文化財指定の一覧
各種文化財指定を受けた施設。 条件に合う水道遺構を一覧で掲載しています。
71 件
名古屋市鍋屋上野浄水場旧第一ポンプ所
名古屋市水道創設時の1914年に完成し、1992年まで東山配水場への送水を担った煉瓦造ポンプ所。市指定有形文化財・景観重要建造物として保存され、予約制の浄水場見学で見学できる。
豊橋市上水道施設多米配水場旧配水池
1929年に建設された鉄筋コンクリート造の有蓋半地下式配水池。昭和前期の浄水施設構成を伝える国登録有形文化財で、通常は立入できない多米配水場が年1回公開される際に見学機会がある。
豊橋市上水道施設小鷹野浄水場旧ポンプ室
1929年に建てられた小鷹野浄水場の旧ポンプ室。石造風の外観と幾何学模様を備え、2018年に国の登録有形文化財となった。
豊橋市上水道施設下条取水場旧ポンプ室
豊川東岸の下条取水場に1929年に建てられた旧ポンプ室。半円アーチ窓と石造風外壁を備え、2018年に国の登録有形文化財となった。
諸戸水道貯水池遺構
初代諸戸清六が私財で整備し、1904年に完成した私設水道の貯水池遺構。煉瓦内張りの二槽式構造が残り、2008年に三重県指定史跡となった。
旧常光水源地ポンプ室
1931年に完成し、天竜川から取水した水を約8キロメートル離れた旧住吉浄水場へ圧送したポンプ室。植物文様を備える国登録有形文化財。
旧住吉浄水場着水井
旧常光水源地から圧送された水の勢いを止め、3つのろ過池へ送った1931年完成の着水井。八角形平面と古典的装飾を持つ国登録有形文化財。
旧住吉浄水場接合井
3つのろ過池で処理した水を集め、水質を均等にした1931年完成の接合井。円形平面と石積み風の外観を持つ国登録有形文化財。
旧住吉浄水場配水池
接合井を経た水を2つの池に計7,000トン貯蔵した1931年完成の配水池。浄水場廃止後も2019年3月まで使用された国登録有形文化財。
旧住吉浄水場直送ポンプ井
配水池から送る水を高区向けと低区向けに分け、低区へ自然流下で届けた1931年完成のポンプ井。幾何学文様を持つ国登録有形文化財。
旧住吉浄水場ポンプ室
1931年完成の旧住吉浄水場ポンプ室。高区への送水と火災用ポンプを担い、装飾豊かな鉄筋コンクリート造建築として国の登録有形文化財に登録されている。
旧住吉浄水場正門
1931年に設けられた旧住吉浄水場の正門。洗出し仕上げと幾何模様を持つ鉄筋コンクリート造門で、ポンプ室と一体の景観をつくる国登録有形文化財。
宇都宮市水道資料館(旧管理事務所)
今市浄水場の旧管理事務所として1914年に建てられた木造2階建の洋館。国登録有形文化財で、水道資料館として事前問合せによる見学に対応する。
緑町配水場水道山記念館(旧事務所)
足利市の創設水道施設として1930年に建てられた緑町配水場の旧事務所。フランス瓦とハーフティンバー風外観を持つ国登録有形文化財で、通常非公開。
水道資料館(元宿浄水場旧事務所)
1932年に元宿浄水場の事務所として竣工した、鉄筋コンクリート造平屋建・建築面積122平方メートルの水道資料館。桐生市創設水道を伝える国登録有形文化財だが、浄水場内にあるため通常は非公開である。
盛岡市米内浄水場
1934年に完成した盛岡市最古の現役浄水場。米内川を水源に緩速ろ過と急速ろ過を併用し、創設期の8施設が国登録有形文化財となっている。
秋田市藤倉水源地水道施設
1903年着工、1907年一部給水、1911年全施設完成の秋田市創設水道。1973年に取水を停止した後、1993年に近代化遺産として全国で初めて建造物の国重要文化財に指定された。
高岡市清水町配水塔資料館
1931年6月完成、1958年3月休止の旧配水塔を中心とする公開資料館。全高29.7メートルの塔と旧第3源井上屋、水源地水槽が残り、3施設とも国登録有形文化財である。
仙台市荒巻配水池入口
1923年に仙台市創設水道の配水池中央監視廊入口として造られた鉄筋コンクリート造の施設。幅4.5メートル、高さ2.7メートルで、アーチや葉状浮彫を備え、国登録有形文化財となっている。
