旧ポンプ所文化財指定・見学可名古屋市指定有形文化財景観重要建造物

名古屋市鍋屋上野浄水場旧第一ポンプ所

78年間送水を担った名古屋市水道創設時の煉瓦建築

1914年に完成し、鍋屋上野浄水場から東山配水場へ水を送った煉瓦造ポンプ所。1992年まで78年間稼働し、市指定有形文化財・景観重要建造物として保存される。

年代・現況1914年完成・給水開始、1992年稼働終了、2014年復元・耐震補強
所在地名古屋市
構造・形式煉瓦造平屋建、木造小屋組、天然スレート葺切妻屋根、延床面積470.51平方メートル
見学鍋屋上野浄水場の施設見学で見学可能。事前…

東山配水場へ水を送った創設期ポンプ所

旧第一ポンプ所は1914年9月に完成し、鍋屋上野浄水場でろ過した水を高台の東山配水場へ送る施設として使われた。1992年まで78年間稼働した。

煉瓦造の大規模ポンプ建築

建物は煉瓦造平屋建、木造小屋組、天然スレート葺の切妻屋根。間口15メートル、奥行30メートル、高さ13メートル、延床面積470.51平方メートルである。赤煉瓦と白い石材を組み合わせた意匠に近代化期の建築表現が残る。

保存・復元と現在の見学

1985年に近代水道百選、2012年に名古屋市指定有形文化財、2020年に景観重要建造物となった。2014年には創設時の姿を意識した復元と耐震補強が行われ、現在は鍋屋上野浄水場の予約見学で確認できる。

Deep research

名古屋市上下水道局の公式資料を基に、創設水道の送水経路、78年間の稼働、煉瓦造建築の規模、復元・耐震補強、文化財・景観上の評価を整理しました。

最終確認:2026年9月5日

施設データを詳しく見る

完成
1914年9月
稼働期間
1914~1992年

78年間

延床面積
470.51平方メートル
規模
間口15m×奥行30m×高さ13m
構造
煉瓦造平屋・天然スレート葺
市指定有形文化財
2012年9月6日
景観重要建造物
2020年

木曽川水系から東山配水場へ送った創設水道の流れ

  1. 1

    木曽川の水を取水

    創設時は犬山市で木曽川表流水を取り入れました。

  2. 2

    鳥居松沈でん池で沈でん

    原水を春日井市の鳥居松沈でん池で前処理しました。

  3. 3

    鍋屋上野浄水場でろ過

    浄水場でろ過した水を水道水にしました。

  4. 4

    旧第一ポンプ所から東山配水場へ

    ポンプで高台の東山配水場へ送り、市内配水へつなげました。

旧第一ポンプ所の年表

  1. 完成・給水開始

    名古屋市水道創設時の送水ポンプ所として運転を開始しました。

  2. 近代水道百選

    創設期の水道施設として評価されました。

  3. 稼働終了

    78年間担った東山配水場への送水機能を終えました。

  4. 名古屋市指定有形文化財

    創設期の煉瓦造水道建築として指定されました。

  5. 復元・耐震補強

    給水開始100周年事業として創設時を意識した復元と補強を行いました。

  6. 景観重要建造物

    名古屋市の景観上重要な建造物として位置付けられました。

見学・アクセス情報

名古屋市鍋屋上野浄水場旧第一ポンプ所の所在地が公開されていても、敷地内へ自由に入れることを意味しません。公開条件は管理者の案内をご確認ください。

見学
鍋屋上野浄水場の予約見学で可能
最寄り
地下鉄名城線「砂田橋」徒歩5分

浄水場公式案内

所在地
名古屋市千種区宮の腰町1番33号

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

公表された水質データ

現役の鍋屋上野浄水場で管理

旧第一ポンプ所は現在の水質処理設備ではありません。隣接する現役の鍋屋上野浄水場では木曽川表流水を緩速ろ過・急速ろ過で処理し、水質管理が続いています。

現役浄水場の給水能力
緩速14万+急速15万立方メートル/日
水源
木曽川表流水

旧ポンプ所の歴史と、現在の浄水処理能力は区別して読む必要があります。

よくある質問

何のための建物でしたか?

鍋屋上野浄水場の水を東山配水場へ送るポンプ所でした。

いつまで使われましたか?

1914年から1992年まで78年間です。

文化財ですか?

2012年に名古屋市指定有形文化財、2020年に景観重要建造物となりました。

見学できますか?

鍋屋上野浄水場の施設見学で見学できます。事前予約が必要です。

名古屋市鍋屋上野浄水場旧第一ポンプ所を理解するための要点

本ページでは、名古屋市鍋屋上野浄水場旧第一ポンプ所愛知県・名古屋市旧ポンプ所として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
愛知県名古屋市千種区宮の腰町1番33号
施設種別
旧ポンプ所
年代・供用状況
1914年完成・給水開始、1992年稼働終了、2014年復元・耐震補強
構造・形式
煉瓦造平屋建、木造小屋組、天然スレート葺切妻屋根、延床面積470.51平方メートル
文化財等
名古屋市指定有形文化財・景観重要建造物

施設の機能と地域での役割

ポンプ・送水施設は水を移動させる役割を担います。送る水の用途、取水・浄水・配水などの工程との関係は、個別の資料で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「鍋屋上野浄水場の施設見学で見学可能。事前に公式見学案内から予約」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料3件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

愛知県名古屋市千種区宮の腰町1番33号

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地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。

地図検索公開住所による地図検索

関連タグ

#名古屋市指定有形文化財#景観重要建造物#近代水道百選#大正期#煉瓦造#予約見学

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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