取水口見学可日本遺産「京都と大津を繋ぐ希望の水路 琵琶湖疏水」構成文化財

琵琶湖疏水 第2疏水取水口と洞門

京都の水道原水を取り入れる全線地下式第2疏水の起点

1912年に完成した全線地下トンネルの第2疏水へ琵琶湖の水を取り入れる取水口。久邇宮邦彦王揮毫の「萬物資始」を掲げ、現在も最大毎秒15.30立方メートルの水利権を持つ現役水道施設である。

年代・現況1912年(明治45年)完成
所在地大津市
構造取水口と洞門、全線地下トンネルに接続
見学琵琶湖疏水沿線魅力創造協議会の公式散策地…

京都市三大事業で完成した第2疏水の起点

第2疏水取水口と洞門は、大津市観音寺の琵琶湖岸から第2疏水へ水を取り入れる起点施設である。第2疏水は増大する電力需要と飲料水問題に対応する京都市三大事業の中核として1908年に着工し、1912年に完成した。第1疏水の北側にほぼ並行して敷設された全線地下トンネルへ、ここから琵琶湖の水を送る。

「萬物資始」を掲げる現役取水口

洞門には久邇宮邦彦王が揮毫した「萬物資始」の扁額があり、「すべてのことがこれによって始まる」という意味を持つ。京都市上下水道局が示す第2疏水の現行最大取水量は毎秒15.30立方メートルである。2026年の京都市公式案内も第2疏水から年間を通して水道原水を取水していることを示し、歴史遺産であると同時に現役の水道施設である。

外観見学は柵の外から

琵琶湖疏水沿線魅力創造協議会は、取水口と洞門を大津エリアの見どころとして公式地図に掲載している。散策経路側から外観と扁額を観察できるが、京都市上下水道局は琵琶湖疏水を立入禁止施設とし、柵内への立入り、遊泳、釣り、無許可の乗艇を禁じている。見学時は管理区域に入らず、柵の外から観察する必要がある。

琵琶湖疏水 第2疏水取水口と洞門を理解するための要点

本ページでは、琵琶湖疏水 第2疏水取水口と洞門滋賀県・大津市取水口として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
滋賀県大津市観音寺(公式案内図の北緯35.014449度、東経135.857806度付近)
施設種別
取水口
年代・供用状況
1912年(明治45年)完成
構造・形式
取水口と洞門、全線地下トンネルに接続
能力・容量
第2疏水の最大取水量15.30立方メートル/秒
文化財等
日本遺産「京都と大津を繋ぐ希望の水路 琵琶湖疏水」構成文化財

水道システムの中での役割

水源・取水施設は、河川、地下水、湧水などから水道の原水を確保する出発点です。水量を安定させ、水質を確認しながら次の浄水工程へ送ります。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「琵琶湖疏水沿線魅力創造協議会の公式散策地図から外観を見学できる。水路と柵内は立入禁止で、取水施設内部へは入れない」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料5件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

関連タグ

#現役施設#明治期#第2疏水#洞門#扁額#外観見学

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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