配水場現存

高岡市伏木配水場

能町ポンプ場から受けた水を低区・高区へ分けて送る伏木・太田地区の配水拠点

能町ポンプ場から圧送された水を5,500立方メートルの配水池群に蓄え、伏木・太田地区へ自然流下で給水する高岡市の現役配水場。低区4,500立方メートル、高区1,000立方メートルを備え、1日の配水能力は11,150立方メートル。低区には緊急遮断弁、高区には2009年度更新の耐震構造配水池がある。

年代・現況1951~1961年度に3池築造、1979~1980年度に1池増築、1991年3月低区緊急遮断弁設置、2009年度高区配水池更新
所在地高岡市
構造・形式低区:鉄筋コンクリート造2池(1,500立方メートル×2池)+階層式円型ドーム・プレストレストコンクリート造1池(1,500立方メートル)。高区:地上式ステンレス鋼板製500立方メートル×2槽
見学高岡市の現行公式ページに常設の一般見学案…

伏木・太田地区へ水を送る現役配水場

伏木配水場は高岡市伏木一宮17にあり、能町ポンプ場から圧送されてきた水を一時的に貯留し、伏木地区や太田地区へ給水する現役施設である。高岡市の現行施設案内では、1日の配水能力は11,150立方メートル、敷地面積は12,205平方メートル、配水方法は自然流下とされている。

低区4,500・高区1,000立方メートル

配水池は標高に応じて低区と高区に分かれる。低区は鉄筋コンクリート造1,500立方メートル2池と、階層式円型ドームのプレストレストコンクリート造1,500立方メートル1池で、合計4,500立方メートル。高区は地上式ステンレス鋼板製の500立方メートル2槽で、合計1,000立方メートル。総貯水容量は5,500立方メートルである。

低区と高区では水位条件が異なる

令和6年度年報では、低区の水位をHWL45.0メートル・LWL42.0メートル、高区をHWL77.0メートル・LWL72.0メートルとしている。異なる標高の配水池を使い分けることで、地形の高低差がある伏木・太田地区へ必要な水圧で水を送る構成になっている。

能町ポンプ場から約3.7キロメートルを送水

伏木配水場へは能町ポンプ場から水が送られる。令和6年度年報では送水管区間を能町ポンプ場から伏木配水場までとし、口径300~400ミリメートル、延長合計3,681メートルを記載している。能町ポンプ場の送水能力も1日11,150立方メートルで、配水場側の能力と対応する。

災害時に水を残す低区の緊急遮断弁

1991年3月20日、伏木配水池の低区に緊急遮断弁が設置された。高岡市の水道ビジョンでは、緊急遮断弁は地震などで管路が破損した際に配水池から水が流出するのを防ぎ、災害時に一定量の水を確保する設備と説明されている。令和6年度年報では、低区側に口径450ミリメートルの重力式配水用バタフライ弁2基と、口径250ミリメートルの配水池連絡用バタフライ弁2基を掲載している。

高区配水池は2009年度に耐震構造へ更新

高岡市の現行施設案内は、高区配水池を2009年度に更新したとしている。高岡市水道ビジョンでは、この更新を「耐震構造のものに更新」と明記している。現在の高区配水池はステンレス鋼板製500立方メートル2槽で、高区への配水を担っている。

非常用発電と監視設備を備える

令和6年度年報では、125kVAのディーゼル発電装置を備えるほか、低区・高区それぞれの配水流量計、水位計、監視カメラ3台を掲載している。平常時の水量・水位を監視しながら、停電などの非常時にも配水機能を維持するための設備が整えられている。

2026年度も伏木配水区を水質管理

高岡市は2026年3月に令和8年度水質検査計画を公表している。直近の確定済み結果である令和7年度水質検査結果では、伏木配水区の代表地点として西田地内の検査結果を個別公開している。年度ごとの検査地点・測定値は更新されるため、最新値は高岡市の水質ページを確認する必要がある。

常設の一般見学案内は確認できない

伏木配水場は稼働中の配水施設であり、高岡市の現行施設ページには清水町配水塔資料館のような常設公開・一般見学の案内は掲載されていない。所在地が公開されていても自由入場できる施設ではないため、管理区域には立ち入らず、必要な場合は上下水道局へ事前に確認する。

Deep research

高岡市の現行施設案内、令和6年度水道事業年報、令和8年度水質検査計画を照合し、能町ポンプ場からの送水、低区・高区5,500立方メートルの構成、自然流下、低区緊急遮断弁、高区配水池の耐震更新、非常用発電・監視設備、現在の水質管理まで整理しました。

最終確認:2026年10月2日

施設データを詳しく見る

配水能力
11,150立方メートル/日
総貯水容量
5,500立方メートル
低区
4,500立方メートル
高区
1,000立方メートル
敷地面積
12,205平方メートル
配水方式
自然流下
送水元
能町ポンプ場
所在地
高岡市伏木一宮17

