建設の背景
神戸市の近代水道は明治20年(1887年)に日本で初めて整備された水道のひとつであり、布引水源地はその中核施設として整備された。明治38年竣工のポンプ室は、水源地の拡張整備の一環として建設された。
建築的特徴
煉瓦造のポンプ室は、アーチ開口部と装飾的な煉瓦積みが特徴的な明治期の様式建築である。日本最古の重力式ダムである布引五本松ダムとともに施設群を構成しており、2016年に世界かんがい施設遺産に登録された。
現況
施設群は整備された園路を通じて見学できる状態に保たれており、神戸市による定期的な公開が実施されている。
出典・参考資料
- 1神戸市水道局『神戸の水道100年史』(1990年)
- 2世界かんがい施設遺産登録資料(国際かんがい排水委員会・2016年)
- 3日本水道協会「近代水道遺産データベース」↗
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