配水地現存

松本市蟻ヶ崎配水地

1963・1964年整備の配水池2池と1986年増設の1池からなる、災害時給水拠点も兼ねる松本市の配水施設

松本市宮渕3丁目にある現役配水地。1963年3月・1964年3月に2,500m³の配水池が各1池完成し、1986年3月に5,000m³の1池を増設。合計3池・10,000m³を備え、災害時には給水車への補水基地と緊急給水栓設置拠点に位置付けられる。直接の受水元は公式公開資料で特定できない。

年代・現況1963年3月・1964年3月に各2,500m³の池が完成、1986年3月に5,000m³の1池を増設
所在地松本市
構造・形式配水池3池:2,500m³×2池、5,000m³×1池(材質・個別寸法は公開資料で未確認)
見学通常の見学実績施設の一覧には含まれず、見…

1960年代の人口増加に対応して整備された配水地

蟻ヶ崎配水地は、松本市宮渕3丁目1087-1にある松本市上下水道局の現役配水地です。市の施設紹介は、給水人口の増加に対応するため1963年(昭和38年)3月と1964年(昭和39年)3月に完成し、さらに1986年(昭和61年)3月に1池を増設したと説明しています。年月はそれぞれの池の完成と増設であり、施設すべてが1963年に同時完成したという意味ではありません。[1]

2,500m³の2池と5,000m³の1池

市の配水地一覧では、蟻ヶ崎配水地の貯水容量を2,500m³×2池と5,000m³×1池で示しています。したがって掲載された3池の容量を合計すると10,000m³です。1池当たり2,500m³と5,000m³を取り違えず、合計10,000m³を1池だけの容量とも扱いません。これらは水を蓄える容量であり、1日当たりの配水量、取水能力、浄水場の処理能力ではありません。池の材質、寸法、有効水深、耐震性能の個別数値はこの公式一覧では確認できません。[1]

松本地区配水系統の中の位置付け

松本市の公表する「松本地区水道事業配水系統概要図」には、蟻ヶ崎配水地と蟻ヶ崎流量調整所、城山配水地、島内の水源地、複数の配水区がそれぞれ名称付きで示されています。蟻ヶ崎配水地は浄水処理を行う浄水場そのものではなく、配水池に水を蓄え、需要変動を調整する送配水側の施設です。ただし概要図の線や近接施設名だけで、特定水源・浄水場からの単独受水、接続管の流れの向き、各水源の混合割合までは確定できません。[1][4][5]

松塩水道用水と自己水源を混同しない

松本地区の市全体の水道では、奈良井ダムを起点に本山浄水場で処理する松塩水道用水と、市内の自己水源を利用します。市の受水施設紹介は、本山浄水場からの用水が松本市内の8か所の受水配水地に送られると説明しています。しかし、この記載のみで蟻ヶ崎配水地がその8か所に含まれる、または特定水源の水だけを受けるとは確認できません。市全体の受水量や取水能力を蟻ヶ崎配水地固有の能力として表示しません。[4][5][8]

配水区は固定された境界ではない

松本市の「どうやって家まで届けられているの」は、配水区が物理的に完全に区切られておらず、隣接配水区からの水が混ざる場合があると説明しています。施設改修等によって配水区の構成が変わる場合もあります。そのため、概要図に記された蟻ヶ崎周辺の地名を、蟻ヶ崎配水地が現在必ず単独供給する町丁目の一覧として断定しません。[4][5]

災害時は給水車への補水基地

松本市の2025年2月更新「災害時の応急給水について」では、蟻ヶ崎配水地を「災害時給水供給拠点」として掲載しています。市全体の22拠点は、災害時の断水に応じ、給水車へ補水し、医療救護所や指定避難所などへの給水を支える役割です。蟻ヶ崎配水地が緊急時の施設として位置付けられることと、平常時に一般人が自由に給水や立入をできることは別です。[2]

緊急給水栓も設置されている

同じ市の一覧は蟻ヶ崎配水地を「緊急給水栓設置拠点」としても表示しています。災害時に市が開設を決めた拠点では、市民が給水栓から水を直接受けられますが、原則として給水栓は上下水道局職員が操作します。被害状況に応じて開設場所を選ぶため、全拠点・全緊急給水栓が必ず同時に開設されるものではありません。[2]

水質検査は2026年度の市の計画に従う

松本市は令和8年度(2026年度)の松本地区水道事業水質検査計画を公表し、原水・給水栓水を対象に水質基準項目等を検査しています。市は過年度の水質検査結果も別ページで公開しています。ただし、市全体の水源や各採水地点の検査値を、蟻ヶ崎配水地の各池で直接測定した値として帰属させることはできません。施設固有の消毒・水質計測設備や2026年度の構内採水地点は、今回確認した公開情報では特定できません。[6][7]

