現在の配水池は二つの6,000立方メートル池
城山配水地は、松本市蟻ヶ崎字城山腰1133-1にある現役の配水拠点である。現在使われる配水池は、創設期の施設に隣接して1968年12月と1985年3月に完成した。容量は各6,000立方メートル、合計12,000立方メートルで、浄水を一時的に蓄え、市街地へ安定して配る。災害時には市の給水供給拠点・緊急給水栓設置拠点にも位置付けられている。
創設水道の施設を同じ敷地に保存
松本市の創設水道は、島内第一水源地で集めた水を約600メートル東の城山へ揚げ、標高差で市街地へ流す仕組みとして1924年に竣工した。場内には、この系統で使われた円筒形の接合井と覆土式の旧配水池が残る。両施設は現在使用されていないが、2015年8月4日に国の登録有形文化財となり、現役施設と創設期遺構の違いを同じ場所で確認できる。
平日予約制の施設見学
松本市は城山配水地を現在の見学対象施設に掲げている。見学は出前講座を通じて事前に申し込み、平日9時から16時30分まで、所要30分から1時間程度が目安である。人数は個別相談となり、施設運用や工事の都合で申請が認められない場合もある。自由入場ではなく、接合井・旧配水池を含む当日の見学範囲は職員の案内に従う。
松本市城山配水地を理解するための要点
本ページでは、松本市城山配水地を長野県・松本市の配水地として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 長野県松本市蟻ヶ崎字城山腰1133-1
- 施設種別
- 配水地
- 年代・供用状況
- 現配水池は1968年(昭和43年)12月・1985年(昭和60年)3月完成
- 構造・形式
- 現配水池6,000立方メートル2池、場内に創設期の接合井・旧配水池が現存
- 能力・容量
- 合計12,000立方メートル(6,000立方メートル×2池)
水道システムの中での役割
配水・給水施設は、処理済みの水を一時的に蓄え、需要の変化を調整しながら地域へ届ける工程を担います。高低差やポンプを利用して水圧を保つことも重要な役割です。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「出前講座を通じた事前申込みで見学可。平日9時~16時30分、所要30分~1時間程度、人数は要相談。施設運用・工事のため申請を断る場合があり、見学範囲は現地の案内に従う」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料4件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
関連タグ
年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。