第4回拡張事業で完成
柴島浄水場3号取水塔は、大阪市水道の第4回水道拡張事業で築造され、1930年に完成した。淀川から浄水場へ原水を取り入れる施設で、1914年完成の1・2号取水塔に続いて増設された。大阪の人口増加と給水量の拡大に対応した時期の水道施設である。
煉瓦造円形の外観
大阪市水道局は、3号取水塔が現在も建設当時の煉瓦造円形の姿を保つと説明している。平成20年代前半の耐震補強では、歴史的な意匠を残す工法が採用された。古い外観を保存するだけでなく、稼働施設に必要な安全性も高めてきた点が特徴である。
創設・拡張期施設群の一部
3号取水塔は、1・2号取水塔、大手前配水場、旧第1配水ポンプ場とともに「大阪市水道創設期及び拡張初期の施設群」を構成する。施設群は2022年度の土木学会選奨土木遺産に認定され、近代都市大阪の給水拡張を伝える現役の土木構造物として評価されている。
大阪市柴島浄水場3号取水塔を理解するための要点
本ページでは、大阪市柴島浄水場3号取水塔を大阪府・大阪市の取水塔として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 施設種別
- 取水塔
- 年代・供用状況
- 1930年(昭和5年)完成
- 構造・形式
- 煉瓦造円形の取水塔
- 文化財等
- 土木学会選奨土木遺産「大阪市水道創設期及び拡張初期の施設群」(2022年度)
水道システムの中での役割
水源・取水施設は、河川、地下水、湧水などから水道の原水を確保する出発点です。水量を安定させ、水質を確認しながら次の浄水工程へ送ります。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「」です。現況や公開条件は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、水道施設の管理区域や私有地には立ち入らないでください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料2件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
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年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。