配水池現存

福井市原目配水池

九頭竜浄水場の水を市街地へ送りながら耐震更新を進める基幹配水池

1967年7月に完成した福井市原目山の基幹配水池。九頭竜浄水場で浄水した水を市街地や福井赤十字病院などの災害拠点病院へ供給する。既設は5,000立方メートル2池・合計10,000立方メートルで、片池を運用しながら7,500立方メートル2池・合計15,000立方メートルへ更新する事業が2030年3月までの予定で進む。

年代・現況1965年12月着工、1967年7月完成、2025~2030年更新事業
所在地福井市
構造・形式既設RC造5,000立方メートル×2池を、運用継続しながら7,500立方メートル×2池へ更新
見学常設の一般見学制度は確認できない。現役か…

原目山から福井市街地を支える配水池

原目配水池は福井市原目町の原目山山間部にあり、九頭竜浄水場で浄水した水を受けて市街地へ送る基幹配水施設である。福井赤十字病院など災害拠点病院への供給にも関わるため、平常時だけでなく災害時の給水継続でも重要度が高い。

1967年完成、既設は合計1万立方メートル

第三次拡張事業の一環として1965年12月に建設工事へ着手し、1967年7月に完成した。既設施設は鉄筋コンクリート造の2池で、1池5,000立方メートル、合計10,000立方メートルを貯留する。

緊急遮断弁を段階的に整備

1993年10月に緊急遮断弁2台を設置し、1995年3月に第2期工事を完成した。地震や大規模な管路事故が起きた際、配水池から水が流出し続けるのを抑え、貯留水を確保するための設備である。

現在の耐震基準へ更新

建設から50年以上が経過し、既設配水池は現在の耐震基準を満たさないことから、福井市は2025年2月21日から更新事業を開始した。事業期間は2030年3月31日までの予定で、設計と施工を一括で行うDB方式を採用している。

1池を動かしながら1池ずつ造り替える

更新中も給水を止めないため、片方の既設池を稼働させたまま、もう片方を撤去・新設し、切替後に残る池を更新する。新施設は1池7,500立方メートルの2池、合計15,000立方メートルとなり、既設より5,000立方メートル増える計画である。

監視・非常時設備も更新

新しい配水池には水位、流量、圧力などの監視設備や遠隔監視、無停電電源、地震計、緊急遮断弁などを組み合わせる。単純な貯水容量の増加だけでなく、耐震性と運転継続性を高める更新である。

工事中の現役インフラ

原目配水池は観光施設ではなく、現在も給水を担いながら工事が進む水道施設である。工事・運転管理の妨げになる立入りは避け、現況や事業進捗は福井市の公式更新事業ページを確認する。

Deep research

福井市の原目配水池更新事業、水道事業年表、水道事業のあゆみを照合し、1967年完成の既設2池、市街地・災害拠点病院への配水、緊急遮断弁、2025〜2030年の耐震更新と容量増強まで整理しました。

最終確認:2026年9月5日

施設データを詳しく見る

完成
1967年7月
既設容量
10,000立方メートル

5,000×2池

更新後容量
15,000立方メートル

7,500×2池

水源側
九頭竜浄水場
更新期間
2025年2月21日〜2030年3月31日予定
役割
市街地・災害拠点病院等への配水

九頭竜浄水場から原目配水池・市街地までの水の流れ

  1. 1

    九頭竜浄水場で浄水

    九頭竜浄水場で処理した水を原目配水池へ送ります。

  2. 2

    原目山の配水池へ送水

    山間部にある配水池へ水を送り、標高差を確保します。

  3. 3

    配水池で需要変動を調整

    時間帯による使用量の変動を吸収し、市街地への安定供給を支えます。

  4. 4

    自然圧とポンプ直送を併用

    原目配水池の自然圧と九頭竜浄水場からのポンプ直送を組み合わせ、停電時等のリスクを分散します。

  5. 5

    災害拠点病院にも供給

    福井赤十字病院など重要施設を含む市街地へ給水します。

  6. 6

    更新中も片池で給水継続

    一方の池を稼働させながらもう一方を撤去・新設し、供給を止めずに更新します。

原目配水池の整備・更新年表

  1. 建設工事に着手

    第三次拡張事業の一環として原目配水池の整備が始まりました。

  2. 原目配水池完成

    RC造5,000立方メートル2池、合計10,000立方メートルの配水池が完成しました。

  3. 緊急遮断弁を整備

    地震や管路事故時に貯留水を守るため、緊急遮断弁を段階的に設置しました。

  4. 更新事業を開始

    耐震性能を高めるため、設計・施工一括方式による更新事業に着手しました。

  5. 片池運用で給水を継続

    既設2池を一度に停止せず、1池ずつ更新する方式で工事を進めています。

  6. 更新事業完了予定

    7,500立方メートル2池、合計15,000立方メートルの新施設完成を予定しています。

見学・アクセス情報

原目配水池は給水を続けながら更新工事が進む現役水道施設で、一般公開施設ではありません。

一般見学
常設制度を確認できません
自由入場
不可
事業場所
福井市原目町地係
工事
更新事業実施中
完了予定
2030年3月
注意
工事・管理区域へ立ち入らない

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

配水継続性と災害対応を重視した更新

2025〜2030年更新事業

原目配水池は浄水処理施設ではなく、九頭竜浄水場で処理した水を貯留・配水する施設です。更新では耐震性、緊急遮断、遠隔監視、非常用電源などの強化が中心です。

新配水池
7,500立方メートル×2池
緊急遮断弁
整備対象
監視
水位・流量・圧力・遠方監視
非常時設備
無停電電源・地震計
給水継続
片池運用で工事中も継続

水道水そのものの最新水質は福井市が公表する九頭竜水系の水質検査結果を確認してください。

よくある質問

原目配水池は何をする施設ですか?

九頭竜浄水場でつくった水を貯留し、市街地や災害拠点病院などへ配水する施設です。

既設の容量は?

5,000立方メートルの池が2池で、合計10,000立方メートルです。

更新後はどのくらいになりますか?

7,500立方メートル2池、合計15,000立方メートルになる計画です。

なぜ更新するのですか?

建設から50年以上が経過し、現在の耐震基準を満たさないためです。

工事中は断水しますか?

片方の池を稼働させながら1池ずつ更新し、給水を継続する計画です。

見学できますか?

常設の一般見学制度は確認できません。現役かつ工事中の施設なので管理区域への立入りは避けてください。

福井市原目配水池を理解するための要点

本ページでは、福井市原目配水池福井県・福井市配水池として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
福井県福井市原目町地係
施設種別
配水池
年代・供用状況
1965年12月着工、1967年7月完成、2025~2030年更新事業
構造・形式
既設RC造5,000立方メートル×2池を、運用継続しながら7,500立方メートル×2池へ更新
公表された配水能力・容量等
既設10,000立方メートル、更新後15,000立方メートル

施設の機能と地域での役割

配水・給水施設は、水を一時的に蓄え、需要や水圧を調整しながら地域へ届ける役割を担います。用途、対象区域、構造は施設ごとの資料で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「常設の一般見学制度は確認できない。現役かつ更新工事中の水道施設のため、管理区域へ立ち入らない」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料3件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

福井県福井市原目町地係

地図を大きく見る ↗

地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。

地図検索公開住所による地図検索

関連タグ

#現役施設#昭和期#配水池#九頭竜水系#耐震化#更新事業#災害拠点病院

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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