水源地・取水施設の一覧
河川・地下水などから原水を確保する水源地、取水堰、取水塔、井戸などの施設。 このカテゴリーに該当する記事・施設を一覧で掲載しています。
51 件
小樽市奥沢水源地
1914年に完成し、おたる水道の始まりとなった奥沢水源地。水道施設としての役割を終えた後も、10段の階段式溢流路を含む近代水道遺産として水管橋が季節公開されている。
桑名市諸戸水道水源井
近代桑名の私設水道「諸戸水道」に関係する現存水源井。貯水池遺構の東約80メートルにあり、外径3.1メートルの円形井戸で、煉瓦積・玉石積などの構造を残す。
四日市市旧生桑水源地
船舶への給水を目的に1919年に設立された四日市給水株式会社を市が買収し、1932年に完成させた旧水源地。現在は水源として使われていないが、歴史的建物が保存されている。
四日市市内部水源地
四日市市釆女町字花の木851番地1にある現役水源地。1963年3月竣工で、浅井戸水を380立方メートルの接合井に集め、消毒・送水する。
四日市市朝明水源地
四日市市千代田町字東浦342番地1にある現役水源地。1984年12月竣工の管理・送水施設を中心に、浅井戸群の水を集め、紫外線処理と除マンガン処理を行う。
四日市市三滝西水源地
四日市市高角町字矢合2678にある現役水源地。1970年3月竣工で、浅井戸水を800立方メートルの接合井に集め、送水・消毒する。
四日市市小牧水源地
四日市市小牧町字東川原3176にある現役水源地。1973年3月竣工で、浅井戸、700立方メートルの接合井、ポンプ室、消毒設備を備える。
四日市市神田取水場
三重県員弁郡東員町大字山田94にある四日市市の現役取水場。1975年3月竣工の浅井戸施設で、長深・中上取水場とともに員弁水源を構成する。
四日市市長深取水場
三重県員弁郡東員町大字長深1021にある四日市市の現役取水場。1975年3月竣工で、深さ20メートルの浅井戸2井を備える。
静岡市牛妻水源地
静岡市葵区牛妻にある創設期からの現役水源地。安倍川の河床下を流れる伏流水を多孔管から取り入れ、公称能力1日55,600立方メートルで静岡地区の水道水のおよそ3分の1をまかなう。
静岡市与一取水場
静岡市葵区与一にある地下水取水施設。場内4か所の井戸から取水し、公称能力は日量29,500立方メートル。主に葵区内へ配水する水源として現在の静岡市水道を支える。
羽村取水堰
1653年に取水口が完成した玉川上水の現役取水堰。投渡堰・固定堰・魚道・17門の第一水門で構成され、多摩川河岸側から外観を見学できる。
金町浄水場の取水塔(第2・第3取水塔)
江戸川右岸で金町浄水場へ原水を取り入れる2基の取水塔。上流側の第2取水塔は1941年完成の三角屋根・煉瓦造、下流側の第3取水塔はドーム型屋根を持ち、現在も取水を担う。
東京都水道局小作取水堰
1980年7月に完成し、同年10月に通水した多摩川の可動堰。洪水吐4門と土砂吐1門を備え、毎秒最大22.77立方メートルの原水を沈砂池と導水路を経て山口貯水池へ送る。
横須賀市走水水源地
1876年にフランス人技術者ヴェルニーが横須賀造船所のため築造した水源地。1908年から横須賀市営水道へ給水し、現在も通常時1日1,000立方メートルを0.01マイクロメートルのUF膜で処理する。災害時は非常用井戸を加え1日1,500立方メートルの応急給水拠点となる。
寒川取水堰
1964年3月完成。相模川総合開発事業の基幹施設として、相模川から上水道用水・工業用水を取り入れる現役取水堰。堰高6メートル、堰長270メートルで、1972年に相模川高度利用事業による増強が完成した。
高岡市佐野取水場
高岡市西藤平蔵にある現役の地下水取水場。1956~1963年度に整備され、浅井戸2~4号井から地下水を取り入れる。1日21,000立方メートルの取水能力と381立方メートルの調圧槽を備え、上関浄水場へ自然流下で送水する。
倉吉市東巌城町水源地
