配水場現存

久留米市藤山配水場

企業団の浄水を受け、中圧給水区域と高良内配水池へ送る容量16,000m³の配水場

藤山町115番地5にある久留米市の現役配水場。1985年に第一期築造工事が完成し、1987年に藤山配水系が給水を開始した。8,000m³×2池・合計16,000m³を備え、県南広域水道企業団から受水して中圧区域へ自然流下で配水、高良内配水池へは送水ポンプで送る。1号池緊急遮断弁、ガスタービン発電設備、残留塩素計などを運転管理仕様書で確認できる。

年代・現況1984年築造工事着手、1985年第一期完成(配水池16,000m³)、1987年藤山配水系給水開始。既存記録では1987年9月完成・10月1日給水開始とするが、工程・対象の差は未確定
所在地久留米市
構造・形式配水池8,000m³×2池。高良内送水ポンプ2台、次亜塩素酸ナトリウム注入設備、1号池緊急遮断弁、ガスタービン発電設備(各装置の仕様は2025~2030年運転管理委託仕様書)
見学現役の水道管理施設。常設の一般公開・内部…

藤山町の現役配水場と水道施設の役割

藤山配水場は久留米市藤山町115番地5にある、久留米市企業局の現役配水施設です。令和7年度版の上下水道事業統計年報では、令和7年3月31日現在の主要施設所在地として掲載され、敷地面積は22,289.21m²と記されています。ここは原水を取水する施設ではなく、広域水道企業団から処理済みの水を受けて配水する拠点です。[1][2][8]

1985年の第一期整備と1987年の給水開始を区別

久留米市の令和7年度版年報の沿革表では、1984年(昭和59年)に藤山配水場築造工事を開始し、1985年(昭和60年)に「藤山配水場第一期築造工事完成(配水池容量16,000m³)」、1987年(昭和62年)に「藤山配水系給水開始」と記されています。既存の施設紹介には1987年9月完成・同年10月1日給水開始という記録もありますが、1985年の第一期完成と1987年の給水開始は別の事象として説明します。第一期完成の池と1987年時点の工事範囲が同じかは沿革から推定しません。[1][7]

8,000m³の2池と標高81.0m

久留米市の「水道水ができるまで」は藤山配水池を標高81.0m、8,000m³×2池と明記しています。有効容量の単純合計は16,000m³で、現在の系統における貯水容量を示す設備値です。1池だけが16,000m³という意味ではなく、1日当たりの受水量や配水実績でもありません。水位の上下限については、市の過去の給水区域図にHWL+86.0m、LWL+81.0mと記載がありますが、2026年の個別池運用設定を保証する値とは扱いません。[1][2][3]

福岡県南広域水道企業団から浄水を受ける

福岡県南広域水道企業団系統は、同企業団の荒木浄水場から浄水を久留米市へ供給する系統です。久留米市の水質検査計画は藤山配水場を企業団からの「浄水受水」施設に分類し、2026年度の案内でも久留米市の自己水源である放光寺浄水場系統とは区別しています。過去の施設系統図に示される受水ルートを説明しますが、現在の受水量のうち各浄水場の割合を推定していません。[2][4][7]

中圧給水区域へ配水し高良内配水池へ送水

平成30年度包括外部監査報告書の施設概要によれば、藤山配水場は企業団から受水した浄水を久留米市の中圧給水区域へ配水するとともに、高良内配水池へ送水します。高良内配水池は容量750m³の1号池と2,000m³の2号池からなり、高圧給水区域を担当します。高良内の2,750m³は別の配水池の容量で、藤山配水場の16,000m³へ合算した『藤山配水場単体の容量』ではありません。[2][3][7]

高良内送水ポンプ2台の設備諸元

2025年度開始の放光寺浄水場等運転管理業務委託仕様書に、藤山配水場の「高良内送水ポンプNo.1・2」が横軸両吸込渦巻ポンプとして掲載され、吐出量5.5m³/分、全揚程55m、電動機容量75kWと記載されています。これらは高良内配水池へ送るポンプ設備の1台当たりの仕様であり、藤山配水場全体の1日最大受水能力や実績値ではありません。[3]

