配水池・配水塔・給水施設の一覧
浄水を貯留・調整して地域へ届ける配水池、配水場、配水塔、給水塔などの施設。 このカテゴリーに該当する記事・施設を一覧で掲載しています。
87 件
函館市元町配水場 中区配水池
1889年に函館水道創設時の施設として完成し、現在も元町配水場で使用される日本最古の現役配水池。有効容量4,743立方メートルで、1923年に鉄筋コンクリート製の蓋と中間壁を追加して2池化した。函館山周辺の約1万人へ給水し、元町配水場は春から11月23日まで季節公開される。
函館市元町配水場
1889年完成の中区配水池と1896年完成の高区配水池を現役使用する函館水道創設期の配水場。中区4,743立方メートル、高区2,765立方メートルを貯留し、函館山周辺の市民約1万人へ水を届ける。場内は季節公開されている。
名古屋市東山給水塔
1930年3月に名古屋市東部丘陵地の水圧確保を目的として東山配水塔が完成。1973年に通常配水を終え、1979年から東山給水塔として災害時用に再利用される。高さ37.85mの鉄筋コンクリート造で、建設時の容量313m³と現在の応急給水用300m³を時点別に区別する。2020年に景観重要建造物へ移行し、現在は場内工事のため一般開放予定なし。
豊橋市上水道施設多米配水場旧配水池
1929年に建設された鉄筋コンクリート造の有蓋半地下式配水池。昭和前期の浄水施設構成を伝える国登録有形文化財で、通常は立入できない多米配水場が年1回公開される際に見学機会がある。
豊橋市下条給水所
1979年に「下条第二給水所」として給水を開始し、1982年に旧下条給水所を統合して現在の下条給水所となった地下水系施設。現行施設案内と令和6年度年報では深井戸7井・配水能力9,900立方メートル/日で、PC造5,700立方メートルの浄水池1池を備える。令和8年度水質検査計画では地下水を消毒のみで給水し、下条給水所浄水池と下条東町字北ヶ谷の給水栓で水質を確認する。
豊橋市北部配水場
1979年供用のPC造2,000立方メートル配水池と、2012年供用のPC造1,500立方メートル北部配水塔からなる豊橋市北部の現役配水施設。県営豊橋浄水場系の浄水を県権現調整池から受け、配水塔整備に合わせてポンプ加圧方式から自然流下方式へ変更した。令和8年度水質検査計画の施設能力は1日2,400立方メートル、防災計画の配水能力は1日2,600立方メートルと公式資料間で値が異なるため、両者を区別して掲載する。
豊橋市南部配水場
1981年と2004年に供用したPC造10,000立方メートル配水池2池を備える豊橋市南部の現役配水場。豊川用水の万場調整池を水源とする愛知県豊橋南部浄水場系の浄水を受け、令和8年度の施設能力は1日30,000立方メートル。防災計画では総容量20,000立方メートルのうち10,000立方メートルを応急給水容量として確保し、非常用発電と応急給水設備を備える。
豊橋市東部配水場
2020年11月26日に供用を開始した豊橋市東部配水場。愛知県企業庁の豊橋南部浄水場系から県城下広域調整池を経て浄水を受け、PC造2,500立方メートルの配水池2池、合計5,000立方メートルを備える。令和8年度の現行施設能力は1日3,000立方メートルで、うち2,500立方メートルを応急給水容量として確保し、応急給水栓1基とディーゼル非常用発電機を備える。
桑名市諸戸水道給水塔
桑名市太一丸に残る諸戸水道の給水塔。煉瓦造の八角形基部と円筒形塔体からなり、直径3.4メートル、全高5.0メートル。本体下面には3本の鋳鉄管が残る。桑名市は、邸内への給水と余剰水を公衆へ開放するための貯水槽だったと説明している。給水塔単体の建設年と容量は現行公式資料では確認できない。
旧住吉浄水場配水池
接合井を経た水を2つの池に計7,000トン貯蔵した1931年完成の配水池。浄水場廃止後も2019年3月まで使用された国登録有形文化財。
