給水所現存

豊橋市下条給水所

7本の稼働深井戸と5,700立方メートルの浄水池で地下水を給水する現役施設

1979年に「下条第二給水所」として給水を開始し、1982年に旧下条給水所を統合して現在の下条給水所となった地下水系施設。現行施設案内と令和6年度年報では深井戸7井・配水能力9,900立方メートル/日で、PC造5,700立方メートルの浄水池1池を備える。令和8年度水質検査計画では地下水を消毒のみで給水し、下条給水所浄水池と下条東町字北ヶ谷の給水栓で水質を確認する。

年代・現況1979年(昭和54年)下条第二給水所として給水開始、1982年に旧下条給水所を統合
所在地豊橋市
構造・形式深井戸地下水を水源とする給水所。現行施設案内・令和6年度年報では稼働深井戸7井、PC造浄水池5,700立方メートル×1池。着水井、滅菌設備、ポンプ室、電気室、発電機室を備える
見学豊橋市は水道施設見学について希望日の1週…

1979年、下条第二給水所として給水開始

現在の下条給水所は、豊橋市下条西町字三ノ下64にある地下水系の現役給水施設である。豊橋市の水道史では、1979年に「下条第二給水所(現 下条給水所)」として給水を開始したと記録される。1982年には旧下条給水所を廃止し、下条第二給水所へ統合した。したがって、現在の下条給水所は1979年供用の第二給水所を引き継ぐ施設である。

現行資料では稼働深井戸7井

豊橋市の現行施設ページは、下条給水所の取水方法を深井戸7井、配水能力を1日9,900立方メートルとしている。令和6年度上下水道事業年報でも、2024年3月31日時点の井戸状況は稼働中7井・休止中0井、取水能力9,900立方メートル/日とされる。令和8年度水質検査計画でも、下条第4・第5・第7水源と石巻第1~第4水源の計7水源を原水検査地点としている。

防災計画では「深井戸10井」と記載

一方、令和8年4月修正の豊橋市地域防災計画資料では、下条給水所の取水設備規模を「深井戸10井」と記載している。現行施設案内・年報の稼働井戸7井とは数字が異なるため、本ページでは両者を同一の意味として統合しない。通常の運転井戸数は施設案内・年報の7井、防災計画上の施設規模は10井として出典ごとに区別する。

地下水は消毒のみで給水

令和8年度水質検査計画では、下条給水所の原水を地下水、浄水方法を「消毒」としている。地下水系の給水所は、井戸からくみ上げた地下水を必要な浄水処理・消毒後に各家庭へ配る施設で、下条給水所については現行計画上、消毒のみで1日9,900立方メートルを処理する。

PC造5,700立方メートルの浄水池

令和6年度年報の貯水施設能力一覧では、下条給水所に1979年整備のPC造5,700立方メートルの浄水池1池を掲載している。令和8年度地域防災計画も、浄水施設として浄水池1池・容量5,700立方メートルを記載する。地下水を処理した後、この浄水池に蓄えて需要変動に対応しながら配水する。

着水井・滅菌室・ポンプ室などで構成

豊橋市が公開する下条給水所・取水場の平面図では、給水所内に浄水池、ポンプ室、滅菌室、着水井、給水所電気室、発電機室などが配置されている。各深井戸から集めた地下水を着水井へ受け、消毒後に浄水池へ蓄え、ポンプ・配管を通じて給水する構成が確認できる。

ガスタービン非常用発電機を備える

令和8年4月修正の地域防災計画では、下条給水所の発電施設としてガスタービン発電機1基を掲載している。停電時にも地下水の取水や配水機能を維持するための非常用電源設備である。現行公開資料から発電機の出力値は確認できないため、本ページでは出力を推測しない。

小鷹野浄水場から集中管理

豊橋市は、市内の取水場・浄水場・配水場・給水所・加圧所・水質計測所・圧力制御所を小鷹野浄水場で集中管理している。下条給水所もこの水道施設ネットワークの一部として、取水・水質・配水状態を監視しながら運転される。

