隧道坑口文化財指定国登録有形文化財(第19-0038号)、日本遺産構成文化財

平瀬浄水場第2隧道上口

荒川の原水を平瀬浄水場へ導いた花崗石造の坑口

1913年に築かれた平瀬浄水場の導水隧道上流側坑口。花崗石を用いた幅4.3メートル、高さ3.3メートルの石造水路坑口で、国登録有形文化財と日本遺産構成文化財になっている。

年代・現況1913年(大正2年)築
所在地甲府市
構造花崗石を用いた石造水路坑口、幅4.3メートル・高さ3.3メートル

創設水道の導水経路

平瀬浄水場第2隧道上口は、荒川から取り入れた原水を平瀬浄水場へ導く水路隧道の上流側入口である。1913年に築かれ、取水口から浄水場まで山地を横断して水を運んだ甲府市創設水道の導水経路を伝える。処理後の水を送る片山隧道とは役割が異なる。

花崗石で整えた水路坑口

構造は花崗石を用いた石造水路坑口で、幅4.3メートル、高さ3.3メートル。甲府市上下水道局は、花崗石の表面を江戸切り仕上げ風に見せた意匠を特徴として紹介している。実用設備の入口を丁寧な石造ポータルに整えた、創設期の土木意匠が残る施設である。

登録文化財としての位置付け

1999年8月23日に登録番号19-0038の国登録有形文化財となった。2020年6月には、平瀬浄水場のほかの登録文化財とともに日本遺産「甲州の匠の源流・御嶽昇仙峡」の構成文化財に認定されている。

平瀬浄水場第2隧道上口を理解するための要点

本ページでは、平瀬浄水場第2隧道上口山梨県・甲府市隧道坑口として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
山梨県甲府市平瀬町
施設種別
隧道坑口
年代・供用状況
1913年(大正2年)築
構造・形式
花崗石を用いた石造水路坑口、幅4.3メートル・高さ3.3メートル
文化財等
国登録有形文化財(第19-0038号)、日本遺産構成文化財

水道システムの中での役割

導水施設は、水源で確保した原水を浄水場などへ運ぶ水道システムの経路です。水路、隧道、水路橋などには、地形を越えて勾配と流量を保つための土木技術が表れます。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「」です。現況や公開条件は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、水道施設の管理区域や私有地には立ち入らないでください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料2件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

関連タグ

#国登録有形文化財#日本遺産#大正期#導水施設#石造

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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