ダム見学可

川治ダム

八汐湖に鬼怒川の水を蓄え、五十里ダムとの導水連携で洪水調節と下流の用水・河川流量を支えるアーチダム

栃木県日光市の鬼怒川にある国土交通省の多目的ダム。1983年完成、堤高140mのアーチ堤体が八汐湖を形成する。洪水調節・農業用水・都市用水を支え、五十里ダムに貯めきれない水を導水して下流河川の流量確保にも利用する。

年代・現況1983年完成/2006年度に鬼怒川上流ダム群連携事業完成
所在地日光市
形式・構造アーチ式コンクリートダム
見学公開区域から外観見学。天端は県道の歩道を…

鬼怒川の八汐湖をつくる高さ140mのアーチダム

川治ダムは、栃木県日光市の鬼怒川にある国土交通省管理の多目的ダムです。貯水池は八汐湖と呼ばれ、洪水調節、農業用水や都市用水の確保などを担います。管理支所の所在地は川治温泉川治319-6です。所在地マップにはこの現地住所を使用し、宇都宮市にある鬼怒川ダム統合管理事務所の本所とは区別しています。[1][2][3][15][16]

堤高140m、堤頂長320m、堤体積70万m³のアーチ式コンクリートダムです。管理者は、水圧の大部分を両岸の岩盤で支える構造と説明しています。地質は閃緑岩および凝灰角礫岩。集水面積は323.6km²ですが、川俣ダム関係を除く面積は144.2km²と併記されています。集水面積の違いを、どちらか一方の誤記として消していません。[1]

1983年の完成と建設着手・水源地域対策の年代

管理者の施設紹介は1970年の工事開始、1983年の完成を記載し、事業年表はそれぞれ1970年度、1983年度としています。一方、国土交通省の別の紹介は「本体着工/完成」を1971年/1983年、国土技術政策総合研究所の2016年の登録諸元は「着工年度」を1973年度としています。資料の項目や表記が異なるため、着工年を一つに統一したり、確認できない工種を割り当てて差を説明したりはしません。本記事の代表年は施設紹介の完成年である1983年です。[1][2][4][5]

川治ダムは水源地域対策特別措置法の適用を受けた第1号のダムとして紹介されています。1973年という法の施行年と、事業年表にある1974年度のダム指定は別の出来事です。その後もダムは単独で運用されるだけでなく、2006年度に完成した鬼怒川上流ダム群連携施設により、隣接する五十里ダムと水を融通する仕組みへ組み込まれています。[1][5][7]

貯水池の容量と貯水率に使う分母を分ける

総貯水容量は8,300万m³、有効貯水容量は7,600万m³です。総容量は貯水池の施設規模を示し、日々の貯水量ではありません。2016年の登録諸元では、洪水期の洪水調節容量3,600万m³と利水容量4,000万m³、非洪水期の利水容量7,600万m³が掲載されています。季節を切り替えて同じ貯水池を使うため、二つの季節の利水容量を加算することはできません。[1][2][3][4]

資料時点にも注意が必要です。2016年の登録値には制限水位594.0m、設定期間7月1日~9月30日とありますが、2026年の国の貯水状況ページは、川治ダムについて6月16日から夏期制限容量へ移行したと説明しています。古い諸元表の期間を現在の運用にそのまま当てはめないよう、両者を分けます。夏期制限容量は4,000万m³で、公開貯水率もその容量に対する割合です。記事に現在の貯水率を固定値として埋め込まず、公式の更新ページへ案内します。[4][19]

三種類の放流設備と洪水調節の計画・実績

管理者の川治ダム設備解説では、通常の洪水にはコンジットゲート、大きな洪水にはクレストゲートを使い、平常時の農業・都市・河川維持用水などは低水放水管から放流する仕組みです。高い位置のクレストから常時水が流れているわけではなく、点検放流の告知を毎日の観光放流予定とも扱いません。[6][13]

施設紹介の洪水調節計画は、ダム地点の計画高水流量1,800m³/sのうち1,400m³/sを調節し、400m³/sに低減するものです。これは計画洪水に対する設定であり、実際の全洪水で同じ流量になるという意味ではありません。2015年9月の関東・東北豪雨について、国の記録は9月10日1時の最大流入量を1,160m³/s、その時の放流量を390m³/s、差を770m³/sと示しています。計画値と当時の実績を別の詳細欄で掲載します。[3][10]

