浄水場現存

茨城県涸沼川浄水場

涸沼川の水を粒状活性炭まで処理して笠間市へ送る県営浄水場

1992年1月に給水を開始した茨城県企業局の県中央広域水道用水供給事業・笠間給水系の浄水場。現行の水質検査計画では涸沼川を水源とし、凝集沈殿、急速ろ過、粒状活性炭処理を経て笠間市へ日量最大24,000立方メートルを供給する。

年代・現況1992年(平成4年)1月給水開始
所在地笠間市
構造・浄水方式取水堰・取水ポンプ場・着水井・凝集沈殿池・砂ろ過池・粒状活性炭ろ過池・浄水池・送水設備
見学所在地と問い合わせ先は公開されているが、…

1992年から笠間給水系を担う県営浄水場

涸沼川浄水場は、茨城県企業局が運営する県中央広域水道用水供給事業の施設で、1992年1月に給水を開始した。浄水場でつくった水を家庭へ直接配るのではなく、市町側の配水施設へ水道用水として送る役割を持つ。現行の水質検査計画では涸沼川浄水場の給水対象を笠間市としている。

現行資料では涸沼川を水源として整理

企業局の古い施設概要ページには水源として飯田ダム、給水対象として3市1企業団という記載が残る。一方、近年の事業概要と水質検査計画は、涸沼川を水源、給水区域を笠間市と整理している。本ページでは現在の運用を示す新しい公式資料を優先し、古い概要ページとの記載差があることも明示する。

取水堰から浄水場へ原水を送る

原水は涸沼川の取水堰から取り入れ、取水ポンプ場を経て着水井へ送る。水質検査計画でも涸沼川取水場を原水の検査地点としており、河川の状態を確認しながら浄水処理へつなぐ。浄水後の水は送水ポンプで市側の配水施設へ送られる。

凝集沈殿・急速ろ過・粒状活性炭で処理

浄水処理は、凝集・沈殿で濁りを集めて除去し、砂を使った急速ろ過を通した後、粒状活性炭ろ過で臭気物質や微量有機物などへの対応力を高める構成である。企業局の水質検査計画は涸沼川浄水場を粒状活性炭処理の対象施設として明記している。

日量24,000立方メートル、平均浄水量は約18,000立方メートル

一日最大給水量は24,000立方メートルである。企業局の事業資料では、令和3年度の一日平均浄水量を18,247立方メートルとしている。最大能力と実際の平均処理量は意味が異なるため、同じ値として扱わない。

原水・浄水・配水地点で水質を追跡

水質検査計画では、涸沼川取水場の原水、涸沼川浄水場の浄水池、笠間市側の配水地点を検査対象としている。水源から浄水処理、受水側まで複数地点で確認することで、広域水道としての水質を継続的に管理する。

排水処理と災害対応も浄水場運用の一部

沈殿・ろ過工程から出る排水は排水処理施設へ送り、処理水を再利用しながら濃縮汚泥を機械脱水する。茨城県企業局は涸沼川浄水場を含む各浄水場で設備更新、緊急連絡体制、災害時の復旧協定や備蓄を進めており、浄水処理だけでなく継続運転と復旧体制まで含めて水道用水供給を支えている。

Deep research

茨城県企業局の事業概要、水質検査計画、施設案内を照合し、給水開始、現在の水源・給水区域、浄水処理、平均浄水量、水質管理、排水処理まで整理しました。古い施設概要と新しい事業資料で水源・給水対象の記載が異なるため、現在運用を示す新しい公式資料を優先しています。

最終確認:2026年9月4日

施設データを詳しく見る

給水開始
1992年1月
一日最大給水量
24,000立方メートル/日
令和3年度平均浄水量
18,247立方メートル/日
現行資料の水源
涸沼川
現行資料の給水区域
笠間市
所在地
笠間市平町1100

