配水場現存

豊橋市東部配水場

豊橋南部浄水場系の県水を受け、高台地区の安定給水と災害時給水を支える配水場

2020年11月26日に供用を開始した豊橋市東部配水場。愛知県企業庁の豊橋南部浄水場系から県城下広域調整池を経て浄水を受け、PC造2,500立方メートルの配水池2池、合計5,000立方メートルを備える。令和8年度の現行施設能力は1日3,000立方メートルで、うち2,500立方メートルを応急給水容量として確保し、応急給水栓1基とディーゼル非常用発電機を備える。

年代・現況2016年度整備着手、2020年11月26日供用開始
所在地豊橋市
構造・形式プレストレストコンクリート造配水池2池(2,500立方メートル×2池)、県水受水設備、配水設備、応急給水栓、ディーゼル非常用発電設備。建設時に小水力発電設備・遠方監視制御設備を整備
見学豊橋市は水道施設見学について希望日の1週…

高台地区の安定給水を目的に整備

東部配水場は豊橋市豊栄町字東802にある現役配水場である。豊橋市は2016年度から東部配水場の整備を進め、高台地区などへの安定給水確保と新たな県営水道受水点の整備を目的として建設した。2020年11月26日に供用を開始した。

豊橋南部浄水場系の県営水道を受水

東部配水場は愛知県企業庁から浄水を受ける配水施設である。令和8年度水質検査計画では、豊川用水の万場調整池から取水した水を愛知県豊橋南部浄水場へ導き、凝集沈殿・急速ろ過・消毒した後、豊橋市の南部配水場と東部配水場から各家庭へ配る系統としている。東部配水場は県城下広域調整池から受水する。

PC造2池・総容量5,000立方メートル

配水池はプレストレストコンクリート造で、1池2,500立方メートルを2池、合計5,000立方メートルを貯留する。水道水を一時的に蓄えて時間帯による使用量の変化を調整し、東部配水区へ安定して送る役割を担う。

現行施設能力は1日3,000立方メートル

東部配水場は供用開始時の水質検査計画では施設能力5,000立方メートル/日と記載されていたが、令和4年度以降の計画では3,000立方メートル/日となり、令和8年度水質検査計画でも3,000立方メートル/日とされている。本ページでは最新の公式値を現行施設能力として採用する。配水池容量5,000立方メートルとは意味が異なるため区別して扱う。

2,500立方メートルを応急給水用に確保

令和8年4月修正の豊橋市地域防災計画資料では、東部配水場の配水池2池・容量5,000立方メートルのうち、応急給水容量を2,500立方メートルとしている。施設には応急給水栓1基が設置され、災害時の給水拠点として利用できるよう整備されている。

ディーゼル非常用発電設備を備える

同じ防災計画資料では、東部配水場にディーゼル発電機1基を備えることが確認できる。令和2年度水道事業会計決算書にも、非常用発電装置、自動始動発電機盤、発電機補機盤、始動用直流電源盤などの整備が記録されており、停電時にも配水機能を維持するための設備が整えられている。

建設時に小水力発電設備を導入

東部配水場の建設では、県営水道受水に伴うエネルギーを有効利用する小水力発電設備も整備された。令和元年度水道事業会計決算書には小水力発電設備工事が記録され、令和2年度の行財政改革取組状況報告書でも、再生可能エネルギー利用設備として東部配水場に小水力発電設備を設置・整備したとされる。現行資料から最新の発電出力・運転実績は確認できないため、本ページでは設備導入の事実までを記載する。

遠方監視制御を含む電気設備を整備

建設工事では高圧受変電設備、配電設備、計装設備、自動制御設備、遠方監視制御設備も整備された。供用開始前後にはポンプ設備、場内配管、非常用発電、場内整備・舗装工事が段階的に進められ、2021年2月には場内整備・舗装工事が完成している。

東部配水場と東七根町で水質を確認

令和8年度水質検査計画では、東部配水場の配水池を浄水検査地点とし、東部配水場系統の給水栓として東七根町宝地道を設定している。配水池出口と給水栓を確認することで、県営水道から受けた水が配水場を経て利用者へ届くまでの水質を継続的に管理する。

見学は1週間前までに問い合わせ

豊橋市上下水道局は水道施設の見学希望者に対し、希望日の1週間前までに浄水課へ問い合わせるよう案内している。受付は平日の8時30分から17時15分で、見学場所は屋外とされる。東部配水場の具体的な受入可否や見学範囲は、申込み時に浄水課へ確認する必要がある。

Deep research

豊橋市上下水道局の現行施設案内、令和8年度水道水質検査計画、地域防災計画、建設時の水道事業会計資料を照合し、豊橋南部浄水場系の受水、PC造2池5,000立方メートル、現行施設能力3,000立方メートル/日、応急給水容量2,500立方メートル、非常用発電、小水力発電設備、遠方監視、水質検査、見学条件まで整理しました。

