水源地現存

岐阜市雄総水源地

長良川の伏流水を紫外線と塩素で処理する岐阜市北部の基幹水源

1953年5月に通水した岐阜市雄総桜町の現役水源地。長良川の伏流水を4本の井戸から取り入れ、紫外線照射と塩素消毒を行う。取水可能量は合計日量55,470立方メートルで、雄総給水ブロックの中核を担う。

年代・現況1953年(昭和28年)5月通水、2011年4月紫外線処理開始
所在地岐阜市
構造・形式伏流水取水井4井・取水ポンプ・紫外線処理・塩素消毒・非常用発電設備
見学岐阜市の公式見学案内の対象外。見学可能な…

長良川伏流水を使う岐阜市北部の基幹水源

雄総水源地は岐阜市雄総桜町にある現役水源地で、鏡岩水源地と同じく長良川の伏流水を主要な原水とする。1953年5月に通水し、現在は一日市場水源地・方県水源地とともに雄総給水ブロックを支える中核施設である。

4本の井戸で伏流水を取水

岐阜市の統計では、雄総水源地は4本の取水井を備える。現行基本計画では設備年度の異なる系統を合わせた取水可能量が日量55,470立方メートルとなり、雄総ブロックの中で最も大きな水源能力を持つ。長良川沿いの浅い地下を流れる伏流水をくみ上げて利用する。

紫外線照射と塩素消毒

伏流水は表流水の影響を受ける可能性があるため、雄総水源地では塩素消毒に加えて紫外線処理を行う。岐阜市はクリプトスポリジウム等への対策として鏡岩・雄総水源地に紫外線処理装置を整備し、2011年4月から運転を開始した。

雄総ブロック3水源で日量63,270立方メートル

現行基本計画では、雄総水源地、一日市場水源地、方県水源地の3か所を合わせた取水可能量は日量63,270立方メートル。水源地から直接配水する系統と配水池を経由する系統を組み合わせ、地形や需要に応じて区域内へ供給している。

耐水化と紫外線設備の維持管理

2026年6月には「雄総水源地ほか耐水化基本設計業務委託」が実施され、浸水等に備えた施設強化の検討が進められている。同年7月には紫外線処理装置の点検業務も実施され、重要な浄水設備を継続して維持管理している。

リスクレベル3として重点監視

2026年度水質検査計画では、雄総水源地はクリプトスポリジウム等のリスクレベル3とされる。クリプトスポリジウムとジアルジアをそれぞれ年2回、指標菌を毎月検査する計画で、伏流水の特性に合わせて他の深井戸水源より重点的に監視する。

一般見学は公式案内の対象外

岐阜市の施設見学案内では、見学可能な上水道施設として鏡岩水源地のみが掲載され、雄総水源地は対象に含まれていない。現役の基幹施設であり、管理区域への立入りを前提とした訪問は行わない。

Deep research

岐阜市の施設紹介、沿革、水道事業基本計画、水道・下水道統計、令和8年度水道水質検査計画、2026年の維持管理情報を照合し、長良川伏流水、4本の取水井、紫外線処理、日量55,470立方メートルの能力、耐水化まで整理しました。

最終確認:2026年9月5日

施設データを詳しく見る

所在地
岐阜市雄総桜町2丁目16-2
水源
長良川伏流水
取水井
4本
取水可能量
55,470立方メートル/日
浄水処理
紫外線照射・塩素消毒
通水開始
1953年5月

