ダム見学可

合角ダム

吉田川の西秩父桃湖に水を蓄え、自然調節による洪水対策と河川環境・県営水道を支える重力式コンクリートダム

埼玉県秩父市と小鹿野町にまたがる吉田川の県営多目的ダム。堤高60.9mの堤体が西秩父桃湖をつくり、洪水調節・河川環境の保全・水道用水の新規開発を担う。1999年の竣工式後も試験湛水が続き、県の建設史では2003年3月完成とされる。

年代・現況1999年11月竣工式/2002年6月試験湛水完了/2003年3月完成(ダム検査合格)
所在地秩父市・小鹿野町
形式・構造重力式コンクリートダム/洪水調節は自然調節方式
見学周辺の展望台・展示室を案内。展示室・ダム…

吉田川に西秩父桃湖をつくる県営ダム

合角ダムは「かっかくダム」と読み、埼玉県秩父市上吉田と小鹿野町にまたがる荒川水系吉田川の多目的ダムです。湖名は西秩父桃湖、ダム名は水没した合角地区に由来します。管理所は秩父市上吉田4850-1にあり、所在地マップはこの公開住所による検索地図です。秩父県土整備事務所の本所がある下影森を、現地の見学先と取り違えないようにします。[1][9][15]

吉田川は赤平川の支川です。県の目的説明にある吉田川全体の流域面積78.8km²と、ダムの諸元にある集水面積32.1km²は対象範囲が異なります。ダムはその上流側の水を受け、洪水調節、河川環境の保全、上水道用水の新規開発という三つの目的で運用されます。県は多目的ダムとして県営初の重力式コンクリートダムと位置付けています。[1][2][3]

自然調節の洪水吐と利水放流設備

堤高60.9m、堤頂長195.0m、堤体積約17万m³の重力式コンクリートダムです。堤体自身の重さで水圧に抵抗する形式で、県の土木施設紹介では洪水調節方式を自然調節としています。管理者の諸元にも、自由越流方式でゲート等による放流量の調節をしないという説明があります。[1][2][15]

同じ諸元表には、常用洪水吐3.6m×3.0mが1門、常用クレスト13.5m×3.9mが2門、非常用クレストが二つの寸法区分で計6門、利水放流設備が1,100mmと250mm各1基と記載されています。この「門」という表の単位だけから、すべてを職員が開閉する可動ゲートと解釈してはいけません。洪水を流す開口部と、平常時の水利用に関わる放流設備を区別します。[1][15]

県の洪水調節計画は、ダム地点の毎秒460トンの洪水に対して最大毎秒400トンを調節する内容です。これらは計画条件であり、観測済みの洪水実績や、常時の放流量を表す数字ではありません。自然調節方式も、雨量・流入量の監視や設備の維持管理が不要という意味ではありません。[3][6][7]

調査・竣工式・試験湛水・完成を分ける

県の建設史では1970年4月に実施計画調査、1973年4月に建設事業へ着手しています。補償基準の妥結は1986年12月、水源地域整備計画の公示は1987年3月です。本体のコンクリート打設は1993年7月に始まり、1995年10月に完了しました。調査や建設事業の開始を、本体打設の開始と同じ年には扱いません。[4]

試験湛水は1998年10月15日から行われ、1999年11月16日に竣工式を実施しています。その後、2002年5月2日に満水となり、同年6月11日に試験湛水を完了、2003年3月3日に完成(ダム検査合格)と記録されています。本記事の代表年は県の完成記録に合わせた2003年で、1999年の竣工式を省略したり、完成年へ置き換えたりしていません。[2][4]

周辺道路の整備も建設と関係しています。湖を渡る倉尾橋は県の資料で1993年架設、橋長145mの橋として紹介され、ダム建設に合わせて新設されたと説明されています。合角漣大橋の完成は建設史に1998年3月25日と記録されており、二つの橋を同じ構造物として扱うことはできません。[4][14]