五十里ダムとの導水と下流の水利用

五十里ダムは流入水を貯めきれないことがある一方、川治ダムは容量が大きく、水位低下後の回復に時間がかかるという特徴があります。連携施設は二つのダムを導水路で結び、五十里ダムが満水で、かつ川治ダムに空き容量がある場合、最大20m³/sの範囲で水を川治ダムへ送ります。常時20m³/sを送るという運用ではありません。[7][8]

貯め置いた水は、五十里ダム直下や鬼怒川の佐貫頭首工下流で維持流量が不足するときの補給に使われます。連携事業の効果を示すページは、佐貫頭首工下流で1m³/sを確保する仕組みや、五十里ダム直下での改善を説明しています。五十里ダム直下の流量と川治ダム自身の放流量は、測る場所が異なる数字です。[8][9]

川治ダムの施設紹介にある農業用水の補給対象は栃木県・千葉県の7,149ha、新規の都市用水は7.12m³/sです。都市用水には上水道と工業用水道を含みます。計画上の供給量を現在の実供給量に置き換えず、川や下流の取水施設を通じて利用する水源として説明します。家庭まで直接浄水を送る施設ではありません。[3]

川治第一発電所との違いと施設・水質の管理

名称が似た川治第一発電所は、栃木県の施設です。県の2023年3月30日更新の案内では、五十里ダム上流の取水口から導水し、発電後の水を男鹿川・鬼怒川合流点へ戻す系統とされています。同資料の最大出力15,300kWや使用水量16.60m³/sを、川治ダムの発電設備の値として転記することはできません。国の川治ダム紹介の目的にも、発電は挙げられていません。[1][2][17]

ダムでは、放流設備だけでなく、警報・制御設備や堆砂への対策も継続的な管理対象です。2021年度の事業概要には川治ダムのコンジットゲート開閉装置修繕、放流警報・管理用制御処理設備の更新、堆砂対策等の検討が掲載されています。これは当時の事業計画であり、そのまま現在工事中あるいは施工完了という意味にはしていません。[20]

水質・底質調査結果は管理者の公開窓口から確認でき、2013年以降の水質は水文水質データベースへ案内されています。本記事では未確認の最新年平均を作らず、取水後の飲料水検査と貯水池・河川の調査が異なることを明示しています。[18]

天端・資料館・展望台・案内見学の利用条件

一般開放区域の自由見学は事前申込み不要ですが、川治ダムの天端は県道として供用されています。見学では歩道を利用し、道路全体が歩行者専用であると考えないでください。右岸の川治ダム資料館の展示は2・3階で、所在地は川治温泉川治293-3、現地管理支所の319-6とは別です。[11][14][15]

2026年4月13日の告知は、資料館・展望台を4月17日から再開する日程を示しています。資料館は9:30~16:00。展望台は7月1日~9月30日が9:00~16:30、10月1日~11月23日が9:00~15:30で、同じ施設群でも利用時間は一致しません。一般の紹介にある冬季閉鎖の目安と、当年の日程・臨時規制を分けて確認します。[13][14]

職員の説明付き見学は、学校・社会教育・職場研修・学術研究など原則10名以上の団体を対象に、2か月先まで、希望日の3週間前までの申込みが必要です。案内上の期間は4月1日~11月30日の平日、9:00~16:00のうち12:00~13:00を除きます。個人向けの自由見学とは別で、災害・渇水対応などにより中止となる場合があります。湖面も別の利用ルールがあり、管理者は高低差などのため個人によるカヌー・手漕ぎボートの持込みが難しい状況としています。周辺が見学できることを、湖面へ自由に降りられることと同一視しません。[11][12][16]

Deep research

国土交通省の施設紹介・連携施設・洪水記録・2026年の公開案内と、栃木県の発電所資料を照合しました。古い登録諸元と当年の貯水運用、施設能力と実績、川治ダムと川治第一発電所の取水系統を区別します。角括弧は記事末尾の出典番号です。

