八ッ場あがつま湖をつくる、吾妻川の多目的ダム
八ッ場ダムは「やんばダム」と読み、群馬県長野原町の吾妻川に築かれた国土交通省のダムです。吾妻川は利根川の支川で、管理は関東地方整備局の利根川ダム統合管理事務所・八ッ場ダム管理支所が担当します。貯水池の名称は八ッ場あがつま湖です。2020年3月にダム本体が完成し、同年4月から管理・運用に移行しました。[1][4]
施設の役割は、洪水調節、流水の正常な機能の維持、新規都市用水の供給、発電の四つです。堤高116.0m、堤頂長290.8mの重力式コンクリートダムで、総貯水容量は107,500,000m³、有効貯水容量は90,000,000m³、堆砂容量は17,500,000m³です。総貯水容量と有効貯水容量は意味が異なり、いずれもその日の実際の貯水量ではありません。[1][2][3]
1952年の調査から地域の生活再建、2020年の完成へ
調査は1952年に始まりました。群馬県の建設史は、水没する故郷をめぐる地元の反対と地域内で意見が分かれた経緯を記録しています。1980年の生活再建案、1990年の地域居住計画を経て、長野原町では1992年、吾妻町では1995年に基本協定が締結されました。ダムの建設史は、本体工事だけでなく移転・代替地整備・生活再建の歴史でもあります。[4]
国は2009年9月に建設中止方針を示し、検証を経て2011年12月に建設継続を決定しました。その後、2014年8月に本体工事の契約、2016年6月にコンクリート打設開始、2019年6月に打設完了式を実施しています。2019年10月1日から2020年3月9日までの試験湛水を経て、2020年3月31日に本体が完成しました。試験中に水を貯めた時期と、完成後の通常運用開始は区別して記録します。[4]
コンクリートの施工方法と用途別の放流設備
本体の堤体積は991,000m³です。施工者の清水建設は、内部コンクリートを先行して施工する巡航RCD工法や、監査廊・放流設備周辺へのプレキャスト部材の活用を紹介しています。同社が示す月最大70,000m³の打設量は施工時の実績で、ダムの貯水容量や放流能力を示す数値ではありません。[1][5]
放流設備は用途ごとに分かれます。常用洪水吐は径間4.85m・高さ4.85mのラジアルゲート2門、水位維持用は5.00m・5.00mの1門、非常用洪水吐は11.0m・15.1mの4門です。パンフレットで紹介されるコンジットゲート3門は、常用洪水吐2門と水位維持用1門を合わせた構成として読む必要があります。これとは別に、利水大放流用のジェットフローゲートと小放流用のホロージェットバルブがあります。[1][2]
季節で変わる容量配分と下流への水供給
八ッ場ダムの洪水期は7月1日から10月5日です。この期間は有効貯水容量90,000,000m³のうち65,000,000m³を洪水調節に、25,000,000m³を利水に配分します。非洪水期の10月6日から6月30日は利水容量90,000,000m³として運用します。平常時最高貯水位は標高583.0m、洪水貯留準備水位は標高555.2mで、同じ湖でも時期によって水位管理の基準が変わります。[2][7]
洪水調節計画では、ダム地点の計画高水流量3,000m³/sに対して、下流への放流量を200m³/sに調節する設計です。この値は計画上の条件であり、常に200m³/sを放流するという意味でも、すべての洪水で下流被害をなくせるという意味でもありません。[1][3]
新規都市用水の最大開発水量は22.209m³/sです。群馬県の事業概要では通年分9.580m³/sと非かんがい期のみの分12.629m³/sに区分しています。用途別には水道21.389m³/s、工業用水0.820m³/sで、群馬・埼玉・東京・千葉・茨城の水道事業等につながります。季節限定分を含む計画値を通年の実際の配水量として扱わず、ダムで確保した河川の水を各事業者の取水・浄水・給水につなぐ水源施設と捉えます。[1][3]
29段の選択取水と、完成後も続く環境の確認
貯水池から放流する水は、29段のサイホン式選択取水設備で取水する深さを選べます。パンフレットは58mの範囲に取水設備を設ける構造を示しています。水温・水質の異なる層ができる貯水池で、下流への放流を管理するための設備であり、水道水をつくる浄水設備とは役割が違います。[1][2]