見学は一般公開施設として一律に扱わない

松本市の2026年4月更新の施設見学案内では、松本地区で見学実績のある施設として島内第1水源地と城山配水地を挙げています。蟻ヶ崎配水地はその表に含まれません。ただし一覧外の施設は相談を受けると記載され、見学希望は別途管理者へ問い合わせる扱いです。施設・工事の都合で申請が断られる場合があり、通常の一般公開時間や自由入場が保証されるわけではありません。[3]

所在地の字形と未確認の構造・更新情報

市の2021年配水地紹介は住所を「宮渕3丁目1087-1」とする一方、2025年の応急給水拠点案内は「宮淵3丁目1087-1」と表記しています。共通の所在地番号を確認できるものの、掲載字形の差があるため出典ごとの表記を尊重しています。個別配水池の材質や寸法、設備更新・耐震補強の工事完了年、緊急遮断弁や非常用発電機の有無などは一次資料で確認できないため記載を補っていません。[1][2]

Deep research

松本市上下水道局の配水地一覧、災害時の応急給水・2026年見学案内、松本地区の配水系統概要図、2026年度の水質検査計画を照合しました。1963・1964・1986年の3段階の配水池整備、池別と全体容量、給水車への補水と緊急給水栓の違い、直接の受水元を推測しない配水の説明をまとめました。

最終確認:2026-10-18

施設データを詳しく見る

所在地(配水地一覧)
松本市宮渕3丁目1087-1

応急給水拠点一覧では「宮淵」の字形。地番は一致。[1][2]

1963年3月完成の配水池
2,500m³×1池

市の施設紹介。[1]

1964年3月完成の配水池
2,500m³×1池

市の施設紹介。[1]

1986年3月増設の配水池
5,000m³×1池

市の施設紹介。[1]

配水池の合計
10,000m³・3池

2,500m³×2池と5,000m³×1池。日量能力ではない。[1]

施設種別
配水地

取水・浄水施設と区別。[1][4]

災害時給水供給拠点
指定あり

断水時に給水車への補水基地。[2]

緊急給水栓設置拠点
指定あり

市が開設を決めた災害時に住民への直接給水。[2]

2026年の通常見学
掲載実績施設以外のため要相談

城山配水地の通常見学実績を蟻ヶ崎に流用しない。[3]

個別の受水元と水質検査
施設固有の接続・採水地点は未確認

配水区間の混合や変動あり。[4][5][6]

松本地区の配水系統と蟻ヶ崎配水地の貯留・災害対応

  1. 1

    松本市内で原水を取水・浄水する

    松本地区には松塩水道用水と自己水源があります。これは市内の仕組みであり、蟻ヶ崎配水地の専用水源は示しません。[5][8]

  2. 2

    市内の配水区へ送る

    2025年公表の配水系統概要図は蟻ヶ崎配水地と調整所などの位置を示しています。管ごとの接続方向や混合割合は不詳です。[4]

  3. 3

    蟻ヶ崎配水地で浄水を受ける

    松本市の配水地として処理済みの水道水を受ける機能。単独の送水元は公式公開情報で特定できません。[1][4][5]

  4. 4

    1960年代完成の2池に貯留

    1963年・1964年にそれぞれ完成した2,500m³の2池へ貯水する施設構成です。[1]

  5. 5

    1986年増設の1池も使用

    さらに5,000m³の1池を加えた合計10,000m³を貯留する構成で、日々の水需要変動を調整します。[1][5]

  6. 6

    配水管で利用者へ届ける

    市は配水区が物理的に完全分離されていない場合もあると説明。特定町丁目だけの専用供給とは断定しません。[5]

  7. 7

    断水時は災害給水に利用

    市が選定して開設した場合、給水車の補水拠点・緊急給水栓として機能します。全災害での開設を保証するものではありません。[2]

蟻ヶ崎配水地の整備と災害時給水の公式記録

  1. 最初の2,500m³配水池が完成

    給水人口の増加に対応し、松本市が整備。[1]

  2. 2池目の2,500m³配水池が完成

    初期2池の合計容量は5,000m³となりました。[1]

  3. 5,000m³配水池を1池増設

    現在の配水地紹介に示される3池、合計10,000m³の構成となりました。[1]

  4. 市の配水地施設紹介を更新

    所在地・池別容量・完成時期が明示されています。[1]

  5. 災害時給水供給拠点の一覧基準日

    市の応急給水案内に公開された拠点資料の基準時点です。[2]

  6. 災害時応急給水の市公式案内を更新

    蟻ヶ崎配水地を給水供給拠点と緊急給水栓設置拠点に記載。[2]

  7. 水道施設見学案内を更新

    見学実績のある7施設を掲載。蟻ヶ崎は一覧外で、別途相談が必要。[3]

  8. 松本地区の水質検査計画を公表

    原水と配水系統の給水栓水等を対象とする計画が公開されています。[6]

  9. 施設・防災・見学資料を照合

    編集上の確認日であり、施設更新の実施年ではありません。[1][2][3]

