1945年に給水を始めた浦上水系の浄水場
浦上浄水場は長崎市昭和3丁目196番地にある現役施設で、浦上ダムを取水水源とする。長崎市は軍需工業の用水確保を目的とした第3回拡張事業で浦上貯水池と浄水場を建設し、ダムが未完成だった1945年2月に給水を開始した。同年8月9日の原子爆弾で浦上水系の水道施設は破壊され、配水機能が停止したという歴史も市の水道史に記録されている。
日量二万一千五百立方メートルの急速ろ過
長崎市の令和8年度水質検査計画は、浦上浄水場の公称施設能力を日量21,500立方メートルとする。浄水処理は横流・スラリー循環型の凝集沈澱と急速ろ過で、ろ過池は1池53.5平方メートルを6池備え、複層ろ過とマンガン接触ろ過を行う。必要時には活性炭処理も用いる。同年度計画に現行浄水施設として掲載され、水質検査の対象になっていることから現在の稼働を確認できる。
個人も七日前までの手続きで見学可能
長崎市は浦上浄水場を施設見学の対象にしている。見学時間は原則として土曜・日曜・祝日を除く9時30分から正午、または13時から16時30分である。希望日の7日前までに浄水課へ連絡して日程を調整し、見学可の回答後に申込書を提出して許可通知書を受け取る。10人未満の個人見学は申込書を省略できるが、事前の電話連絡と了承は必要で、自由入場ではない。
長崎市浦上浄水場を理解するための要点
本ページでは、長崎市浦上浄水場を長崎県・長崎市の浄水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 長崎県長崎市昭和3丁目196番地
- 施設種別
- 浄水場
- 年代・供用状況
- 1945年(昭和20年)2月給水開始
- 構造・形式
- 横流・スラリー循環型凝集沈澱、急速ろ過池6池(1池53.5平方メートル、複層・マンガン接触ろ過)、必要時活性炭処理
- 能力・容量
- 公称施設能力21,500立方メートル/日
水道システムの中での役割
浄水施設は、水源から取り入れた原水の濁りや不純物を取り除き、安全な水道水へ処理する工程を担います。処理方式や能力は水源の性質、給水人口、整備された年代によって異なります。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「個人・団体とも見学申込可。原則として土日祝日を除く9時30分~正午または13時~16時30分。希望日の7日前までに浄水課と日程調整し、許可を得る。10人未満は申込書を省略できるが事前連絡と了承が必要」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料4件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
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年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。