塩水化を意識した水質管理

令和8年度水質検査計画では、下条給水所と下地給水所の地下水について「塩水化」を注意事項として挙げている。水質管理上、塩化物イオン、カルシウム・マグネシウム等の硬度、蒸発残留物を確認する。地下水の水質特性を継続監視しながら給水している。

浄水池と下条東町の給水栓で確認

令和8年度の浄水検査地点は、下条給水所浄水池と下条東町字北ヶ谷の給水栓である。原水側では7つの水源と下条給水所着水井を検査する。施設出口だけでなく、水源から利用者側の給水栓まで複数段階で水質を確認する体制となっている。

見学は1週間前までに問い合わせ

豊橋市上下水道局は水道施設の見学について、希望日の1週間前までに浄水課へ問い合わせるよう案内している。受付は平日の8時30分から17時15分で、見学場所は屋外としている。下条給水所の具体的な受入可否や見学範囲は申込時に確認する必要がある。

Deep research

豊橋市の現行施設案内、令和6年度上下水道事業年報、令和8年度水道水質検査計画、地域防災計画を照合し、1979年の下条第二給水所供用、1982年の旧下条給水所統合、稼働深井戸7井、浄水池5,700立方メートル、消毒のみの処理、非常用発電、集中管理、水質検査まで整理しました。防災計画にある「深井戸10井」は通常運転の稼働7井と数え方が異なるため、両者を区別して掲載しています。

最終確認:2026年10月3日

施設データを詳しく見る

給水開始
1979年

下条第二給水所として

現行稼働井戸
7井

施設案内・令和6年度年報

配水能力
9,900立方メートル/日
浄水方法
消毒
浄水池
5,700立方メートル×1池
防災計画の取水設備
深井戸10井

通常の稼働井戸数とは区別

非常用発電
ガスタービン発電機1基
所在地
豊橋市下条西町字三ノ下64

7つの稼働水源から下条給水所を経て下条系統へ届く地下水の流れ

  1. 1

    7つの稼働水源から地下水を取水

    現行施設案内と令和6年度年報では深井戸7井を運用しています。令和8年度水質検査計画では下条第4・第5・第7水源と石巻第1~第4水源を検査対象としています。

  2. 2

    着水井へ集める

    各水源からくみ上げた地下水を下条給水所の着水井へ集めます。着水井も原水検査地点に設定されています。

  3. 3

    地下水を消毒

    令和8年度水質検査計画では、下条給水所の浄水方法を「消毒」としています。

  4. 4

    5,700立方メートルの浄水池へ貯留

    PC造5,700立方メートルの浄水池1池に水を蓄え、需要変動に対応します。

  5. 5

    下条系統へ給水

    配水能力は1日9,900立方メートルで、地域の配水管を通じて利用者へ水を送ります。

  6. 6

    給水栓まで水質確認

    下条給水所浄水池と下条東町字北ヶ谷の給水栓を浄水検査地点とし、水源から給水栓まで継続して水質を確認します。

下条給水所の整備・統合・水質管理年表

  1. 下条第二給水所が給水開始

    第5次拡張事業の中で、現在の下条給水所に当たる下条第二給水所が運用を始めました。

  2. 旧下条給水所を廃止・統合

    旧下条給水所を廃止し、下条第二給水所へ統合しました。その後、現在の下条給水所として運用されています。

  3. 稼働井戸7井を確認

    令和6年度上下水道事業年報の井戸状況では、下条給水所は稼働7井・休止0井、取水能力9,900立方メートル/日です。

  4. 7水源・着水井を原水検査

    令和8年度水質検査計画で7水源と下条給水所着水井を原水検査地点に設定しています。

  5. 防災計画で施設規模を再確認

    地域防災計画では深井戸10井、浄水池5,700立方メートル、配水能力9,900立方メートル/日、ガスタービン発電機1基と記載されています。井戸数は通常運転資料の7井と区別して扱います。

