埼玉県の浄水場・水道施設一覧
埼玉県で当サイトが公開している浄水場・配水場・ダム・歴史的給水塔など16件を、施設種別と市区町村から探せます。県営の大久保・庄和・行田浄水場、さいたま市の大宮配水場、深谷市の旧軍給水塔(登録有形文化財)などを紹介。所在地・役割・沿革・見学条件と公式出典は各記事で確認できます。
16 件掲載
件数は公開記事数であり、県内の全施設数や現在稼働する施設数ではありません。現役の浄水場・配水場と、現在の給水施設ではない旧軍用給水塔(登録有形文化財)を区別して掲載しています。「見学可」は見学対応を示し、稼働状況そのものを表しません。
掲載種別:軍用給水塔 1件、浄水場 6件、配水場 3件、ダム 6件
旧東京第二陸軍造兵廠深谷製造所給水塔
深谷市原郷に残る旧陸軍施設の給水塔。1944年頃の鉄筋コンクリート造、高さ18メートルで、軍施設への給水、松根油装置、戦後の住宅転用という履歴を持つ国登録有形文化財。
埼玉県大久保浄水場
1968年4月に給水を開始した埼玉県営水道の大規模浄水場。荒川水系と利根川水系の複数ダムを水源とし、現在の上水道施設能力は1日130万立方メートル。15市1町へ水道用水を供給し、工業用水道も併設する。
埼玉県庄和浄水場
江戸川の河川水を処理し、県南東部へ水道用水を供給する県営浄水場。1974年4月20日に給水を開始し、1978年の全施設完成後は1日350,000立方メートルの能力を持つ。
埼玉県行田浄水場
1981年に建設を始め、1984年7月に給水を開始した埼玉県営の大規模浄水場。利根川を水源に凝集沈殿・急速ろ過で処理し、最大給水能力は日量500,000立方メートル。23団体・24市町へ送水し、場内には1,200kWの太陽光発電設備もある。
埼玉県新三郷浄水場
1990年7月に第1期給水を開始した埼玉県営水道の浄水場。江戸川右岸で取水した原水を処理し、1996年に第2期施設を整備して現在の施設能力365,000立方メートル/日となった。2010年からオゾン酸化と生物活性炭を用いる高度浄水処理を行う。
埼玉県吉見浄水場
荒川右岸に初めて設けられた県営浄水場で、2005年7月に給水を開始。凝集沈でん・急速ろ過により現在1日150,000立方メートルを処理し、300,000立方メートルへの拡張工事が進む。
さいたま市大宮配水場
1937年1月11日竣工のさいたま市大宮配水場。創設時は地下水を水源とする浄水場として給水を始め、1999年12月21日に県営大久保浄水場からの受水設備を加えて配水場へ更新された。現在は深井戸3井、ろ水能力13,000立方メートル/日、配水池18,000立方メートル、1,000kVA非常用発電、50kW小水力発電、緊急遮断弁、住民用給水栓を備え、1日37,600立方メートルを配水する。
さいたま市西部配水場
1968年3月竣工・給水開始のさいたま市西部配水場。県営大久保浄水場からの受水と深井戸5井の地下水を組み合わせ、1日84,400立方メートルを配水する。配水池は15,000立方メートル1池と10,000立方メートル2池の計35,000立方メートルで、1,500kVA非常用発電設備と3基の緊急遮断弁を備える。
さいたま市東浦和浄水場
1959年に地下水を水源として給水を開始したさいたま市の現役浄水場。深さ250mの深井戸3井、ろ水機3基、1,000m³の配水池2池を備え、配水能力は5,900m³/日。竣工から約60年が経過したため、2025年度から2031年度予定で耐震性能を備えた施設への全面更新が進められている。
さいたま市新都心配水場
2000年3月10日竣工のさいたま市新都心配水場。県営大久保浄水場から浄水を受け、地下の5,500立方メートル配水池2池へ貯留して1日14,000立方メートルを配水する。ほとんどの設備を地下に配置し、地上部は新都心東広場として利用される。625kVA非常用発電設備と住民用給水栓を備え、2024~2026年度には配水ポンプ更新事業が進められている。
滝沢ダム
秩父市大滝の荒川水系中津川にある水資源機構の多目的ダム。奥秩父もみじ湖を形成し、洪水調節、河川流量の確保、埼玉県・東京都の水道用水、発電を担う。堤高132m、2008年管理開始。内部の見学通路と下流広場が公開され、直下流には雷電廿六木橋がある。
浦山ダム
荒川水系浦山川にある水資源機構の多目的ダム。1999年管理開始、堤高156m、総貯水容量5,800万m³。秩父さくら湖を形成し、洪水調節、河川流量の確保、水道用水、発電を担う。自然調節方式の洪水吐、清水バイパス、一般公開する堤体内部が特徴。
下久保ダム
群馬県藤岡市と埼玉県神川町の境を流れる神流川の多目的ダム。主ダムと補助ダムがL字形につながり、神流湖に最大1億3,000万m³を貯留する。1968年本体完成、1969年管理所発足。洪水調節、河川流量の確保、東京・埼玉への用水、発電を担う。
二瀬ダム
埼玉県秩父市の荒川本川にある国土交通省の多目的ダム。1961年12月完成、堤高95mの重力式アーチ堤体が秩父湖をつくる。洪水調節・かんがい用水の確保・発電を担い、貯砂ダムと土砂の掘削・下流還元で貯水池の機能維持を図っている。
合角ダム
埼玉県秩父市と小鹿野町にまたがる吉田川の県営多目的ダム。堤高60.9mの堤体が西秩父桃湖をつくり、洪水調節・河川環境の保全・水道用水の新規開発を担う。1999年の竣工式後も試験湛水が続き、県の建設史では2003年3月完成とされる。
有間ダム
埼玉県飯能市の有間川にある県営多目的ダム。1986年3月完成、堤高83.5mのロックフィル堤体が名栗湖を形成し、洪水調節・河川流量の維持・水道用水の確保を担う。季節で貯水容量を使い分け、2026年度は浚渫工事に伴う制限水位の継続が告知されている。