最終確認:2026年10月3日

施設データを詳しく見る

供用開始
2020年11月26日
配水池
2,500立方メートル×2池
総貯水容量
5,000立方メートル
現行施設能力
3,000立方メートル/日

令和8年度水質検査計画

応急給水容量
2,500立方メートル
応急給水栓
1基
非常用発電
ディーゼル発電機1基
所在地
豊橋市豊栄町字東802

豊川用水から県営浄水・東部配水場を経て東部配水区へ届く水の流れ

  1. 1

    豊川用水・万場調整池から取水

    東部配水場は愛知県企業庁の豊橋南部浄水場系に属し、原水は豊川用水の万場調整池から取水されます。

  2. 2

    豊橋南部浄水場で浄水

    愛知県豊橋南部浄水場で凝集沈殿、急速ろ過、消毒を行います。

  3. 3

    県城下広域調整池を経て受水

    処理された水を県城下広域調整池から東部配水場が受け入れます。令和8年度の施設能力は1日3,000立方メートルです。

  4. 4

    PC造2池へ貯留

    2,500立方メートルのプレストレストコンクリート造配水池2池、合計5,000立方メートルへ貯留します。

  5. 5

    東部配水区へ送る

    需要変動を調整しながら東部配水区へ水を送り、高台地区などの安定給水を支えます。

  6. 6

    配水池と給水栓で水質確認

    令和8年度は東部配水場配水池と東七根町宝地道の給水栓を検査地点として水質を確認します。

東部配水場の建設・供用・防災設備年表

  1. 東部配水場整備に着手

    第2期水道施設整備事業(後期)の一環として、高台地区等への安定給水と新規県水受水点の確保を目的に建設が始まりました。

  2. 電気・ポンプ・発電設備を整備

    電気設備、配水ポンプ、小水力発電設備、非常用発電設備、場内配管などの工事が進められました。

  3. 東部配水場供用開始

    豊橋市上下水道ビジョンの施設配置図注記で、同日に供用を開始したことが確認できます。

  4. 非常用発電設備工事完成

    令和2年度水道事業会計決算書では、東部配水場非常用発電設備工事の竣工を2021年1月12日と記録しています。

  5. 場内整備・舗装工事完成

    場内の排水、フェンス、門扉、舗装などの整備が完成しました。

  6. 施設能力3,000立方メートル/日で管理

    供用開始時の水質検査計画では5,000立方メートル/日でしたが、令和4年度以降は3,000立方メートル/日となり、令和8年度も同値です。

  7. 応急給水・水質管理を継続

    令和8年4月修正の防災計画で応急給水容量2,500立方メートル・応急給水栓1基を確認でき、水質検査計画でも東部配水場系統を継続監視しています。

見学・アクセス情報

豊橋市上下水道局は水道施設の見学を受け付けています。東部配水場についても受入可否・見学範囲を浄水課へ確認し、希望日の1週間前までに問い合わせる運用です。

見学申込み
希望日の1週間前までに問い合わせ
受付
平日8:30~17:15
問い合わせ
豊橋市上下水道局 浄水課
電話
0532-61-8761
見学場所
屋外

天候に応じ雨具等を準備

所在地
豊橋市豊栄町字東802

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

令和8年度 東部配水場系統の水質管理

2026年度水道水質検査計画

東部配水場は豊橋南部浄水場系の県営水道を受ける配水場です。豊橋南部浄水場で凝集沈殿・急速ろ過・消毒された水を受け、東部配水場配水池と東部配水区の給水栓で水質を確認します。

原水系統
豊川用水(万場調整池)
県側浄水
豊橋南部浄水場
浄水方法
凝集沈殿・急速ろ過・消毒
市側受水点
県城下広域調整池から受水
配水池検査
東部配水場 配水池
代表給水栓
東七根町宝地道

最新の個別測定値は豊橋市上下水道局が公表する令和8年度水道水質検査結果を確認してください。

よくある質問

東部配水場はいつ使い始めましたか?

2020年11月26日に供用を開始しました。

どこから水が来ますか?

豊川用水の万場調整池を水源とし、愛知県豊橋南部浄水場で浄水された水を県城下広域調整池から受けています。

どのくらい水を貯められますか?

PC造2,500立方メートルの配水池が2池あり、合計5,000立方メートルです。

施設能力は5,000立方メートル/日ですか?

供用開始時の計画では5,000立方メートル/日でしたが、現行の令和8年度水質検査計画では3,000立方メートル/日です。配水池容量5,000立方メートルとは別の値です。

災害時に使える水はありますか?

はい。令和8年4月修正の防災計画では、配水池5,000立方メートルのうち2,500立方メートルを応急給水容量としており、応急給水栓1基を備えています。

停電対策はありますか?

はい。現行防災計画でディーゼル発電機1基が確認でき、建設時には非常用発電設備工事も行われています。

小水力発電設備はありますか?

建設時に小水力発電設備を設置したことは豊橋市の公式資料で確認できます。ただし最新の発電出力や運転実績は現行公開資料で確認できないため、本ページでは数値を掲載していません。

見学できますか?

豊橋市は水道施設見学を受け付け、希望日の1週間前までの問い合わせを求めています。東部配水場の受入可否や具体的な見学範囲は浄水課へ確認してください。

豊橋市東部配水場を理解するための要点

本ページでは、豊橋市東部配水場を愛知県・豊橋市の配水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
愛知県豊橋市豊栄町字東802
施設種別
配水場
年代・供用状況
2016年度整備着手、2020年11月26日供用開始
構造・形式
プレストレストコンクリート造配水池2池(2,500立方メートル×2池)、県水受水設備、配水設備、応急給水栓、ディーゼル非常用発電設備。建設時に小水力発電設備・遠方監視制御設備を整備
公表された配水能力・容量等
配水池総容量5,000立方メートル(2,500立方メートル×2池)、令和8年度施設能力3,000立方メートル/日、応急給水容量2,500立方メートル

施設の機能と地域での役割

配水・給水施設は、水を一時的に蓄え、需要や水圧を調整しながら地域へ届ける役割を担います。用途、対象区域、構造は施設ごとの資料で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「豊橋市は水道施設見学について希望日の1週間前までに浄水課へ問い合わせるよう案内。東部配水場の具体的な受入可否・見学範囲は申込時に確認」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料8件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

愛知県豊橋市豊栄町字東802

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関連タグ

#現役施設#県営水道受水#豊川用水#配水池#PC造#応急給水#非常用発電#小水力発電設備#高台地区

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。