  6. 水質検査結果を継続公表

    豊橋市は令和8年度の水道水質検査結果を速報値として随時公開しています。

見学・アクセス情報

下条給水所は現役の水道施設です。豊橋市上下水道局は水道施設見学を受け付けていますが、施設ごとの受入可否・見学範囲は事前確認が必要です。

見学申込み
希望日の1週間前までに問い合わせ
受付
平日8:30~17:15
問い合わせ
豊橋市上下水道局 浄水課
電話
0532-61-8761
見学場所
屋外

天候に応じ雨具等を準備

所在地
豊橋市下条西町字三ノ下64

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

令和8年度 下条給水所系統の水質管理

2026年度水道水質検査計画・速報値公表中

下条給水所は地下水を水源とし、消毒後に給水します。令和8年度計画では塩水化に注意し、塩化物イオン、硬度、蒸発残留物を重点的に確認します。

浄水検査地点
下条給水所 浄水池
代表給水栓
下条東町字北ヶ谷
原水検査
7水源+着水井
重点監視
塩化物イオン
重点監視
硬度・蒸発残留物
令和8年度結果
4~6月分の速報値を公表中

水質値は測定時期で変化するため、最新の個別数値は豊橋市上下水道局の令和8年度水道水質検査結果を確認してください。

よくある質問

下条給水所はいつから使われていますか?

1979年に下条第二給水所として給水を開始し、1982年に旧下条給水所を統合しました。現在の下条給水所はこの施設を引き継いでいます。

井戸は何本ありますか?

現行施設案内と令和6年度年報では稼働深井戸7井です。一方、令和8年度地域防災計画の施設規模欄は深井戸10井と記載しています。数え方の範囲が公式資料間で一致しないため、本ページでは両方を区別して表示しています。

水はどのように処理しますか?

令和8年度水質検査計画では地下水を水源とし、浄水方法は消毒です。

浄水池の容量は?

PC造5,700立方メートルの浄水池が1池あります。

配水能力は?

1日9,900立方メートルです。

停電対策はありますか?

令和8年度地域防災計画では、ガスタービン発電機1基を備えるとされています。公開資料で出力値は確認できないため、出力は記載していません。

どんな水質項目に注意していますか?

地下水の塩水化に注意し、塩化物イオン、カルシウム・マグネシウム等の硬度、蒸発残留物を確認しています。

見学できますか?

豊橋市は水道施設見学を受け付けています。希望日の1週間前までに浄水課へ問い合わせ、下条給水所の受入可否と見学範囲を確認してください。

豊橋市下条給水所を理解するための要点

本ページでは、豊橋市下条給水所を愛知県・豊橋市の給水所として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
愛知県豊橋市下条西町字三ノ下64
施設種別
給水所
年代・供用状況
1979年(昭和54年)下条第二給水所として給水開始、1982年に旧下条給水所を統合
構造・形式
深井戸地下水を水源とする給水所。現行施設案内・令和6年度年報では稼働深井戸7井、PC造浄水池5,700立方メートル×1池。着水井、滅菌設備、ポンプ室、電気室、発電機室を備える
公表された配水能力・容量等
配水能力9,900立方メートル/日、浄水池容量5,700立方メートル。現行施設案内・令和6年度年報では稼働深井戸7井

施設の機能と地域での役割

配水・給水施設は、水を一時的に蓄え、需要や水圧を調整しながら地域へ届ける役割を担います。用途、対象区域、構造は施設ごとの資料で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「豊橋市は水道施設見学について希望日の1週間前までに浄水課へ問い合わせるよう案内。下条給水所の受入可否・見学範囲は申込時に確認」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料8件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

愛知県豊橋市下条西町字三ノ下64

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関連タグ

#現役施設#地下水#深井戸#給水所#塩素消毒#浄水池#非常用発電#遠隔監視#水質監視

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。