ダム・貯水池の一覧
治水・発電・農業用水・工業用水・上水道など、用途を限定せず記録するダム・貯水池とその遺構。 このカテゴリーに該当する記事・施設を一覧で掲載しています。
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諸戸水道貯水池遺構
初代諸戸清六が私財で整備し、1904年に完成した私設水道の貯水池遺構。煉瓦内張りの二槽式構造が残り、2008年に三重県指定史跡となった。
小河内ダム
1957年11月26日完成、堤高149メートル・有効貯水量1億8,540万立方メートルの東京都水道局の水源ダム。無料の展望塔から見学できる。
村山上貯水池
1924年3月竣工、村山貯水池の上流側を構成するアースダム。取水塔1基と有効貯水量2,983,000立方メートルを備え、2023年8月に堤体強化工事を終えた。
相模ダム
1947年に完成し相模湖を形成する神奈川県営の重力式コンクリートダム。水道用水・工業用水・発電を支え、相模発電所へ送水する。老朽化した放流設備と下流河道を更新する長期リニューアル工事、堆砂対策を運用と並行して進めている。
城山ダム
1965年に完成し津久井湖を形成する神奈川県営の多目的ダム。洪水調節、水道用水、工業用水、発電を担い、6門のラジアルゲートを備える。相模・宮ヶ瀬ダムとの総合運用、本沢ダム・城山発電所との揚水発電連携を含め、神奈川県の水資源・治水・電力供給を支える。
銚子市白石貯水場
1959年3月に竣工した銚子市白石町のアースダム式貯水場。有効貯水量80万立方メートル、水深13メートルで、現在は雨水を貯めて本城浄水場へ導く水源施設である。
青下第2ダム
1934年完成の玉石コンクリート造・玉石張り越流式重力ダム。堤長39.2メートル、堤高14.4メートルで、現在も青下水源地の現役施設として稼働する国登録有形文化財。
香川県広域水道企業団 府中ダム
1966年完成、綾川に築かれた重力式コンクリート造の工業用水専用ダム。総貯水容量850万立方メートルで、隣接する綾川浄水場の水源となる。
曲渕水源地水道施設(曲渕ダム)
1923年に竣工した福岡市初の上水専用ダム。重力式コンクリート造・堤高45メートルで、現在も水道水源として使われる。2026年度は曲渕・脊振両ダムの総合点検と長寿命化計画策定が進められている。
布引水源地水道施設 五本松堰堤
1900年竣工の日本初の水道専用重力式コンクリートダム。堤高33.3メートル、堤長110.3メートルで、現在も神戸の水源として働く。新神戸駅から続くハイキング道で外観を見学できる。
旧天王貯水池
堺市創設水道の配水池として1910年に建設され、1964年まで使用された煉瓦・コンクリート造施設。凱旋門風の入口と半円筒ヴォールトを備える国登録有形文化財。
宮ヶ瀬ダム
神奈川県の中津川にある国管理の多目的ダム。高さ156mの堤体と宮ヶ瀬湖をもち、洪水調節、河川流量の確保、水道用水、発電を担う。相模ダム・城山ダムと導水路で連携し、2001年に本格運用を開始。観光放流や水とエネルギー館で役割を学べる。
三保ダム
神奈川県山北町の河内川にある県営の多目的ロックフィルダム。丹沢湖を形成し、洪水調節、水道用水、発電を担う。堤高95m、総貯水容量6,490万m³。酒匂川総合開発の基幹施設として飯泉取水堰と一体的に水利用を支え、堤体や周辺施設を見学できる。
本沢ダム
相模原市緑区川尻にある神奈川県営のロックフィルダム。城山湖を形成し、津久井湖との間で水を往復させる城山発電所の上池として使われる。1965年完成、総貯水容量392.7万m³。城山湖周辺には公開時間と二輪車通行規制がある。
小河内ダム
東京都奥多摩町の多摩川上流にある東京都水道局の水道専用ダム。1957年完成、堤高149m、有効貯水量1億8,540万m³。奥多摩湖に蓄えた水は多摩川第一発電所で発電後、小作・羽村取水堰から水道原水として取り入れられ、東京の安定給水を支える。
八ッ場ダム
群馬県長野原町の吾妻川にある国土交通省の多目的ダム。2020年に運用を開始し、八ッ場あがつま湖に最大1億750万m³を蓄える。洪水期と非洪水期で容量配分を変え、下流の洪水軽減、河川流量の確保、首都圏の都市用水、群馬県営発電所への送水を担う。
品木ダム
群馬県中之条町の湯川にある国土交通省管理のダム。洪水調節を目的とせず、酸性河川の中和で生じる生成物を貯留する特殊な役割を持つ。貯水池は上州湯の湖と呼ばれ、中和後の水は発電にも利用される。
四万川ダム