旧野方配水塔
荒玉水道の配水施設として1929年に完成した高さ約34メートルの鉄筋コンクリート造配水塔。現在は中野区立みずのとう公園に保存され、国登録有形文化財として公開されている。
馬込給水所の給水塔
大田区西馬込の高台に並ぶ東京都水道局の給水塔2基。第一給水塔は1951年、第二給水塔は1954年に完成し、現在も配水と災害時給水を担う。
旧大谷口給水所配水塔と現大谷口給水所
荒玉水道町村組合が1931年に建設した旧大谷口配水塔と、その外観イメージを継承して2011年に完成した現大谷口給水所を記録する。旧塔は2005年に解体された。
立飛の給水塔
立川飛行機の工場給水設備として1938年に建設された鉄筋コンクリート造給水塔。立飛ホールディングスの敷地に同系統の2基が残り、航空機産業と戦争の記憶を伝える。
都営狛江アパートの給水塔
1968年に完成した大規模な都営狛江アパートの中央部に設けられた団地給水塔。狛江市の「まちの魅力百選」で団地のシンボルとして記録されている。
多摩川住宅の給水塔群
調布市と狛江市にまたがる多摩川住宅に整備された給水塔群。都市計画資料には給水塔5基が記録され、約3,874戸の大規模団地を支えた。
都営辰巳一丁目団地8街区給水塔
都営辰巳一丁目アパート8街区に残る円盤形の団地給水塔。高度経済成長期に造成された湾岸大団地の給水設備で、江東区の防災資料にも給水槽として掲載される。
町田木曽住宅の給水塔群
1969年に入居を開始したJKK東京・町田木曽住宅の給水塔群。4,736戸の大団地に複数の塔が置かれたが、直結増圧方式への転換に伴い段階的に解体されている。
町田山崎団地の給水塔
1968年に入居を開始したUR町田山崎団地の給水塔。団地内外の目印となり、現在も「給水塔前」のバス停名にその存在が刻まれている。
鶴川団地の給水塔群
町田市鶴川の丘陵地に整備されたUR鶴川団地の給水塔群。複数街区に同系統の塔が配置され、「給水塔前」のバス停名にも団地設備の記憶が残る。
都営桐ケ丘団地の給水塔
旧陸軍用地に戦後建設された大規模都営桐ケ丘団地の給水塔。団地景観を象徴してきたが、1990年代から続く建替事業のため最新の残存状況確認が必要である。
東京学芸大学東門の旧給水塔
旧陸軍技術研究所が小金井に設け、戦後は小金井町営水道の水源施設として使われた給水塔。1970年前後に解体されたが、水源は貫井北第一号水源として継承された。
羽村市第1配水場配水塔
羽村市緑ヶ丘の第1配水場にある高さ34.6mの現役配水塔。下部配水池から揚水した水を上部の高架水槽に貯め、自然流下で市東部へ配水する。毎月1日(休日を除く)は市の案内により塔上へ登る見学ができる。
羽村市第2配水場の高区・低区配水塔
羽村市小作台にある高区・低区2基の配水塔。高区は高さ30メートル・4,230立方メートル、低区は高さ10メートル・6,470立方メートルで地形別に配水する。
旧ひばりが丘団地給水塔
1959年に管理開始した旧ひばりが丘団地で、井戸とともに2,714戸の生活を支えた鋼製給水塔。URの再生資料にも「ランドマーク」として記録される。
旧阿佐ヶ谷住宅給水塔
1958年に分譲された阿佐ヶ谷住宅で給水を担った独立給水塔。1966年に高置水槽方式へ役割を譲った後も景観の象徴として残り、2013年に解体された。
百草団地給水塔(三沢配水所)
日野市百草団地の高台に立つ東京都水道局三沢配水所の給水塔。急斜面を生かした団地景観の上にそびえ、日野市の「日野の宝」にも掲載される。
連光寺配水所の配水塔
多摩市連光寺の高台に並ぶ2基の配水塔。多摩ニュータウン開発期から市内各地の目印となり、パルテノン多摩の地域資料にも繰り返し記録される。
愛宕配水所の配水塔
多摩市愛宕の高台にある東京都水道局の配水所と配水塔。多摩市地域防災計画では配水池3,420立方メートル、災害時確保水量1,140立方メートルの給水拠点とされる。
旧赤羽台団地給水塔