青下隧道入口
1933年完成の青下導水隧道上口。玉石張り鉄筋コンクリート造、幅6.0メートル、高さ3.9メートルで、青下水源地から中原浄水場へ向かう延長696メートルの隧道入口である。
青下第2ダム
1934年完成の玉石コンクリート造・玉石張り越流式重力ダム。堤長39.2メートル、堤高14.4メートルで、現在も青下水源地の現役施設として稼働する国登録有形文化財。
呉市宮原浄水場低区配水池
1890年に旧海軍が築造した呉市宮原浄水場低区配水池。休山西麓の高台にある煉瓦造上屋付き配水池で、国登録有形文化財として一般非公開で保存されている。
福山市旧佐波浄水場配水池
1925年9月竣工の福山市旧佐波浄水場配水池。煉瓦とコンクリートによる地下配水池で、浄水井上屋・門とともに国登録有形文化財となっている。
宇部市桃山配水計量室
1924年建築、桃山配水池から市街地へ自然流下で送る水量を計測した八角形の配水計量室。1997年に国登録有形文化財となった。
旧美歎水源地水道施設
1915年に完成した山陰地方最初の近代水道施設。貯水池堰堤、量水堰、5基の緩速濾過池、接合井、量水器室などが一体で残り、国の重要文化財として季節公開されている。
旧倉吉町水源地ポンプ室(萬斛泉)
1932年に倉吉最初の上水道施設として開設された旧ポンプ室。水道標章や「萬斛泉」の石額を掲げる鉄筋コンクリート造平屋建で、現在は国登録有形文化財として市が保存し、内部は非公開である。
米子市水道記念館(旧米子市水源地旧ポンプ室)
1926年6月竣工の鉄筋コンクリート造旧ポンプ室。車尾水源地からの送水を支えたのち、1987年に水道記念館となった。2001年に国登録有形文化財へ登録され、事前予約により館内を見学できる。
若桜鉄道若桜駅給水塔
1930年の若桜駅開業時に整備された蒸気機関車用給水塔。鉄筋コンクリート造基礎に鉄製円筒水槽を載せる建築面積18平方メートルの施設で、2008年に国の登録有形文化財となった。
松本市上下水道局島内第一水源地集水井及び会所
1922年に完成した松本市創設水道の集水施設。暗渠で導いた湧水を3基の会所から円形集水井へ集める仕組みを残し、国登録有形文化財として予約見学の対象水源地内に現存する。
松本市上下水道局島内第一水源地石垣及び階段
1923年頃に築かれ、集水井・会所の区画を囲む島内第一水源地の花崗岩石垣と階段。総延長156メートルの外構が創設水道の敷地構成を伝え、国登録有形文化財として残る。
松本市上下水道局島内第一水源地旧喞筒室
1923年頃に建てられ、島内第一水源地の水を城山配水地へ揚げた旧ポンプ室。鉄筋コンクリート造平屋建にアール・デコ調の意匠を備え、現在は電気室・資料室として使われる。
松本市上下水道局島内第一水源地倉庫
1922年に建てられ、1965年頃に現在地へ移築された島内第一水源地の木造倉庫。キングポストトラスの小屋組を持ち、現在も水道関連書類を保管する国登録有形文化財である。
松本市上下水道局城山配水地接合井
松本市創設水道で島内第一水源地からの送水を旧配水池へ中継した、1923年頃の接合井。コンクリート造円形水槽を煉瓦造の円筒形覆屋が包み、国登録有形文化財として現存する。
松本市上下水道局城山配水地旧配水池
1923年頃に築かれ、島内第一水源地の水を市街地へ自然流下させた創設水道の旧配水池。約36メートル四方のコンクリート造覆土式施設で、国登録有形文化財として現存する。
平瀬浄水場旧濾過池整水井
1913年に築かれた平瀬浄水場の調整井上屋。内部の制水弁で濾過速度と流水量を調節した、鉄筋コンクリート造・建築面積11平方メートルの国登録有形文化財である。
平瀬水源旧事務所(水交庵)
1935年に平瀬浄水場の事務所として建てられ、1988年に水道資料館「水交庵」となった木造建築。甲府上水から近代水道までを伝える国登録有形文化財である。
平瀬浄水場旧取水口門部
1913年に築かれた甲府市創設水道の石造水路坑口。幅14.4メートル、高さ11.0メートルの大規模な門部で、国登録有形文化財と日本遺産構成文化財になっている。