塩素注入と残留塩素の水質監視

同運転管理仕様書は、藤山配水場内に次亜塩素酸ナトリウム注入ポンプNo.1・2、移送ポンプ、薬液貯槽、配水試料採取ポンプ、残留塩素計2か所、電磁流量計、水位計等を列挙しています。これは放光寺浄水場の沈殿・ろ過設備とは異なる、受水後の水質・配水管理設備の情報です。薬液ポンプの機種が掲載されていても2026年に更新工事が完成したという意味ではありません。[3][4]

1号池の緊急遮断弁と停電対策

運転管理仕様書では藤山配水場に「1号池緊急遮断弁」が点検対象として記載されています。自家発電設備として、ガスタービン発電装置(電圧440V・定格出力250kVA)、燃料移送ポンプ、地下燃料タンク等も設備点検表にあります。これは仕様書の設備一覧に基づく施設固有の設備であり、市内すべての配水池に同様の設備があるとは推定しません。緊急遮断弁の自動閉鎖条件、停電時の連続運転時間や給水車の受水条件は確認できていません。[3]

受水可能量と配水池容量・ポンプ吐出量の違い

久留米市の運転管理仕様書に掲載された系統図では、企業団からの「1日最大受水量」を46,790m³/日と表示しています。これは企業団から久留米市へ受ける系統全体の計画上限として示された値で、藤山配水場の配水池容量16,000m³や、高良内送水ポンプ1台の5.5m³/分とは異なる指標です。2026年度の実際の藤山配水場の日平均配水量をこの数値から計算しません。[3][4]

2025年度の送水ポンプ点検整備入札

久留米市は2025年12月、藤山配水場高良内送水ポンプ点検整備の入札結果を公表しています。公告には契約締結の翌日から2026年3月15日までの業務期間が示されています。ただし入札結果・契約期間の記載だけでは、整備が予定どおり完了し検収されたことを証明できません。施設管理が継続していることを示す資料として扱い、2026年3月に更新済みと断定しません。[6]

2026年度の水質検査と検査値の扱い

久留米市企業局は2026年4月に正式な令和8年度水質検査計画を公表しました。水質計画では福岡県南広域水道企業団から受水する藤山配水場系統と、筑後川の自己水源・放光寺浄水場系統を区別して管理しています。2026年の給水栓・原水・浄水の検査地点や計画値を、藤山配水場の各配水池の実測値として直接帰属させません。[4][5]

一般見学・管理区域と確定できない点

久留米市の主要施設案内や運転管理仕様書は藤山配水場を現役の水道管理施設として扱っていますが、常設の一般公開日や配水池内部の見学予約方法は今回確認した公式公開資料には示されていません。敷地・設備を一般に自由開放しているとは扱わず、見学希望の場合は久留米市企業局へ事前確認が必要です。個別の池体材質、池の寸法、設備の更新完了・耐震補強完了年度はこれらの資料だけでは確定できません。[1][3][9]

Deep research

久留米市の令和7年度版統計年報の企業局沿革・施設所在地表、2025年11月更新の水道施設案内、2025~2030年の運転管理業務委託仕様書、2026年度正式水質検査計画、送水ポンプ点検整備の入札結果を照合しました。1985年の第一期整備と1987年の給水開始、16,000m³の貯水容量と企業団全体の受水可能量、設備点検対象と工事完成を区別しています。

最終確認:2026-10-18

施設データを詳しく見る

所在地
久留米市藤山町115番地5

令和7年度版統計年報、令和7年3月31日時点。[1]

敷地面積
22,289.21m²

固定資産台帳に基づく令和7年度版統計年報。[1]

第一期築造工事完成
1985年(昭和60年)

配水池16,000m³と市沿革に記載。[1]

藤山配水系給水開始
1987年(昭和62年)

市沿革。1985年の工事完成と区別。[1]

配水池容量
8,000m³×2池=16,000m³

貯留容量、日最大給水量ではない。[2]

配水池標高
81.0m

久留米市の施設紹介に掲載。[2]

主な受水元
福岡県南広域水道企業団(荒木浄水場系)

市の自己水源とは別系統。[4][7]

配水先
市内中圧給水区域・高良内配水池

高良内から高圧給水区域へ配水。[3][7]

高良内送水ポンプ
横軸両吸込渦巻ポンプ2台、5.5m³/分・揚程55m・75kW

仕様書の1台当たり諸元。[3]

緊急遮断弁
1号池緊急遮断弁

2025~2030年委託仕様書の点検対象。[3]

