奈良市創設水道の配水施設
高地区配水池は、1922年に竣工した奈良市創設水道の関連施設である。奈良市は木津川左岸に木津浄水場を築き、市内まで送水管を整備して同年9月30日に給水を開始した。高地区配水池は、浄水場から市街地へ水を届けた創設期の施設構成を伝える。
創設時の姿と意匠を伝える
土木学会は、高地区配水池を奈良阪計量器室などとともに「奈良市水道関連施設群」の構成施設としている。選奨理由では、意匠的な特徴に富み、創設時の姿を残す貴重な水道遺産群と評価された。近代水道の施設をまとまりとして残す点が評価の中心である。
2017年選奨土木遺産
奈良市水道関連施設群は2017年、平成29年度の土木学会選奨土木遺産に選定された。高地区配水池は奈良市雑司町に位置し、市の公式地図にも施設名が記載されている。創設期の浄水・送水・計量・配水を一連の施設群として理解するための構成要素である。
奈良市高地区配水池を理解するための要点
本ページでは、奈良市高地区配水池を奈良県・奈良市の配水池として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 奈良県奈良市雑司町
- 施設種別
- 配水池
- 年代・供用状況
- 1922年(大正11年)竣工
- 構造・形式
- 配水池
- 文化財等
- 土木学会選奨土木遺産「奈良市水道関連施設群」(2017年選奨)
水道システムの中での役割
配水・給水施設は、処理済みの水を一時的に蓄え、需要の変化を調整しながら地域へ届ける工程を担います。高低差やポンプを利用して水圧を保つことも重要な役割です。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「」です。現況や公開条件は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、水道施設の管理区域や私有地には立ち入らないでください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料3件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
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年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。