洪水期の容量と100パーセント表示の意味

総貯水容量は1,025万m³、有効貯水容量925万m³、堆砂容量100万m³です。これは施設の容量区分であり、毎日の貯水量や現在の堆砂量の測定結果ではありません。県の諸元では7月1日~9月30日の洪水期制限水位を標高315.60m、常時満水位を標高328.00mとしています。水位の標高と、基礎からの堤高60.9mは別の数値です。[1][2]

県の貯水状況表では、貯水率の分母は通常925万m³ですが、7~9月は365万m³です。また、100%以上の値は100%として表示されます。例えば2026年9月9日午前0時の公表貯水量408.1万m³に対する表示は100.0%で、総貯水容量1,025万m³をすべて使い切ったという意味ではありません。平年比は2003~2025年の同月同日の平年貯水量との比較で、貯水率とは分母が違います。[5]

河川環境と吉見浄水場につながる水利用

河川環境の保全では、渇水時も必要な流れを保ち、漁業・景観・動植物などの環境に配慮するとともに、下流の吉田川・赤平川の既存の農業用水や上水道取水に必要な流量を確保します。これとは別に、県営水道用水供給事業向けの新規開発量として毎秒1.0トンが示されています。新規開発量と、下流の既存取水を支える流量を同じ指標として合算しません。[3]

吉見浄水場の公式概要は、合角ダムを水源地として明記しています。同浄水場は、荒川と、利根川から武蔵水路を通じて導かれる水の双方を利用できる位置に整備され、凝集沈でん・急速ろ過の処理設備を持ちます。ダムから家庭へ直接飲料水を送るのではなく、河川・取水・浄水・送水の各施設が担う役割を分けて理解する必要があります。吉見浄水場の処理能力を、そのまま合角ダム単独の供給実績には置き換えません。[8]

貯水状況の監視と堆積土砂への対策

管理者は貯水位、貯水量、貯水率、流入量、放流量、雨量などの情報を公表しています。県のリアルタイム情報案内には、自動電話応答0494-78-0831による1分ごとの案内があり、提供値は速報値で、機器の状態や保守によって正常でない値や提供停止が生じる場合があると明記されています。固定的な施設諸元とは別に、観測日時と注意事項を確認して利用する情報です。[6]

県は2019年8月に県管理ダムの長寿命化計画を策定しています。2023年10月掲載の事業紹介では、合角ダムの緊急浚渫工事を実施例として挙げ、洪水調節容量内の土砂を取り除くことで容量を確保する考え方を説明しています。本記事ではこの公表事例を紹介し、未確認の最新堆砂量、除去土砂量、2026年度の工事進捗は補っていません。[7]

展示室・内部見学・交通の利用条件

ダム管理所1階の展示室には、周辺模型、建設を解説する映像、クイズ、目的説明のパネルなどがあります。通常案内は年中無休の9:00~16:00です。同じ時間帯に展示室受付でダムカードを1人1枚配布しますが、業務による不在時には待つ場合があります。展示室の公開は、予約なしで堤体内部にも入れるという意味ではありません。[11][12]

職員案内は学校教育・社会教育・職場研修・学術研究などの団体が対象で、原則15名程度、所要約1時間、個人の申込みは不可です。人数や日時を管理所へ電話で相談します。内部は急な階段や濡れた箇所があり、気温は年間を通じて約13℃と案内されています。他のダムの「10名以上」「3週間前まで」といった条件を転用しません。[10]

公共交通は秩父吉田線の「吉田元気村」から徒歩約10分という県の案内があります。一方、小鹿野町役場で倉尾線へ乗り継ぐ経路には、2026年9月30日をもって廃止との告知があるため、その後も使える通常経路として案内しません。車は花園ICから約33km、駐車場は3か所・30台以上という目安です。訪問前に当日のバス時刻や現地規制を確認してください。河川や湖の外観を見学できることと、自由に遊泳・入水できることも別です。[9][16]

Deep research

埼玉県の諸元、建設史、目的説明、貯水状況、見学・交通案内を照合しました。竣工式と試験湛水完了・検査合格、吉田川全流域とダム集水域、施設容量と日時を指定した公表貯水量を区別します。角括弧は末尾の出典番号です。

