配水塔見学可

森田配水塔(マイアクア)

地下水系の配水機能と水道学習展示を一体化した福井市北部の施設

2008年3月に森田浄水場とともに完成し、同年4月から供給を始めた福井市の現役配水塔。森田水系の地下水を塩素消毒して受け、上部2,000立方メートル・下部900立方メートルの水槽を備える。2階の「マイアクア」は無料公開されている。

年代・現況2008年(平成20年)3月完成・4月供給開始
所在地福井市
構造・形式プレストレストコンクリート造。上部水槽2池・下部水槽1池を備え、建物は地下1階・地上5階
見学2階展示室は9時~16時30分、入館無料…

福井市北部を支える現役の配水塔

森田配水塔は福井市東森田一丁目2415番地にある現役水道施設で、森田浄水場と一体となって森田水系を構成している。福井市の水道事業年表では2006年1月に配水塔築造工事へ着手し、2008年3月に森田浄水場・森田配水塔が完成、同年4月から「マイアクア」からの水道水供給が始まったとされる。

上部2,000立方メートル・下部900立方メートル

令和6年度水道事業年報では、配水塔上部水槽はプレストレストコンクリート造で、公称容量1,000立方メートルを2池、合計2,000立方メートル。下部水槽は同じくプレストレストコンクリート造で900立方メートルを1池備える。上部水槽には4台、下部水槽にも4台の揚水ポンプが設けられている。

5本の深井戸と日量14,700立方メートルの森田水系

令和8年度水質検査計画では、森田浄水場は地下水5井を水源とし、能力は1日14,700立方メートル、浄水処理は次亜塩素酸ナトリウムによる塩素消毒としている。令和6年度水道事業年報では森田水系の取水能力を1日14,720立方メートル、配水方法を自然流下と整理している。

浄水場から配水塔を経て地域へ

森田水系では深井戸からくみ上げた地下水を森田浄水場で消毒し、配水塔の水槽に蓄えた後、高低差を利用して配水する。福井市水安全計画では森田水系を「福井北配水ブロック」とし、森田配水塔系統の定期水質検査地点を二日市町に設定している。

九頭竜浄水場との相互連絡管を整備

福井市は、地震や水質事故などの非常時にも浄水場間で水を融通できるよう、九頭竜浄水場と森田浄水場を結ぶ連結管を重要な基幹管路として耐震化している。令和5年度には森田浄水場側の相互連絡管布設工事、計装設備工事も実施されている。

令和8年度も森田水系を継続監視

2026年度の水質検査計画では、森田水系・森田配水塔の代表地点として二日市町で毎日・毎月検査を行う。福井市は2026年度の公表結果について、市内の水道水が水質基準に適合していると案内している。二日市町の4月13日・5月18日の結果では一般細菌は0、大腸菌は不検出、pHは7.5、硬度は72~79mg/L、総トリハロメタンは最大0.007mg/Lだった。

2階は無料の水道学習展示「マイアクア」

2階展示室には、水の循環を表現した木製遊具「アクアクル」、水道管パズル、映像シアター、人力ポンプ、シャボントンネルなどが設けられている。アクアクルは2023年3月に設置され、水道・下水道と水循環を遊びながら学べる構成となっている。

現在も一般開放を継続

展示室は9時から16時30分まで無料で利用できる。休館日は月曜日で、月曜日が祝日の場合は翌日、年末年始は12月29日から1月3日まで休館する。2026年8月には福井市の上下水道施設バスツアーでも森田配水塔が見学先となり、展示・実験コーナーや展望デッキが活用された。

Deep research

福井市の令和6年度水道事業年報、令和8年度水質検査計画、現行の施設案内を照合し、森田水系の5本の深井戸、日量14,700立方メートルの浄水能力、塩素消毒、上部・下部水槽、自然流下、九頭竜浄水場との相互連絡管、2026年度水質検査、2階展示室「マイアクア」の利用条件まで整理しました。

最終確認:2026年10月2日

施設データを詳しく見る

完成
2008年3月
供給開始
2008年4月
森田浄水場能力
14,700立方メートル/日
水源
地下水5井
上部水槽
1,000立方メートル×2池
下部水槽
900立方メートル×1池
配水方式
自然流下
所在地
福井市東森田1丁目2415番地

