ダム見学可

川俣ダム

鬼怒川上流の峡谷に水を蓄え、洪水調節・農業用水補給・水力発電を担う高さ117mのアーチ式ダム

栃木県日光市の鬼怒川上流にある国土交通省の多目的ダム。1966年完成、堤高117mのアーチ式堤体で洪水調節・農業用水補給・発電を担う。五十里ダムとの共同補給や川俣発電所の水利用、季節開放される資料室・渡らっしゃい吊橋が特徴。

年代・現況1966年完成/2012年度クレストゲート改修完成/2026年度の設備修繕・岩盤補強関連事業を計画
所在地日光市
形式・構造アーチ式コンクリートダム
見学一般開放区域は季節開放。2026年の告知…

鬼怒川本川の峡谷に築かれたアーチ式ダム

川俣(かわまた)ダムは、栃木県日光市の鬼怒川上流にある国土交通省の多目的ダムです。洪水調節、農業用水の供給、発電を目的とし、鬼怒川ダム統合管理事務所が管理しています。男鹿川にある五十里ダムや、鬼怒川の別地点にある川治ダムとは別の施設です。[1][2][6]

堤高117m、堤頂長131m、堤体積167,500m³のアーチ式コンクリートダムです。管理者は、水圧の大部分を両岸の岩盤で受け持つ構造と説明しています。堤体を支える地質は石英粗面岩質熔結凝灰岩で、アーチの形だけでなく、周辺岩盤を含めた維持管理が施設の説明に欠かせません。[1]

集水面積179.4km²は水が集まる流域の面積、湛水面積2.59km²は貯水池の水面の規模を表す諸元です。また、総貯水容量8,760万m³と有効貯水容量7,310万m³は同じ数値ではありません。いずれも施設の容量を示す値で、訪問日の実際の貯水量とは分けて読む必要があります。[1][3][14]

建設工事・本体着工・発電開始・ダム完成の年月

国の事業年表では1958年度に川俣ダムの建設工事へ着手し、1966年度に完成したとされています。一方、国土交通省のダム紹介ファイルは本体着工年を1959年、完成年を1966年と記載しています。「建設工事への着手」と「本体着工」は対象となる工程が異なるため、着手年を比べる際には資料が指している工程を確認する必要があります。[3][4]

東京電力リニューアブルパワーの発電所一覧では、川俣発電所の運転開始は1963年11月です。これはダム全体の完成より前の発電所の運転開始年月であり、ダムの完成年を1963年に読み替える根拠にはなりません。記事の基本情報にはダムの完成年である1966年を用いています。[3][4][5]

その後も改良が続き、2008年度にクレストゲート改修へ着手、2012年度に同改修が完成しました。2016年度の周辺部補強工事着手も別に記録されています。完成年だけを見て、それ以降に設備の更新がなかったと捉えることはできません。[4]

洪水調節の計画値と、貯水率の分母の違い

管理者が公表する川俣ダムの洪水調節計画は、ダム地点の計画高水流量1,350m³/sに対して、治水容量2,450万m³を使い1,000m³/sを調節し、350m³/sへ低減するものです。これは計画上の洪水を対象とした数値で、日常的に350m³/sを放流するという意味でも、すべての出水で同じ調節量になるという意味でもありません。[2]

公表された主要洪水一覧には、2007年9月7日の台風9号、2011年9月21日の台風15号などの雨量・流入量・放流量が記録されています。本記事では後段に二つの出水の数値を掲載し、施設の計画値と実際の出水記録を分けています。各出水の最大流入量と最大放流量は、それぞれの最大値であり、一覧だけから同時刻の値とは断定していません。[12]

貯水状況ページの貯水率は、その時点に表示される有効容量(夏期制限容量)に対する貯水量の割合です。施設諸元の有効容量7,310万m³を一年中固定の分母として用いるわけではありません。日々の値には観測日時と速報値の注記があるため、本記事では変動する貯水率を固定情報として転載せず、公式の防災情報へ案内します。[1][14][15]

五十里ダムとともに佐貫頭首工の農業用水を支える

かんがい用水の補給計画は、下流の佐貫頭首工において五十里ダムと合わせて最大42.0m³/s、補給対象面積は約8,941haです。この42.0m³/sは二つのダムを合わせた計画値であり、川俣ダム単独の供給量や、一年中変わらない実放流量として扱うことはできません。[2]

川俣ダムは河川に水を蓄えて下流の取水を支える施設です。施設紹介で示される目的は洪水調節・農業用水・発電であり、浄水場の処理能力や家庭へ直接送る飲料水の給水戸数を示す資料ではありません。河川の流量や取水を支える上流の施設として位置付けられます。[1][2]