1962年に完成した旧赤羽台団地で3,373戸を支えた給水塔。団地建替えに伴い撤去されたが、旧団地の一部はURまちとくらしのミュージアムとして保存される。
白鬚東地区防災拠点の貯水施設
墨田区堤通の防災団地に組み込まれた大規模貯水施設。東京都資料では約3,000立方メートルの施設として整備され、現在は2,700立方メートルを給水拠点に位置付ける。
鑓水小山給水所の給水塔
町田市小山ヶ丘の多摩ニュータウン西部を支える東京都水道局の給水所。地域の交差点名「小山給水塔南」にも塔の存在が刻まれている。
舞洲給水塔
大阪市此花区の人工島・舞洲に立つ現役給水塔。高さ56.55メートル、500立方メートルのドーナツ形水槽を備え、柴島浄水場系の配水と水質管理を担う。
旧東京第二陸軍造兵廠深谷製造所給水塔
深谷市原郷に残る旧陸軍施設の給水塔。1944年頃の鉄筋コンクリート造、高さ18メートルで、軍施設への給水、松根油装置、戦後の住宅転用という履歴を持つ国登録有形文化財。
駒沢給水所配水塔
1924年に完成した駒沢給水所の鉄筋コンクリート造配水塔2基。配水塔としての機能を休止した現在は、災害時の応急給水用水槽として使われている非公開施設である。
横浜市旧野毛山配水池
野毛山浄水場跡に1930年に築造され、2001年に使用を終えた地下配水池。容量11,500立方メートルで、現在は上部が野毛山公園の一部として利用されている。
成田市山口配水場
1998年3月に完成し、同年4月に供用を始めた成田市の配水拠点。印旛広域水道用水供給事業から受水し、容量3,100立方メートルの配水池2池と配水ポンプ3台を備える。令和8年度は団体向け予約見学を受け付けている。
さいたま市大宮配水場
1937年1月11日竣工のさいたま市大宮配水場。創設時は地下水を水源とする浄水場として給水を始め、1999年12月21日に県営大久保浄水場からの受水設備を加えて配水場へ更新された。現在は深井戸3井、ろ水能力13,000立方メートル/日、配水池18,000立方メートル、1,000kVA非常用発電、50kW小水力発電、緊急遮断弁、住民用給水栓を備え、1日37,600立方メートルを配水する。
さいたま市西部配水場
1968年3月竣工・給水開始のさいたま市西部配水場。県営大久保浄水場からの受水と深井戸5井の地下水を組み合わせ、1日84,400立方メートルを配水する。配水池は15,000立方メートル1池と10,000立方メートル2池の計35,000立方メートルで、1,500kVA非常用発電設備と3基の緊急遮断弁を備える。
さいたま市新都心配水場
2000年3月10日竣工のさいたま市新都心配水場。県営大久保浄水場から浄水を受け、地下の5,500立方メートル配水池2池へ貯留して1日14,000立方メートルを配水する。ほとんどの設備を地下に配置し、地上部は新都心東広場として利用される。625kVA非常用発電設備と住民用給水栓を備え、2024~2026年度には配水ポンプ更新事業が進められている。
高崎市正観寺配水場
群馬県企業局の県央第一水道から浄水を受け、高崎地域北部・東部を中心に自然流下で給水する現役配水場。2000年と2001年に完成した2基の配水塔は総貯水量52,000立方メートルで、うち25,000立方メートルを緊急貯水量として確保する。高崎市は2基合計の貯水量を関東最大規模と案内している。
青森市天田内配水所
1979年7月完成の青森市天田内配水所。天田内地区の深さ約200~400メートルの深井戸16本から地下水を取り、塩素消毒後、PCタンク式5,000立方メートル2池へ貯留して主に市内西部・北部へ配水する。公称施設能力は日量27,000立方メートルで、地震感知式緊急遮断弁や200kVA非常用発電設備も備える。
青森市原別配水所
