ろ過池文化財指定国登録有形文化財(登録番号17-0046~17-0051、2001年8月28日登録)

金沢市末浄水場緩速ろ過池

砂層による浄水を続ける1931年完成の6池

1931年6月完成の一号から六号までの緩速ろ過池。浄水井を付属する鉄筋コンクリート造の6池が国登録有形文化財となり、現在も犀川表流水の緩速ろ過に使われている。

年代・現況1931年(昭和6年)6月完成、2001年(平成13年)8月28日登録
所在地金沢市
構造鉄筋コンクリート造浄水井付ろ過池6池、各池面積1,375平方メートル・浄水井面積14平方メートル
見学団体向けの完全予約制見学で、沈澱池・ろ過…

1931年完成の六つのろ過池

末浄水場の緩速ろ過池は一号から六号まであり、いずれも1931年6月に完成した。鉄筋コンクリート造の各池には浄水井が付き、金沢市企業局の文化財案内は各池の面積を1,375平方メートル、浄水井を14平方メートルと記録する。犀川の表流水を使う緩速ろ過系統は1930年の給水開始以来、現在も運用されている。

水処理機能と建築意匠

沈澱後の水を砂層へゆっくり通し、砂面の生物作用も利用して浄化する。6池合計の処理能力は日量40,000立方メートルである。付属する浄水井上屋は、開口部と四隅を曲面で整え、階段状の屋根中央に小ドームを載せる。実用設備に景観上の統一を与えた6池は、登録番号17-0046から17-0051の国登録有形文化財である。

予約制で見られる現役設備

ろ過池は稼働中の水道施設で、自由に場内へ入ることはできない。金沢市企業局は自治体や地域サークルなどの団体を対象に、平日の完全予約制見学を実施し、見学内容に沈澱池とろ過池を明記している。希望日の2週間前までに申し込み、悪天候などで範囲が制限される場合は職員の指示に従う。

金沢市末浄水場緩速ろ過池を理解するための要点

本ページでは、金沢市末浄水場緩速ろ過池石川県・金沢市ろ過池として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
石川県金沢市末町1-1
施設種別
ろ過池
年代・供用状況
1931年(昭和6年)6月完成、2001年(平成13年)8月28日登録
構造・形式
鉄筋コンクリート造浄水井付ろ過池6池、各池面積1,375平方メートル・浄水井面積14平方メートル
能力・容量
6池合計40,000立方メートル/日(1池当たり6,600立方メートル/日)
文化財等
国登録有形文化財(登録番号17-0046~17-0051、2001年8月28日登録)

水道システムの中での役割

浄水施設は、水源から取り入れた原水の濁りや不純物を取り除き、安全な水道水へ処理する工程を担います。処理方式や能力は水源の性質、給水人口、整備された年代によって異なります。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「団体向けの完全予約制見学で、沈澱池・ろ過池を見学可能。見学日の2週間前までに申込み」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料3件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

関連タグ

#国登録有形文化財#昭和初期#緩速ろ過#現役施設#浄水井#予約見学

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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