自家発電設備
ガスタービン発電装置250kVA・440V

同委託仕様書の設備表。[3]

塩素管理設備
次亜注入ポンプ2台・残留塩素計2か所

設備保守点検表で確認。[3]

県南広域水道企業団から藤山配水場・中圧区域・高良内配水池への水の流れ

  1. 1

    県南広域水道企業団の浄水施設で処理

    企業団の荒木浄水場で処理した浄水を久留米市へ供給します。放光寺浄水場の自己水源系とは区別します。[4][7]

  2. 2

    藤山配水場で広域浄水を受水

    久留米市が受け取る処理済みの浄水を藤山配水場の配水池へ送る系統です。企業団系の受水可能量と施設内貯水量を区別します。[2][3][4]

  3. 3

    二つの8,000m³配水池へ貯留

    高台の配水場で合計16,000m³を貯め、給水需要の時間変動へ対応します。[1][2]

  4. 4

    塩素・水質・流量を監視

    次亜塩素酸ナトリウム注入、残塩計、配水用流量計・水位計などが仕様書で点検対象となっています。[3]

  5. 5

    自然流下で中圧配水区域へ

    藤山系統の配水池から中圧給水区域へ配水します。正確な町丁目単位の境界は2026年の独立資料では確認できません。[2][7]

  6. 6

    高良内送水ポンプで高良内配水池へ

    横軸両吸込渦巻ポンプ2台(各5.5m³/分、全揚程55m、75kW)を介して高良内配水池へ送ります。高良内の合計2,750m³は別施設の容量です。[3][7]

  7. 7

    高良内配水池から高圧給水区域へ

    市の施設系統資料は、高良内配水池が市の高圧給水区域への供給を担うと説明します。[4][7]

藤山配水場の建設・送配水開始と防災設備・運転管理年表

  1. 県南の広域水道から久留米市への受水開始

    藤山配水場建設以前からの広域受水の沿革であり、当施設の完成年ではありません。[1][7]

  2. 藤山配水場の築造工事に着手

    第5次拡張事業の一環として市の沿革に記載。[1]

  3. 第一期築造工事完了

    市沿革に配水池容量16,000m³と記載。1987年の給水開始とは異なります。[1]

  4. 藤山配水系の給水開始

    これに伴い旧上津・高良内ポンプ所は廃止されたと市の沿革に記載されています。現在の高良内送水ポンプとは別設備です。[1]

  5. 水道事業の包括外部監査で送配水系統を整理

    中圧区域と高良内配水池を介する高圧区域への給水が記録されています。[7]

  6. 新運転管理業務の仕様書を公表

    藤山配水場の送水・薬注・緊急遮断・発電・計装設備が点検対象として明記されています。[3]

  7. 運転管理委託の業務対象期間

    この期間の点検対象に藤山配水場が含まれます。設備更新完了とは別です。[3]

  8. 高良内送水ポンプ点検整備の入札結果を公表

    契約期間は2026年3月15日まで。点検が完了した証明ではありません。[6]

  9. 令和8年度水質検査計画を公表

    広域水道企業団からの受水と自己水源の検査体系を区別して公表。[4][5]

  10. 当記事の公式一次資料を再確認

    編集確認日。設備の更新完成日ではありません。

見学・アクセス情報

藤山配水場は現役の水道管理施設です。市の公式資料に通常の一般公開時間や配水池内部の自由見学方法は確認できず、過去の工事・点検公告を見学案内へ読み替えません。

所在地
久留米市藤山町115番地5

令和7年度版年報の主要施設一覧。[1]

管理主体
久留米市企業局・上下水道部

久留米市の水道事業。[1][3]

常設の一般公開
公式公開資料では確認できない

予約不要・自由入場と断定しない。

配水場の役割
県南広域水道企業団からの受水・中圧配水・高良内配水池への送水

見学施設という意味ではない。[2][7]

災害関連設備
1号池緊急遮断弁・自家発電設備

運転管理仕様書に記載。給水拠点開設の運用は不詳。[3]

