配水場現存

豊橋市北部配水場

県営豊橋浄水場系の水を受け、配水池と配水塔で北部地域へ自然流下する配水拠点

1979年供用のPC造2,000立方メートル配水池と、2012年供用のPC造1,500立方メートル北部配水塔からなる豊橋市北部の現役配水施設。県営豊橋浄水場系の浄水を県権現調整池から受け、配水塔整備に合わせてポンプ加圧方式から自然流下方式へ変更した。令和8年度水質検査計画の施設能力は1日2,400立方メートル、防災計画の配水能力は1日2,600立方メートルと公式資料間で値が異なるため、両者を区別して掲載する。

年代・現況北部配水場1979年供用、北部配水塔2012年供用
所在地豊橋市
構造・形式PC造配水池2,000立方メートル×1池とPC造配水塔1,500立方メートル×1池。ディーゼル非常用発電設備、応急給水用ホース・スタンド式給水栓、遠方監視設備を備える
見学豊橋市は水道施設見学を事前申込制で受け付…

1979年の配水場と2012年の配水塔

北部配水場は豊橋市石巻平野町字日名倉49-7にある現役の配水施設である。1979年にPC造2,000立方メートルの配水池が供用し、2012年にはPC造1,500立方メートルの北部配水塔が加わった。現在はこの2施設を組み合わせ、豊橋市北部の給水を支えている。

県営豊橋浄水場系の浄水を受水

令和8年度水道水質検査計画では、北部配水場は愛知県企業庁の豊橋浄水場系に属する。牟呂用水森岡取水場から原水を取り入れ、愛知県豊橋浄水場で凝集沈殿・急速ろ過・消毒した後、豊橋市の多米配水場と北部配水場へ送られる。北部配水場は県権現調整池から受水する。

貯水容量は合計3,500立方メートル

豊橋市の現行施設案内では、北部配水場はPC造2,000立方メートル1池、北部配水塔はPC造1,500立方メートル1池で、合計3,500立方メートルを貯留する。令和8年4月修正の地域防災計画も、北部配水場の配水池を2池・容量3,500立方メートルとして整理している。

配水塔整備でポンプ加圧から自然流下へ

北部配水場では、老朽化した電気・計装・機械設備の更新とともに配水塔が整備された。豊橋市の政策評価資料では、既設のポンプ加圧給水系を自然流下系へ変更するため配水塔を築造したと説明している。2012年の配水塔供用後、北部配水場からの配水方法をポンプ加圧方式から自然流下方式へ変更し、環境負荷を低減した。

施設能力は公式資料で2つの値

令和8年度水道水質検査計画は、北部配水場の施設能力を1日2,400立方メートルとしている。一方、同じ令和8年度の地域防災計画資料では配水能力を1日2,600立方メートルとしている。両資料の定義や基準時点が同一であることを確認できないため、本ページでは一方へ統一せず、出典ごとの値として併記する。

災害時に2,000立方メートルを確保

令和8年4月修正の地域防災計画では、配水池合計3,500立方メートルのうち2,000立方メートルを応急給水容量としている。さらに口径65ミリメートル・長さ10メートルのホースとスタンド式給水栓1基を備え、災害時に給水拠点として利用できる構成となっている。

ディーゼル非常用発電機を備える

北部配水場にはディーゼル非常用発電機1基が設けられている。停電時にも受水・配水機能を維持するための設備である。豊橋市の令和8年度地区別発注見通しには「北部配水場非常用発電設備修繕」が掲載され、発電設備の修理・調整を行う計画が示されている。これは発注見通しであり、完了済みとは扱わない。

小鷹野浄水場から24時間集中管理

豊橋市には浄水場、取水場、配水場、給水所、加圧所、水質計測所、圧力制御所など47か所の水道施設があり、その全てを小鷹野浄水場で集中管理している。北部配水場も遠方監視システムの対象で、水量・水圧・水質などを24時間体制で監視する。

北部配水塔と給水栓で水質を確認

令和8年度水質検査計画では、北部配水場系統の浄水検査地点として北部配水場の配水塔を設定している。給水栓では吉祥加圧所と賀茂町字鎌田を検査地点とし、施設内と利用者側の両方で水質を確認する。配水場・給水所等の出口や水質計測所では、必要に応じて残留塩素、濁度、pH、電気伝導率などを自動計測する。

見学は事前確認が必要

豊橋市上下水道局は水道施設見学を受け付け、希望日の1週間前までに浄水課へ問い合わせるよう案内している。見学場所は屋外で、施設ごとの受入可否や見学範囲は申込み時に調整されるため、北部配水場を希望する場合も事前確認が必要である。

Deep research

豊橋市上下水道局の現行施設案内、令和8年度水道水質検査計画、地域防災計画、政策評価資料を照合し、1979年の配水場、2012年の配水塔、県営豊橋浄水場系からの受水、貯水容量3,500立方メートル、自然流下化、応急給水容量2,000立方メートル、非常用発電、集中監視、水質検査、2026年度の発電設備修繕計画まで整理しました。施設能力は水質検査計画2,400立方メートル/日、防災計画2,600立方メートル/日と異なるため併記しています。

最終確認:2026年10月3日

施設データを詳しく見る

北部配水場供用
1979年
北部配水塔供用
2012年
配水場容量
2,000立方メートル
配水塔容量
1,500立方メートル
総貯水容量
3,500立方メートル
応急給水容量
2,000立方メートル
水質計画上の施設能力
2,400立方メートル/日
防災計画上の配水能力
2,600立方メートル/日

