創設水道と同時に供用を開始
有本水源地は、和歌山市が初めて整備した近代水道の水源施設である。市は1921年に水道事業の創設認可を受け、1923年に工事へ着手した。1925年、有本水源地は城内給水場、真砂浄水場とともに供用を開始し、市内の一部で通水が始まった。翌1926年には全面通水へ移行している。
計画給水人口十万人の出発点
和歌山市水道ビジョン2024によると、創設当初の計画給水人口は10万人、計画一日最大給水量は12,500立方メートルだった。有本水源地は、その創設系統で原水を確保する入口として水道史に位置付けられる。人口増加に伴って浄水場や配水池が増設され、現在の水道網へ発展した。
取水施設の撤去に向けた設計
和歌山市の2022年度入札結果には「有本水源地取水施設撤去基本設計業務委託」が記録されている。これは撤去のための基本設計を実施した事実を示すが、施設全体の撤去完了時期や現存範囲までは示していない。そのため、このページは現役施設や見学可能な遺構として案内せず、公式資料で確認できる創設時の役割を記録する。
和歌山市有本水源地を理解するための要点
本ページでは、和歌山市有本水源地を和歌山県・和歌山市の旧水源地として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 和歌山県和歌山市有本地内
- 施設種別
- 旧水源地
- 年代・供用状況
- 1925年(大正14年)供用開始
水道システムの中での役割
水源・取水施設は、河川、地下水、湧水などから水道の原水を確保する出発点です。水量を安定させ、水質を確認しながら次の浄水工程へ送ります。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「」です。現況や公開条件は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、水道施設の管理区域や私有地には立ち入らないでください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料2件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
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年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。