2026年度の事業概要は、五十里・川俣・川治・湯西川の4ダムと、五十里・川治を結ぶ連携施設を一体的に運用する体制を説明しています。ダム群の統合管理と、二つの貯水池を結ぶ連携施設は意味が異なり、川俣ダムから五十里ダムへ専用の連絡水路で直接送水するという説明にはなりません。[6]

川俣発電所の最大出力27,000kWと資料時点

川俣ダムの水は水力発電にも利用されます。東京電力リニューアブルパワーが公表する2025年3月末時点の水力発電所一覧では、川俣発電所は利根川水系鬼怒川の「ダム式」、最大出力27,000kWです。事業者と資料時点を付け、ダム管理者である国土交通省と発電事業者を混同しないようにしています。[2][5]

27,000kWは発電設備の最大出力です。年間に発電した電力量や、いつでもその出力で運転していることを表す数値ではありません。今回確認した一覧には川俣発電所単独の年間発電電力量は示されていないため、設備利用率や一般家庭何世帯分といった換算値は追加していません。[5]

放流設備の修繕と、両岸岩盤を支える補強事業

国のダム紹介ファイルには、クレストローラーゲート6門、コンジット高圧ローラーゲート2門、ハウエルバンガーバルブ1基、ジェットフローゲート1基が掲載されています。2026年度事業概要は、主放流設備であるコンジットゲートを、堤体下部に設けられた洪水調節や下流への放流に用いる高圧の設備と説明し、配管などの更新を掲げています。[3][6]

同事業概要では、ダムの支持地盤としての機能を確保するため、2025年度から岩盤PS(プレストレスト)アンカー工の補強工事に着手したとしています。2026年度は両岸の岩盤変位・ひずみの継続的な計測結果を解析し、補強工事に使う左岸の工事用道路(トンネル)の建設に着手する計画です。[6]

これらは2026年4月13日公表の年度事業計画に基づく説明であり、調査日までに工事が完了したという確認ではありません。2016年度の岩盤補強アンカー更新着手という沿革と、2025年度以降の補強事業の記述は、それぞれの資料で示される段階として記載しています。クレストゲート改修が2012年度に完成したことを、すべての岩盤補強も完了したという意味に広げていません。[4][6]

資料室・渡らっしゃい吊橋の季節開放と見学の条件

2026年3月25日の公式告知は、川俣ダム・ダム資料館・渡らっしゃい吊橋の開放を4月1日から11月下旬まで、9:00~16:00としています。ただし、見学案内にある遊歩道の最終入場は15:00です。一般開放区域の自由見学と、職員が放流設備などを案内する予約制の見学を分けて計画してください。[7][8][9]

案内資料には通常の開放時期を4月下旬~11月下旬とする記載もありますが、2026年については年を指定した開放告知を併記します。3月の告知にあった残雪による一部遊歩道の規制は、その発表時点の情報です。同じ規制が9月にも続いているとは断定せず、訪問直前に管理者の案内を確認する必要があります。[8][9]

現地の所在地は日光市川俣646-1、川俣ダム管理支所です。国の資料室紹介は日光ICから45km・車で約100分を目安にしていますが、道路状況等によって変わる参考値です。地図は現地支所の公開住所を使い、宇都宮市の統合管理事務所を見学先として示さないよう区別しています。冬季閉鎖や大雨・工事などによる立入制限は、住所が公開されていることとは別の条件です。[8][10][11]

Deep research

国土交通省の施設紹介・事業年表・年度事業概要・見学案内を、発電事業者の設備一覧と照合しました。工事着手・本体着工・発電所の運転開始・ダム完成の違いと、一般開放・予約見学の条件を区別しています。角括弧は記事末尾の出典番号です。

最終確認:2026-09-30

施設データを詳しく見る

堤高・堤頂長
117m/131m

国土交通省の施設諸元。アーチ式コンクリートダムの本体寸法です。[1][3]

堤体積
167,500m³

ダム本体の体積。貯水池に蓄えられる水量とは別です。[1]

総貯水容量
87,600,000m³

国土交通省ダム紹介ファイルの施設容量。日々の貯水量ではありません。[3]

有効貯水容量
73,100,000m³

施設紹介にある値。貯水率表示で用いる夏期制限容量とは区別します。[1][14]

集水面積・湛水面積
179.4km²/2.59km²

それぞれ水が集まる流域と貯水池の水面に関する諸元です。[1]

川俣発電所の最大出力
27,000kW

東京電力リニューアブルパワーの2025年3月末現在の一覧。年間発電電力量ではありません。[5]