能町ポンプ場から伏木・太田地区へ届く水の流れ

  1. 1

    能町ポンプ場から圧送

    能町ポンプ場が加圧ポンプで伏木配水場へ水を送ります。能町ポンプ場の1日の送水能力は11,150立方メートルです。

  2. 2

    約3.7kmの送水管を通る

    令和6年度年報では、能町ポンプ場から伏木配水場までの送水管延長を合計3,681メートルとしています。

  3. 3

    低区4,500立方メートルに貯留

    低区は鉄筋コンクリート造1,500立方メートル2池と、プレストレストコンクリート造1,500立方メートル1池で構成されます。

  4. 4

    高区1,000立方メートルに貯留

    高区は地上式ステンレス鋼板製の500立方メートル2槽で構成されます。

  5. 5

    自然流下で伏木・太田地区へ

    配水池に蓄えた水を、高低差を利用して伏木地区・太田地区へ送ります。

  6. 6

    配水区で水質を継続確認

    高岡市は伏木配水区を独立した水質管理区分として扱い、令和7年度は西田地内の検査結果を個別公開しています。令和8年度も水質検査計画を公表しています。

伏木配水場の整備・耐震化年表

  1. 低区を中心に3配水池を築造

    高岡市の現行施設案内では、昭和26年度から昭和36年度にかけて3つの配水池を整備したとしています。

  2. 配水池を1池増築

    昭和54年度から昭和55年度にかけて配水池を増設しました。

  3. 伏木配水池・集中監視制御設備が完成

    高岡市の水道事業沿革に、伏木配水池と集中監視制御設備の完成が記録されています。

  4. 低区に緊急遮断弁を設置

    地震などで管路が破損した際に配水池の水が流出するのを防ぎ、災害時用の水を確保する設備が整備されました。

  5. 高区配水池を耐震構造へ更新

    高岡市水道ビジョンでは、高区配水池を耐震構造の施設へ更新したと説明しています。

  6. 現行設備諸元を年報で公表

    低区・高区の容量、水位、送水管、非常用発電、緊急遮断弁、監視設備などが令和6年度年報に掲載されています。

  7. 水質検査計画を継続

    高岡市は令和8年度水質検査計画を2026年3月24日に公表し、市内配水区の水質監視を継続しています。

見学・アクセス情報

伏木配水場は稼働中の水道施設です。高岡市の現行公式ページには常設の一般見学制度は掲載されていません。

一般見学
常設案内なし
自由入場
案内なし

稼働中の管理施設

所在地
高岡市伏木一宮17
見学希望
上下水道局へ事前確認
施設情報
高岡市上下水道局 総務課

0766-20-1623

注意
管理区域へ無断で立ち入らない

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

伏木配水区の水質管理

令和7年度確定結果・令和8年度水質検査計画

高岡市は伏木配水区を独立した検査区分として管理しています。令和7年度水質検査結果では西田地内の結果を個別公開し、2026年3月24日には令和8年度水質検査計画を公表しています。

配水区
伏木配水区
令和7年度代表地点
西田地内
令和8年度
水質検査計画を公表
配水能力
11,150立方メートル/日
配水方法
自然流下

水質の個別測定値は年度・採水地点で変わるため、最新値は高岡市が公開する当該年度の水質検査結果を確認してください。

よくある質問

伏木配水場は何をする施設ですか?

能町ポンプ場から送られた水を配水池へ一時貯留し、伏木地区や太田地区へ自然流下で給水する現役の配水施設です。

どのくらい水を貯められますか?

低区4,500立方メートル、高区1,000立方メートルの合計5,500立方メートルです。

配水能力は?

1日11,150立方メートルです。

低区と高区は何が違いますか?

低区は合計4,500立方メートル、高区は合計1,000立方メートルで、水位条件も異なります。地域の標高に応じた配水を支える構成です。

災害対策はありますか?

低区には緊急遮断弁が設けられ、配水管破損時の水の流出を抑えて災害時用水を確保する仕組みがあります。125kVAのディーゼル発電装置も備えています。

高区配水池は耐震化されていますか?

高岡市水道ビジョンでは、2009年度に高区配水池を耐震構造の施設へ更新したとしています。

現在も水質検査されていますか?

はい。伏木配水区は水質管理区分の一つで、令和7年度は西田地内の結果が個別公開され、令和8年度の水質検査計画も公表されています。

見学できますか?

現行公式ページに常設の一般見学制度は確認できません。稼働中の水道施設なので、必要な場合は高岡市上下水道局へ事前確認してください。

高岡市伏木配水場を理解するための要点

本ページでは、高岡市伏木配水場を富山県・高岡市の配水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
富山県高岡市伏木一宮17
施設種別
配水場
年代・供用状況
1951~1961年度に3池築造、1979~1980年度に1池増築、1991年3月低区緊急遮断弁設置、2009年度高区配水池更新
構造・形式
低区:鉄筋コンクリート造2池(1,500立方メートル×2池)+階層式円型ドーム・プレストレストコンクリート造1池(1,500立方メートル)。高区:地上式ステンレス鋼板製500立方メートル×2槽
公表された配水能力・容量等
配水能力11,150立方メートル/日、総貯水容量5,500立方メートル(低区4,500・高区1,000)

施設の機能と地域での役割

配水・給水施設は、水を一時的に蓄え、需要や水圧を調整しながら地域へ届ける役割を担います。用途、対象区域、構造は施設ごとの資料で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「高岡市の現行公式ページに常設の一般見学案内は確認できない。稼働中の水道施設のため、管理区域へ立ち入らず、見学希望時は上下水道局へ事前確認」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料5件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

富山県高岡市伏木一宮17

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関連タグ

#現役施設#配水場#自然流下#伏木地区#太田地区#緊急遮断弁#耐震化#高岡市水道

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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