給水塔・応急給水施設非公開名古屋市景観重要建造物

名古屋市東山給水塔

覚王山の高台に残る、配水塔から応急給水施設へ転用されたランドマーク

1930年に東山配水塔として完成し、1973年まで覚王山一帯への配水を担った鉄筋コンクリート造の給水塔。現在は災害対策用の応急給水施設として使われ、場内工事のため一般公開は休止している。

年代・現況1930年3月完成、1973年配水塔機能終了、1979年応急給水施設へ転用、1983年改修
所在地名古屋市
構造・形式鉄筋コンクリート造給水塔、高さ37.85m
見学場内工事のため一般公開予定なし。公道など…

東部丘陵の水圧不足に対応して建設

東山給水塔は1930年3月、名古屋市水道の第3期拡張事業で「東山配水塔」として完成した。市東部の丘陵地で住宅開発が進み、水圧低下が衛生面・防火面の課題となったため、高い位置から水を送る配水塔が設けられた。建設時の容量は313立方メートルである。

1973年まで配水塔として使用

東山配水塔は覚王山周辺の高台へ約43年間配水した。水道網の拡張によって猪高配水場の系統へ役割が移り、1973年に通常配水の役目を終えた。現在の塔は高さ37.85メートルの鉄筋コンクリート造で、各所から見える地域のランドマークでもある。

災害時の応急給水施設へ転用

1979年からは災害対策用の応急給水施設として再利用され、名称も東山給水塔となった。1983年の改修で現在の多角形の屋根を持つ姿となり、2020年には景観重要建造物へ移行している。現役の防災インフラと歴史的景観資産という二つの役割を持つ。

現在は場内工事のため非公開

名古屋市の現行案内では、場内工事のため一般開放の予定はない。塔そのものは周辺の公道や市街地から眺めることができるが、管理区域には立ち入らず、再公開の有無は名古屋市上下水道局・市公式案内で確認する。

Deep research

名古屋市上下水道局と市の現行案内を基に、1930年の第3期拡張事業、覚王山一帯への配水、1973年の通常配水終了、1979年の応急給水施設への転用、現在の非公開状況まで整理しました。

最終確認:2026年9月5日

施設データを詳しく見る

所在地
名古屋市千種区田代町字四観音道西
完成
1930年3月
高さ
37.85m
構造
鉄筋コンクリート造
建設時容量
313m³
現在の役割
災害対策用応急給水施設

配水塔から応急給水施設へ変わった水の役割

  1. 1

    東山配水池系統へ水を送る

    建設当時は配水池から東山配水塔へ水を送り、高台への配水に必要な水頭を確保しました。

  2. 2

    塔内水槽へ貯留

    高い位置に設けた水槽へ水を蓄え、位置エネルギーを利用できる状態にしました。

  3. 3

    覚王山一帯へ配水

    1930年から1973年まで、東部丘陵の住宅地へ水圧を確保しながら配水しました。

  4. 4

    通常配水の役割を終了

    水道網の拡張で別系統へ役割が移り、1973年に配水塔としての運用を終えました。

  5. 5

    応急給水用へ転用

    1979年から災害時の飲料水確保を目的とする応急給水施設として再利用されています。

  6. 6

    現在も防災施設として維持

    歴史的ランドマークであると同時に、現役の防災インフラとして管理されています。

東山給水塔の整備・転用年表

  1. 東山配水塔完成

    第3期拡張事業で東部丘陵の水圧不足に対応するため建設されました。

  2. 配水塔としての役割を終了

    約43年間の通常配水を終えました。

  3. 応急給水施設へ転用

    東山給水塔へ改称し、災害対策用に再利用されました。

  4. 現在の外観へ改修

    上部が現在の多角形屋根を持つ姿になりました。

  5. 景観重要建造物へ移行

    名古屋市の歴史的景観を構成する建造物として位置付けられました。

  6. 場内工事のため非公開

    一般開放の予定はなく、応急給水施設として維持されています。

見学・アクセス情報

現在は場内工事のため一般公開の予定がありません。塔は周辺から外観を確認できますが、管理区域へは立ち入れません。

一般公開
現在は予定なし
場内
非公開
外観
周辺の公道等から確認可能
最寄り
地下鉄東山線 覚王山駅
駐車場
なし
問い合わせ
名古屋市上下水道局

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

応急給水施設としての現在

2026年時点

東山給水塔は通常配水を終えた後も、災害時に利用する水を確保する応急給水施設として維持されています。

通常配水
1973年終了
応急給水転用
1979年
建設時容量
313m³
現在の種別
応急給水施設
管理
名古屋市上下水道局

災害時の具体的な開設方法や給水手順は、その時点の名古屋市・上下水道局の案内に従ってください。

よくある質問

東山給水塔はいつ建てられましたか?

1930年3月に東山配水塔として完成しました。

なぜ建てられたのですか?

覚王山周辺など東部丘陵の水圧不足を解消するためです。

現在も配水塔として使っていますか?

通常配水は1973年に終了し、現在は災害対策用の応急給水施設です。

高さはどのくらいですか?

37.85メートルです。

見学できますか?

現在は場内工事のため一般公開予定はありません。

文化的な指定はありますか?

名古屋市の景観重要建造物として位置付けられています。

名古屋市東山給水塔を理解するための要点

本ページでは、名古屋市東山給水塔愛知県・名古屋市給水塔・応急給水施設として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
愛知県名古屋市千種区田代町字四観音道西
施設種別
給水塔・応急給水施設
年代・供用状況
1930年3月完成、1973年配水塔機能終了、1979年応急給水施設へ転用、1983年改修
構造・形式
鉄筋コンクリート造給水塔、高さ37.85m
公表された配水能力・容量等
建設時313m³、現在は応急給水用
文化財等
名古屋市景観重要建造物

施設の機能と地域での役割

配水・給水施設は、水を一時的に蓄え、需要や水圧を調整しながら地域へ届ける役割を担います。用途、対象区域、構造は施設ごとの資料で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「場内工事のため一般公開予定なし。公道など許可された場所から外観確認」です。稼働中の施設や管理区域は、衛生・保安上の理由から通常非公開の場合があります。門や柵を越えず、公道など許可された場所から確認してください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料3件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

愛知県名古屋市千種区田代町字四観音道西

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地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。

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関連タグ

#応急給水施設#昭和初期#鉄筋コンクリート#景観重要建造物#非公開#防災

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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