配水塔文化財指定旧配水塔は1996年12月20日、旧第3源井上屋水源地水槽は1997年5月7日に国登録有形文化財

高岡市清水町配水塔資料館

高岡近代水道の水源・貯水・配水施設を一体で残す水道公園

1931年6月完成、1958年3月に配水塔としての役割を終えた高岡近代水道のシンボル。旧配水塔・旧第3源井上屋・水源地水槽の3施設が国登録有形文化財で、旧配水塔1階は無料の水道資料館として公開されている。

年代・現況1929年4月着工、1931年6月完成、1958年3月休止、1993年6月資料館開館
所在地高岡市
構造・形式旧配水塔は全高29.7メートル・5階建て。1~4階は鉄筋コンクリート円筒形(直径9.29メートル)、5階は銅板張り加工円筒形の貯水槽部(直径11.4メートル)。旧第3源井上屋と半地下式の水源地水槽も現存
見学10時~16時、入館無料。月・土・日曜日…

高岡近代水道の発祥地に残る3施設

清水町配水塔資料館は、高岡市清水町1丁目7番30号の清水町水道公園内にある。高岡市の資料では、1928年に上水道敷設工事へ着手し、1931年に完成した創設水道の施設群として、旧配水塔・旧第3源井上屋・水源地水槽が残る。旧配水塔そのものは1929年4月に着工し、1931年6月に完成した。

全高29.7メートルの5階建て配水塔

旧配水塔は全高29.7メートルの5階建てで、1~4階は鉄筋コンクリート造の円筒形、直径9.29メートル。5階は直径11.4メートルの銅板張り加工円筒形で、貯水槽部となっている。窓や1階入口には洋風のアーチ意匠が使われ、犬養毅の毛筆「恵澤萬年」を御影石へ刻んだ額も設けられている。

地下水をくみ上げた旧第3源井上屋

旧第3源井上屋は、地下水をくみ上げていた源井の上に建つ施設である。高岡市の現行案内では、源井は深さ7.5メートル、内径3.0メートル。上屋は筒形の鉄筋コンクリート造で、内面に止水モルタルとアスファルトによる防水加工が施されている。

半地下式の水源地水槽は災害時にも利用

水源地水槽は旧配水池で、鉄筋コンクリート造の半地下式貯水槽。長さ30.2メートル、幅22.7メートル、高さ3.0メートルと案内されている。現在は飲用水の配水施設としてではなく、地震などの災害時に雑用水として利用できる施設に位置付けられている。

1958年休止後、水道公園と資料館へ

旧配水塔は1958年3月に配水塔としての使用を休止した。高岡市の水道事業沿革では、1974年6月30日に清水町水道公園の築造工事が完成。1985年5月には富山県で唯一「近代水道百選」に選ばれ、1993年6月から旧配水塔1階を資料館として活用している。館内には通水当時の工事写真、装置、工具などが展示される。

3施設すべてが国登録有形文化財

旧配水塔は1996年12月20日、旧第3源井上屋と水源地水槽は1997年5月7日に国登録有形文化財となった。高岡市の2026年7月更新文化財一覧でも、3施設はいずれも高岡市水道局が所有・管理する登録有形文化財として掲載されている。

現在の開館条件

開館時間は10時から16時、入館無料。休館日は月・土・日曜日、祝日と12月1日から2月末日までの冬期間で、水道週間の6月1日から7日は月曜日も開館する。降雪・積雪が多い場合は冬期休館が3月末まで延長されることがあり、荒天時なども予告なく休館する場合がある。当面の間、団体来館は遠慮するよう案内されている。

Deep research

高岡市の現行施設案内、文化財一覧、水道事業沿革を照合し、1931年完成の旧配水塔、地下水をくみ上げた旧第3源井上屋、半地下式の水源地水槽の構造と役割、1958年の配水塔休止、1974年の水道公園整備、近代水道百選、資料館開館、国登録有形文化財、現在の開館条件まで整理しました。

最終確認:2026年10月2日

施設データを詳しく見る

旧配水塔完成
1931年6月
配水塔休止
1958年3月
旧配水塔
全高29.7m・5階建て
旧第3源井
深さ7.5m・内径3.0m
水源地水槽
30.2m×22.7m×高さ3.0m
構成文化財
3施設