最終確認:2026-09-29

施設データを詳しく見る

堤高/堤頂長
140m/320m

管理者の施設紹介。堤高と海抜標高は別の指標です。[1]

堤体積
700,000m³

コンクリートで構成される本体の体積。貯水容量ではありません。[1]

総貯水容量/有効貯水容量
83,000,000m³/76,000,000m³

国の施設紹介の値。現在の貯水量や貯水率とは別です。[1][2]

集水面積
323.6km²

川俣ダム関係を除くと144.2km²。集計範囲を分けて比較します。[1]

湛水面積
2.2km²

公開諸元の値で、その日の水面の実測面積ではありません。[1]

新規都市用水の供給計画
7.12m³/s

上水道・工業用水道を合わせた計画値。農業用水の面積や実供給量と区別します。[3]

鬼怒川・五十里ダムから八汐湖と下流の水利用へ

洪水時の操作、平常時の補給、連携導水は条件に応じて行われます。全量が同じ設備を一方向に通る直列工程ではありません。[3][6][8]

  1. 1

    鬼怒川の上流域から集水

    川俣ダム関係を含む323.6km²の流域から水を受けます。[1]

  2. 2

    条件が整えば五十里ダムから導水

    五十里ダムが満水で川治ダムに空きがあるとき、最大20m³/sの範囲で導水します。[8]

  3. 3

    八汐湖に水を貯める

    施設の有効容量は7,600万m³。洪水に備える空間と利水の容量を使い分けます。[1][3][4]

  4. 4

    洪水の一部を貯留する

    通常の洪水ではコンジットゲートなどで放流量を調節します。[3][6]

  5. 5

    農業・都市用水を補給する

    平常時には低水放水管などから放流し、下流の水利用を支えます。[3][6]

  6. 6

    貯め置いた連携水で流量を補う

    五十里ダム直下や佐貫頭首工下流で不足する維持流量を補給します。[8][9]

  7. 7

    ダム群を統合して管理する

    川俣・五十里・川治・湯西川の各ダムと連携施設を一体として運用します。[20]

川治ダムと連携施設・設備管理の年表

  1. 建設工事に着手

    管理者の事業年表による着手年度。別資料の本体着工1971年・登録諸元の着工1973年度と表記を分けます。[1][2][4][5]

  2. 水源地域対策特別措置法のダム指定

    管理者の年表は川治ダムを第1号の指定として記載。法の1973年施行とは別です。[1][5]

  3. 川治ダム完成

    施設紹介は完成年、事業年表は完成年度として掲載。月日はここでは補っていません。[1][5]

  4. 鬼怒川上流ダム群連携本体工事に着手

    五十里ダムと川治ダムを結ぶ後年の事業で、ダム本体の新設ではありません。[5][7]

  5. 鬼怒川上流ダム群連携事業完成

    二つのダム間で水を融通して河川流況を改善する施設の事業完成。[5][8][9]

  6. 関東・東北豪雨で洪水調節

    国の記録は川治ダムの操作経過と、鬼怒川上流4ダムの連携した貯留を示しています。[10]

  7. 鬼怒川上流ダム群水源地域ビジョンを策定

    ダム群を対象とした水源地域との連携の枠組み。川治ダム単独の建設事業ではありません。[5][20]

  8. 放流・警報設備等の当時の事業計画を公表

    コンジットゲート開閉装置修繕、放流警報・制御設備更新等を掲載。計画の公表と施工完了を区別します。[20]

  9. 資料館・展望台の当年の再開日程を告知

    4月17日からの再開と季節別の開放時間を発表。現地の開放状況を直接確認した記録ではありません。[13]

  10. 夏期制限容量への移行を貯水状況ページに掲載

    国の2026年の案内における川治ダムの移行日。古い登録諸元の期間を無条件に当てはめないようにします。[19]

見学・アクセス情報

2026年9月29日に確認した公式案内です。資料館・展望台・職員案内・カード配布・湖面は別の条件です。天候や管理上の臨時規制は当日の管理者案内を優先してください。[11][12][13][15][16]

一般開放区域
外観・天端の自由見学は事前申込み不要

天端は県道です。歩道を外れないように見学します。[11]