長良川伏流水から雄総給水ブロックまでの水の流れ

  1. 1

    長良川沿いの伏流水を取水

    長良川の河床・河岸の砂礫層を通った伏流水を取水井から取り入れます。

  2. 2

    4本の井戸から水を集める

    複数の取水井を組み合わせ、現行基本計画で合計1日55,470立方メートルの取水可能量を確保します。

  3. 3

    紫外線で原虫リスクへ対応

    伏流水は表流水の影響を受ける可能性があるため、クリプトスポリジウム等への対策として紫外線処理を行います。

  4. 4

    塩素消毒

    紫外線処理に加えて塩素消毒を行い、水道水としての衛生状態を維持します。

  5. 5

    雄総給水ブロックへ配水

    一日市場水源地、方県水源地とともに雄総給水ブロックを構成し、直接配水や配水施設を組み合わせて区域内へ供給します。

  6. 6

    遠隔監視と水質検査

    運転状況は上下水道事業部から遠隔監視し、原水・処理水・給水栓の水質を継続的に確認します。

雄総水源地の整備・水質対策年表

  1. 雄総水源地が通水

    岐阜市北部の給水拡大を支える水源地として通水を開始しました。

  2. 基本計画上の主要設備を整備

    現行基本計画では設備年度の異なる系統が記載され、合計取水可能量55,470立方メートル/日の施設を構成しています。

  3. 紫外線処理を開始

    伏流水を水源とする鏡岩・雄総水源地でクリプトスポリジウム等への対策を強化し、紫外線処理を開始しました。

  4. 耐水化の基本設計を実施

    雄総水源地ほか耐水化基本設計業務が実施され、浸水リスクなどに備えた施設強化の検討が進められています。

  5. 紫外線処理装置を点検

    紫外線処理装置の点検業務が行われ、原虫対策設備を継続的に維持管理しています。

  6. リスクレベル3として重点監視

    クリプトスポリジウム・ジアルジアを各年2回、指標菌を毎月検査する計画で、深井戸系より高い頻度で監視します。

見学・アクセス情報

雄総水源地は岐阜市の基幹水源の一つですが、現行の施設見学案内では見学可能な上水道施設に含まれていません。

一般見学
公式見学対象外
自由入場
不可
公式見学対象
鏡岩水源地

雄総水源地ではありません

所在地
岐阜市雄総桜町2丁目16-2
給水ブロック
雄総給水ブロック
注意
管理区域へ立ち入らない

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

令和8年度の伏流水・原虫監視

2026年度水質検査計画

雄総水源地は長良川伏流水を水源とするため、紫外線処理を行い、クリプトスポリジウム等を重点的に監視しています。

原水
長良川伏流水
処理
紫外線照射・塩素消毒
クリプト等リスク
レベル3
クリプトスポリジウム
年2回
ジアルジア
年2回
指標菌
毎月

伏流水の状態や検査結果に応じて管理は継続されます。最新の測定結果は岐阜市の水質検査資料を確認してください。

よくある質問

雄総水源地の水源は何ですか?

長良川の伏流水です。河川沿いの砂礫層を通った水を取水井から取り入れます。

取水能力はどのくらいですか?

現行基本計画では設備系統を合わせて1日55,470立方メートルの取水可能量です。

なぜ紫外線処理をしているのですか?

伏流水が表流水の影響を受ける可能性を考慮し、クリプトスポリジウム等の耐塩素性病原生物への対策を強化するためです。

紫外線処理はいつ始まりましたか?

鏡岩水源地とともに2011年4月から処理を開始しました。

現在も使われていますか?

はい。2026年度も水質検査、耐水化検討、紫外線処理装置の点検が続く現役施設です。

見学できますか?

公式見学対象には含まれていません。岐阜市が見学可能な上水道施設として案内しているのは鏡岩水源地です。

岐阜市雄総水源地を理解するための要点

本ページでは、岐阜市雄総水源地岐阜県・岐阜市水源地として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
岐阜県岐阜市雄総桜町2丁目16-2
施設種別
水源地
年代・供用状況
1953年(昭和28年)5月通水、2011年4月紫外線処理開始
構造・形式
伏流水取水井4井・取水ポンプ・紫外線処理・塩素消毒・非常用発電設備
公表された取水能力等
取水可能量55,470立方メートル/日

施設の機能と地域での役割

水源・取水施設は、河川・地下水などから水を確保する出発点です。用途と取水先・送水先の関係は、対象施設の公式資料に基づいて確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「岐阜市の公式見学案内の対象外。見学可能な上水道施設として案内されているのは鏡岩水源地のみ」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料8件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

岐阜県岐阜市雄総桜町2丁目16-2

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地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。

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関連タグ

#現役施設#昭和期#長良川#伏流水#紫外線処理#雄総給水ブロック#耐水化

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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