1960~1962年の第2次拡張事業で新設された倉吉市東巌城町の現役水源地。伏流水を水源とし、日最大8,500立方メートルを取水して次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。
倉吉市八屋水源地
倉吉市の第5次拡張事業で新設された現役水源地。八屋の浅層地下水を水源とし、最大日量5,350立方メートルを取水して、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒を行う。
倉吉市円谷町水源地
倉吉市円谷町526にある現役の地下水水源地。1971年4月から1979年3月までの第5次拡張事業で新設され、日最大6,000立方メートルを取水する。
松本市上下水道局島内第一水源地集水井及び会所
1922年に完成した松本市創設水道の集水施設。暗渠で導いた湧水を3基の会所から円形集水井へ集める仕組みを残し、国登録有形文化財として予約見学の対象水源地内に現存する。
松本市上下水道局島内第一水源地石垣及び階段
1923年頃に築かれ、集水井・会所の区画を囲む島内第一水源地の花崗岩石垣と階段。総延長156メートルの外構が創設水道の敷地構成を伝え、国登録有形文化財として残る。
松本市上下水道局島内第一水源地旧喞筒室
1923年頃に建てられ、島内第一水源地の水を城山配水地へ揚げた旧ポンプ室。鉄筋コンクリート造平屋建にアール・デコ調の意匠を備え、現在は電気室・資料室として使われる。
松本市上下水道局島内第一水源地倉庫
1922年に建てられ、1965年頃に現在地へ移築された島内第一水源地の木造倉庫。キングポストトラスの小屋組を持ち、現在も水道関連書類を保管する国登録有形文化財である。
松本市島内第2水源地
1970年12月に第3次拡張事業で完成した松本市の現役水源地。島内の浅層地下水を集水管埋渠で取り入れ、塩素消毒して送る。2026年度の計画取水量は日量4,294立方メートル。
松本市源地水源地
1948年12月に市街地内へ建設され、1994年11月に改良された現役水源地。深層地下水を塩素消毒し、令和8年度の計画取水量は日量586立方メートルである。
岐阜市鏡岩水源地
1930年3月に通水した岐阜市最古・最大規模の水源地。長良川伏流水を取水し、塩素消毒と紫外線照射を行う。取水可能量60,390立方メートル/日で、市内配水量のおよそ3割を担う。
岐阜市本荘水源地
基本計画で1980年度を設置年度、統計で1981年5月を設立年月とする鏡岩給水ブロックの深井戸水源。深さ97メートルの井戸2本から日量13,400立方メートルを取水できる。
岐阜市市橋水源地
岐阜市下奈良にある鏡岩給水ブロックの常用水源地。深さ110メートルの深井戸2本から地下水を取水し、塩素消毒して配水する。取水可能量は日量12,000立方メートルで、4,000立方メートルの配水池を備える。
岐阜市下川手水源地
1982年7月に通水した岐阜市西川手の現役水源地。2本の深井戸から地下水をくみ上げて塩素消毒し、鏡岩給水ブロックへ送る。取水可能量は日量11,500立方メートル。
岐阜市雄総水源地
1953年5月に通水した岐阜市雄総桜町の現役水源地。長良川の伏流水を4本の井戸から取り入れ、紫外線照射と塩素消毒を行う。取水可能量は合計日量55,470立方メートルで、雄総給水ブロックの中核を担う。
岐阜市一日市場水源地
1961年3月設立の旧一日市場簡易水道を起源とし、基本計画では1986年度を設置年度とする深井戸水源。1994年の上水道統合を経て、井戸2本で日量6,000立方メートルを取水できる。
岐阜市方県水源地
1959年2月設立の旧方県簡易水道を起源とし、基本計画では1975年度を設置年度とする現役水源。2005年の上水道統合を経て、深井戸2本で日量1,800立方メートルを取水できる。
岐阜市芥見野村水源地
岐阜市祇園にある芥見給水ブロックの常用水源地。5本の深井戸から地下水を取水し、塩素消毒して配水する。取水可能量は日量21,800立方メートル。2025年には場内配管更新工事も進められた。
