2000年完成、市内で最も新しい配水場
新都心配水場は、さいたま市大宮区吉敷町4-265にある現役の配水場である。さいたま市の現行施設案内では2000年完成で、市内の浄・配水場の中で最も新しい施設とされる。令和6年度水道事業年報では、2000年3月10日竣工と記録されている。
県営大久保浄水場から浄水を受水
新都心配水場は地下水井戸を持たず、埼玉県営大久保浄水場で浄水された水道水を受け入れる受水型の配水場である。令和8年度水質検査計画では、さいたま市の「配水場」を県営水道で浄化した水道水の受水施設を有する施設と整理している。
地下に5,500立方メートル2池
配水池は地下に設けられ、1池5,500立方メートル、2池合計11,000立方メートルを貯留する。令和6年度年報では、1池あたり19.0メートル×34.0メートル、有効水深9.5メートルの配水池2池と記録されている。施設全体の配水能力は1日14,000立方メートルである。
地上部は新都心東広場
新都心配水場は、ほとんどの水道設備を地下に配置している。そのため地上部は新都心東広場として利用され、市民に開放されている。地下の水道インフラと地上の公共空間を重ねた施設構成が特徴である。
5台の配水ポンプで水を送り出す
令和6年度水道事業年報では、配水ポンプは5台で、1台あたり毎分6.10立方メートル、全揚程35メートル、55kWとしている。受水流量計1基と配水流量計2基を備え、受け入れた水量と送り出す水量を管理する。
塩素管理と集中監視
施設には次亜塩素酸ナトリウムを扱う薬液注入ポンプ2台と500リットル薬液タンク2基を備える。計装設備は監視制御盤による集中管理方式で、さいたま市の配水管理事務所中央管理室から、市内の他の浄・配水場とともに運転状態を監視・制御する。
625kVAの非常用発電設備
停電時への備えとして、800PSのエンジンと625kVAの非常用発電設備を備える。受電電圧は6,600Vで、災害や停電時にも配水機能を維持するための電源設備が設けられている。施設には設定加速度250ガルの地震計も設置されている。
災害時は住民用給水栓を利用
新都心配水場は、さいたま市が整備する住民用給水栓の設置施設の一つである。市は新都心配水場を「地下式配水池」として開設マニュアルを公開しており、災害による断水時には近隣住民が応急給水を行える仕組みを整えている。
新都心東広場で水質を確認
令和8年度水質検査計画では、新都心配水場系統の代表給水栓として新都心東広場を設定している。毎日検査では色・濁り・残留塩素を確認し、定期検査では新都心配水場出口と系統給水栓の水質を確認する。2026年9月25日更新の水質検査結果では、市内すべての浄・配水場出口水と系統給水栓水が水質基準に適合していると公表されている。
2024~2026年度に配水ポンプを更新
さいたま市は水道施設再構築計画に基づき、新都心配水場の配水ポンプ更新を進めている。令和6年度の中期経営計画実績では配水ポンプ更新工事を実施中とし、令和8年度の補正予算資料では2024年度から2026年度にわたる継続事業として整理されている。2026年10月3日時点では工事中で、事業完了予定は2027年3月であるため、完了済みとは扱わない。
水道設備と公共空間を重ねた施設
新都心配水場は、地下に配水池・ポンプ・電気設備を収めながら、地上を公共広場として利用する施設である。日常時は新都心地区への安定給水と水質管理を担い、非常時には非常用発電や住民用給水栓を活用する防災拠点としての機能も持つ。
Deep research
さいたま市の現行施設案内、令和6年度水道事業年報、令和8年度水質検査計画、水道施設再構築計画、防災資料を照合し、県営大久保浄水場からの受水、地下配水池11,000立方メートル、5台の配水ポンプ、625kVA非常用発電、集中監視、新都心東広場、住民用給水栓、2024~2026年度の配水ポンプ更新事業まで整理しました。
最終確認:2026年10月3日
施設データを詳しく見る
- 竣工
- 2000年3月10日
- 配水能力
- 14,000立方メートル/日
- 水源
- 県営大久保浄水場から受水
- 配水池
- 5,500立方メートル×2池
- 総貯水容量
- 11,000立方メートル
- 配水ポンプ
- 5台
- 非常用発電
- 625kVA
- 所在地
- さいたま市大宮区吉敷町4-265
県営大久保浄水場から地下配水池を経て新都心配水場系統へ届く水の流れ
- 1
県営大久保浄水場で浄水
埼玉県営大久保浄水場で浄化された水道水を、さいたま市が受水します。
- 2
新都心配水場へ受水
新都心配水場は深井戸を持たず、県営水道の浄水受水を水源とする配水場です。
- 3
地下の配水池2池へ貯留
5,500立方メートルの配水池2池、合計11,000立方メートルへ水を一時的に蓄えます。
- 4
塩素濃度と水量を管理
薬液注入設備と流量計、監視制御設備を用いて、受水から配水までの状態を管理します。
- 5
5台の配水ポンプで送水
5台の配水ポンプで需要に応じた水量・水圧を確保し、新都心配水場系統へ送り出します。
- 6
新都心東広場で水質確認
令和8年度は新都心東広場を新都心配水場系統の代表給水栓として、毎日検査・定期検査を実施します。
新都心配水場の整備・更新・防災年表
新都心配水場竣工
さいたま新都心地区の水道供給を支える地下式配水場として完成しました。
地上部を新都心東広場として利用
ほとんどの水道設備を地下に収め、地上部を公共空間として活用する施設構成となりました。