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

2026年度の広域受水系統と配水場での残留塩素管理

令和8年度(2026年度)水質検査計画

久留米市企業局は2026年4月に正式な令和8年度水質検査計画を公開し、広域水道企業団からの受水系統と筑後川自己水源・放光寺浄水場系統を区別して検査しています。藤山配水場の運転管理仕様書には次亜塩素酸ナトリウム注入設備、残留塩素計2か所、配水サンプリングポンプなどが記載されていますが、検査計画の各採水値を個別の水槽の測定値と同一視せず、2026年の単独池内測定値は確認できないものとして扱います。[3][4][5]

水質検査計画
令和8年度(2026年度)

市の正式計画。[4][5]

系統区分
企業団からの浄水受水

放光寺浄水場の自己水源とは異なる。[4]

次亜塩素酸ナトリウム注入
ポンプ2台を保守点検

2025~2030年運転管理仕様書。[3]

残留塩素計
2か所

点検表の施設固有設備。[3]

配水池内の年間平均水質値
この資料群では確認できない

他施設や給水栓の結果を転用しない。

2026年度の最新水質結果を用いるときは、採水地点・検査日と浄水・配水・給水栓の別を区別してください。

よくある質問

藤山配水場はどこにありますか?

久留米市藤山町115番地5です。令和7年度版上下水道事業統計年報では敷地面積22,289.21m²と記載されています。[1]

1985年完成ですか、1987年完成ですか?

令和7年度版年報の沿革では1985年に第一期築造工事が完成、1987年に藤山配水系の給水が始まりました。既存資料にある1987年9月の施設完成表記とは対象工程が異なる可能性がありますが、差の理由は確定していません。[1]

どのくらいの容量がありますか?

8,000m³を2池、合計16,000m³です。1日当たりの配水能力とは異なります。[2]

藤山配水場の水源は何ですか?

福岡県南広域水道企業団の浄水を受ける系統です。放光寺浄水場系統の自己水源とは区別します。[2][4][7]

どこへ水を配っていますか?

久留米市の中圧給水区域へ配水し、高良内配水池へ送水して高圧給水区域への供給も支えています。[7]

高良内送水ポンプは何台ですか?

運転管理仕様書には2台と記載され、各吐出量5.5m³/分、全揚程55m、電動機75kWです。[3]

災害対策の設備はありますか?

1号池緊急遮断弁と250kVAのガスタービン発電装置を仕様書で確認できます。ただし地震時の開設条件や継続運転時間は未確認です。[3]

浄水場と同じようにろ過をしますか?

浄水を外部から受ける配水場であり、仕様書で次亜塩素酸ナトリウム注入設備を確認できます。放光寺浄水場の沈殿・砂ろ過設備を藤山配水場自身の設備とは記載しません。[3][4]

ポンプ整備工事は2026年に完成していますか?

2025年の入札結果と契約期間は確認できますが、今回の資料だけで2026年3月までの整備完了・検収は確認できません。[6]

一般見学できますか?

常設の一般公開や自由入場の案内は確認できないため、久留米市上下水道部へ事前に確認してください。

久留米市藤山配水場を理解するための要点

本ページでは、久留米市藤山配水場を福岡県・久留米市の配水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
福岡県久留米市藤山町115番地5
施設種別
配水場
年代・供用状況
1984年築造工事着手、1985年第一期完成(配水池16,000m³)、1987年藤山配水系給水開始。既存記録では1987年9月完成・10月1日給水開始とするが、工程・対象の差は未確定
構造・形式
配水池8,000m³×2池。高良内送水ポンプ2台、次亜塩素酸ナトリウム注入設備、1号池緊急遮断弁、ガスタービン発電設備(各装置の仕様は2025~2030年運転管理委託仕様書)
公表された配水能力・容量等
配水池容量16,000m³(8,000m³×2池)。企業団系1日最大受水量46,790m³/日は系統全体の指標で、当施設の貯水容量ではない

施設の機能と地域での役割

配水・給水施設は、水を一時的に蓄え、需要や水圧を調整しながら地域へ届ける役割を担います。用途、対象区域、構造は施設ごとの資料で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「現役の水道管理施設。常設の一般公開・内部見学案内を確認できないため、見学希望は久留米市上下水道部へ事前照会が必要。」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料9件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

福岡県久留米市藤山町115番地5

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地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。

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関連タグ

#現役配水場#1985年第一期完成#1987年藤山系給水開始#広域水道受水#配水池16,000m³#高良内送水ポンプ#非常用発電#緊急遮断弁

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。