記念館見学可国登録有形文化財(建造物、1997年11月5日登録)

桐生市水道山記念館(旧配水事務所)

1932年の配水事務所を保存活用する桐生水道創設期の登録文化財

1932年に桐生市創設水道の配水事務所として建てられた木造平屋建の近代水道建築。1972年に事務所機能を終え、1985~1986年の改修後は水道山記念館として会議・研修等に利用される。1997年に国登録有形文化財となり、現在は9時~17時に無料で見学できる。

年代・現況1932年(昭和7年)建築、1972年配水事務所機能終了、1985~1986年改修
所在地桐生市
構造・形式木造平屋建・建築面積157平方メートル・スクラッチタイル張り・スペイン瓦葺
見学9時~17時、入館無料。月曜日・火曜日、…

桐生市創設水道の配水事務所

水道山記念館は、1932年に桐生市創設水道の配水事務所として水道山に建てられた。創設水道では渡良瀬川左岸の地下水を元宿浄水場で処理し、高区・低区配水池へポンプで送り、市街地へ自然流下で配水した。記念館は、この配水拠点の運転・管理を担った建物である。

スクラッチタイルとスペイン瓦

建物は木造平屋建、建築面積157平方メートル。外壁にはスクラッチタイルを使い、垂直線を強調した外観とスペイン瓦の屋根を組み合わせる。水道施設でありながら意匠性の高い近代建築で、1997年11月5日に「水道山記念館(旧配水事務所)」として国の登録有形文化財になった。

1972年に事務所としての役割を終了

配水事務所としての役割は1972年に終了した。その後、1985~1986年に改修工事を行い、「桐生市水道山記念館」として再出発した。現在は水道史を伝える建物であると同時に、市民の会議や研修にも利用されている。

創設水道の施設群と一体で理解する

水道山には高区・低区配水池など創設水道の施設が残り、元宿浄水場側にも旧事務所やポンプ室、急速ろ過場、調整池、接合井などの登録文化財が残る。記念館単体ではなく、取水・浄水・送水・配水をつないだ一連の近代水道施設の一部として見ると役割が分かりやすい。

2026年も市施設として管理

桐生市は2026年度からの水道山記念館の機械警備業務を発注しており、現在も市の施設として維持管理している。市の行政組織でも水道局総務課の出先機関として水道山記念館が位置付けられている。

無料で見学できる登録文化財

所在地は桐生市堤町一丁目5番7号。開館時間は9時から17時、入館無料で、月曜・火曜と12月29日~1月3日は休館する。現役の配水管理施設へ立ち入るのではなく、保存活用された旧配水事務所を見学できる施設である。

Deep research

桐生市の施設案内、国登録文化財資料、水道施設案内、2026年度の管理情報を照合し、1932年の旧配水事務所としての役割、創設水道との関係、建築的特徴、文化財登録、現在の公開条件まで整理しました。

最終確認:2026年9月5日

施設データを詳しく見る

建築年
1932年
旧用途
配水事務所
構造
木造平屋建
建築面積
157平方メートル
文化財
国登録有形文化財

1997年11月5日登録

開館
9:00〜17:00・無料

桐生市創設水道と水道山までの水の流れ

  1. 1

    元宿浄水場で原水を処理

    桐生市創設水道では渡良瀬川左岸の地下水を元宿浄水場へ集め、浄水処理しました。

  2. 2

    水道山へ送水

    処理した水をポンプで水道山の高区・低区配水池へ送水しました。

  3. 3

    配水池で水量を調整

    高低差のある市街地へ安定して配るため、水道山の配水池で需要変動を調整しました。

  4. 4

    自然流下で市街地へ

    配水池からは地形の高低差を利用して市街地へ配水しました。

  5. 5

    配水事務所が運転を管理

    現在の水道山記念館は、こうした配水施設の運転・管理を担った旧配水事務所です。

水道山記念館の保存・活用年表

  1. 桐生市創設水道の敷設工事に着手

    元宿浄水場、水道山配水池、送配水管などの整備が進められました。

  2. 配水事務所を建築

    水道山で配水施設を管理する事務所として現在の建物が完成しました。

  3. 配水事務所としての役割を終了

    運転管理体制の変化により、建物は事務所としての役割を終えました。

  4. 保存活用のため改修

    建物を改修し、水道山記念館として会議・研修・資料展示等に活用する施設へ転用しました。

  5. 国登録有形文化財に登録

    「水道山記念館(旧配水事務所)」として国の登録有形文化財となりました。

  6. 市施設として維持管理を継続

    機械警備業務などが発注され、公開施設として維持管理されています。

見学・アクセス情報

保存活用された旧配水事務所は一般に公開され、無料で見学できます。

開館時間
9:00〜17:00
入館料
無料
休館日
月曜日・火曜日
年末年始
12月29日〜1月3日休館
所在地
桐生市堤町一丁目5番7号
注意
周辺の現役水道管理施設へは立ち入らない

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

水質施設ではなく水道史を伝える記念館

2026年9月確認

水道山記念館そのものは現在の浄水処理施設ではないため、施設固有の水質検査値は設定しません。創設水道の配水管理を担った歴史的建築として扱います。

現在用途
記念館・会議・研修等
旧用途
配水事務所
関連施設
元宿浄水場・高区配水池・低区配水池
文化財登録
1997年

現在の桐生市水道の水質は、桐生市が公表する最新の水質検査結果を確認してください。

よくある質問

水道山記念館は何の建物ですか?

1932年に建てられた桐生市創設水道の旧配水事務所です。

国の文化財ですか?

はい。1997年11月5日に国登録有形文化財となりました。

建物の特徴は?

木造平屋建で、スクラッチタイルの外壁とスペイン瓦の屋根が特徴です。

現在も水道施設として使っていますか?

配水事務所としての役割は1972年に終了し、現在は記念館として保存活用されています。

見学できますか?

はい。9時から17時まで無料で見学でき、月曜・火曜と年末年始は休館です。

創設水道との関係は?

元宿浄水場で処理した水を水道山の配水池から市街地へ配る系統の管理拠点でした。

桐生市水道山記念館(旧配水事務所)を理解するための要点

本ページでは、桐生市水道山記念館(旧配水事務所)群馬県・桐生市記念館として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
群馬県桐生市堤町一丁目5番7号
施設種別
記念館
年代・供用状況
1932年(昭和7年)建築、1972年配水事務所機能終了、1985~1986年改修
構造・形式
木造平屋建・建築面積157平方メートル・スクラッチタイル張り・スペイン瓦葺
能力・規模
建築面積157平方メートル
文化財等
国登録有形文化財(建造物、1997年11月5日登録)

施設の役割と読み方

施設の用途や運用状況は種類ごとに異なります。上記の本文と出典を基に、名称・所在地・構造・沿革・地域との関係を確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「9時~17時、入館無料。月曜日・火曜日、12月29日~1月3日は休館」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料5件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

群馬県桐生市堤町一丁目5番7号

地図を大きく見る ↗

地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。

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関連タグ

#国登録有形文化財#昭和初期#創設水道#旧配水事務所#スクラッチタイル#見学可

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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