最終確認:2026-09-29

施設データを詳しく見る

堤高/堤頂長
60.9m/195.0m

県の施設諸元。標高328.00mなどの貯水位とは別の寸法です。[1][2]

堤体積
約170,000m³

ダム本体の体積で、水を貯める容量ではありません。[1][2]

総貯水容量/有効貯水容量
10,250,000m³/9,250,000m³

総容量には堆砂容量1,000,000m³を含みます。現在の貯水量とは別です。[1]

集水面積/湛水面積
32.1km²/0.56km²

ダムが水を受ける範囲と湖面の面積。吉田川全体の流域78.8km²と区別します。[1][2][3]

上水道用水の新規開発量
毎秒1.0トン

県の目的説明の表記。県営水道用水供給事業向けの計画量で、毎日の取水実績ではありません。[3]

竣工式/完成(検査合格)
1999年11月/2003年3月

試験湛水完了は2002年6月。意味の異なる年月を分けて掲載しています。[2][4]

吉田川から洪水調節・河川環境・県営水道へ

洪水時と平常時の機能をまとめた流れです。全量が七つの施設を直列に通過する工程図ではありません。[3][8]

  1. 1

    吉田川上流の水を受ける

    ダムの集水域32.1km²からの水が流入します。吉田川全体の流域面積とは分けます。[1][3]

  2. 2

    西秩父桃湖に貯留する

    総貯水容量1,025万m³の貯水池を、季節に応じた水位・容量区分で利用します。[1][5]

  3. 3

    洪水の一部を貯める

    自然調節方式で洪水被害の軽減を図ります。計画上は毎秒460トンの洪水に対し最大毎秒400トンを調節します。[3][15]

  4. 4

    下流河川に必要な流れを保つ

    吉田川・赤平川の河川環境と既存の農業用水・上水道取水を支えます。[3]

  5. 5

    県営水道の水源を確保する

    上水道用水の新規開発量は毎秒1.0トン。計画値を日々の放流量に置き換えません。[3]

  6. 6

    下流の取水・浄水施設で処理する

    合角ダムを水源とする吉見浄水場は、荒川と武蔵水路の合流点より下流から取水できる立地で、凝集沈でん・急速ろ過を行います。[8]

  7. 7

    観測と維持管理を継続する

    貯水位・流入量・放流量などの速報情報を提供し、堆積土砂の除去などで施設機能を保ちます。[6][7]

合角ダムの調査・建設・試験湛水の年表

  1. 実施計画調査に着手

    県の建設史に記録された調査開始。建設事業や本体工事の開始とは別です。[4]

  2. 建設事業に着手

    補助事業として建設段階へ移行。[4]

  3. 水源地域対策の対象ダムに指定

    県の年表は水源地域対策特別措置法に基づく指定を記録しています。[4]

  4. 損失補償基準が妥結

    1985年10月の提示後、補償基準が妥結しました。[4]

  5. 水源地域整備計画を公示

    周辺地域整備に関わる計画の節目。[4]

  6. ダム建設工事の本契約

    本体コンクリート打設に先立つ契約工程。[4]

  7. 転流開始

    工事に向けて川の流れを切り替えました。[4]

  8. 本体コンクリート打設開始

    同年10月29日には定礎式を実施。[4]

  9. 本体コンクリート打設完了

    ダム本体の打設工程が完了。試験湛水や検査合格とは別です。[4]

  10. 合角漣大橋が完成

    1994年7月15日に着手した橋の工事が完了。[4]

  11. 試験湛水開始

    貯水して施設の状態を確認する段階へ移行。[4]

  12. 竣工式

    試験湛水完了・完成検査とは異なる時期の式典です。[4]

  13. 試験湛水完了

    同年5月2日の満水を経て試験湛水を完了。[4]

  14. 完成・ダム検査合格

    管理者が完成として記録する年月日。本記事の代表年はこの記録に合わせています。[2][4]

見学・アクセス情報

2026年9月29日に確認した公式案内です。展示室・カード配布・職員による内部案内を区別し、屋外区域の常時開放や当日の運行・利用を保証するものではありません。[9][10][11][12]