完成前後の影響は八ッ場ダムモニタリング委員会でも確認されています。2024年7月の第6回委員会では、水質変化の実測と今後の予測を分けて示すこと、工事前を含めて生物の変化を評価すること、猛禽類等の調査方法を検討することなどの意見が出ました。設備があることだけを理由に環境への影響がないと断定せず、調査結果と継続的な管理を合わせて確認する必要があります。[8][9]
現在の貯水量・流入量・放流量は変動します。国土交通省の観測情報から確認できるようにし、このページの固定的な施設諸元とは分けて扱います。放流時には河川の水位が急に上がる場合があるため、警報・放送・巡視員の案内があれば川から離れ、現地の指示に従ってください。[15][16]
2021年運転開始の八ッ場発電所との関係
八ッ場発電所は群馬県営のダム式発電所で、ダム直下の左岸にあります。利水放流管から分岐した発電専用管で水を取り入れ、発電後に下流へ戻す仕組みです。最大出力は11,700kW、最大使用水量13.60m³/s、有効落差105.80mで、2021年4月1日に運転を開始しました。ダム本体の完成・管理開始とは約1年の違いがあります。[6]
県の完成時公表値には年間発電電力量約42,000,000kWhもありますが、これは同資料の紹介値であり、2025年度など特定年度の実績値として転載するものではありません。国土交通省のダム概要には発電所を新設予定として説明する箇所が残っていますが、本記事では運営主体が公表する運転開始日を併記し、現在も未完成であるかのような説明はしません。[1][6]
自由見学、堤体内部ツアー、発電所見学を分けて利用する
堤体上、なるほど!やんば資料館、多目的エレベーター、下流広場は、公開範囲内を予約なしで見学できます。堤体上・駐車場は9:00~17:00、資料館・エレベーターは9:00~16:30が基本で、年末年始や点検・天候による休止に注意が必要です。資料館は管理支所内にあり、施設の役割や建設の経緯、管理の仕組みを学べます。[10][11]
ダムの管理用通路や設備室まで自由に入れるわけではありません。つなぐカンパニーながのはらの2026年案内では、中学生以上・事前申込の90分ツアーと、小学5年生以上・開催当日受付のコンジットゲート室ツアーなどを区別しています。料金・年齢・開催日・予約方法はコースごとに確認してください。通常の見学では、決まった時刻に観光放流を行うとは案内されていません。[11][13]
ダムカードは資料館で9:00~16:30に配布し、12月29日~1月3日は配布しません。資料館以外の指定配布先では、ダムを訪れた撮影画像の提示が必要です。JR吾妻線の川原湯温泉駅からダムまでは約3kmと案内されており、資料館の住所は長野原町大字川原畑1121-31です。[11][12]
八ッ場発電所の見学は別制度です。2026年4月更新の県案内では金曜~月曜と祝日に、小学生以上を対象として当日受付で実施しています。1回約30分・16人まで・無料で、ダム上のエレベーターでB3階へ下りた発電所前が受付です。未就学児同伴やペット同伴は不可で、気象状況等で中止することもあります。ダム周辺の自由見学と同じ条件ではありません。[14]
Deep research
国土交通省の施設・管理資料、群馬県の事業史・発電所資料、施工者と見学主催者の公表情報を照合しました。ダム完成と発電所の運転開始、計画能力と実績、自由見学と特別ツアーを区別しています。角括弧の番号は末尾の出典番号に対応します。
最終確認:2026-09-15
施設データを詳しく見る
- 堤高・堤頂長
- 116.0m/290.8m
- 総貯水容量
- 107,500,000m³
- 有効貯水容量・堆砂容量
- 90,000,000m³/17,500,000m³
- 流域面積・湛水面積
- 711.4km²/3.0km²
- 都市用水の最大開発水量
- 22.209m³/s
- 管理開始
- 2020年4月1日
重力式コンクリートダム。堤体積991,000m³。[1]
施設の容量であり、現時点の貯水量ではありません。[2][3]
有効容量は洪水期に洪水調節と利水へ配分します。[2]
集水する流域と貯水池の水面は別の面積です。[1]
通年9.580m³/s+非かんがい期のみ12.629m³/s。常時の実供給量ではありません。[3]