鬼怒川上流から洪水調節・農業・発電につながる水の使い方

以下は貯留水の役割と運用の関係です。洪水調節・用水補給・発電は、すべての水が同じ順序で通る浄水処理工程ではありません。[1][2][6]

  1. 1

    鬼怒川上流の水を貯水池へ受け入れる

    集水面積179.4km²の流域からの流入を受ける川俣ダムが、川の水を蓄えます。[1]

  2. 2

    洪水の一部を一時的に貯留する

    公表計画では計画高水流量1,350m³/sに対し1,000m³/sを調節。実際の出水記録とは別の計画値です。[2][12]

  3. 3

    放流設備で下流への流れを調節する

    主放流設備のコンジットゲートなどを用いて洪水調節や下流への放流を行います。[3][6]

  4. 4

    佐貫頭首工での農業用水取水を支える

    五十里ダムと合わせた補給計画は最大42.0m³/s、対象面積約8,941ha。川俣単独の常時供給量ではありません。[2]

  5. 5

    川俣発電所でも水を利用する

    鬼怒川の水を利用するダム式発電所。公表最大出力は27,000kWです。[2][5]

  6. 6

    ダム群と下流の情報を合わせて運用する

    4ダムと連携施設の情報を統合し、各ダムの能力・位置・気象等を踏まえて管理します。川俣と五十里の間に連絡水路があるという意味ではありません。[6]

川俣ダムの建設・発電・設備改良の年表

  1. 川俣ダム建設工事に着手

    国の事業年表における建設工事の着手年度。本体着工年とは分けています。[4]

  2. ダム本体着工

    国土交通省ダム紹介ファイルの本体着工年です。[3]

  3. 川俣発電所運転開始

    発電事業者の公表年月。ダム全体の完成年を示すものではありません。[5]

  4. 川俣ダム完成

    国のダム紹介は1966年、事業年表は昭和41年度の完成を記載しています。[3][4]

  5. 台風9号の洪水調節記録

    主要洪水一覧は川俣の最大流入742.9m³/s、最大放流319.8m³/sを掲載。各最大値の発生時刻は同一とは断定しません。[12]

  6. クレストゲート改修着手

    川俣ダム堰堤改良事業の工事として記録されています。[4]

  7. 台風15号の洪水調節記録

    川俣の総雨量268.0mm、最大流入544.4m³/sが主要洪水一覧に示されています。[12]

  8. クレストゲート改修完成

    この完成はゲート改修に関するものです。後年の岩盤補強工事まで完了した意味ではありません。[4]

  9. 周辺部補強工事着手

    事業年表は岩盤補強アンカー更新への着手と説明しています。[4]

  10. 岩盤PSアンカー工の補強に着手

    2026年度事業概要が記載する着手年度。支持地盤の機能確保を目的としています。[6]

  11. 主放流設備修繕・岩盤計測解析・工事用道路建設

    4月13日の事業概要に示された年度計画。配管等更新と両岸岩盤のモニタリング解析、左岸の工事用道路建設を区別し、完了とは記していません。[6]

  12. 完成60周年に関連するアーカイブ展

    9月14日の公式告知による開催予定。五十里ダム70周年と川俣ダム60周年の資料を展示する会場は、川俣ではなく川治ダム資料館3階です。[16]

見学・アクセス情報

2026年9月30日調査。一般開放の2026年告知と、職員案内の申込条件を分けています。冬季・大雨・災害対応・工事等による規制や当日の変更は訪問前に管理者へ確認してください。[7][8][9][10]

一般開放区域
ダム天端・資料室・渡らっしゃい吊橋

一般開放区域の自由見学は事前申込不要。放流設備等への自由な立入りを認めるものではありません。[7][8]

2026年の開放期間
4月1日~11月下旬

2026年3月25日告知による案内。通常案内の4月下旬開始と区別し、毎年4月1日開放とはしていません。[8][9]

開放時間・遊歩道の最終入場
9:00~16:00/最終入場15:00

16:00までに入ればよいという意味ではありません。遊歩道は15:00までに入場します。[7][8][9]

職員案内の対象・予約
原則10人以上/希望日の3週間前まで

学校・社会教育・職場研修・学術研究等が対象で個人申込は対象外。予約は2か月先まで。申込後に担当者の連絡を受けます。[8]

職員案内の時期・時間
川俣は4月下旬~11月下旬の平日9:00~16:00

公式申込案内の条件。12:00~13:00、土日祝日を除きます。一般区域の2026年4月1日開放を、職員案内の実施開始日とは扱いません。[8][9]