1979年11月完成の青森市原別配水所。浅井戸地下水をエアレーションと塩素消毒で処理し、市内東部を中心に給水する現役無人施設。施設紹介上の公称能力は24,200立方メートル/日だが、令和8年度水質検査計画では浅井戸6本・現有施設能力18,600立方メートル/日として管理されている。
秋田市平尾鳥配水池
秋田市雄和平尾鳥にある容量726立方メートルの現役配水池。PC造1池で、雄和ポンプ場から送られる水を受け、平尾鳥配水系の地域給水を支える。
高岡市清水町配水塔資料館
1931年6月完成、1958年3月に配水塔としての役割を終えた高岡近代水道のシンボル。旧配水塔・旧第3源井上屋・水源地水槽の3施設が国登録有形文化財で、旧配水塔1階は無料の水道資料館として公開されている。
高岡市伏木配水場
能町ポンプ場から圧送された水を5,500立方メートルの配水池群に蓄え、伏木・太田地区へ自然流下で給水する高岡市の現役配水場。低区4,500立方メートル、高区1,000立方メートルを備え、1日の配水能力は11,150立方メートル。低区には緊急遮断弁、高区には2009年度更新の耐震構造配水池がある。
札幌市大倉山配水池
大倉山シャンツェ内にある札幌市水道局の高区配水池。1996年7月通水、各915m³の2池で全有効容量1,830m³。2024年度の配水実績の日最大は640m³/日で、緊急遮断弁によって災害時には別指標の確保水量500m³を備える。2016年通水の大倉山ポンプ場は別の送水施設として区別する。
仙台市北山配水所
仙台市太白区秋保町馬場字北山8にある現役配水所。300m³の配水池3池、合計900m³を備え、西部の水道系統から届く水を馬場・長袋地区などへ配水する。2025年度には次亜塩素酸ナトリウム注入設備の更新工事が計画され、2026年度の水道局資料にも送配水施設として掲載されている。
仙台市荒巻配水池入口
仙台市青葉区国見三丁目6-1地先にある、1923年(大正12年)建設の仙台市創設水道の配水池中央監視廊入口。文化庁は幅4.5m、高さ2.7m、鉄筋コンクリート造、コンクリートブロックによるアーチと葉状浮彫を持つ1基を1999年6月7日に国登録有形文化財とした。入口自体は水を貯留する配水池ではない。荒巻配水所は別途2019年にステンレス製の設備へ更新され、2026年の災害時給水施設一覧にも掲載される。
浜田樹苗園給水塔(日本麻紡績株式会社給水塔)
日本麻紡績株式会社の工場用給水塔として建設され、爆心地から2,830メートルで被爆した施設。給水塔と井戸は広島市西区の浜田樹苗園で現在も使用されている。
呉市宮原浄水場低区配水池
1890年に旧海軍が築造した呉市宮原浄水場低区配水池。休山西麓の高台にある煉瓦造上屋付き配水池で、国登録有形文化財として一般非公開で保存されている。
福山市旧佐波浄水場配水池
1925年9月に旧佐波浄水場の施設として完成した地下配水池。幅15.2メートル、長さ27.3メートル、深さ3.8メートルの2池で、当時約8時間分の浄水を貯留した。側壁をイギリス積の煉瓦で覆い、2013年に浄水井上屋・門とともに国登録有形文化財となった。現在は佐波城山公園内で外観を見学できる。
萩市新配水池(上野配水池更新事業)
老朽化した上野配水池5池のうち3池を更新するため、中津江地内に建設中のステンレス鋼製配水池。有効容量5,280立方メートルで、2028年度以降の供用を目指す。
宇部市桃山配水計量室
1924年建築、桃山配水池から市街地へ自然流下で送る水量を計測した八角形の配水計量室。1997年に国登録有形文化財となった。
倉吉市上井配水池
倉吉市上井830番地14外にある現役配水池。第2次拡張事業(1960~1962年)で600m³を新設、第5次拡張事業(1971~1979年)で2,000m³を増設した。現行施設一覧の総貯水量は2,600m³。上井・上余戸系統には東巌城町や八屋、大原の地下水・伏流水系統が関わり、浄水・消毒後の水を送水する。2012年度には上井配水池の緊急遮断弁1基を購入。2025年3月経営戦略は2019年度耐震診断結果を踏まえ、2026~2028年度に新設更新する計画を記載するが、新施設の竣工・新容量を確定するものではない。