旧配水塔・旧第3源井上屋・水源地水槽

開館時間
10:00~16:00
入館料
無料

高岡創設水道を構成した水源・貯水・配水施設の役割

  1. 1

    地下水をくみ上げる施設

    旧第3源井上屋は、深さ7.5メートル・内径3.0メートルの源井の上に建てられた施設です。創設水道で地下水をくみ上げる役割を担いました。

  2. 2

    半地下式の水槽に水を蓄える

    水源地水槽は旧配水池で、鉄筋コンクリート造の半地下式貯水槽です。長さ30.2メートル、幅22.7メートル、高さ3.0メートルです。

  3. 3

    配水塔が市街地への配水を担う

    旧配水塔は高岡市の近代水道の発祥地に建てられ、水道のシンボルとして市街地への給水を支えました。

  4. 4

    1958年に配水塔として休止

    旧配水塔は1958年3月に水道施設としての役割を終え、歴史的施設として保存されました。

  5. 5

    現在は資料館として公開

    1993年6月から旧配水塔1階で、通水当時の工事写真、装置、工具などを展示しています。

  6. 6

    水源地水槽は災害時の雑用水に利用

    水源地水槽は現在、地震などの災害が発生した場合に雑用水として利用できる施設に位置付けられています。

清水町配水塔資料館の整備・保存年表

  1. 高岡市が上水道敷設工事に着手

    高岡市の歴史資料では、中心市街地の給水課題に対応するため上水道敷設工事が始まったとされています。

  2. 旧配水塔着工

    創設水道の主要施設として旧配水塔の建設が始まりました。

  3. 旧配水塔完成

    高岡近代水道を象徴する配水塔が完成しました。

  4. 配水塔として休止

    旧配水塔は配水施設としての使用を終えました。

  5. 清水町水道公園完成

    高岡市の水道事業沿革に、清水町水道公園築造工事の完成が記録されています。

  6. 近代水道百選

    富山県で唯一、近代水道百選に選ばれました。

  7. 資料館開館

    旧配水塔1階を利用し、水道の歴史資料を公開する資料館として開館しました。

  8. 旧配水塔が国登録有形文化財

    旧配水塔が登録有形文化財となりました。

  9. 旧第3源井上屋・水源地水槽も登録

    残る2施設も国登録有形文化財となり、3施設が文化財として保存されています。

  10. 文化財・資料館として継続公開

    2026年更新の高岡市文化財一覧でも3施設の登録が確認でき、資料館の公開も続いています。

見学・アクセス情報

旧配水塔1階の資料館は無料で公開されています。冬期や荒天時などは休館条件があるため、訪問時は高岡市の最新案内を確認する必要があります。

開館時間
10:00~16:00
入館料
無料
休館日
月・土・日曜日、祝日
冬期休館
12月1日~2月末日

降雪・積雪が多い場合は3月末まで延長あり

水道週間
6月1日~7日は月曜日も開館
荒天時
予告なく休館する場合あり
団体
当面の間、団体来館は遠慮するよう案内
所在地
高岡市清水町1丁目7番30号

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

現在の施設用途と災害時利用

2026年確認

旧配水塔は現在の飲用水処理・配水施設ではなく、水道資料館・文化財として保存されています。水源地水槽は災害時の雑用水利用が案内されています。

旧配水塔
水道資料館・国登録有形文化財
旧第3源井上屋
国登録有形文化財
水源地水槽
国登録有形文化財・災害時雑用水
現行飲用水質
この施設へ直接帰属させない

現在の高岡市水道の飲用水質は、現役の水源・浄水・配水系統に対する最新の公式水質情報を確認してください。

よくある質問

現在も配水塔として使われていますか?

いいえ。旧配水塔は1958年3月に配水施設としての役割を終え、現在は水道資料館・文化財として保存されています。

配水塔の高さは?

全高29.7メートルです。1~4階は直径9.29メートルの鉄筋コンクリート円筒形、5階は直径11.4メートルの貯水槽部です。

旧第3源井はどのくらいの深さですか?

高岡市の現行案内では、深さ7.5メートル、内径3.0メートルです。

水源地水槽はどのくらいの大きさですか?

長さ30.2メートル、幅22.7メートル、高さ3.0メートルの半地下式貯水槽です。

文化財はいくつありますか?

旧配水塔、旧第3源井上屋、水源地水槽の3施設が国登録有形文化財です。

災害時にも使われますか?

水源地水槽は、地震などの災害時に雑用水として利用できると高岡市が案内しています。

見学できますか?

はい。旧配水塔1階の資料館は原則10時~16時、入館無料です。休館日、冬期休館、荒天時の臨時休館があります。

何が展示されていますか?

高岡市は、通水当時の工事写真、装置、工具などを展示していると案内しています。

高岡市清水町配水塔資料館を理解するための要点

本ページでは、高岡市清水町配水塔資料館を富山県・高岡市の配水塔として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
富山県高岡市清水町1丁目7番30号
施設種別
配水塔
年代・供用状況
1929年4月着工、1931年6月完成、1958年3月休止、1993年6月資料館開館
構造・形式
旧配水塔は全高29.7メートル・5階建て。1~4階は鉄筋コンクリート円筒形(直径9.29メートル)、5階は銅板張り加工円筒形の貯水槽部(直径11.4メートル)。旧第3源井上屋と半地下式の水源地水槽も現存
文化財等
旧配水塔は1996年12月20日、旧第3源井上屋・水源地水槽は1997年5月7日に国登録有形文化財

施設の機能と地域での役割

配水・給水施設は、水を一時的に蓄え、需要や水圧を調整しながら地域へ届ける役割を担います。用途、対象区域、構造は施設ごとの資料で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「10時~16時、入館無料。月・土・日曜日、祝日、冬期間(12月1日~2月末日)は休館。水道週間(6月1日~7日)は月曜日も開館。積雪・荒天時は臨時休館の場合あり。当面、団体来館は遠慮するよう案内」です。現況や公開条件は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、施設の管理区域や私有地には立ち入らないでください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料4件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

富山県高岡市清水町1丁目7番30号

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地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。

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関連タグ

#国登録有形文化財#近代水道百選#昭和初期#配水塔#地下水#水道資料館#水道公園#見学可

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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