予約制の見学コース
標準約30分/放流設備等コース約60分

標準は20人、放流設備等コースは20人以下が目安。後者は非常用放流設備・キャットウォーク・主放流設備等で、他ダムの監査廊コースを転記していません。[8]

所在地・地図
栃木県日光市川俣646-1

川俣ダム管理支所の公開住所。資料室はその敷地内にあり、宇都宮市の本所とは別の場所です。[10][11]

車のアクセス
日光ICから45km・約100分

国の資料室紹介にある参考値。道路・天候条件で変わります。公共交通の最新時刻や駐車可能台数は今回の確認資料から確定していません。[11]

冬季・遊歩道の規制
積雪や現地状況により閉鎖・順路変更あり

3月の残雪規制を9月現在も継続しているとは断定していません。閉鎖表示や案内者の指示に従い、サンダル・ヒールでの見学は避けます。[8][9]

現地問い合わせ
0288-96-0281

川俣ダム管理支所の電話。水位等の自動音声案内0288-96-0288とは別です。[10][15]

団体見学の問い合わせ
028-661-7764

鬼怒川ダム統合管理事務所調査課。見学申込案内の様式・連絡方法を確認してください。[8][10]

2026年の関連展示(開催予定)
10月1日~11月23日/川治ダム資料館3階

五十里・川俣ダムのアーカイブ展。公式告知は9:30~16:00、期間中無休・入場無料です。川俣ダム資料室での展示ではありません。[16]

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

公表された2007年・2011年の洪水調節記録

2007年9月7日台風9号/2011年9月21日台風15号

国土交通省の鬼怒川上流主要洪水一覧から川俣ダムの行を抽出した過去の記録です。計画高水流量や現在の流入・放流量とは異なります。[12]

2007年台風9号・総雨量
380.7mm

川俣ダム欄の当該出水の総雨量。1時間雨量ではありません。[12]

2007年台風9号・最大流入量
742.9m³/s

当該出水における最大流入量。[12]

2007年台風9号・最大放流量
319.8m³/s

当該出水における最大放流量。最大流入時刻の放流量とは断定しません。[12]

2011年台風15号・総雨量
268.0mm

川俣ダム欄の当該出水の総雨量。[12]

2011年台風15号・最大流入量
544.4m³/s

当該出水における最大流入量。[12]

2011年台風15号・最大放流量
347.8m³/s

当該出水における最大放流量。[12]

一覧では各最大値の発生時刻の対応を確認できないため、単純な差を同時刻の貯留量としたり、調節率を独自計算したりしていません。また、この二つの出水を最新の洪水実績とは表現していません。[12]

水質・底質の公表資料と確認時点

管理者はダム及び周辺河川の水質調査結果を公開し、2013年以降は水文水質データベースを参照するよう案内しています。ページに残る2012年度以前のPDFを、現在の水質結果として扱わないことが重要です。[13]

2013年以降の確認先
国の水文水質データベース

公式水質情報ページから案内される確認先です。[13]

過年度の資料
水質・底質の年度別公表資料

調査対象・年度を確認して読みます。ダム湖の測定値と家庭の水道水の検査値は同じ資料ではありません。[13]

今回の調査では最新年度の川俣ダムの個別測定値を照合できていないため、pH・濁度等の値や飲用適否を推測して掲載していません。

現在の貯水量・放流量を調べるときの注意

公式防災情報ページは川俣ダムの貯水量・放流量等を確認するリンクを掲載しています。表示日時・速報値の注記・容量の定義を確認し、施設諸元や過去の出水記録と混同しないようにします。[14][15]

貯水率の定義
表示時点の有効容量に対する貯水量

夏期制限容量へ移行する時期があり、通年で7,310万m³を分母に固定するものではありません。[14]

電話による水文情報
0288-96-0288

川俣ダムの貯水位・流入量・放流量等の自動音声案内。現地支所や見学予約の電話ではありません。[15]

よくある質問

川俣ダムは何のためのダムですか?

洪水調節・農業用水の供給・水力発電を目的とする国土交通省の多目的ダムです。栃木県日光市の鬼怒川上流にあり、五十里ダムや川治ダムとは別施設です。[1][2][6]

1958年、1959年、1963年、1966年はそれぞれ何の年ですか?

1958年度は建設工事着手、1959年は本体着工、1963年11月は川俣発電所の運転開始、1966年はダム完成です。工事工程・施設・暦年と年度の区別を残して記載しています。[3][4][5]

有効貯水容量と貯水状況ページの容量が違うのはなぜですか?