倉吉市和田配水池
倉吉市和田856番地2外に所在する現役の配水池。倉吉市の2025年版市勢要覧は1975年に完成したと記録し、公式施設一覧は貯水量1,000m³とする。第5次拡張事業で増加する水需要に対応して整備され、2024年度水安全計画では円谷町水源地を含む米田町系統の二次配水池として和田受水槽と区別して登場する。地域防災計画の2021年時点の台帳には1998年設置の緊急遮断弁が記載され、2024年度決算では和田配水池の流量計取替工事の完成・検査が記録されている。
倉吉市米田町配水池
倉吉市米田町568番地5外に所在する現役配水池で、市公式施設一覧の貯水量は3,000m³。1971~1979年の第5次拡張事業で新設され、円谷町水源地からの地下水を消毒して送る米田町系統を構成する。市の地域防災計画は1997年設置の緊急遮断弁を記載。2014年度の水位計と2015年度の遮断弁制御装置の取得記録があり、2016年鳥取県中部地震で被災した米田町配水池等については、2017年9月に災害復旧工事の完成・検査が記録されている。
若桜鉄道若桜駅給水塔
1930年の若桜駅開業時に整備された蒸気機関車用給水塔。鉄筋コンクリート造基礎に鉄製円筒水槽を載せる建築面積18平方メートルの施設で、2008年に国の登録有形文化財となった。
松本市城山配水地
1968年と1985年に完成した6,000立方メートル2池を運用する松本市の現役配水地。創設水道の接合井・旧配水池も場内に残り、事前申込みによる平日の施設見学を受け付ける。
松本市上下水道局城山配水地旧配水池
1923年頃に築かれ、島内第一水源地の水を市街地へ自然流下させた創設水道の旧配水池。約36メートル四方のコンクリート造覆土式施設で、国登録有形文化財として現存する。
松本市蟻ヶ崎配水地
松本市宮渕3丁目にある現役配水地。1963年3月・1964年3月に2,500m³の配水池が各1池完成し、1986年3月に5,000m³の1池を増設。合計3池・10,000m³を備え、災害時には給水車への補水基地と緊急給水栓設置拠点に位置付けられる。直接の受水元は公式公開資料で特定できない。
甲府市中区配水池更新事業
甲府市創設水道から続く中区配水池の更新事業。愛宕町327番地で容量3,000立方メートルのステンレス鋼板製配水池を整備し、2026年8月31日までの工期で既設池の更新を進める。
福井市足羽山配水池
福井市足羽1丁目8番35号の足羽山にある現役配水池。1924年9月の創設水道給水開始を支えた歴史を持つが、現行のRC造2池は後年の改築を経ており、1924年竣工の池体がそのまま残るとはいえない。一本木浄水場から地下水系の処理水を受け、合計7,300m³を貯留して自然流下配水する。2026年の水道BCPは2026〜2028年度に耐震化予定と記載し、完成済みとはしていない。
福井市丸山配水池
戦災・福井地震後の水道第一次拡張事業で1954年10月竣工。鉄筋コンクリート造1池・建設時容量1,150m³で、丸山第1・第2水源井の開発とともに市東部の給水体制を支えた。1992年に丸山浄水場が完成し、1993年に除鉄・除マンガン設備が稼働。丸山水系の取水施設・浄水場・配水池は2019年5月に廃止されたが、池体の現存・撤去、見学条件は確認できない。
福井市原目配水池
福井市原目町の原目山にある現役配水池。1965年12月着工、1967年7月完成の既設RC造2池は5,000m³×2池・計10,000m³。九頭竜浄水場からの浄水を市街地と福井赤十字病院などへ配水する。2025~2030年の更新事業では片池を運用しながら新設7,500m³×2池・計15,000m³へ更新する計画だが、2026年度BCP上は耐震化未完で、計画容量は現有容量ではない。
