渡良瀬川の草木湖と下流の水利用
草木ダムは、群馬県みどり市の利根川水系渡良瀬川にある水資源機構管理の多目的ダムです。流域面積は254km²、貯水池の名称は草木湖です。現行の見学案内では管理組織を「渡良瀬川ダム総合管理所草木ダム」と表記しています。所在地マップには、現地管理所の公開住所である東町座間564-6を用い、ダム上の測量点や一般入場可能な範囲を示すものとは区別しています。[2][15][17]
管理者の目的一覧には、洪水調節、不特定かんがい・流水の正常な機能の維持、渡良瀬川沿岸特定かんがい、水道・工業用水が掲げられています。特定かんがいは藪塚・板倉・佐野・大岩藤地区、水道用水は佐野市・桐生市・東京都・埼玉県、工業用水は群馬県・足利市への補給を案内しています。河川へ放流して下流の取水を支える仕組みで、各家庭まで直接送水する浄水場ではありません。[6]
神戸ダムという計画名から1977年の管理へ
事業の歴史では、1965年6月に神戸ダム建設事業が水資源開発基本計画で決定し、1967年3月に建設所が発足、1968年6月に地元の要望で草木ダムへ改称したとされています。本体工事着工は1971年6月、コンクリート打設開始は1972年12月、試験湛水開始は1976年3月です。[4]
完成に関する年は工程別に読む必要があります。管理者の写真付き年表には1976年11月の竣工式、施設概要には1977年3月の完成、年表には1977年4月の管理所発足が載り、国土交通省も1977年の竣工・管理開始を案内しています。一方、ダムカードVer.3.0は完成年を1976年としています。本記事では一つに塗り替えず、式典・完成表記・管理開始を分けて掲載します。[1][2][3][4]
また、施設概要の「本体着工」は1973年5月で、年表の1971年6月と一致していません。年表の写真では1973年5月は定礎式です。資料間で着工の指す工程を統一できる説明は確認できないため、本文の工事経緯は年表に沿い、異なる表記があることも残しています。[1][4]
堤高140mの堤体と季節で使い分ける容量
重力式コンクリートの堤体は堤高140m、堤頂長405m、堤体積1,321,000m³です。堤体積はコンクリートの体積で、湖に貯められる水の量ではありません。ダムカードVer.3.0では、ラジアルゲート2門と堤頂越流ラジアルゲート4門を区別しています。[1][3]
総貯水容量は6,050万m³ですが、貯水率の分母や洪水に備える容量とは異なります。洪水期の7月1日~9月30日は洪水調節容量2,000万m³と利水容量3,050万m³、非洪水期の10月1日~6月30日は利水容量5,050万m³という運用です。同じ水の量でも季節により公表貯水率の分母が変わります。これらは一つの貯水池の使い分けで、季節別の容量を全部足して総容量にすることはできません。[2][3][5]
計画上の洪水調節と事前放流・実際の出水
国土交通省の洪水調節計画では、計画高水流量1,880m³/sのうち1,240m³/sをダムで調節します。これは計画値であり、日常の流入量や、すべての洪水で同じ割合を貯めるという意味ではありません。管理者は2020年6月の治水協定に基づく実施要領を案内し、事前放流によって最大1,495万m³の容量を確保する取組を説明しています。事前放流は貯留済みの水を先に流して空間をつくる操作で、堤体をかさ上げする工事ではありません。[2][7]
2019年台風第19号では、予備放流に続いて事前放流を行い、約2,184万m³の洪水を貯留したと管理者が報告しています。この操作は2020年度土木学会技術賞の対象となりました。計画洪水調節容量2,000万m³を超える貯留量は、先に水位を下げて確保した空間を活用した実績として説明されており、総貯水容量を超過した意味ではありません。[8]
別の出水である2024年8月26日の雷雨では、最大流入量約646m³/sに対して約134m³/s、約21%を調節したと公表されています。この資料は速報値です。約134m³/sという一時点の流量と、2019年の約2,184万m³という期間内の貯留体積は、そのまま大小を比較する指標ではありません。[8][9]
発電の導水経路とダム直下の維持流量
群馬県の資料によると、東発電所は草木ダムの利水放流施設と共用する表面取水選択設備から取水するダム式発電所で、1976年5月に運転を開始しました。その放水路に直結するトンネルで約10.7km導水する小平発電所は、地下約70mの水路式発電所です。さらに下流の高津戸発電所では、高津戸ダムで上流のピーク発電流量を調整して発電します。[10][11]
こうした導水に伴う草木ダム下流の無水・減水区間を改善するため、維持流量放流設備と東第二発電所が整備され、2006年9月からダム直下へ0.329m³/sを流す運用が始まりました。東第二はこの維持流量を利用する発電所であり、東・小平・高津戸の発電経路に単純に直列で加わるものではありません。[10][12]