施設諸元の有効容量と、夏期の運用に用いる制限容量は異なるためです。貯水率は表示時点の容量を分母とするので、常に7,310万m³を分母として再計算することはできません。[1][14]

最大42.0m³/sは川俣ダムだけの農業用水ですか?

いいえ。佐貫頭首工において五十里ダムと合わせて補給する計画値です。補給対象面積は約8,941haで、川俣単独の常時放流量を示す数値ではありません。[2]

個人でも見学できますか?冬にも入れますか?

一般開放区域は個人でも予約不要ですが、季節開放です。2026年の告知は4月1日~11月下旬、9:00~16:00で、遊歩道最終入場は15:00。冬季や悪天候・管理上の都合で見学できないことがあります。[7][8][9]

キャットウォークや放流設備も自由に見学できますか?

一般区域の自由見学と同じ条件ではありません。公式の職員案内は原則10人以上の学習・研修等の団体が予約する方式で、約60分のコースに放流設備やキャットウォークが含まれます。個人向け常設ツアーとしては案内していません。[8]

川俣発電所は何kWですか?年間発電量ですか?

2025年3月末時点の事業者一覧では最大出力27,000kWです。kWは出力であり年間発電電力量ではありません。ダム管理者と発電事業者も別です。[1][5]

現在も設備の改良が続いていますか?

2026年度事業概要には主放流設備の配管等更新、両岸岩盤の計測結果の解析、岩盤補強に使う工事用道路の建設が記載されています。年度計画の公表を工事完了の確認とはせず、2012年度完成のクレストゲート改修とも区別しています。[4][6]

川俣ダムを理解するための要点

本ページでは、川俣ダムを栃木県・日光市のダムとして記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
栃木県日光市川俣646-1(川俣ダム管理支所)
施設種別
ダム
年代・供用状況
1966年完成/2012年度クレストゲート改修完成/2026年度の設備修繕・岩盤補強関連事業を計画
形式・構造
アーチ式コンクリートダム
公表された貯水容量等
総貯水容量87,600,000m³/有効貯水容量73,100,000m³

ダム・貯水施設の目的と役割

ダム・貯水施設の目的は、治水、発電、農業用水、工業用水、上水道など施設によって異なります。用途を一律に上水道とせず、対象施設の目的・容量・管理者を出典で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「一般開放区域は季節開放。2026年の告知は4月1日~11月下旬、9:00~16:00。遊歩道最終入場15:00。職員案内は原則10人以上の学習・研修等の団体が予約。冬季・悪天候・工事等の規制は別途確認」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料16件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

栃木県日光市川俣646-1(川俣ダム管理支所)

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地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。

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関連タグ

#現役施設#鬼怒川#アーチ式コンクリートダム#洪水調節#農業用水#水力発電#瀬戸合峡#渡らっしゃい吊橋#岩盤補強

出典・参考資料

  1. 1国土交通省 鬼怒川ダム統合管理事務所「川俣ダム」↗
  2. 2国土交通省「川俣ダムのはたらき」↗
  3. 3国土交通省 ダムコレクション「川俣ダム」施設諸元・放流設備・着工年↗
  4. 4国土交通省 鬼怒川ダム統合管理事務所「事業のあゆみ」↗
  5. 5東京電力リニューアブルパワー「水力発電所一覧」(2025年3月末現在)↗
  6. 6国土交通省「鬼怒川ダム統合管理事務所 令和8年度事業の概要」(2026年4月13日、PDF)↗
  7. 7国土交通省 鬼怒川ダム統合管理事務所「ダム見学について」↗
  8. 8国土交通省「国土交通省が管理する鬼怒川上流のダム見学のご案内」(申込条件・コース、PDF)↗
  9. 9国土交通省「川俣ダム・ダム資料館・渡らっしゃい吊橋 オープンのお知らせ」(2026年3月25日)↗
  10. 10国土交通省 鬼怒川ダム統合管理事務所「交通アクセス」現地管理支所・問い合わせ先↗
  11. 11国土交通省 関東地方整備局「川俣ダム資料室」所在地・道路アクセス↗
  12. 12国土交通省「過去の洪水調節の実績」鬼怒川上流主要洪水一覧表↗
  13. 13国土交通省「ダム及び周辺河川水質底質情報」↗
  14. 14国土交通省 関東地方整備局「利根川水系鬼怒川流域」貯水状況・貯水率の定義↗
  15. 15国土交通省 鬼怒川ダム統合管理事務所「防災情報」貯水量・放流量・雨量の確認先↗
  16. 16国土交通省「五十里ダム・川俣ダムアーカイブ展を開催します」(2026年9月14日)↗

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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