現地管理支所・地図
日光市川治温泉川治319-6

管理支所の公開住所による検索地図。資料館の住所や測量座標とは区別します。[15]

資料館
2・3階/9:30~16:00

川治温泉川治293-3、右岸側。管理者の案内では天端から徒歩約5分。[11][13][14]

展望台・2026年の夏
7月1日~9月30日 9:00~16:30

2026年4月13日の再開告知による予定。資料館とは閉場時刻が異なります。[13]

展望台・2026年の春秋
4月17日~6月30日/10月1日~11月23日 9:00~15:30

当年の告知日程。一般の紹介では冬季閉鎖は11月下旬~4月中旬の目安です。[13][14]

職員案内の対象
学習・研修等の原則10名以上の団体

学校・社会教育・職場研修・学術研究等。個人申込みを受ける自由見学とは別です。[11][12]

職員案内の予約
2か月先まで/希望日の3週間前まで

管理者の見学申込みページから申請し、担当者と調整します。[11][12]

職員案内の期間・時間
4月1日~11月30日の平日 9:00~16:00

12:00~13:00、土日祝日を除く案内。大雨・渇水対応・地震等で中止の場合があります。[12]

通常ダムカード
管理支所8:30~17:15/資料館2階9:30~16:00

国の配布一覧は管理支所について土日祝日を含むと記載。資料館の冬季閉鎖や臨時の配布休止は別途確認します。[13][14][15]

車のアクセス
今市ICから25km・約45分

国の資料館・カード案内の参考値。渋滞・天候を反映した所要時間ではなく、駐車場の空きも保証しません。[14][15]

八汐湖の水面利用
湖別のルールと進入条件を確認

管理者は高低差等により個人でのカヌー・手漕ぎボート持込みが難しい状況と説明。一般見学の条件とは別です。[16]

問い合わせ
管理支所0288-78-0702/見学担当028-661-7764

前者は現地管理支所、後者は鬼怒川ダム統合管理事務所調査課の見学窓口です。[12][14][15]

見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。

2015年9月の洪水操作記録を計画値と分けて読む

2015年9月 関東・東北豪雨/国土交通省ダムコレクション掲載の操作経過

流量は各時点の値、貯留量は体積です。過去の災害対応の記録であり、現在の放流状態や全ての洪水に対する保証ではありません。[10]

川治ダムの洪水時操作開始
9月9日13時ごろ

流入量が洪水調節開始流量400m³/sに達した時点。[10]

最大流入の記録時刻
9月10日1時

同時刻の流入量と放流量を対にして比較します。[10]

川治ダムの最大流入量
1,160m³/s

国の操作経過の掲載値。[10]

最大流入時の放流量
390m³/s

当日の最大放流量という意味には置き換えません。[10]

同時刻の流入と放流の差
770m³/s

国の記録に示された調節量。総貯留体積ではありません。[10]

参考・上流4ダムの総貯留
約100,000,000m³

9月11日にかけての4ダム合計で、川治ダム単独の貯留量ではありません。[10]

下流の浸水被害は発生しており、ダムがあれば氾濫を完全に防げるという説明にはしていません。国の被害軽減の推定も4ダムを対象とするもので、川治ダム単独の効果とは区別します。[10]

貯水容量と古い登録諸元・2026年の運用の違い

施設紹介・2016年登録諸元・2026年の貯水状況案内を区別

総貯水容量
83,000,000m³

国土交通省の施設紹介。[2]

有効貯水容量
76,000,000m³

管理者の施設紹介。[1]

2016年登録・洪水調節容量
36,000,000m³

洪水期の登録値。施設紹介の計画にも同容量を掲載。[3][4]

夏期の利水側容量
40,000,000m³

2016年の登録値と2026年の貯水状況表の夏期制限容量。[4][19]

2016年登録・非洪水期の利水容量
76,000,000m³

別の季節の値で、夏期容量に加算しません。[4]

2016年登録・制限水位
標高594.0m

同表の期間は7月1日~9月30日。2026年案内の移行日は6月16日です。[4][19]

貯水状況の値は速報値で、貯水率の分母はその時期の有効容量(夏期制限容量)です。前日補給量も0時の貯水量の差として定義され、瞬間的な放流量とは異なります。[19]