見学・アクセス情報

松本市の施設見学制度で通常見学の実績がある松本地区の施設は、島内第1水源地と城山配水地です。蟻ヶ崎配水地は見学希望時に別途相談する対象で、常設の自由入場施設ではありません。

所在地(施設紹介)
松本市宮渕3丁目1087-1

2025年応急給水案内は「宮淵3丁目1087-1」と表記。[1][2]

管理者
松本市上下水道局

上水道課が公式施設紹介を公開。[1]

通常の施設見学
一覧外のため別途相談

許可済みと断定しない。[3]

見学受付の一般条件
平日9:00~16:30/所要30分~1時間程度

見学可能施設に対する一般案内。蟻ヶ崎での受け入れを保証しない。[3]

災害時の給水
給水車補水・緊急給水栓の両方を指定

災害時に市が開設する場合。職員の操作が原則。[2]

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

2026年度の松本地区水質検査と配水池の測定範囲

令和8年度松本地区水道事業水質検査計画

松本市上下水道局は2026年度の水質検査計画と過年度の水質検査結果を公表しています。市の検査は原水と配水系統の給水栓水などを対象とします。検査地点や施設固有の結果は資料ごとに確認すべきもので、城山配水地など他施設の原水値・給水栓値を蟻ヶ崎配水地の貯水池水質として直接帰属させません。[6][7]

検査計画年度
2026年度(令和8年度)

松本地区の水質検査計画が公開されています。[6]

検査結果の公表
令和7年度・令和6年度など

市の水質検査結果一覧。各年度の結果を混同しない。[7]

施設固有の水質測定値
今回の参照資料からは確認できない

他の配水区・施設の値を流用しない。[6][7]

水源・受水の内訳
蟻ヶ崎配水地固有の割合は未確認

市の配水区は混水する場合がある。[4][5]

監視対象・採水地点・年度を区別し、松本市の最新の水質検査結果を確認してください。

よくある質問

蟻ヶ崎配水地はどこにありますか?

松本市の配水地紹介では宮渕3丁目1087-1です。災害時給水拠点の紹介では「宮淵」と表記しますが、同じ地番です。[1][2]

いつ建設されましたか?

1963年3月と1964年3月に各2,500m³の配水池が完成し、1986年3月に5,000m³を1池増設しています。[1]

貯水量は何立方メートルですか?

2,500m³を2池と5,000m³を1池の合計10,000m³です。一日当たりの配水量ではありません。[1]

浄水場ですか?

いいえ。取水した原水を浄水処理する施設ではなく、処理済みの水を貯めて配水するための配水地です。[1][5]

どこの水源や浄水場から水が来ますか?

松本地区には松塩水道用水と自己水源がありますが、蟻ヶ崎配水地単独の送水元や受水割合は公式公開資料だけでは確定できません。[4][5][8]

どの町に配水しますか?

市の配水系統図に施設と配水区は示されますが、配水区は物理的に完全分離されておらず、水の混合や区域変更もあるため現在の町丁目を一律の専用配水先と断定できません。[4][5]

災害時は給水車へ水を補給しますか?

はい。市の災害時給水供給拠点に位置付けられています。実際の開設は被災状況に応じた市の判断によります。[2]

住民は緊急給水栓を利用できますか?

蟻ヶ崎配水地は緊急給水栓設置拠点です。災害時に開設された場合の利用で、給水栓は原則として市職員が操作します。[2]

平常時に見学できますか?

市の2026年の通常見学実績施設一覧には入っていません。施設見学を希望する場合は上下水道局に事前相談し、受付の可否を確認してください。[3]

水槽の構造や耐震設備は確認できますか?

池の材質・寸法、緊急遮断弁や非常用発電機、個別の耐震補強年などは今回の一次資料から確認できないため推測していません。[1][2]

松本市蟻ヶ崎配水地を理解するための要点

本ページでは、松本市蟻ヶ崎配水地を長野県・松本市の配水地として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
長野県松本市宮渕3丁目1087-1
施設種別
配水地
年代・供用状況
1963年3月・1964年3月に各2,500m³の池が完成、1986年3月に5,000m³の1池を増設
構造・形式
配水池3池:2,500m³×2池、5,000m³×1池(材質・個別寸法は公開資料で未確認)
公表された配水能力・容量等
貯水容量合計10,000m³(2,500m³×2池+5,000m³×1池)。一日当たりの配水能力ではない

施設の機能と地域での役割

配水・給水施設は、水を一時的に蓄え、需要や水圧を調整しながら地域へ届ける役割を担います。用途、対象区域、構造は施設ごとの資料で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「通常の見学実績施設の一覧には含まれず、見学希望は松本市上下水道局へ別途相談。災害時給水栓の指定は平常時の入場許可ではない。」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料8件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

長野県松本市宮渕3丁目1087-1

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地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。

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関連タグ

#現役施設#配水地#昭和期#貯水容量10,000m³#災害時給水供給拠点#緊急給水栓#見学は要相談

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。