団地給水塔群現存状況要確認

多摩川住宅の給水塔群

調布市と狛江市にまたがる多摩川住宅に整備された給水塔群。都市計画資料には給水塔5基が記録され、約3,874戸の大規模団地を支えた。

年代・現況1968年(昭和43年)完成
所在地調布市・狛江市
構造団地用独立給水塔5基(都市計画当初)
見学住宅地のため外観のみ・再生工事に注意

多摩川沿いの大規模住宅団地

多摩川住宅は調布市と狛江市にまたがる東京都住宅供給公社の大規模団地で、1968年に完成した。都市計画資料では約48.9ヘクタール、住宅予定戸数約3,874戸とされ、学校・公園・商店などを含む一つの街として計画された。

5基の給水塔

当初の共同施設一覧には給水塔5基が明記されている。広い団地を複数の給水区域に分け、塔へ揚水した水を重力で各住棟へ配る構成だった。複数塔が同一団地に並ぶ規模は、東京の団地給水史を考える上で重要である。

高架水槽方式の意味

建設当時は5階建てを中心とする住棟へ均等な水圧を届けるため、独立給水塔が有効だった。各塔は機能設備であると同時に、広大で似た住棟が並ぶ団地内の位置を把握する目印にもなった。

団地再生と都市計画変更

完成から約50年を経て、調布市は住民発意の街づくりを踏まえ、一団地の住宅施設を廃止して地区計画へ移行した。建替えとインフラ更新が段階的に進むため、各塔の現況は街区ごとに調べる必要がある。

記録時の注意

給水塔は住宅地内の設備であり、公開見学施設ではない。現地調査では公道・公園などの公共空間から確認し、工事区域、管理柵、住民のプライバシーに配慮する。

Deep research

狛江市・調布市の都市計画資料と東京都の大規模住宅団地一覧を照合し、団地規模、当初5基の給水塔、再生事業を整理しました。建替えが継続中のため、5基すべての現存を前提にせず、建設当初の施設群として扱います。

最終確認:2026年7月30日

施設データを詳しく見る

完成
1968年(昭和43年)
団地面積
約48.9ha
住宅予定戸数
約3,874戸
当初給水塔
5基
事業者
東京都住宅供給公社(JKK東京)
所在地
調布市染地・狛江市西和泉周辺

5基の給水塔で大団地へ配水した構成

  1. 1

    団地で水道水を受水

    広域の水道本管から大規模団地の受水設備へ水道水を取り入れました。

  2. 2

    給水区域を分担

    約49ヘクタールの団地を複数区域に分け、各塔が周辺住棟を担当しました。

  3. 3

    5基へ揚水

    ポンプで各給水塔の高架水槽へ水を押し上げました。

  4. 4

    需要変動を調整

    約3,874戸の朝夕の使用量変化を塔内の貯水で吸収しました。

  5. 5

    自然流下で各住棟へ

    高所の水槽から重力で低中層住棟へ配り、必要な水圧を確保しました。

多摩川住宅の給水塔群の年表

  1. 大規模団地を計画

    東京近郊の住宅需要へ対応し、多摩川沿いに一つの街を計画しました。

  2. 多摩川住宅完成

    学校、公園、商店、給水塔5基などを備えた団地が完成しました。

  3. 住棟とインフラが老朽化

    住宅・設備の更新と地域活性化が課題になりました。

  4. 地区計画へ移行

    一団地の住宅施設を廃止し、段階的再生を可能にする地区計画が決定されました。

  5. 地区計画を変更

    各街区の建替え計画に合わせて都市計画が更新されました。

  6. 調布市が計画情報を更新

    多摩川住宅地区の再生事業が継続しています。

  7. 塔ごとの現況確認が必要

    工区ごとに状況が異なるため、残存数を固定せず更新します。

見学・アクセス情報

多摩川住宅は居住地で、給水塔は共同設備です。再生工事も進んでいるため、公共空間から安全に確認してください。

公開施設
いいえ

住宅団地の共同設備です

確認方法
公道・公園など公共空間から外観のみ
立入禁止
管理柵、設備敷地、住棟専用部分
撮影時の注意
住民の顔、室内、車両番号を写さない
工事区域
現地の規制と誘導に従う

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、限定公開が告知された場合だけ主催者の案内に従ってください。

都市計画に記録された団地施設

建設当初の都市計画と2025年更新の地区計画

団地計画に記載された規模と共同施設のうち、給水塔に関係する項目をまとめました。

団地面積
約48.9ha
住宅予定戸数
約3,874戸
住棟
5階・12階建て
給水塔
5基
公園
8か所
児童公園
13か所

給水塔5基は建設当初の都市計画上の数です。2026年の現存数を示す値ではありません。

よくある質問

多摩川住宅には給水塔が何基ありましたか?

建設当初の都市計画資料には5基と記載されています。

全国最多の5基ですか?

そのように紹介する民間資料はありますが、全国を網羅した公的統計がないため、本ページでは全国最多と断定しません。

すべて現存していますか?

団地再生が進行中で、5基すべての現存を示す最新公式資料は確認できていません。

多摩川住宅はどこにありますか?

調布市染地三丁目と狛江市西和泉周辺にまたがっています。

なぜ複数の塔が必要でしたか?

約49ヘクタール・約3,874戸の広い団地を複数区域に分けて安定給水するためです。

見学できますか?

観光施設ではありません。公道や公園から確認し、住宅敷地や工事区域へ入らないでください。

多摩川住宅の給水塔群を理解するための要点

本ページでは、多摩川住宅の給水塔群東京都・調布市・狛江市団地給水塔群として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
東京都調布市染地三丁目・狛江市西和泉一丁目周辺
施設種別
団地給水塔群
年代・供用状況
1968年(昭和43年)完成
構造・形式
団地用独立給水塔5基(都市計画当初)
能力・容量
団地約3,874戸を対象

水道システムの中での役割

配水・給水施設は、処理済みの水を一時的に蓄え、需要の変化を調整しながら地域へ届ける工程を担います。高低差やポンプを利用して水圧を保つことも重要な役割です。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「住宅地のため外観のみ・再生工事に注意」です。現況や公開条件は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、水道施設の管理区域や私有地には立ち入らないでください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料3件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

東京都調布市染地三丁目・狛江市西和泉一丁目周辺

OpenStreetMapで大きく見る ↗

ピンは公開されている登録住所を基にした位置の目安です。施設の管理区域には立ち入らないでください。

座標確認:国土地理院 住所検索

関連タグ

#団地給水塔#JKK東京#多摩川住宅#高度経済成長期#団地再生

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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