平瀬浄水場旧片山隧道下口
1913年に築かれた片山隧道の市街側坑口。幅4.7メートル、高さ3.4メートルの石造水路坑口で、平瀬浄水場から浄水を送った創設期の送水経路を伝える。
平瀬浄水場旧片山隧道上口
1913年に築かれた片山隧道の浄水場側坑口。幅4.6メートル、高さ3.4メートルの石造水路坑口で、下口と一組になって創設期の送水経路を伝える。
平瀬浄水場第2隧道上口
1913年に築かれた平瀬浄水場の導水隧道上流側坑口。花崗石を用いた幅4.3メートル、高さ3.3メートルの石造水路坑口で、国登録有形文化財と日本遺産構成文化財になっている。
金沢市末浄水場園地
1932年完成の前庭を中心とする末浄水場の洋風整形式園地。寺津用水の落差を利用した噴水と水道施設の軸線を組み合わせ、2010年に国の名勝となった。前庭は通年・予約不要で見学できる。
金沢市末浄水場緩速沈澱池(一号~三号)
1930年12月完成の鉄筋コンクリート造緩速沈澱池3池。各池は面積2,848平方メートル、有効容量11,700立方メートルで、現在も稼働する国登録有形文化財である。
金沢市末浄水場緩速ろ過池
1931年6月完成の一号から六号までの緩速ろ過池。浄水井を付属する鉄筋コンクリート造の6池が国登録有形文化財となり、現在も犀川表流水の緩速ろ過に使われている。
末浄水場一号緩速沈澱池
末浄水場の創設期に当たる1930年12月完成の一号緩速沈澱池。面積2,848平方メートル、有効容量11,700立方メートルの鉄筋コンクリート造水槽で、現在も稼働する国登録有形文化財。
金沢市末浄水場緩速浄水ポンプ室
1932年3月に旧塩素滅菌室として完成した末浄水場の小建築。鉄筋コンクリート造平屋建、建築面積12平方メートルで、柱型と梁型が各立面を縁取る国登録有形文化財である。
金沢市末浄水場五号緩速ろ過池
末浄水場の一号~六号緩速ろ過池のうち、登録番号17-0050に当たる五号池。1931年6月完成の鉄筋コンクリート造で、小ドームを載せた浄水井上屋を備える現役施設である。
徳島市佐古配水場旧ポンプ場
1926年の徳島市創設水道とともに建てられた佐古配水場旧ポンプ場。英国積みの赤煩瓦外壁を持ち、1997年に国登録有形文化財となった。
曲渕水源地水道施設(曲渕ダム)
1923年に竣工した福岡市初の上水専用ダム。重力式コンクリート造の堤体は昭和初期の拡張後も水源として使われ、福岡市指定有形文化財として開放された堤頂とダムパークから見学できる。
本河内水源地水道施設
1891年の高部堰堤・高部配水池と1903年の低部堰堤からなる、日本最初期の近代水道施設。現在も稼働し、2017年に国の重要文化財へ指定された。
長岡市旧中島浄水場施設
1927年に完成した長岡市創設水道の旧浄水場施設。配水塔の水道タンク、ポンプ室棟、監視室棟、予備発電機室棟が水道公園内に残り、4件とも国登録有形文化財である。
大阪市水道記念館(柴島浄水場旧第1配水ポンプ場)
1914年から1986年まで柴島浄水場の主力として稼働した煉瓦造の旧第1配水ポンプ場。宗兵蔵の設計で、現在は国登録有形文化財の水道学習施設として活用される。
大津市琵琶湖疏水 第一隧道
1890年建設、長等山を貫く延長約2,436メートル・幅員約4.9メートルの煉瓦造隧道。琵琶湖疏水を代表する施設として2025年に国宝指定された。
大津市琵琶湖疏水 大津閘門及び堰門
船の通行時に水位差を調整する大津閘門と、疏水への流量を整える堰門からなる1889年建設の琵琶湖疏水施設。2025年に重要文化財となった。
大津市琵琶湖疏水 大津運河
大津閘門・堰門と第一隧道を結ぶ、延長約197メートルの直線状開渠。両岸を花崗岩の2段石垣で固めた1887年建設の重要文化財。
琵琶湖疏水施設 第一隧道東口(第1トンネル入口)
1890年完成の煉瓦造第一隧道の東口坑門。伊藤博文揮毫の「気象萬千」と田邉朔郎をたたえる英文銘を掲げる。第一隧道は2025年に国宝となり、東口は公式散策コースや疏水船乗下船場付近から見学できる。