アーチ堤体と三種類の放流経路

役割の異なる設備です。管理者の説明で確認できない現在のゲート寸法・更新年・全門数は補っていません。[1][6]

  1. 1

    アーチ式コンクリート堤体

    平面的なアーチ形状により、水圧の大部分を両岸の岩盤へ伝える構造です。[1]

  2. 2

    クレストゲート

    大きな洪水の際に流量を調節しながら下流へ放流する設備です。[6]

  3. 3

    コンジットゲート

    通常の洪水時に放流量を調節する設備です。[6]

  4. 4

    低水放水管

    平常時の農業・都市・河川維持用水等の放流経路です。[6]

2021年度の事業概要にある開閉装置修繕・警報設備更新は、当時の事業計画として紹介しています。完工年月や現時点の故障・停止状況を示すものではありません。[20]

五十里ダムとの連携施設が補う河川の流れ

容量を別のダムへ恒久的に付け替える事業ではなく、水を導いて貯め置き、必要なときに補給する仕組みです。[7][8]

連携事業の完成
2006年度

1983年の川治ダム完成とは別の事業。[5]

五十里から川治への導水
最大20m³/s

五十里ダムが満水で、川治ダムに空き容量がある場合の上限。[8]

佐貫頭首工下流の流況改善
維持用水1m³/sの確保

連携事業の効果説明の値。ダム直下の瞬間放流量ではありません。[9]

五十里ダム直下の改善段階
0.7→1.0→1.5m³/s

管理者は連携前、連携施設完成後、湯西川ダム完成後という段階で説明。川治ダム自身の値と混同しません。[9]

連携紹介には年間流入量の比較もありますが対象年が明示されないため、最新年の実績としては掲載していません。[7]

似た名称の発電所と水質情報の参照先

川治ダム・川治第一発電所・川俣ダム・五十里ダムは別の施設です。名称ではなく河川・取水先・管理者で確認します。[1][17]

川治第一発電所の取水元
五十里ダム上流の取水口

栃木県の2023年3月30日更新の施設解説。[17]

同発電所の公表最大出力
15,300kW

県の同資料の値。川治ダムの設備能力には含めません。[17]

同発電所の公表使用水量
最大16.60m³/s

県の同資料の値で、ダム群連携の最大20m³/sとは別です。[8][17]

2013年以降の水質結果
水文水質データベースを参照

管理者の案内。古い年度別PDFを現在の水質結果として扱いません。[18]

最新の年平均や飲用適否は、このページでは検査値を確認して断定していません。貯水池・河川の水質と、浄水処理後の水道水の検査は別です。[18]

よくある質問

川治ダムの湖は何という名前ですか?

八汐湖です。川治ダムは鬼怒川にあり、隣接する五十里ダムや、上流の川俣ダムとは別の施設です。[1][7][16]

川治ダムはいつ完成しましたか?

管理者の施設紹介は1983年完成としています。工事着手は1970年、本体着工を1971年とする別資料、1973年度とする登録諸元があるため、項目を区別し、確認できない工種を推測して年の差を埋めていません。[1][2][4][5]

貯水率100%なら総貯水容量8,300万m³まで満水ですか?

その意味ではありません。2026年の夏期案内では4,000万m³の夏期制限容量に対して貯水率を計算しています。総貯水容量・有効貯水容量・当日の計算に使う容量は区別が必要です。[1][2][19]

五十里ダムからいつでも水を送っているのですか?

いいえ。五十里ダムが満水で貯めきれない流入水があり、川治ダムに空き容量があるとき、最大20m³/sの範囲で導水する仕組みです。貯め置いた水は維持流量の補給に使われます。[7][8]

川治第一発電所は川治ダムの水を使いますか?

県の施設紹介が示す取水元は五十里ダム上流の取水口です。名称が似ていても川治ダムの発電所として出力や取水量を転記しないよう区別します。[17]

予約なしでダム内部まで見学できますか?

予約不要なのは一般開放区域の自由見学です。職員案内は学習・研修など原則10名以上の団体が、希望日の3週間前までに申し込む別の制度です。個人で自由に管理区域へ入れるとは案内していません。[11][12]

資料館と展望台は同じ時間に開いていますか?