所在地マップ
秩父市上吉田4850-1

合角ダム管理所の公開住所による検索地図。ダムは小鹿野町にもまたがります。[9]

周辺の見学
展望台・休憩場などを案内

県道沿いの駐車場や湖を望む展望台の案内。現地の立入規制を優先します。[9][15]

展示室
通常9:00~16:00/年中無休

管理所1階。周辺模型、建設映像、クイズ、目的説明パネルなど。[11]

職員案内の対象
原則15名程度の団体

学校教育・社会教育・職場研修・学術研究。人数が異なる場合は相談し、個人での申込みは不可。[10]

職員案内の申込み
管理所に電話で日時・人数を相談

所要約1時間。可能なら申込書をFAX・メールで送付する案内。希望日時を確約するものではありません。[10]

内部の歩行条件
急な階段・濡れた箇所あり

滑りにくい運動靴等で参加。内部は年間約13℃とされ、夏場も上着などで温度差に備えます。[10]

ダムカード
展示室受付9:00~16:00/1人1枚

通年配布の案内。業務で不在の場合は待つことがあります。屋外見学時間とは別です。[12]

車でのアクセス
花園ICから約33km

県の参考距離。道路状況や所要時間を保証するものではありません。[9]

駐車場・トイレ
駐車場3か所・30台以上/トイレあり

駐車台数は県のアクセス案内の目安で、当日の空車数ではありません。[9][15]

公共交通の基本経路
秩父吉田線「吉田元気村」から徒歩約10分

県の目安は西武秩父駅から約1時間10分、秩父駅から約1時間5分。運行本数が少ないため往復の時刻を確認します。[9]

倉尾線の廃止告知
2026年9月30日をもって廃止

小鹿野町役場から倉尾線へ乗り継ぐ経路は、その後も利用できる通常経路として扱いません。[9]

見学等の問い合わせ
合角ダム管理所0494-78-0285

FAX0494-78-0287。貯水情報の自動電話0494-78-0831とは別の窓口です。[6][10]

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

2026年の公表貯水量と貯水率の読み方

2026年7~9月の公表例/各日午前0時の値

県の貯水状況表から6時点を掲載しています。9月29日の現在値でも期間平均でもありません。この期間の貯水率の分母は365万m³で、100%以上は100%表示です。[5]

2026年7月1日
381.0万m³/100.0%

平年比112.2%。[5]

2026年7月29日
377.2万m³/100.0%

平年比109.7%。[5]

2026年8月26日
385.6万m³/100.0%

平年比109.0%。[5]

2026年9月9日
408.1万m³/100.0%

平年比111.9%。100%表示を総貯水容量までの満水とは解釈しません。[5]

2026年9月16日
384.7万m³/100.0%

平年比107.8%。[5]

2026年9月23日
391.3万m³/100.0%

平年比108.5%。[5]

平年比の比較期間は2003~2025年。県は表の数値を小数点2位以下切捨てとしています。個々の観測値を最新の放流判断や水質の安全性の根拠には使いません。[5][6]

同じ貯水池を季節で使い分ける容量と水位

県の施設諸元・2026年の貯水状況表

総貯水容量
10,250,000m³

有効貯水容量と堆砂容量を含みます。[1]

有効貯水容量
9,250,000m³

洪水期以外の貯水率の分母。[1][5]

洪水期の貯水率の分母
3,650,000m³

7月1日~9月30日。別の貯水池の容量ではありません。[1][5]

堆砂容量
1,000,000m³

容量区分であり、最新の堆砂測量値ではありません。[1]

常時満水位/洪水期制限水位
標高328.00m/315.60m

県の諸元表の用語と値。堤高と混同しません。[1]

通常時と洪水期の容量を足し合わせて総貯水容量を求めることはできません。公表貯水率の100%表示には上限処理もあるため、量・率・水位を分けて読みます。[1][5]

洪水吐・クレスト・利水放流設備の比較

県「ダムの諸元」2023年11月2日掲載

公表諸元表の名称・寸法・数を整理しています。新たな設備更新の時期や各設備の最大放流能力は、確認できた資料だけから補っていません。[1]

