舞鶴鎮守府へ水を配った第一配水池
旧第一配水池は、舞鶴鎮守府の開庁に向けて整備された旧海軍水道の配水施設で、1901年に旧北吸浄水場へ建設された。約6キロメートル離れた桂貯水池から高低差を利用して送られた水を受け、鎮守府構内などへ配った。舞鶴市の文化財計画による容量は2,400立方メートルで、第二配水池とともに1964年11月まで65年間使用された。
煉瓦造導水壁を残す551平方メートルの施設
文化財台帳では煉瓦造、面積551平方メートル、木造上屋付で、送水・排砂設備を含む。舞鶴市資料は、深さ約5.6メートルの石張りコンクリート造の池内に、5列の煉瓦造導水壁を交互に設けた構成を紹介する。水の滞留を抑えながら配水する内部構造と上屋がまとまって残り、2003年12月25日に舞鶴旧鎮守府水道施設の一部として国の重要文化財に指定された。
通常は敷地外から外観を確認
舞鶴市を含む旧軍港四市の公式日本遺産ガイドは、旧北吸浄水場配水池施設の見学区分を「外観のみ見学可」とし、敷地外から見る施設と明記する。過去には期間限定の内部公開も行われたが、常時入場できることを意味しない。通常は柵や管理境界の外から上屋などの外観を確認し、内部公開イベントが告知された場合に限り、その日時と申込条件に従う。
舞鶴旧鎮守府水道施設 旧第一配水池を理解するための要点
本ページでは、舞鶴旧鎮守府水道施設 旧第一配水池を京都府・舞鶴市の配水池として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 京都府舞鶴市大字北吸字大杉
- 施設種別
- 配水池
- 年代・供用状況
- 1901年(明治34年)建設、1964年(昭和39年)11月廃止
- 構造・形式
- 煉瓦造、面積551平方メートル、木造上屋付、送水・排砂設備を含む
- 能力・容量
- 2,400立方メートル
- 文化財等
- 国指定重要文化財「舞鶴旧鎮守府水道施設」(2003年12月25日指定)
水道システムの中での役割
配水・給水施設は、処理済みの水を一時的に蓄え、需要の変化を調整しながら地域へ届ける工程を担います。高低差やポンプを利用して水圧を保つことも重要な役割です。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「舞鶴市の日本遺産公式ガイドでは旧北吸浄水場配水池施設を「外観のみ見学可(敷地外から)」に区分する。内部は通常公開ではなく、特別公開がある場合だけ主催者の案内に従う」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料3件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
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年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。