旧塩素滅菌室として完成
緩速浄水ポンプ室は、末浄水場の緩速浄水集合井付近に建つ小規模な設備建屋である。金沢市企業局の文化財案内では当初の用途を旧塩素滅菌室とし、1932年3月完成と記録する。ろ過を終えた水を消毒する、緩速ろ過工程の終端に関わった施設である。
十二平方メートルの機能建築
鉄筋コンクリート造平屋建で、建築面積は12平方メートル。平面は矩形で、四つの立面を柱型と梁型によって縁取る意匠が特徴である。小さな設備建屋にも外観上のまとまりを与え、末浄水場園地内に点在する浄水施設と調和させている。
登録番号17-0053の文化財
2001年8月28日、末浄水場の緩速沈澱池、緩速ろ過池、緩速浄水集合井などとともに国の登録有形文化財となった。本建物の登録番号は17-0053である。稼働中の末浄水場内に所在し、現行の予約見学案内はポンプ室を個別の見学地点として明記していないため、見学可とは表示しない。
金沢市末浄水場緩速浄水ポンプ室を理解するための要点
本ページでは、金沢市末浄水場緩速浄水ポンプ室を石川県・金沢市のポンプ室として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 石川県金沢市末町1番1号
- 施設種別
- ポンプ室
- 年代・供用状況
- 1932年(昭和7年)3月完成
- 構造・形式
- 鉄筋コンクリート造平屋建、建築面積12平方メートル
- 能力・容量
- 建築面積12平方メートル
- 文化財等
- 国登録有形文化財(第17-0053号)
水道システムの中での役割
ポンプ・送水施設は、取水地点、浄水場、配水拠点の間で水を移動させる役割を担います。地形の高低差だけでは送れない区域への安定給水を支える設備です。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「」です。現況や公開条件は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、水道施設の管理区域や私有地には立ち入らないでください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料2件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
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年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。