常用洪水吐
3.6m×3.0m/1門

県の諸元表にある開口寸法と数量。[1]

常用クレスト
13.5m×3.9m/2門

非常用クレストの区分とは別です。[1]

非常用クレストの区分1
13.5m×2.1m/4門

同じ表にあるもう一つの寸法区分と合わせて6門。[1]

非常用クレストの区分2
11.0m×2.1m/2門

幅の異なる区分を同一寸法にまとめません。[1]

利水放流の区分1
1,100mm/1基

洪水吐の門数とは別の設備区分。[1]

利水放流の区分2
250mm/1基

表にある小さい寸法の利水放流設備。[1]

自然調節・自由越流という方式の説明と、諸元表の単位「門」を併記しています。数量から可動ゲートの総数を推測したものではありません。[1][15]

河川環境・既存取水・新規水道開発の違い

  1. 1

    河川の環境を保つ流量

    漁業、景観、動植物などのため、渇水時も必要な流れを確保します。[3]

  2. 2

    すでにある取水を支える流量

    下流の吉田川・赤平川の農業用水・上水道用水の取水を支えます。[3]

  3. 3

    新たに開発する上水道用水

    県営水道の給水区域向けに毎秒1.0トンを開発する計画。既存取水のすべてをこの値に含めた説明ではありません。[3]

  4. 4

    吉見浄水場の水源の一つ

    県は合角ダムと利根大堰を吉見浄水場の水源に関わる施設として紹介しています。複数水系の水を使うため、浄水場の給水全量を合角ダムだけのものとは扱いません。[8]

  5. 5

    貯留と浄水は別の機能

    吉見浄水場には凝集沈でん・急速ろ過の設備があります。湖の水と処理済みの水道水を同じものとして説明しません。[8]

維持管理と秩父4ダムの学習・見学

  1. 1

    観測情報は速報値として利用

    貯水位・貯水量・流入量・放流量・雨量等を提供。機器の不調や保守で停止する場合があると明記されています。[6]

  2. 2

    浚渫で洪水調節に使う容量を保つ

    2023年掲載の県事業紹介に合角ダムの浚渫事例があります。最新の工事量や進捗を示す資料とは区別します。[7]

  3. 3

    建設と地域の変化を展示で学ぶ

    管理所1階の模型・映像・パネルに加え、周辺の倉尾橋はダム建設に伴う道路整備の一例です。[11][14]

  4. 4

    秩父4ダムを個別の条件で訪ねる

    二瀬・滝沢・浦山・合角が連携する取組があります。4施設の管理者や内部公開条件が同一という意味ではありません。[12][13]

  5. 5

    カード収集と内部見学を分ける

    合角のカードは展示室受付で配布。4枚を集める二瀬ダム手作りカードの案内と、職員による内部見学の申込みは別手続です。[10][12]

よくある質問

合角ダムは何と読み、どこにありますか?

「かっかくダム」です。秩父市上吉田と小鹿野町にまたがり、貯水池は西秩父桃湖と呼ばれます。管理所の所在地は秩父市上吉田4850-1です。[1][9][15]

完成は1999年ですか、2003年ですか?

県の建設史は1999年11月16日を竣工式、2002年6月11日を試験湛水完了、2003年3月3日を完成(ダム検査合格)としています。本記事の代表年は完成記録の2003年です。[2][4]

貯水率100%なら洪水を貯める余地はありませんか?

その意味ではありません。7~9月は365万m³を分母とし、100%以上は100%として表示します。総容量1,025万m³に対する割合とは異なります。[1][5]

洪水時は職員がすべてのゲートを開けるのですか?

県の案内は自然調節・自由越流方式です。諸元表にある「門」という数え方だけで、すべての洪水吐に可動ゲートがあるとは解釈できません。利水放流設備とは区別します。[1][15]

貯めた水はどこで使われますか?

下流の吉田川・赤平川の既存取水や河川環境を支え、県営水道用水の新規開発にも利用されます。吉見浄水場の公式概要は合角ダムを水源地として紹介しています。[3][8]

個人で当日申し込めば内部を見学できますか?