岐阜市日野第1水源地
1958年2月設立の旧日野簡易水道を起源とし、基本計画では1973年度を設置年度とする浅井戸水源。芥見給水ブロックで日量3,800立方メートルを取水できる。
岐阜市日野第2水源地
基本計画で1997年度を設置年度、統計で1998年9月を設立年月とする、芥見給水ブロックの浅井戸水源。深さ21メートルの井戸1本で、日量2,700立方メートルの取水能力を持つ。
福岡市東公園「松原水」井戸跡
1896年に福岡市が東公園の松原へ掘った市設井戸の跡。良質な水は「松原水」と呼ばれ、水売りが荷車で市内へ運んだ。井戸跡は現在も東公園に保存される。
本河内水源地水道施設
1891年の高部堰堤・高部配水池と1903年の低部堰堤からなる、日本最初期の近代水道施設。現在も稼働し、2017年に国の重要文化財へ指定された。
熊本市健軍水源地
1948年2月に通水を開始した熊本市最大の地下水源地。市内全体の約4分の1を供給する基幹水源で、11本の井戸のうち7本が自噴する。現在は改修工事のため施設見学を一時休止している。
大阪市柴島浄水場1・2号取水塔
1914年に第2回水道拡張事業で完成した柴島浄水場の1・2号取水塔。煉瓦造円形の姿を保ち、耐震補強を経ながら大阪市水道の創設・拡張初期を伝えている。
大阪市柴島浄水場3号取水塔
1930年に第4回水道拡張事業で完成した柴島浄水場の取水塔。煉瓦造円形の外観を保ち、意匠に配慮した耐震補強を経て、1・2号取水塔などとともに土木遺産に認定されている。
琵琶湖疏水 第2疏水取水口と洞門
1912年に完成した第2疏水の取水口。琵琶湖の水を全線地下トンネルへ取り入れ、現在も京都市水道の原水供給に使われる。洞門には久邇宮邦彦王揮毫の「萬物資始」の扁額が残る。
舞鶴旧鎮守府水道施設 桂取水堰堤
1900年に完成した舞鶴旧鎮守府水道の重力式コンクリート取水堰堤。堤長50メートル・堤高12メートルで桂貯水池を形成し、現在も舞鶴市の水源施設として使われる。一般立入禁止。
舞鶴旧鎮守府水道施設 桂量水堰堤
1900年に築かれた桂取水系統の小規模堰堤。堤長31メートル・堤高3メートルの重力式コンクリート造で、桂貯水池の関連施設として重要文化財に指定される。現役水源区域内のため一般立入禁止。
舞鶴旧鎮守府水道施設 旧岸谷川上流本流取水堰堤
1905年建設、堤長28メートル・堤高10メートルの重力式コンクリート造取水堰堤。舞鶴旧鎮守府水道施設の一部として重要文化財に指定されている。
舞鶴旧鎮守府水道施設 旧岸谷川上流支流取水堰堤
1905年建設、堤長7.3メートル・堤高3.8メートルの重力式コンクリート造取水堰堤。岸谷川支流から集水した舞鶴旧鎮守府水道の重要文化財である。
舞鶴旧鎮守府水道施設 岸谷川下流取水堰堤
1905年に築造された岸谷貯水池を1921年に大規模改造した土堰堤。堤高30m・堤長148m、容量184,000m³で、国指定重要文化財でありながら現在も舞鶴市の水源として利用されている。
布引水源地水道施設 雌滝取水堰堤
1900年竣工のアーチ式コンクリート取水堰堤。保護堰堤・取水井・階段を伴い、現在も雌滝の水を奥平野浄水場へ送る。新神戸駅からのハイキング道沿いで外観を確認できる重要文化財。
布引水源地水道施設 分水堰堤
1907年竣工のアーチ式コンクリート堰堤。清水を貯水池へ、濁水を放水路へ振り分ける布引水源地の改良施設で、現在も稼働する。布引貯水池から市ケ原へのハイキング道沿いで見学できる。
和歌山市有本水源地
1925年に城内給水場、真砂浄水場とともに供用を開始した和歌山市創設水道の水源施設。市は2022年度に有本水源地取水施設の撤去基本設計業務を実施しており、現在の稼働施設としては扱わない。
和歌山市松島第1水源地
和歌山市出島地区にある現役水源地。令和5年度水質年報の給水系統図では日量55,000立方メートルの水源として、日量50,000立方メートルの出島浄水場へ原水を送る。