涸沼川から笠間市までの水の流れ

  1. 1

    涸沼川で取水

    涸沼川取水場で河川水を取り入れます。水質検査計画でも原水の検査地点として設定されています。

  2. 2

    取水ポンプで浄水場へ

    取水堰から取り入れた原水を取水ポンプ場から着水井へ送り、浄水処理へ導きます。

  3. 3

    凝集・沈殿

    薬品で細かな濁りをフロックにまとめ、沈殿池で大きな濁質を除去します。

  4. 4

    急速ろ過

    砂ろ過池で沈殿後にも残る細かな濁りを取り除きます。

  5. 5

    粒状活性炭ろ過

    粒状活性炭を通し、臭気物質や微量有機物などへの処理能力を高めます。

  6. 6

    浄水池へ貯留

    処理した水を浄水池に蓄え、水質を確認して送水の準備をします。

  7. 7

    送水ポンプで笠間市へ

    浄水を送水管で市側の配水施設へ送り、そこから家庭や学校などへ配水されます。

涸沼川浄水場の年表

  1. 給水を開始

    県中央広域水道用水供給事業の笠間給水系として供給を開始しました。

  2. 平均18,247立方メートル/日を浄水

    企業局の事業概要で一日平均浄水量が公表されています。

  3. 施設概要ページを更新

    古い系統情報を含む施設概要ページが公開されています。

  4. 現行水質検査計画で涸沼川水源を明記

    給水対象を笠間市、処理方式を粒状活性炭処理として整理しています。

  5. 水質監視を継続

    原水・浄水・受水側での検査計画を継続しています。

  6. 設備更新・危機管理を継続

    企業局は各浄水場で設備更新や災害時の緊急連絡体制を維持しています。

見学・アクセス情報

涸沼川浄水場は現役の県営水道施設です。施設見学に関する記事は企業局全体で公開されていますが、涸沼川浄水場の常設予約条件は最新案内を個別に確認する必要があります。

一般見学
常設条件を個別確認
自由入場
不可
所在地
笠間市平町1100
涸沼川浄水場
0296-78-1001
県中央水道事務所
029-295-1545
訪問前
最新の見学可否・申込条件を確認

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

水源から受水地点までの水質管理

現行の水質検査計画

茨城県企業局は原水、浄水場の浄水、受水市側の地点を分けて検査し、処理工程と送水後の水質を継続的に確認しています。

原水地点
涸沼川取水場
浄水地点
涸沼川浄水場 浄水池
給水側地点
笠間市
基本処理
凝集・沈殿
ろ過
急速ろ過
高度処理
粒状活性炭
排水
処理後に再利用
汚泥
濃縮後に機械脱水

最新の測定値は茨城県企業局が公表する年度ごとの水質検査結果を確認してください。

よくある質問

涸沼川浄水場はいつから使われていますか?

1992年1月に給水を開始しました。

水源は飯田ダムですか、涸沼川ですか?

古い概要ページには飯田ダムとありますが、近年の事業概要と水質検査計画は涸沼川を水源として整理しています。本ページでは新しい公式資料を優先しています。

どこへ水を送っていますか?

近年の公式資料では笠間市へ供給するとされています。

処理能力はどのくらいですか?

一日最大給水量は24,000立方メートルです。

どのように水をきれいにしますか?

凝集沈殿、急速ろ過、粒状活性炭ろ過を組み合わせて処理します。

粒状活性炭は何のためですか?

臭気物質や微量有機物などへの処理能力を高めるために使われます。

見学できますか?

常設の一般見学条件は現行ページで確認できないため、涸沼川浄水場または県中央水道事務所へ事前確認してください。

現在も稼働していますか?

はい。現行の水質検査計画や企業局の事業資料に掲載される現役浄水場です。

茨城県涸沼川浄水場を理解するための要点

本ページでは、茨城県涸沼川浄水場茨城県・笠間市浄水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
茨城県笠間市平町1100
施設種別
浄水場
年代・供用状況
1992年(平成4年)1月給水開始
構造・浄水方式
取水堰・取水ポンプ場・着水井・凝集沈殿池・砂ろ過池・粒状活性炭ろ過池・浄水池・送水設備
公表された浄水能力等
一日最大給水量24,000立方メートル/日

施設の機能と地域での役割

浄水施設は、水源から取り入れた原水の濁りや不純物を取り除き、水道水へ処理する工程を担います。施設固有の処理方式・能力・水源は本文の出典に基づいて確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「所在地と問い合わせ先は公開されているが、2026年9月時点で涸沼川浄水場の常設一般見学について対象・日時・申込方法をまとめた現行公式案内は確認できない。見学希望は涸沼川浄水場または県中央水道事務所へ事前確認する」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料5件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

茨城県笠間市平町1100

地図を大きく見る ↗

ピンは公開されている登録住所を基にした位置の目安です。施設の管理区域には立ち入らないでください。

座標確認Mapion 施設地図

関連タグ

#現役施設#平成期#涸沼川#広域水道#急速ろ過#粒状活性炭#笠間市

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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