職員案内は個人申込不可です。原則15名程度の団体が事前に電話で相談する案内で、展示室の通常公開とは別です。人数などが異なる場合もまず管理所へ相談してください。[10][11]

ダムカードはいつ、どこでもらえますか?

管理所1階の展示室受付で、通年9:00~16:00、1人1枚の案内です。業務で不在の場合には待つことがあります。他のダムの休館日や昼休みをそのまま当てはめていません。[12]

公共交通で行くときに注意する変更はありますか?

倉尾線への乗継経路には2026年9月30日をもって廃止との告知があります。県の基本案内は秩父吉田線の「吉田元気村」から徒歩約10分です。本数が少ないため往復とも最新の時刻を確認してください。[9]

合角ダムを理解するための要点

本ページでは、合角ダムを埼玉県・秩父市・小鹿野町のダムとして記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
埼玉県秩父市上吉田4850-1(合角ダム管理所)
施設種別
ダム
年代・供用状況
1999年11月竣工式/2002年6月試験湛水完了/2003年3月完成(ダム検査合格)
形式・構造
重力式コンクリートダム/洪水調節は自然調節方式
公表された貯水容量等
総貯水容量10,250,000m³/有効貯水容量9,250,000m³

ダム・貯水施設の目的と役割

ダム・貯水施設の目的は、治水、発電、農業用水、工業用水、上水道など施設によって異なります。用途を一律に上水道とせず、対象施設の目的・容量・管理者を出典で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「周辺の展望台・展示室を案内。展示室・ダムカード9:00~16:00。職員案内は原則15名程度の団体が事前相談、個人申込不可。倉尾線は2026年9月30日をもって廃止との告知あり」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料16件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

埼玉県秩父市上吉田4850-1(合角ダム管理所)

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地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。

地図検索:公開住所による地図検索 ↗

関連タグ

#現役施設#西秩父桃湖#吉田川#荒川水系#重力式コンクリートダム#自然調節#洪水調節#水道用水#秩父4ダム#ダムカード

出典・参考資料

  1. 1埼玉県「ダムの諸元」(2023年11月2日掲載、合角ダムの形式・容量・水位・放流設備)↗
  2. 2埼玉県「埼玉県管理のダム」(合角ダムの完成時期・施設諸元・県営ダムとしての位置付け)↗
  3. 3埼玉県「ダムの目的」(吉田川流域・洪水調節計画・既存用水・新規水道開発)↗
  4. 4埼玉県「ダム建設の歩み」(調査・補償・本体工事・竣工式・試験湛水・完成)↗
  5. 5埼玉県「合角ダムの貯水状況について」(2026年の公表例、季節別分母・100%上限・平年比・観測時刻)↗
  6. 6埼玉県「リアルタイムダム情報」(自動電話応答・観測項目・速報値の注意事項)↗
  7. 7埼玉県「ダムの事業」(2023年10月4日掲載、長寿命化計画・合角ダムの緊急浚渫事例)↗
  8. 8埼玉県「吉見浄水場の概要」(2024年10月23日掲載、水源・武蔵水路との位置関係・浄水方式)↗
  9. 9埼玉県「ダムへのアクセス」(現地住所・駐車場・公共交通・2026年9月末の倉尾線廃止告知)↗
  10. 10埼玉県「ダム見学のお申し込みについて」(団体条件・電話相談・内部の階段と気温)↗
  11. 11埼玉県「合角ダム展示室」(展示内容・通常の開館日と時間)↗
  12. 12埼玉県「ダムカードの配布について」(配布窓口・時間・枚数・秩父4ダム連携)↗
  13. 13水資源機構「秩父4ダムカード」(二瀬・滝沢・浦山・合角の連携)↗
  14. 14埼玉県「倉尾橋〔秩父市〕」(1993年架設・橋長・ダム建設に合わせた新設)↗
  15. 15埼玉県「合角ダム〔秩父市、小鹿野町〕」(読み方・自然調節方式・用途・駐車場とトイレ)↗
  16. 16埼玉県「水難事故にご注意ください」(秩父地域の河川利用・増水と警報・救命胴衣)↗

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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