琵琶湖疏水 第一隧道 第一竪坑
第一隧道の工期短縮のため長等山上から掘られた、深さ約47メートル・坑口直径約5.5メートルの円形竪坑。第一隧道の一部として国宝に指定され、疏水船から内部を観察できる。
琵琶湖疏水施設 第一隧道 第二竪坑
琵琶湖疏水第一隧道に設けられた二つの竪坑の一つ。深さ約23メートル、坑口約2.5メートルの八角形で、隧道の採光と換気を担った。現在は国宝「琵琶湖疏水施設 第一隧道」の構成要素として保存される。
琵琶湖疏水施設 第一隧道西口(第1トンネル出口)
1890年完成の煉瓦造第一隧道の西口坑門。山縣有朋揮毫の「廓其有容」を掲げる。第一隧道は2025年に国宝となり、西口は琵琶湖疏水記念館の公式大津~山科散策コースから外観を見学できる。
舞鶴旧鎮守府水道施設 桂取水堰堤
1900年に完成した舞鶴旧鎮守府水道の重力式コンクリート取水堰堤。堤長50メートル・堤高12メートルで桂貯水池を形成し、現在も舞鶴市の水源施設として使われる。一般立入禁止。
舞鶴旧鎮守府水道施設 桂量水堰堤
1900年に築かれた桂取水系統の小規模堰堤。堤長31メートル・堤高3メートルの重力式コンクリート造で、桂貯水池の関連施設として重要文化財に指定される。現役水源区域内のため一般立入禁止。
舞鶴旧鎮守府水道施設 旧岸谷川上流本流取水堰堤
1905年建設、堤長28メートル・堤高10メートルの重力式コンクリート造取水堰堤。舞鶴旧鎮守府水道施設の一部として重要文化財に指定されている。
舞鶴旧鎮守府水道施設 旧岸谷川上流支流取水堰堤
1905年建設、堤長7.3メートル・堤高3.8メートルの重力式コンクリート造取水堰堤。岸谷川支流から集水した舞鶴旧鎮守府水道の重要文化財である。
舞鶴旧鎮守府水道施設 岸谷川下流取水堰堤
舞鶴鎮守府の水源施設を増強するため1921年に改造された土堰堤。堤長148メートル、堤高30メートルで、取水隧道・取水塔・放水塔などを伴う。現在も水源地として使われる国指定重要文化財。
舞鶴旧鎮守府水道施設 旧第一配水池
1901年に建設され、1964年11月まで使われた旧北吸浄水場の第一配水池。容量2,400立方メートルで、煉瓦造導水壁と木造上屋を残す重要文化財。通常は敷地外からの外観見学に限られる。
舞鶴旧鎮守府水道施設 旧第二配水池
1901年に築かれた舞鶴旧鎮守府水道施設の煉瓦造配水池。面積551平方メートルで木造上屋、送水・排砂設備を含み、2003年に重要文化財へ指定された。北吸配水池は外観のみ公開されている。
布引水源地水道施設 五本松堰堤
1900年竣工の日本初の水道専用重力式コンクリートダム。堤高33.3メートル、堤長110.3メートルで、現在も神戸の水源として働く。新神戸駅から続くハイキング道で外観を見学できる。
布引水源地水道施設 雌滝取水堰堤
1900年竣工のアーチ式コンクリート取水堰堤。保護堰堤・取水井・階段を伴い、現在も雌滝の水を奥平野浄水場へ送る。新神戸駅からのハイキング道沿いで外観を確認できる重要文化財。
布引水源地水道施設 分水堰堤
1907年竣工のアーチ式コンクリート堰堤。清水を貯水池へ、濁水を放水路へ振り分ける布引水源地の改良施設で、現在も稼働する。布引貯水池から市ケ原へのハイキング道沿いで見学できる。
旧天王貯水池
堺市創設水道の配水池として1910年に建設され、1964年まで使用された煉瓦・コンクリート造施設。凱旋門風の入口と半円筒ヴォールトを備える国登録有形文化財。
京都市蹴上浄水場第一高区配水池
1912年建設の蹴上浄水場第一高区配水池。琵琶湖疏水を水道に利用した京都市創設水道の施設で、2025年8月に琵琶湖疏水施設の一部として重要文化財に正式指定された。
旧朝日町浄水場配水塔
1923年10月25日に完成した旧朝日町浄水場の鋼製配水塔。リベット接合の6本の鉄脚が容量200立方メートルの水槽を支える。1966年に役目を終え、国登録有形文化財として高砂市文化会館駐車場に保存される。