創設工事期から使われる付属倉庫
島内第一水源地倉庫は、創設水道工事中の1922年に建てられた付属施設である。文化財台帳では1965年頃に移築されたとされ、現在は旧喞筒室の西側、松本市島内3890-1に建つ。水源地の取水・揚水設備とは役割が異なるが、維持管理を支える建物として残り、松本市の説明によれば現在も水道関連の書類を保管している。
広い内部をつくるキングポストトラス
建築面積40平方メートル、桁行4間・梁間3間の木造平屋建で、寄棟造の瓦屋根を載せる。正面には左右対称に2か所の入口を設け、小屋組には中央の垂直材で棟を支えるキングポストトラスを採用する。柱の少ない保管空間を確保する倉庫らしい構成で、外壁塗装以外に大きな改変が少なく、ほぼ当初の姿を残す。2015年8月4日に国登録有形文化財となった。
現用施設内での予約見学
倉庫がある島内第1水源地は、松本市の現行施設見学対象である。見学は出前講座を通じた事前申込み制で、平日9時から16時30分、所要30分から1時間程度。人数は別途相談となり、施設運用や工事により申請が認められない場合もある。倉庫は現在も保管用途で使われるため、内部公開を前提とせず、建物を確認できる範囲は当日の案内に従う必要がある。
松本市上下水道局島内第一水源地倉庫を理解するための要点
本ページでは、松本市上下水道局島内第一水源地倉庫を長野県・松本市の水源地として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 長野県松本市島内3890-1
- 施設種別
- 水源地
- 年代・供用状況
- 1922年(大正11年)建築、1965年(昭和40年)頃移築
- 構造・形式
- 木造平屋建・寄棟造瓦葺・キングポストトラス、建築面積40平方メートル
- 文化財等
- 国登録有形文化財(建造物、2015年8月4日登録)
水道システムの中での役割
水源・取水施設は、河川、地下水、湧水などから水道の原水を確保する出発点です。水量を安定させ、水質を確認しながら次の浄水工程へ送ります。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「島内第1水源地の施設見学は出前講座を通じた事前申込み制。平日9時~16時30分、所要30分~1時間程度、人数は要相談。倉庫の見学範囲は現地の案内に従う」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料3件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
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年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。