第1疏水の取水起点
第1疏水取水口は大津市観音寺の三保ヶ崎付近にあり、琵琶湖から第1疏水へ水を取り入れる施設である。第1疏水は1885年に起工し、1890年に完成した。大津から京都へ水を送る人工運河の最上流に位置し、舟運、灌漑、防火、発電、水道などへ展開した疏水事業の出発点となった。
現役運河を構成する施設
琵琶湖疏水は明治期の完成後も使われる現役施設である。第1疏水取水口から入った水は大津運河を経て、長等山を貫く第一隧道へ向かう。京都市の現行案内でも、第1疏水は大津市観音寺の取水口から伏見区まで続く水路として管理され、維持作業が行われている。
沿線からの観察
琵琶湖疏水沿線魅力創造協議会の公式見どころ案内は、取水口を「疏水沿線から見ることができます」と明記する。水路内部や管理区域へ入る施設見学ではなく、沿線の安全な場所から外観と水の流れを観察する見どころである。訪問時は柵を越えず、現地表示と管理上の規制に従う。
琵琶湖疏水 第1疏水取水口を理解するための要点
本ページでは、琵琶湖疏水 第1疏水取水口を滋賀県・大津市の疏水施設として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 滋賀県大津市観音寺(三保ヶ崎)
- 施設種別
- 疏水施設
- 年代・供用状況
- 1890年(明治23年)第1疏水完成
- 構造・形式
- 琵琶湖から第1疏水へ導水する取水口
- 文化財等
- 日本遺産「京都と大津を繋ぐ希望の水路 琵琶湖疏水」構成文化財
水道システムの中での役割
導水施設は、水源で確保した原水を浄水場などへ運ぶ水道システムの経路です。水路、隧道、水路橋などには、地形を越えて勾配と流量を保つための土木技術が表れます。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「疏水沿線から取水口を観察可能。水路・管理区域内には立ち入らず、現地の案内に従う」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料3件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
関連タグ
年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。