しています。

千葉県柏井浄水場を理解するための要点

本ページでは、千葉県柏井浄水場千葉県・千葉市浄水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
千葉県千葉市花見川区柏井町430
施設種別
浄水場
年代・供用状況
1965年西側施設着工、1968年7月給水開始、1980年4月東側高度浄水処理開始
構造・浄水方式
東・西2系列の凝集沈でん・急速ろ過施設、東側にオゾン・粒状活性炭高度浄水処理
公表された浄水能力等
給水能力530,000立方メートル/日

施設の機能と地域での役割

浄水施設は、水源から取り入れた原水の濁りや不純物を取り除き、水道水へ処理する工程を担います。施設固有の処理方式・能力・水源は本文の出典に基づいて確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「学校の社会科見学を事前予約制で受け入れる。2026年度の実施日・対象・申込条件は千葉県営水道の最新見学案内を確認する」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料4件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

千葉県千葉市花見川区柏井町430

地図を大きく見る ↗

ピンは公開されている登録住所を基にした位置の目安です。施設の管理区域には立ち入らないでください。

座標確認防災マップ掲載位置

関連タグ

#現役施設#利根川#印旛沼#高度浄水処理#オゾン#粒状活性炭#学校見学

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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