本体完成は2020年3月31日、八ッ場発電所運転開始は2021年4月1日。[4][6]
吾妻川から下流へ続く水の利用と調節
貯留した水は目的に応じて放流経路を使い分けます。以下は機能の整理であり、すべての水が全設備を順番に通るという意味ではありません。[1][2][6]
- 1
吾妻川上流域から流入
流域面積711.4km²の上流域から水が集まり、八ッ場あがつま湖へ流入します。[1]
- 2
季節に応じた貯留
洪水期は洪水調節容量65,000,000m³を確保し、利水容量を25,000,000m³とします。非洪水期の利水容量は90,000,000m³です。[2][7]
- 3
洪水時の流量を調節
洪水の一部を貯留して下流へ出す流量を調節します。計画値の流入3,000m³/s・放流200m³/sと、個々の出水での実際の操作は区別します。[1][3]
- 4
必要な層から取水
29段のサイホン式設備で貯水池の取水位置を選び、利水放流等につなぎます。[1][2]
- 5
利水放流水のエネルギーを利用
利水放流管から分岐した専用管で八ッ場発電所へ送水し、最大11,700kWの発電に利用します。[6]
- 6
下流の河川流量を確保
吾妻川へ水を戻し、名勝吾妻峡の景観などに必要な流量と河川の正常な機能を支えます。[1]
- 7
下流の都市用水へ
吾妻川・利根川の水利用につながり、各水道事業等が取水・浄水して供給します。ダムから水道水を直接家庭へ送る設備ではありません。[1][3]
八ッ場ダム・八ッ場あがつま湖の年表
調査開始
利根川の治水・水利用計画の一環として調査が始まりました。[1][4]
生活再建案の提示
群馬県が長野原町と吾妻町に生活再建案を示しました。[4]
地域居住計画
建設省と群馬県が地域居住計画を作成しました。[4]
基本協定締結
長野原町、続いて吾妻町が建設に係る基本協定を締結しました。[4]
補償基準調印
建設事業に伴う補償基準が調印されました。[4]
建設中止方針の表明
国土交通大臣が建設中止方針を示し、その後検証が行われました。[4]
建設継続の決定
検証後、建設継続の決定が発表されました。[4]
本体工事契約
清水・鉄建・IHI異工種建設工事共同企業体と契約を締結しました。[4][5]
本体コンクリート打設開始
堤体のコンクリート施工が始まりました。[4]
打設完了式
本体コンクリートの打設完了式を開催しました。ダムの運用開始とは別の日付です。[4]
試験湛水開始
完成後の通常運用に先立ち、貯水池で試験湛水を開始しました。[4]
試験終了・本体完成
3月9日に試験湛水が終了し、3月31日にダム本体が完成しました。[4]
管理・運用へ移行
建設段階から管理段階へ移り、運用を開始しました。[1][4]
八ッ場発電所運転開始
群馬県の発電所が運転を開始しました。ダムの管理開始より1年後です。[6]
見学・アクセス情報
2026年9月15日に確認した案内です。ダムの一般公開、主催者による内部ツアー、群馬県営発電所の見学は、それぞれ受付と条件が異なります。臨時閉鎖・点検・気象状況は訪問直前に確認してください。[10][11][13][14]
- 堤体上・駐車場
- 9:00~17:00
- 資料館・多目的エレベーター
- 9:00~16:30/無料・予約不要
- 資料館住所・管理支所
- 群馬県吾妻郡長野原町大字川原畑1121-31
- 公共交通
- JR吾妻線・川原湯温泉駅から約3km
- 駐車場
- P1:普通車85台・大型5台/P2:普通車20台・優先2台
- ダムカード
- 資料館9:00~16:30/12月29日~1月3日休止
- 堤体内部の90分ツアー
- 2026年3~12月・月1回/中学生以上/事前申込
- コンジットゲート室ツアー
- 指定日開催/小学5年生以上/当日受付
- 八ッ場発電所の見学
- 金曜~月曜・祝日/小学生以上/当日現地受付
- 放流と安全
- 定時の観光放流はありません
年末年始等を除く自由見学。資料館・エレベーターの終了時刻は早くなります。[10][11]
管理支所内のなるほど!やんば資料館。管理用の設備室は一般公開範囲とは別です。[10][11]
管理支所電話0279-83-2560。所在地マップは公開地名による検索で、案内窓口の住所を別記しています。[2][12]
発電所案内では駅から八ッ場ぐるりん利用約10分。運行日・時刻は利用前に確認。[11][14]