森田配水塔(マイアクア)
2008年3月に森田浄水場とともに完成し、同年4月から供給を始めた福井市の現役配水塔。森田水系の地下水を塩素消毒して受け、上部2,000立方メートル・下部900立方メートルの水槽を備える。2階の「マイアクア」は無料公開されている。
福井市九頭竜第1配水池
福井市北野下町の九頭竜浄水場区域に位置する現役配水池。2017年7月に九頭竜浄水場送水ポンプ場とともに完成し、プレストレストコンクリート(PC)造7,500m³×2池、合計15,000m³を備える。市の地域防災計画では運搬給水拠点に指定。令和8年度水道BCPでは耐震化「済」だが、想定震度7・液状化可能性「高い」、想定最大規模の洪水浸水0.5~3.0m未満も示される。浄水場見学の案内はあるが、配水池本体への自由入場とは異なる。
高知市三里配水池
高知市池2056番地5にある三里地区の現役配水池。高知市の広報は2022年7月完成・同年8月供用開始、PC造の1号池2,000m³・2号池1,000m³、合計3,000m³を記載する。1号池に緊急遮断弁(工事記録ではφ400mm)を備え、平時の給水安定と災害時の応急給水の拠点を兼ねる。市議会・事業資料は針木浄水場から約11km送水を受ける三里地区の課題や高知医療センター向けルートの重要性も説明する。県の緊急遮断弁台帳の容量1,700m³は、池全体の公称貯水容量3,000m³と区別する。
久留米市藤山配水場
藤山町115番地5にある久留米市の現役配水場。1985年に第一期築造工事が完成し、1987年に藤山配水系が給水を開始した。8,000m³×2池・合計16,000m³を備え、県南広域水道企業団から受水して中圧区域へ自然流下で配水、高良内配水池へは送水ポンプで送る。1号池緊急遮断弁、ガスタービン発電設備、残留塩素計などを運転管理仕様書で確認できる。
北九州市足立配水池
北九州市上下水道局の令和5年度年報に、小倉南区湯川二丁目の配水池2池・各6,660m³(合計13,320m³)として掲載。葛牧分岐からの送水管(延長3,343m、φ700mm)も同資料で確認できる。過去には配水ブロック再編に伴う条件付き廃止方針が示されたが、廃止完了の一次資料は確認できない。2026年度の「足立」給水栓水質検査地点は桜丘市民センター。
大阪市大手前配水場
1893年完成とする大阪市公式施設紹介と、別資料の1895年建設表記を区別。大阪城内の現役配水場で、令和6年度水道局事業年報では鉄筋コンクリート配水池3池・全有効容量33,700m³、2021年設置の横軸両吸込うず巻ポンプ3台を公表。2022年度土木学会選奨土木遺産の施設群を構成する。
舞鶴旧鎮守府水道施設 旧第一配水池
1901年に旧海軍の舞鶴鎮守府水道施設として建設され、1964年まで使用された旧第一配水池。煉瓦造・面積551平方メートル、木造上屋付きで、2003年に国の重要文化財に指定された。
舞鶴旧鎮守府水道施設 旧第二配水池
1901年に築かれた舞鶴旧鎮守府水道施設の煉瓦造配水池。面積551平方メートルで木造上屋、送水・排砂設備を含み、2003年に重要文化財へ指定された。北吸配水池は外観のみ公開されている。
奈良市高地区配水池
1922年に給水を開始した奈良市創設水道の施設群に含まれる配水池。奈良阪計量器室などとともに創設期の姿を伝え、2017年に「奈良市水道関連施設群」として土木学会選奨土木遺産に選定された。
豊中市柴原配水場
1951年竣工、1962年増設、2001年に新耐震基準で更新された豊中市待兼山町の配水場。二槽式PCタンクの有効容量は合計10,000m³。猪名川伏流水に由来する自己水と大阪広域水道企業団三島浄水施設系の水を受水し、市内中北部へ自然流下で配る。災害時給水拠点にも指定される。
京都市蹴上浄水場第一高区配水池
