山口貯水池へ原水を送る堰
小作取水堰は多摩川にあり、羽村取水堰の約2キロメートル上流で原水を取り入れる東京都水道局の施設である。1980年7月に完成し、同年10月に通水した。取水した水は左岸の沈砂池で砂を除き、小作山口線導水路を通して山口貯水池へ送られる。
五門で構成する可動堰
堰の幅は132.5メートルで、洪水吐門扉4門と土砂吐門扉1門の計5門からなる。鋼製門扉を用いる可動堰で、両岸には魚道を備える。各門のローラゲート上部にあるフラップの角度を変え、取水口の水位を1.8メートルに保つよう自動制御する仕組みである。
毎秒22.77立方メートルを取水
取水口は堰の上流左岸にあり、最大取水能力は毎秒22.77立方メートルである。流木などのごみが入らないよう手前にスクリーンを設ける。洪水で水位が上がる場合はゲート本体を引き上げ、多摩川の流れを妨げないよう運用するなど、取水と河川流下を両立させている。
東京都水道局小作取水堰を理解するための要点
本ページでは、東京都水道局小作取水堰を東京都・羽村市の取水堰として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 東京都羽村市羽西二丁目4番5号
- 施設種別
- 取水堰
- 年代・供用状況
- 1980年(昭和55年)7月完成・同年10月通水
- 構造・形式
- 幅132.5メートルの可動堰、洪水吐門扉4門・土砂吐門扉1門、両岸に魚道
- 能力・容量
- 最大取水能力22.77立方メートル/秒
水道システムの中での役割
水源・取水施設は、河川、地下水、湧水などから水道の原水を確保する出発点です。水量を安定させ、水質を確認しながら次の浄水工程へ送ります。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「」です。現況や公開条件は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、水道施設の管理区域や私有地には立ち入らないでください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料1件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
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出典・参考資料
年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。