1924年の第二送水ポンプ室
熊本市水道記念館は、熊本市北区八景水谷1丁目7-3に残る旧八景水谷貯水池ポンプ場である。1924年の熊本市上水道創設時に第二送水ポンプ室として建てられ、八景水谷水源地の地下水を立田山配水池へ送った。1967年3月まで43年間使用された後、1974年から水道記念館となり、熊本の水道史を伝えている。
表現派を思わせる煉瓦建築
建物は煉瓦造平屋建、建築面積99平方メートルで、平面は正方形である。煉瓦壁と上部のモルタル壁を組み合わせ、寄棟屋根の四面には反曲線を用いた小屋根が張り出す。窓周りの縁取りを含む特徴的な外観は大正期の建築表現をよく残す。1997年5月7日、国土の歴史的景観に寄与する建物として国の登録有形文化財になった。
事前予約による見学
水道記念館は現役の八景水谷送水場内にあるため、常時開放されていない。一方、熊本市上下水道局は八景水谷送水場と水道記念館を施設見学の対象としており、人数を問わず団体、グループ、学年、クラスなどの申し込みを受け付ける。見学は無料で、希望者は熊本市上下水道サービス公社へ事前に電話またはFAXで日程と内容を相談する。予約なしで管理区域へ入ることはできない。
熊本市水道記念館(旧八景水谷貯水池ポンプ場)を理解するための要点
本ページでは、熊本市水道記念館(旧八景水谷貯水池ポンプ場)を熊本県・熊本市の水道遺構として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 熊本県熊本市北区八景水谷1丁目7-3
- 施設種別
- 水道遺構
- 年代・供用状況
- 1924年(大正13年)竣工、1967年3月送水ポンプ室としての使用終了
- 構造・形式
- 煉瓦造平屋建、建築面積99平方メートル、寄棟屋根、上部モルタル壁
- 文化財等
- 国登録有形文化財(1997年5月7日登録)
水道システムの中での役割
水道施設は、取水・導水・浄水・送水・配水という一連の工程の一部を担います。施設の名称、立地、構造、整備年代を合わせて見ると、地域の水道がどのように築かれたかを理解できます。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「常時開放ではない。人数を問わず団体・グループ・学年・クラス単位で無料の予約見学を受付。熊本市上下水道サービス公社へ事前に電話またはFAXで相談」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料4件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
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出典・参考資料
年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。