1912年に京都市創設水道の一部として建設された蹴上浄水場第一高区配水池。創設期の蹴上浄水場で唯一残る施設で、入口部にはゴシック風の煉瓦造上屋が残る。老朽化に伴う改良では曳家工法で歴史的外観を保存し、2025年8月27日に琵琶湖疏水施設の一部として国の重要文化財に指定された。
旧朝日町浄水場配水塔
1923年10月25日に完成し、1924年1月1日の給水開始から1966年7月8日の朝日町浄水場廃止まで高砂町への配水を担った鋼製配水塔。リベット接合の6本の鉄脚が直径6.0メートル・水深8.8メートル・容量200立方メートルの円筒形水槽を支える。官営八幡製鉄所製の鋼材を使い、川崎造船所が組立加工した。2003年3月18日に国登録有形文化財となり、現在は高砂市文化会館駐車場のシンボルとして保存される。
和歌山市真砂配水場
1925年から約95年間使われた真砂浄水場の機能を再編し、2019年に完成した現役配水場。加納浄水場の水を受ける容量7,000m³・配水能力14,000m³/日の施設として、中心部の安定給水と災害対応を担う。
和歌山市城内給水場
和歌山市一番丁3にある大正14年(1925年)稼働の給水場。1976年に無人化し、2025年10月更新の市施設一覧には施設能力5,583m³/日として掲載。市の水道ビジョンは配水区域再編に伴う将来の廃止を計画するが、廃止・解体済みとは確認できない。
和歌山市新和歌浦配水池
1936年稼働、1998年改築の和歌山市西浜の現役配水池。容量2,000立方メートルで、大浦ポンプ所から受けた水を和歌浦・雑賀崎方面へ配る。
和歌山市花山配水池
和歌山市鳴神字寺内383番地17にある出島浄水場系統の現役配水池。1967年(昭和42年)稼働、敷地面積8,230m²、公称容量10,000m³。紀の川の表流水を出島浄水場で処理した水を、出島水系の送配水網で一時貯留・調整する。水道ビジョン2024は和佐・真砂配水区域を広げ、花山配水区域を2032年度までに縮小する計画を掲げるが、配水池自体の廃止や撤去を決定したとは書かない。
千葉県営水道 園生給水場
千葉市稲毛区にある千葉県営水道の給水場。県公表の配水池容量は25,700m³で、千葉市中央区弁天町・中央、稲毛区小仲台・園生町を主な給水区域に含む。浄水された水の水量・水圧を調整する施設で、2026年6月の県公式一覧では災害時の応急給水拠点にも掲載されている。
千葉県営水道 幕張給水場
千葉市美浜区にある千葉県営水道の給水場。県公表の配水池容量は90,000m³で、千葉市美浜区高洲・花見川区幕張町、船橋市高瀬町、習志野市袖ヶ浦を主な給水区域に含む。浄水された水の水量・水圧を調整する施設で、2026年6月の県公式一覧では災害時の応急給水拠点にも掲載されている。
青森市花岡配水場
青森市浪岡地区にある、津軽広域水道企業団からの浄水を受けて一時貯留し、地域へ届ける配水施設。浅瀬石川ダムに由来する水が広域水道の浄水処理を経て到着する。1988年11月に浪岡町が広域水道からの受水を始め、2010年5月には花岡配水場の配水池増設が完成した。
青森市旧油川配水所
青森市北部地区へ水を送っていた旧配水所。1966年に完成し、2019年12月に配水を停止、2020年6月30日に廃止された。青森市は老朽化と更新費、水需要の変化を理由として説明する。現在の北部地区の配水は天田内配水所が担い、旧施設の現在の解体状況は別途確認が必要。
千葉県営水道 誉田給水場
千葉県企業局が運営する千葉市緑区の給水場で、千葉市中央区都町、若葉区桜木町、緑区おゆみ野、市原市菊間へ浄水を供給する。2024年県公表の配水池容量は44,000m³で、2026年更新の応急給水拠点一覧にも掲載。配水池容量と1日の給水能力は別の指標である。
千葉県営水道 妙典給水場
千葉県企業局が運営する市川市の給水場で、市川市行徳地区、浦安市全域へ浄水を供給する。2024年県公表の配水池容量は100,000m³で、2026年更新の応急給水拠点一覧にも掲載。配水池容量と1日の給水能力は別の指標である。