水道遺構文化財指定国登録有形文化財(水道タンクは1998年9月2日、ポンプ室棟監視室棟予備発電機室棟は2013年12月24日登録)

長岡市旧中島浄水場施設

1927年に完成した長岡市創設水道の旧浄水場施設。配水塔の水道タンク、ポンプ室棟、監視室棟、予備発電機室棟が水道公園内に残り、4件とも国登録有形文化財である。

年代・現況1927年(昭和2年)3月完成、1993年11月運転休止・1994年3月浄水場廃止
所在地長岡市
構造高さ41.5メートルの鉄筋コンクリート造6階建配水塔、鉄筋コンクリート造ポンプ室棟・監視室棟・予備発電機室棟
見学水道公園は一般利用でき、4施設の外観を公…

長岡市創設水道の浄水・配水拠点

旧中島浄水場は、信濃川の伏流水を地下の導管で集め、ろ過した水を配水塔へ揚げて市街地へ自然流下させた創設水道の中核である。1926年8月に一部給水を始め、1927年3月に創設事業と中島浄水場・中島配水塔が完成した。施設は1993年11月に運転を休止し、1994年3月に浄水場として廃止されたが、主要建造物は解体されず、水道公園内に保存された。

水道タンクと三つの付属建築

通称「水道タンク」は高さ41.5メートル、円形平面の鉄筋コンクリート造6階建で、上部に鋼製水槽を納める配水塔である。設計者は金井彦三郎と伝わり、1998年に国登録有形文化財となった。同じ1927年完成のポンプ室棟、監視室棟、予備発電機室棟も残る。前二棟は石造風の外観やアール・デコ意匠を備え、三棟は2013年12月24日に国登録有形文化財となった。

公園から外観見学・内部は非公開

現在の所在地は長岡市水道町3丁目11番1号の水道公園で、東屋、ベンチ、遊具などを備える一般利用の都市公園である。公園内から4件の文化財の外観を確認できる。一方、長岡市の現行施設案内は、水道タンク、ポンプ室棟、予備発電機室棟、監視室棟の内部について一般公開を行っていないと明記する。団体利用や火気使用など、公園占用を伴う利用には別途申請が必要である。

長岡市旧中島浄水場施設を理解するための要点

本ページでは、長岡市旧中島浄水場施設新潟県・長岡市水道遺構として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
新潟県長岡市水道町3丁目11番1号(水道公園)
施設種別
水道遺構
年代・供用状況
1927年(昭和2年)3月完成、1993年11月運転休止・1994年3月浄水場廃止
構造・形式
高さ41.5メートルの鉄筋コンクリート造6階建配水塔、鉄筋コンクリート造ポンプ室棟・監視室棟・予備発電機室棟
文化財等
国登録有形文化財(水道タンクは1998年9月2日、ポンプ室棟・監視室棟・予備発電機室棟は2013年12月24日登録)

水道システムの中での役割

水道施設は、取水・導水・浄水・送水・配水という一連の工程の一部を担います。施設の名称、立地、構造、整備年代を合わせて見ると、地域の水道がどのように築かれたかを理解できます。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「水道公園は一般利用でき、4施設の外観を公園内から見学可能。水道タンク、ポンプ室棟、予備発電機室棟、監視室棟の内部は一般公開していない。団体利用等は公園の利用条件に従う」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料6件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

関連タグ

#国登録有形文化財#昭和初期#創設水道#配水塔#鉄筋コンクリート造#アール・デコ#水道公園

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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