1964年に臨海部の水需要へ対応して新設
泉浄水場は、重要港湾の整備や臨海型工場の進出で水需要が増加した旧磐城市が1964年に新設した浄水場である。いわき市発足後は小名浜浄水場を廃止統合するため施設整備が行われ、現在も市南部の主要な浄水拠点として運転されている。
鮫川表流水を遠野町から取水
水源は鮫川の表流水で、取水地点はいわき市遠野町滝字椿坊。鮫川江筋を通じて原水を取り入れ、泉町の浄水場へ送る。河川の状態を確認しながら処理する表流水系の施設である。
高速凝集沈でん4池・急速ろ過12池
原水へ凝集剤を加えて濁りを大きなフロックにまとめ、高速凝集沈でん池4池で沈める。その後、急速ろ過池12池で細かな濁りを除去し、消毒して水道水へ仕上げる。公称浄水能力は1日30,000立方メートルである。
ポンプ圧送で広い区域へ給水
処理した水はポンプで圧送する。主な給水先は常磐地区だが、小名浜市街地、鹿島地区、いわきニュータウンにも送られる。山玉浄水場や平浄水場など他系統との混合給水地点もあり、市全体の送配水網の一部として運用される。
令和8年度も原水・配水・給水栓を検査
いわき市水道局は2026年度の水質検査計画に基づき、泉浄水場の原水、配水、玉川・湯本の給水栓などで毎月検査を実施している。予備原水として工業用水も検査対象に設定し、浄水場出口だけでなく利用地点まで水質を追跡する。
現役の管理施設として運転
所在地と施設概要は公開されているが、常設の一般見学制度は確認できない。施設内への自由な立入りを前提とせず、見学が必要な場合は水道局浄水課または南部浄水場管理室へ事前に確認する。
Deep research
いわき市水道局の施設概要と令和8年度水質検査情報を照合し、1964年の新設、鮫川表流水の取水、高速凝集沈でん・急速ろ過、日量30,000立方メートルの能力、給水区域、現在の水質監視まで整理しました。
最終確認:2026年9月5日
施設データを詳しく見る
- 所在地
- いわき市泉町六丁目10番地の16
- 水源
- 鮫川表流水
- 浄水能力
- 30,000立方メートル/日
- 高速凝集沈でん池
- 4池
- 急速ろ過池
- 12池
- 送水方式
- ポンプ圧送
鮫川から常磐・小名浜方面までの水の流れ
- 1
鮫川から取水
いわき市遠野町滝字椿坊で鮫川表流水を取り入れます。
- 2
鮫川江筋を経由
取水した原水を鮫川江筋から泉浄水場へ導きます。
- 3
凝集剤で濁りをまとめる
細かな濁りをフロックへまとめ、沈でんしやすい状態にします。
- 4
4池で高速凝集沈でん
高速凝集沈でん池4池でフロックを沈め、上澄みをろ過工程へ送ります。
- 5
12池で急速ろ過・消毒
急速ろ過池12池を通し、消毒して水道水へ仕上げます。
- 6
ポンプで各給水区域へ
常磐地区を中心に、小名浜市街地、鹿島地区、いわきニュータウンなどへ圧送します。
泉浄水場の整備・運用年表
旧磐城市が泉浄水場を新設
重要港湾整備や臨海型工場の進出に伴う水需要増加へ対応するため建設されました。
いわき市が発足
市町村合併後も南部の主要浄水拠点として運用が続きました。
小名浜浄水場を廃止統合
小名浜浄水場の機能を統合するため泉浄水場側の施設整備が行われました。
日量30,000立方メートルで運転
高速凝集沈でん池4池・急速ろ過池12池を備える現役浄水場として運転しています。
原水・配水・給水栓を定期検査
泉浄水場の原水、配水、玉川・湯本などの給水栓を水質検査対象としています。
見学・アクセス情報
泉浄水場は稼働中の水道施設です。現行公式ページには常設の一般見学制度が掲載されていません。
- 一般見学
- 常設案内を確認できません
- 自由入場
- 不可
- 見学希望
- 水道局浄水課へ事前確認
- 施設連絡先
- 南部浄水場管理室
- 所在地
- 泉町六丁目10番地の16
- 注意
- 管理区域へ無断で立ち入らない
0246-65-3612
見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。
令和8年度の水質監視
2026年度
いわき市水道局は泉浄水場の原水・配水と給水区域の代表給水栓を定期的に検査し、浄水場から利用地点まで水質を追跡しています。
- 原水
- 泉浄水場原水を検査
- 配水
- 浄水場配水を検査
- 給水栓
- 玉川・湯本
- 予備原水
- 工業用水も検査対象
- 基本処理
- 高速凝集沈でん・急速ろ過・消毒
個別の測定値は採水日で変わるため、いわき市水道局が公表する最新の水質検査結果を確認してください。
よくある質問
泉浄水場の水源はどこですか?
鮫川の表流水です。遠野町滝字椿坊で取水します。
浄水能力はどのくらいですか?
1日30,000立方メートルです。
どのように浄水しますか?
高速凝集沈でん池4池と急速ろ過池12池で処理し、消毒します。
主な給水区域はどこですか?
常磐地区を中心に、小名浜市街地、鹿島地区、いわきニュータウンなどです。
現在も稼働していますか?
はい。令和8年度も水質検査対象となっている現役浄水場です。
見学できますか?
常設の一般見学制度は確認できないため、水道局浄水課へ事前に確認してください。
いわき市泉浄水場を理解するための要点
本ページでは、いわき市泉浄水場を福島県・いわき市の浄水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 福島県いわき市泉町六丁目10番地の16
- 施設種別
- 浄水場
- 年代・供用状況
- 1964年(昭和39年)新設、その後小名浜浄水場統合に伴い施設整備
- 構造・浄水方式
- 鮫川表流水・高速凝集沈でん池4池・急速ろ過池12池・ポンプ圧送
- 公表された浄水能力等
- 浄水能力30,000立方メートル/日
施設の機能と地域での役割
浄水施設は、水源から取り入れた原水の濁りや不純物を取り除き、水道水へ処理する工程を担います。施設固有の処理方式・能力・水源は本文の出典に基づいて確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「常設の一般見学制度は現行公式案内で確認できない。稼働中の水道施設のため自由入場せず、見学希望は水道局浄水課へ事前確認する」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料2件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
所在地マップ
福島県いわき市泉町六丁目10番地の16
地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。
地図検索:公開住所による地図検索 ↗関連タグ
年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。