P3は二輪車用。駐車場の予約は受け付けていません。2025年10月版Q&Aの案内値。[11]
資料館以外の指定配布先では訪問時のダム撮影画像を提示します。[12]
主催者公表料金3,000円、各回20人。町民料金別。開催日・残席は主催者サイトで確認。[13]
2026年案内では約45分・各回10人・1,500円。毎日開催ではなく90分ツアーとも別コースです。[13]
年末年始を除く。無料、1回約30分、16人まで。B3階発電所前受付。未就学児・ペット同伴不可。[14]
特別行事は別途告知。放流警報や巡視員の案内があるときは川から離れてください。[11][15]
見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。
洪水期・非洪水期の容量と水位
管理資料の季節区分・計画値
洪水期の八ッ場ダムは10月5日までです。他ダムの9月30日までという区分を当てはめません。季節で容量の配分と水位管理の基準が変わるため、貯水率を比較するときも基準となる容量を確認します。[2][7]
- 洪水期
- 7月1日~10月5日
- 非洪水期
- 10月6日~6月30日
- 平常時最高貯水位
- 標高583.0m
- 洪水貯留準備水位
- 標高555.2m
洪水調節容量65,000,000m³/利水容量25,000,000m³。[2][7]
利水容量90,000,000m³。[2][7]
ダムの堤高116.0mとは別の指標です。[2]
洪水に備える水位の基準。現在の水位ではありません。[2]
流入・放流・貯水状況の最新値は出典[16]の観測情報を参照してください。固定ページに現在値を転載していません。
放流設備と選択取水の比較
- 常用洪水吐
- ラジアルゲート2門/径間4.85m×高さ4.85m
- 水位維持用放流
- ラジアルゲート1門/径間5.00m×高さ5.00m
- 非常用洪水吐
- ラジアルゲート4門/径間11.0m×高さ15.1m
- 利水大放流
- ジェットフローゲート1門/口径1.8m
- 利水小放流
- ホロージェットバルブ1門/口径0.8m
- 選択取水
- サイホン式29段/取水範囲58m
通常の洪水調節に用いる放流設備。[1]
常用洪水吐と合わせ、パンフレットのコンジットゲート3門を構成。[1][2]
堤体上部のクレストゲート。常用洪水吐とは別です。[1][2]
洪水吐の門数とは分けて数えます。[1]
小流量の利水放流に対応する設備。[1]
取水する層を選ぶ設備で、洪水吐ゲートの数とは別です。[1][2]
群馬県営八ッ場発電所の設備
2021年の完成時公表値
- 運転開始
- 2021年4月1日
- 最大出力
- 11,700kW
- 最大使用水量・有効落差
- 13.60m³/s/105.80m
- 年間発電電力量の公表値
- 約42,000,000kWh
2015年4月~2021年3月に発電所工事を実施。[6]
ダム直下左岸に立地するダム式発電所。[6]
利水放流管から分岐した専用管で送水。[6]
完成時の施設紹介値。特定年度の最新発電実績とは扱いません。[6]
環境モニタリングで確認していること
第6回委員会:2024年7月23日
公表された議事要旨では、水質の変化を実測と予測に分けること、工事前からの生物相の変化を評価すること、猛禽類の継続調査方法などが検討されています。選択取水設備の機能説明と、実際の環境調査結果を同一視しないよう整理しています。[8][9]
本記事では委員会資料で確認できない現在の水質値や、生物への影響が解消したという評価を補っていません。
よくある質問
八ッ場ダムは何と読み、湖の名前は何ですか?
「やんばダム」です。貯水池は八ッ場あがつま湖で、群馬県長野原町の吾妻川にあります。[1][10]
八ッ場ダムと八ッ場発電所は同時に完成しましたか?
ダム本体は2020年3月31日完成、4月1日管理移行です。群馬県営の八ッ場発電所は2021年4月1日に運転を開始しており、同じ完成日ではありません。[4][6]
総貯水容量と有効貯水容量の違いは?
総貯水容量107,500,000m³の内訳は、有効貯水容量90,000,000m³と堆砂容量17,500,000m³です。さらに有効容量の使い方が洪水期と非洪水期で変わります。[2]
洪水期はいつまでで、水位はなぜ変わりますか?