牟呂用水から県営豊橋浄水場・北部配水場を経て北部地域へ届く水の流れ

  1. 1

    牟呂用水森岡取水場から取水

    愛知県企業庁の豊橋浄水場系では、牟呂用水森岡取水場から原水を取り入れます。

  2. 2

    県営豊橋浄水場で浄水

    凝集沈殿、急速ろ過、消毒を行って水道水にします。

  3. 3

    県権現調整池から北部配水場へ受水

    処理された水を県権現調整池から北部配水場が受け入れます。

  4. 4

    2,000立方メートル配水池へ貯留

    1979年供用のPC造配水池に水を蓄えます。

  5. 5

    1,500立方メートル配水塔へ

    2012年供用の北部配水塔と組み合わせ、北部配水区の水圧を確保します。

  6. 6

    自然流下で北部地域へ配水

    配水塔整備後はポンプ加圧方式から自然流下方式へ変更し、地域へ給水しています。

北部配水場・北部配水塔の整備と運用年表

  1. 北部配水場供用開始

    PC造2,000立方メートルの配水池1池が北部地域の配水拠点として運用を開始しました。

  2. 北部配水場整備を推進

    老朽化した電気・計装・機械設備の更新と、自然流下化のための配水塔築造工事が進められました。

  3. 北部配水塔運転開始

    PC造1,500立方メートルの配水塔が供用し、北部配水場の貯水機能が拡張されました。

  4. ポンプ加圧方式から自然流下方式へ変更

    豊橋市の政策評価で、省エネルギー化・環境負荷低減の実績として整理されています。

  5. 水質検査を継続

    北部配水塔、吉祥加圧所、賀茂町字鎌田を北部配水区の検査地点として継続監視しています。

  6. 非常用発電設備修繕を計画

    令和8年度地区別発注見通しに、北部配水場非常用発電設備の修理・調整が掲載されています。発注見通しのため完了済みとは扱いません。

見学・アクセス情報

北部配水場は現役の配水施設です。豊橋市上下水道局は水道施設見学を受け付けていますが、北部配水場の受入可否・見学範囲は事前確認が必要です。

見学申込み
希望日の1週間前までに問い合わせ
受付
平日8:30~17:15
問い合わせ
豊橋市上下水道局 浄水課
電話
0532-61-8761
見学場所
屋外

施設ごとの受入可否は申込時確認

所在地
豊橋市石巻平野町字日名倉49-7

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

令和8年度 北部配水場系統の水質管理

2026年度水道水質検査計画

北部配水場は愛知県企業庁の豊橋浄水場系から浄水を受ける配水施設です。北部配水塔と系統内の給水栓を検査地点とし、施設出口・利用者側の双方で水質を確認します。

県側浄水場
愛知県豊橋浄水場
市側受水
県権現調整池から受水
配水施設検査
北部配水場 配水塔
給水栓検査
吉祥加圧所
給水栓検査
賀茂町字鎌田
自動監視
残留塩素等を必要に応じ計測

施設能力は令和8年度水質検査計画で2,400立方メートル/日、防災計画では配水能力2,600立方メートル/日とされます。定義差を確認できないため統一していません。

よくある質問

北部配水場はいつできましたか?

北部配水場は1979年、北部配水塔は2012年に供用しました。

水はどこから来ますか?

牟呂用水森岡取水場から原水を取り、愛知県豊橋浄水場で浄水した水を県権現調整池から受けています。

どのくらい水を貯められますか?

北部配水場2,000立方メートル、北部配水塔1,500立方メートルで、合計3,500立方メートルです。

施設能力は2,400と2,600のどちらですか?

令和8年度水質検査計画は2,400立方メートル/日、同年度の地域防災計画は配水能力2,600立方メートル/日と記載しています。定義や基準時点の差を公式資料から確定できないため、本ページでは両方を併記しています。

災害時にどのくらい水を使えますか?

令和8年4月修正の地域防災計画では、3,500立方メートルのうち2,000立方メートルを応急給水容量としています。

停電対策はありますか?

はい。ディーゼル非常用発電機1基を備えています。2026年度には発電設備の修理・調整が発注見通しに掲載されています。

なぜ配水塔を建てたのですか?

老朽設備更新に加え、ポンプ加圧方式から自然流下方式へ変更して安定給水と環境負荷低減を図るためです。

見学できますか?

豊橋市は水道施設見学を受け付けています。希望日の1週間前までに浄水課へ問い合わせ、北部配水場の受入可否と見学範囲を確認してください。

豊橋市北部配水場を理解するための要点

本ページでは、豊橋市北部配水場を愛知県・豊橋市の配水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
愛知県豊橋市石巻平野町字日名倉49-7
施設種別
配水場
年代・供用状況
北部配水場1979年供用、北部配水塔2012年供用
構造・形式
PC造配水池2,000立方メートル×1池とPC造配水塔1,500立方メートル×1池。ディーゼル非常用発電設備、応急給水用ホース・スタンド式給水栓、遠方監視設備を備える
公表された配水能力・容量等
貯水容量合計3,500立方メートル(配水場2,000+配水塔1,500)。令和8年度水質検査計画の施設能力2,400立方メートル/日、防災計画の配水能力2,600立方メートル/日

施設の機能と地域での役割

配水・給水施設は、水を一時的に蓄え、需要や水圧を調整しながら地域へ届ける役割を担います。用途、対象区域、構造は施設ごとの資料で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「豊橋市は水道施設見学を事前申込制で受け付けている。希望日の1週間前までに浄水課へ問い合わせ、北部配水場の受入可否・見学範囲を確認する」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料9件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

愛知県豊橋市石巻平野町字日名倉49-7

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地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。

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関連タグ

#現役施設#県営水道受水#配水場#配水塔#PC造#自然流下#応急給水#非常用発電#集中監視

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。