水道施設再構築計画で配水ポンプ更新を位置付け
将来の水需要と設備老朽化に対応するため、新都心配水場の配水ポンプ更新が計画されました。
配水ポンプ更新事業に着手
中期経営計画の令和6年度実績で、新都心配水場の配水ポンプ更新工事を実施中としています。
配水ポンプ更新を継続
令和8年度の計画でも新都心配水場の配水ポンプ更新事業を継続しています。
配水ポンプ更新事業完了予定
令和8年度補正予算資料では事業完了を2027年3月としています。2026年10月3日時点では未完了です。
水質監視・応急給水機能を継続
新都心東広場で水質を確認し、地下式配水池の住民用給水栓も災害時給水施設として維持されています。
見学・アクセス情報
新都心配水場の水道設備の大半は地下の管理施設であり、常設の内部見学案内は確認できません。一方、地上部の新都心東広場は市民利用され、災害時には住民用給水栓を開設できる施設です。
- 地上部
- 新都心東広場として利用
- 水道施設内部
- 常設一般見学の案内なし
- 所在地
- さいたま市大宮区吉敷町4-265
- 住民用給水栓
- 設置あり
- 災害時
- 近隣住民による応急給水に対応
- 施設問い合わせ
- さいたま市水道局 給水部 配水課
地下式配水池用の開設マニュアル公開
見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。
令和8年度 新都心配水場系統の水質管理
2026年度水質検査計画・2026年9月25日更新結果
新都心配水場は県営大久保浄水場から浄水を受水する配水場で、深井戸原水の検査対象はありません。新都心配水場出口と新都心東広場の給水栓を対象に、水質検査を継続しています。
- 水源
- 県営大久保浄水場からの浄水受水
- 深井戸
- なし
- 代表給水栓
- 新都心東広場
- 毎日検査
- 色・濁り・遊離残留塩素
- 配水場出口
- 定期検査対象
- 令和8年度公表状況
- 市内全浄・配水場出口・系統給水栓で基準適合
個別測定値は月ごとに更新されるため、最新値はさいたま市の月別水質検査結果を確認してください。
よくある質問
新都心配水場はいつ完成しましたか?
2000年3月10日に竣工しました。さいたま市の現行案内では、市内で最も新しい浄・配水場です。
水源は地下水ですか?
いいえ。県営大久保浄水場で浄化された水道水を受け入れる受水型の配水場で、深井戸はありません。
どのくらい水を貯められますか?
5,500立方メートルの配水池が2池あり、合計11,000立方メートルです。
なぜ地上に大きな水道施設が見えないのですか?
ほとんどの水道設備を地下に配置しているためです。地上部は新都心東広場として利用されています。
停電対策はありますか?
はい。令和6年度水道事業年報では625kVAの非常用発電設備を備えています。
災害時に給水できますか?
はい。新都心配水場には地下式配水池用の住民用給水栓が整備され、さいたま市が開設マニュアルを公開しています。
配水ポンプ更新は終わっていますか?
まだです。2026年10月3日時点では更新事業を継続中で、さいたま市の令和8年度補正予算資料では2027年3月完了予定です。
見学できますか?
地上部の新都心東広場は利用できますが、水道設備内部の常設一般見学制度は確認できません。見学希望時は水道局配水課へ事前確認してください。
さいたま市新都心配水場を理解するための要点
本ページでは、さいたま市新都心配水場を埼玉県・さいたま市の配水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-265
- 施設種別
- 配水場
- 年代・供用状況
- 2000年(平成12年)3月10日竣工
- 構造・形式
- 地下式配水場。配水池5,500立方メートル×2池、配水ポンプ5台、次亜塩素酸ナトリウム注入設備、集中監視制御設備、625kVA非常用発電設備を備え、地上部は新都心東広場
- 公表された配水能力・容量等
- 配水能力14,000立方メートル/日、配水池総容量11,000立方メートル(5,500立方メートル×2池)
施設の機能と地域での役割
配水・給水施設は、水を一時的に蓄え、需要や水圧を調整しながら地域へ届ける役割を担います。用途、対象区域、構造は施設ごとの資料で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「地上部の新都心東広場は市民利用されているが、水道施設内部の常設一般見学案内は確認できない。災害時の住民用給水栓設置施設でもあり、施設内部見学を希望する場合はさいたま市水道局配水課へ事前確認」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料8件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
所在地マップ
埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-265
地図を読み込むとGoogle マップへ通信します。
地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。
地図検索:公開住所による地図検索 ↗関連タグ
出典・参考資料
年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。