5本の深井戸から森田配水塔を経て福井北部へ届く水の流れ

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    5本の深井戸から地下水を取水

    森田第4・第5・第6・第8・第9水源井など、森田水系の5本の深井戸から地下水を取水します。令和6年度年報の取水能力は合計14,720立方メートル/日です。

  2. 2

    森田浄水場で塩素消毒

    令和8年度水質検査計画では森田浄水場の能力を1日14,700立方メートルとし、次亜塩素酸ナトリウムによる塩素消毒で処理します。

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    浄水を配水塔へ送る

    処理した水を森田配水塔へ送り、需要変動に備えて水槽へ蓄えます。

  4. 4

    上部・下部水槽に貯留

    上部水槽は1,000立方メートル2池、下部水槽は900立方メートル1池です。上部・下部それぞれに揚水ポンプが設けられています。

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    自然流下で福井北配水ブロックへ

    森田水系の配水方法は自然流下です。福井市水安全計画では森田水系を福井北配水ブロックに位置付けています。

  6. 6

    二日市町で水質を継続確認

    令和8年度は森田配水塔系統の代表地点として二日市町で毎日・毎月の水質検査を行っています。

森田浄水場・森田配水塔の整備年表

  1. 森田水源用地を取得

    第6次拡張事業の一環として森田水系整備の準備が進みました。

  2. 森田浄水場建設用地を取得

    福井市が森田浄水場の建設用地を取得しました。

  3. 建設用地を追加取得

    森田浄水場建設用地の第2期分を取得しました。

  4. 森田配水塔築造工事に着手

    森田配水塔の築造工事が始まりました。

  5. 森田浄水場・森田配水塔完成

    福井市の水道事業年表では、両施設が同月に完成したと記録されています。

  6. 配水塔から供給開始

    福井市の市政年表では、森田配水塔「マイアクア」から水道水の供給を開始したとされています。

  7. 上部水槽揚水ポンプを整備

    上部水槽揚水ポンプ3・4号の分解整備工事が行われました。

  8. 九頭竜・森田相互連絡管を整備

    森田浄水場側の相互連絡管布設工事と計装設備工事が進められました。

  9. 木製遊具「アクアクル」を設置

    水の循環を遊びながら学べる木製遊具が2階展示室に加わりました。

  10. 水質監視と一般公開を継続

    二日市町での定期水質検査を続け、マイアクアも無料の学習施設として公開されています。

見学・アクセス情報

森田配水塔の2階展示室「マイアクア」は一般公開されています。現役水道施設のため、見学できる範囲は公開部分に限られます。

開館時間
9:00~16:30
入館料
無料
休館日
月曜日

月曜日が祝日の場合は翌日

年末年始
12月29日~1月3日休館
主な展示
アクアクル・水道管パズル・映像シアター・人力ポンプ・シャボントンネル
所在地
福井市東森田1丁目2415番地
電話
0776-56-4014

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

令和8年度 森田水系・二日市町の水質

2026年4月13日・5月18日公表分

令和8年度水質検査計画では、森田水系・森田配水塔の代表検査地点を二日市町としています。福井市は令和8年度の水道水について水質基準に適合していると公表しています。

一般細菌
2回とも0個/mL
大腸菌
2回とも不検出
pH
2回とも7.5
硬度
72~79mg/L
総トリハロメタン
最大0.007mg/L
残留塩素
0.1~0.2mg/L

年度途中の測定値です。以後の検査結果は福井市が随時更新する最新公表を優先してください。

よくある質問

森田配水塔は現在も使われていますか?

はい。森田水系の現役配水施設で、令和8年度水質検査計画でも森田配水塔系統が継続して検査対象となっています。

どのくらい水を貯められますか?

上部水槽は1,000立方メートル2池、下部水槽は900立方メートル1池です。

水源は何ですか?

森田水系の5本の深井戸から取水する地下水です。森田浄水場で塩素消毒して供給します。

森田浄水場の能力は?

令和8年度水質検査計画では1日14,700立方メートルです。

どうやって地域へ水を送りますか?

令和6年度水道事業年報では森田水系の配水方法を自然流下としています。

災害や事故への備えはありますか?

福井市は九頭竜浄水場と森田浄水場を結ぶ相互連絡管を整備し、地震や水質事故などの非常時にも水を融通できるよう重要管路の耐震化を進めています。

マイアクアは見学できますか?

はい。2階展示室は9時から16時30分まで無料公開されています。月曜日と年末年始は休館です。

2026年度の水質はどうですか?

福井市は令和8年度の水道水が水質基準に適合していると公表しています。二日市町の4月・5月結果でも一般細菌0、大腸菌不検出などが確認できます。

森田配水塔(マイアクア)を理解するための要点

本ページでは、森田配水塔(マイアクア)を福井県・福井市の配水塔として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
福井県福井市東森田一丁目2415番地
施設種別
配水塔
年代・供用状況
2008年(平成20年)3月完成・4月供給開始
構造・形式
プレストレストコンクリート造。上部水槽2池・下部水槽1池を備え、建物は地下1階・地上5階
公表された配水能力・容量等
上部水槽2,000立方メートル(1,000立方メートル×2池)、下部水槽900立方メートル

施設の機能と地域での役割

配水・給水施設は、水を一時的に蓄え、需要や水圧を調整しながら地域へ届ける役割を担います。用途、対象区域、構造は施設ごとの資料で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「2階展示室は9時~16時30分、入館無料。月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)と12月29日~1月3日は休館」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料10件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

福井県福井市東森田一丁目2415番地

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関連タグ

#現役施設#平成#配水塔#地下水#自然流下#水道展示#入館無料#水質監視

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。