ポンプ所現存土木学会選奨土木遺産「奈良市水道関連施設群」(2017年度)

奈良市市坂ポンプ所

創設期から続く送配水系統へ戦後に加わった中継ポンプ所

1957年に竣工した奈良市の現役中継ポンプ所。浄水場から配水池へ水を送る送配水系統を構成し、創設期施設とともに2017年度の土木学会選奨土木遺産「奈良市水道関連施設群」に含まれる。

年代・現況1957年(昭和32年)竣工
所在地奈良市
構造浄水場から配水池へ送水する中継ポンプ所

現役の送水中継施設

市坂ポンプ所は、奈良市企業局の水道主要施設一覧に掲載される現役のポンプ所である。奈良市はポンプ所を「浄水場から配水池などへ送水するための中継施設」と説明しており、市坂ポンプ所も市内の送配水系統を構成する。水を浄化する浄水場や、蓄える配水池とは役割が異なる。

1957年に竣工

土木学会の記録によると、市坂ポンプ所の竣工年は1957年である。「奈良市水道関連施設群」の多くが創設水道の通水年である1922年に属するのに対し、市坂ポンプ所だけは戦後の施設である。施設群の中で年代が明確に異なり、奈良市水道が継続して整備されたことを示す。

奈良市水道関連施設群の一部

市坂ポンプ所を含む「奈良市水道関連施設群」は、2017年度に土木学会選奨土木遺産へ認定された。木津浄水場から奈良市街地へ水を運ぶ送水系統の一部として、水道の広域化を支えた施設である。

奈良市市坂ポンプ所を理解するための要点

本ページでは、奈良市市坂ポンプ所奈良県・奈良市ポンプ所として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

施設種別
ポンプ所
年代・供用状況
1957年(昭和32年)竣工
構造・形式
浄水場から配水池へ送水する中継ポンプ所
文化財等
土木学会選奨土木遺産「奈良市水道関連施設群」(2017年度)

水道システムの中での役割

ポンプ・送水施設は、取水地点、浄水場、配水拠点の間で水を移動させる役割を担います。地形の高低差だけでは送れない区域への安定給水を支える設備です。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「」です。現況や公開条件は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、水道施設の管理区域や私有地には立ち入らないでください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料2件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

関連タグ

#現役施設#昭和期#ポンプ所#送配水施設#土木遺産

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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