群馬県中之条町の四万川にある県営多目的ダム。1999年完成、堤高89.5mの重力式堤体が奥四万湖を形成する。自然調節方式による洪水調節、中之条町・群馬東部水道企業団への水道用水、既得用水と河川環境のための流量確保、日向見発電所での発電を担う。
中之条ダム
群馬県中之条町の四万川にある群馬県企業局管理のアーチ式コンクリートダム。1960年度完成、堤高42m。現行の施設目的は農業用水・発電で、中之条発電所と、河川維持流量を利用する中之条ダム発電所の二つを区別して理解する必要がある。
桐生川ダム
群馬県桐生市の桐生川にある県営多目的ダム。梅田湖を形成し、自然調節方式による洪水調節、既得用水と河川環境のための流量確保、桐生市の水道用水、桐生川発電所での発電を担う。
霧積ダム
群馬県安中市の霧積川にある県営多目的ダム。1975年度完成、堤高59mの重力式堤体が霧積湖を形成する。自然調節方式による洪水調節と、既得取水の安定化・河川環境の保全を担い、新規の上水道開発は目的としていない。
坂本ダム
群馬県安中市の碓氷川にある県管理ダム。1950年代に砂防ダムとして造られ、嵩上げ・管理移管・堰堤改良を経て1994年度に現在の姿となった。洪水調節容量は持たず、50万m³の利水容量で既得取水の安定化と河川環境の保全を支える。
道平川ダム
群馬県下仁田町の道平川にある県営多目的ダム。屋敷川・市野萱川・相沢川の3取水ダムから約3kmの導水トンネルで水を集め、自然調節方式による洪水調節、既得用水・河川環境の保全、上水道用水を担う。関東地方でRCD工法を初めて採用したダムとして県が紹介している。
塩沢ダム
群馬県神流町の塩沢川にある県営多目的ダム。堤高38mの重力式堤体が蛇神湖を形成し、自然調節方式による洪水調節、既得用水と河川環境の保全、神流町への水道用水1,000m³/日を担う。
大仁田ダム
群馬県南牧村の大仁田川にある県営多目的ダム。2002年3月完成、堤高54.4m。群馬県最初の「生活貯水池」として、自然調節方式による洪水調節、既得用水と河川環境の保全、南牧村の水道用水740m³/日を担う。
中木ダム
群馬県安中市の中木川にある安中市管理の水道専用利水ダム。1950年代に群馬県が灌漑用として建設し、1979年に碓氷上水道企業団が取得した。妙義湖に蓄えた水は中木ダム系第3水源として久保井戸浄水場の水源を支え、大雨時には貯留・放流調節による下流被害軽減にも用いられる。
平出ダム
群馬県沼田市の片品川にある群馬県企業局管理の発電専用ダム。1964年度完成。白沢発電所のピーク発電流量を調整して利南発電所へつなぎ、平出ダムの水は新利南発電所でも利用される。洪水吐を備えるが、県の正式目的はP(発電)のみ。
丸沼ダム
群馬県片品村の丸沼と大尻沼の狭窄部にある東京電力リニューアブルパワー管理の発電用ダム。1931年竣工、堤高32.1m。昭和初期に全国で8基のみ建設されたバットレスダムの一つで、現存6基では最大規模とされ、2001年に土木学会選奨土木遺産、2003年に国の重要文化財に指定された。
神水ダム
群馬県藤岡市鬼石の神流川にある群馬県企業局管理の発電専用ダム。1968年度完成、堤高20.5m。下久保発電所の逆調整ダムとして建設され、現在は神水ダムからの責任放流水を利用する鬼石発電所とも一体的な発電系統を形成する。
高津戸ダム
群馬県みどり市の渡良瀬川にある群馬県企業局管理の発電専用ダム。1973年度完成、堤高29m。東発電所・小平発電所のピーク発電流量を高津戸調整池で調整し、渡良瀬川水系最下流の高津戸発電所を流量一定で運転する役割を担う。
玉原ダム
群馬県沼田市の発知川上流にある東京電力リニューアブルパワー管理の発電専用ダム。玉原発電所の上部調整池を形成し、国土交通省の藤原ダムを下部調整池として最大120万kWの純揚水発電を行う。玉原湿原の植生への影響を抑える設計配慮も公式に説明されている。
上野ダム
群馬県上野村の神流川にある東京電力リニューアブルパワー管理の発電専用ダム。長野県の南相木ダムを上部ダム、上野ダムを下部ダムとして有効落差653mを利用する神流川発電所を構成する。計画最大282万kWのうち、現在は1・2号機合計94万kWが運転中。
須田貝ダム
群馬県みなかみ町藤原の利根川にある東京電力リニューアブルパワー管理の発電専用ダム。1955年完成、堤高72m。東京電力RP初の地下式・須田貝発電所へ取水するとともに、矢木沢ダムを上池とする揚水発電の下池として機能する。ダムコンクリートへのフライアッシュ使用は日本初と現行管理者が説明している。
野反ダム
群馬県中之条町の信濃川水系中津川にある東京電力リニューアブルパワー管理の発電専用ダム。1956年完成、堤高44m。投石時の衝撃を締固めに利用する珍しい工法で築かれ、野反湖を形成する。水は切明発電所を経て中津川第一発電所へつながる発電系統に利用される。