八ッ場ダムの洪水期は7月1日~10月5日です。洪水調節用の空間を確保するため、利水容量は25,000,000m³となり、非洪水期の90,000,000m³とは配分が変わります。[2][7]
ゲートは全部で何門ですか?
用途別に、常用洪水吐2門、水位維持用1門、非常用洪水吐4門です。このほか利水大放流・小放流設備が各1門あり、29段の選択取水設備も別にあります。異なる設備を一つの門数で表すと混同が生じます。[1][2]
22.209m³/sの水を一年中供給するのですか?
最大開発水量の計画値で、通年分9.580m³/sと非かんがい期のみの分12.629m³/sに分かれます。毎日の実際の供給量や一年中の供給能力として扱いません。[3]
予約なしでダム内部まで見学できますか?
堤体上・資料館・多目的エレベーター・下流広場の一般公開範囲は予約不要です。管理用の設備室等は別の見学ツアーとなり、主催者の開催日・年齢・料金・受付方法を確認します。[11][13]
観光放流は何時ですか?ダムカードはどこでもらえますか?
定時の観光放流は行っていないとQ&Aに記載されています。ダムカードは資料館で9:00~16:30に配布し、年末年始は休止します。資料館以外の指定配布先ではダムの撮影画像を提示します。[11][12]
八ッ場ダムを理解するための要点
本ページでは、八ッ場ダムを群馬県・長野原町のダムとして記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 群馬県吾妻郡長野原町川原畑(八ッ場ダム)
- 施設種別
- ダム
- 年代・供用状況
- 1952年調査開始/2020年3月31日ダム本体完成/同年4月1日管理移行
- 形式・構造
- 重力式コンクリートダム・常用洪水吐2門・水位維持用1門・非常用洪水吐4門
- 公表された貯水容量等
- 総貯水容量107,500,000m³/有効貯水容量90,000,000m³
ダム・貯水施設の目的と役割
ダム・貯水施設の目的は、治水、発電、農業用水、工業用水、上水道など施設によって異なります。用途を一律に上水道とせず、対象施設の目的・容量・管理者を出典で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「堤体上・資料館・多目的エレベーター・下流広場は指定時間内に自由見学可。管理用の堤体内部は別途ツアー。八ッ場発電所の見学は別の開催日・対象年齢・当日受付条件による」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料16件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
所在地マップ
群馬県吾妻郡長野原町川原畑(八ッ場ダム)
地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。
地図検索:公開住所による地図検索 ↗関連タグ
出典・参考資料
- 1国土交通省「八ッ場ダム」(目的・諸元・ゲートと選択取水設備)↗
- 2国土交通省「八ッ場ダム」パンフレット(容量配分・水位・設備構成)↗
- 3群馬県「八ッ場ダムの事業概要」(2020年12月2日、都市用水の通年分・季節分)↗
- 4群馬県「八ッ場ダムの歴史」(生活再建・基本協定・建設と試験湛水の経緯)↗
- 5清水建設「八ッ場ダム」(施工者による巡航RCD工法・施工実績の説明)↗
- 6群馬県「八ッ場発電所が完成しました」(2021年12月1日、運転開始・出力・使用水量・落差)↗
- 7国土交通省「洪水期・非洪水期」(八ッ場ダムの期間は他ダムと異なる)↗
- 8国土交通省「八ッ場ダムモニタリング委員会」(開催記録・環境調査資料)↗
- 9国土交通省「第6回八ッ場ダムモニタリング委員会 議事要旨」(2024年7月23日)↗
- 10国土交通省「なるほど!やんば資料館」(展示・開館・自由見学の案内)↗
- 11国土交通省「八ッ場ダム見学 Q&A集」(2025年10月1日版、公開時間・駐車場・交通・放流)↗
- 12国土交通省「八ッ場ダムのダムカード」(配布時間・休館日・訪問確認)↗
- 13つなぐカンパニーながのはら「2026年 個人向け八ッ場ダム見学ツアー」(2026年3月4日、コース別条件)↗
- 14群馬県「八ッ場発電所 プロジェクションマッピング見学」(2026年4月15日更新)↗
- 15国土交通省「八ッ場ダムからの放流に関する注意喚起」(下流河川の警報・案内)↗
- 16国土交通省「リアルタイム情報」(貯水状況・放流量・雨量等への案内)↗
年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。