異なります。資料館は9:30~16:00、2026年の展望台は夏期9:00~16:30、春秋9:00~15:30の案内です。冬季閉鎖と当年の日程も確認してください。[13][14]

ダムカードはどこでもらえますか?

国の一覧では、川治ダム管理支所が8:30~17:15、資料館2階が9:30~16:00です。両者は住所も違い、資料館には冬季閉鎖があります。臨時の配布休止は訪問前に公式案内で確認してください。[13][14][15]

川治ダムを理解するための要点

本ページでは、川治ダムを栃木県・日光市のダムとして記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
栃木県日光市川治温泉川治319-6(川治ダム管理支所)
施設種別
ダム
年代・供用状況
1983年完成/2006年度に鬼怒川上流ダム群連携事業完成
形式・構造
アーチ式コンクリートダム
公表された貯水容量等
総貯水容量83,000,000m³/有効貯水容量76,000,000m³

ダム・貯水施設の目的と役割

ダム・貯水施設の目的は、治水、発電、農業用水、工業用水、上水道など施設によって異なります。用途を一律に上水道とせず、対象施設の目的・容量・管理者を出典で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「公開区域から外観見学。天端は県道の歩道を利用。資料館9:30~16:00、展望台は季節別の時間設定・冬季閉鎖あり。職員案内は原則10名以上の学習等の団体が3週間前までに申込み」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料20件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

所在地マップ

栃木県日光市川治温泉川治319-6(川治ダム管理支所)

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地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。

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関連タグ

#現役施設#八汐湖#鬼怒川#アーチダム#洪水調節#農業用水#水道用水#工業用水#ダム群連携#ダムカード

出典・参考資料

  1. 1国土交通省 鬼怒川ダム統合管理事務所「川治ダム」(形式・寸法・集水面積・完成年)↗
  2. 2国土交通省「川治ダム」(総貯水容量・目的記号・本体着工と完成の表記)↗
  3. 3国土交通省「川治ダムのはたらき」(洪水調節計画・農業用水・都市用水)↗
  4. 4国土技術政策総合研究所「ダム諸量データベース・川治・2016年」(当該年の容量・水位・年代の登録値)↗
  5. 5国土交通省「事業のあゆみ」(建設工事・水源地域対策・連携施設の年度)↗
  6. 6国土交通省「ダム施設の設備」(川治ダムのクレスト・コンジット・低水放水管)↗
  7. 7国土交通省「五十里ダムと川治ダムの特徴」(連携施設の目的と貯水池の違い)↗
  8. 8国土交通省「水の有効利用」(最大20m³/sの導水と貯め置いた水の補給)↗
  9. 9国土交通省「事業の効果」(連携事業による佐貫頭首工下流・五十里ダム直下の流況改善)↗
  10. 10国土交通省 ダムコレクション「平成27年9月 関東・東北豪雨・鬼怒川上流4ダム」(操作経過・川治ダムの流量)↗
  11. 11国土交通省「ダム見学について」(一般開放区域・天端の県道・団体見学)↗
  12. 12国土交通省「国土交通省が管理する鬼怒川上流のダム見学のご案内」(予約期限・対象・期間・時間、PDF)↗
  13. 13国土交通省「川治ダム・資料館と展望台の再開」(2026年4月13日発表・2026年の開放日程)↗
  14. 14国土交通省「川治ダム資料館」(住所・開館時間・冬季閉鎖・車のアクセス)↗
  15. 15国土交通省「ダムカード・関東地方」の川治ダム欄(管理支所・資料館の住所と配布時間)↗
  16. 16国土交通省「ダム湖の水面利用について」(八汐湖の利用ルールと個人持込みの進入条件)↗
  17. 17栃木県「川治第一発電所」(2023年3月30日更新・五十里ダムからの取水系統)↗
  18. 18国土交通省「ダム及び周辺河川水質底質情報」(調査結果の公開先と2013年以降の参照方法)↗
  19. 19国土交通省「利根川水系鬼怒川流域」(2026年の夏期制限容量への移行・貯水率と速報値の定義)↗
  20. 20国土交通省「令和3年度事業の概要」(2021年5月21日発表・川治ダム設備修繕等の当時の計画)↗

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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