滝沢ダム
秩父市大滝の荒川水系中津川にある水資源機構の多目的ダム。奥秩父もみじ湖を形成し、洪水調節、河川流量の確保、埼玉県・東京都の水道用水、発電を担う。堤高132m、2008年管理開始。内部の見学通路と下流広場が公開され、直下流には雷電廿六木橋がある。
浦山ダム
荒川水系浦山川にある水資源機構の多目的ダム。1999年管理開始、堤高156m、総貯水容量5,800万m³。秩父さくら湖を形成し、洪水調節、河川流量の確保、水道用水、発電を担う。自然調節方式の洪水吐、清水バイパス、一般公開する堤体内部が特徴。
矢木沢ダム
群馬県みなかみ町の利根川最上流部にある水資源機構の多目的ダム。1967年管理開始、堤高131m、総貯水容量2億430万m³の奥利根湖を形成する。洪水調節、農業・水道用水の確保、須田貝ダムと組み合わせた揚水発電を担い、雪解け水を活用する試行運用も行われている。
奈良俣ダム
群馬県みなかみ町の楢俣川にある水資源機構の多目的ダム。堤高158mのロックフィル堤体がならまた湖を形成し、湯ノ小屋沢川からも導水する。1991年管理開始。水道・農業・工業用水と発電を支え、2023年には藤原ダムとの容量振替を完了した。
藤原ダム
群馬県みなかみ町の利根川にある国土交通省の多目的ダム。1958年竣工、堤高95mの堤体が藤原湖をつくり、洪水調節・河川流量の確保・発電を担う。2022年度末に奈良俣ダムとの容量振替と放流設備の改良を完了した。
相俣ダム
群馬県みなかみ町の赤谷川にある国土交通省管理の多目的ダム。堤高67m、堤頂長80mの堤体が赤谷湖を形成する。漏水対策を経て1959年に完成し、洪水調節、河川流量の確保、県営発電所の発電を担う。放流能力を高める堰堤改良事業も進められている。
薗原ダム
群馬県沼田市の片品川にある国土交通省の多目的ダム。1966年2月完成、堤高76.5mの堤体が薗原湖をつくる。予備放流で有効容量を洪水調節に活用し、河川流量の確保と県営発電を支える。ガントリークレーンで操作する予備ゲートも特徴。
草木ダム
群馬県みどり市の渡良瀬川にある水資源機構の多目的ダム。堤高140m、総貯水容量6,050万m³の草木湖を形成し、1977年に管理を開始した。洪水調節や農業・水道・工業用水を支え、下流の発電利用と維持流量放流、水質監視を組み合わせて運用されている。
下久保ダム
群馬県藤岡市と埼玉県神川町の境を流れる神流川の多目的ダム。主ダムと補助ダムがL字形につながり、神流湖に最大1億3,000万m³を貯留する。1968年本体完成、1969年管理所発足。洪水調節、河川流量の確保、東京・埼玉への用水、発電を担う。
二瀬ダム
埼玉県秩父市の荒川本川にある国土交通省の多目的ダム。1961年12月完成、堤高95mの重力式アーチ堤体が秩父湖をつくる。洪水調節・かんがい用水の確保・発電を担い、貯砂ダムと土砂の掘削・下流還元で貯水池の機能維持を図っている。
合角ダム
埼玉県秩父市と小鹿野町にまたがる吉田川の県営多目的ダム。堤高60.9mの堤体が西秩父桃湖をつくり、洪水調節・河川環境の保全・水道用水の新規開発を担う。1999年の竣工式後も試験湛水が続き、県の建設史では2003年3月完成とされる。
有間ダム
埼玉県飯能市の有間川にある県営多目的ダム。1986年3月完成、堤高83.5mのロックフィル堤体が名栗湖を形成し、洪水調節・河川流量の維持・水道用水の確保を担う。季節で貯水容量を使い分け、2026年度は浚渫工事に伴う制限水位の継続が告知されている。
川治ダム
栃木県日光市の鬼怒川にある国土交通省の多目的ダム。1983年完成、堤高140mのアーチ堤体が八汐湖を形成する。洪水調節・農業用水・都市用水を支え、五十里ダムに貯めきれない水を導水して下流河川の流量確保にも利用する。
五十里ダム
栃木県日光市の男鹿川にある国土交通省の多目的ダム。1956年完成、堤高112mの堤体が五十里湖を形成し、洪水調節・農業用水補給・発電を担う。川治ダムとの条件付き導水に加え、選択取水設備と維持放流水を利用する発電所を整備した。
川俣ダム
栃木県日光市の鬼怒川上流にある国土交通省の多目的ダム。1966年完成、堤高117mのアーチ式堤体で洪水調節・農業用水補給・発電を担う。五十里ダムとの共同補給や川俣発電所の水利用、季節開放される資料室・渡らっしゃい吊橋が特徴。
湯西川ダム
栃木県日光市の湯西川にある国土交通省の多目的ダム。2012年完成、堤高119mの重力式堤体が湯西川湖を形成し、洪水調節・農業用水・都市用水の補給を担う。巡航RCD工法の採用と、選択取水設備を備える。