県の施設紹介の最大出力は、東20,300kW、小平36,200kW、高津戸5,300kW、東第二240kWです。国のダム紹介にある61,800kWは東・小平・高津戸の3施設の値で、東第二を含む4施設の合計ではありません。いずれも設備の最大出力であり、年間の発電電力量や現在の発電実績とは区別します。[2][10][11]
水質を監視し取水層と曝気を調整する
草木ダムでは月1回の定期水質調査に加え、重金属分析を月1回、洪水時は1日1回行うと管理者が説明しています。プランクトンの計測は毎日、発生量が少ない時期は週1回です。下流の浄水場での濁度障害に配慮し、ピコプランクトンの少ない層から取水するよう表層取水設備を運用しています。[13]
カビ臭原因生物の対策として曝気循環設備5基が導入され、1998年から本格運用されています。管理者が掲載する2025年の運用記録は、8月4日に2基で運転を開始し、9月5日に停止したというものです。設置台数とその年に運転した台数を混同せず、過去の運用期間を2026年の実績として転記しません。[13]
一般水質項目の調査地点は堤体から0.2km上流です。2022年4月から公表項目が「大腸菌群数」から「大腸菌数」に変更されているため、年をまたぐ比較では項目の定義にも注意が必要です。これらは貯水池の水質情報で、浄水処理後の水道水の検査結果ではありません。[14]
外観見学・職員案内・ダムカード・湖面利用
管理者は閉庁日でも展望台などを自由に見学できると案内しています。一方、職員が随行する施設見学は、土日祝日・年末年始を除く通年の平日9:00~16:00のうち昼休みを除く約1時間、無料です。対象は公式の表記で「原則10名の団体」。希望日の3週間前までに申込書をメールまたはFAXで送り、電話で送信確認を行います。外観の自由見学を、予約なしの堤体内部立入りと同一視してはいけません。[15]
カード配布は管理所の現地案内では8:30~12:00と13:00~17:00です。本社のカード紹介は8:30~17:00としていますが、ここでは昼休みを明示した現地案内を掲載します。来訪者本人に1枚、郵送不可で、巡視等により職員不在の場合があります。公共交通は神戸駅(ごうど)から路線バスで「ダムサイド」下車後、徒歩約10分の案内です。堤頂道路には重量制限があります。[3][16][17]
草木湖の湖面利用はさらに別のルールです。エンジン付きボート・ゴムボート、夜間利用、遊泳などが禁止され、ライフジャケットの着用が必要です。搬入路は草木公園と北側園地、釣りには遊漁券が必要で、通航・遊漁禁止区域への立入りはできません。水位変動や雷雨にも注意し、管理者の規制・現地表示を優先してください。[18]
Deep research
水資源機構の施設・管理・見学資料、国土交通省のダム紹介、群馬県の発電所資料を照合しました。工程による年月の違い、季節別の容量、設備能力と出水実績、外観見学と予約制の案内を区別しています。角括弧は記事末尾の出典番号です。
最終確認:2026-09-29
施設データを詳しく見る
- 堤高
- 140m
- 堤頂長
- 405m
- 堤体積
- 1,321,000m³
- 総貯水容量
- 60,500,000m³
- 流域面積
- 254km²
- 管理開始
- 1977年
管理者の施設概要に記載された堤体の高さ。[1]
ダム堤頂の長さ。見学経路全体の距離ではありません。[1]
コンクリート堤体の体積で、貯水容量とは別。[1]
ダムカードVer.3.0の諸元。現在の貯水量・貯水率ではありません。[3]
国土交通省の施設紹介。湖面の面積とは異なります。[2]
同年4月に管理所発足。1976年11月の竣工式と区別します。[2][4]
渡良瀬川の水を治水・用水・発電へつなぐ流れ
洪水時の貯留、発電への導水、直下河川への維持流量放流は分かれた機能です。すべての水が全設備を順に通過するわけではありません。[2][10][12]
- 1
上流の渡良瀬川から集水
流域面積254km²の水が草木湖へ流れ込みます。[2]
- 2
季節に応じて貯水する
洪水期は利水容量3,050万m³、非洪水期は5,050万m³を用いる運用です。[2][5]
- 3
洪水の一部を湖に貯める
洪水期の洪水調節容量は2,000万m³。事前放流は別に空間を確保する操作です。[2][7]
- 4
取水する層を選ぶ
表層取水設備は、下流の浄水場への濁度障害に配慮して運用されます。[13]
- 5
発電経路へ導水する
東発電所から小平発電所へ導き、高津戸ダムでも流量調整と発電を行います。[10][11]
- 6
直下の川へ維持流量を戻す
東第二発電所は0.329m³/sの維持流量を利用し、ダム直下の河川へ流します。[10][12]
- 7
下流の取水と河川環境を支える
渡良瀬川沿岸の農業、水道・工業用水、流水の正常な機能の維持を担います。[6]
草木ダムの建設・管理・水環境対策の年表
神戸ダム建設事業を決定
水資源開発基本計画に位置付け。[4]
神戸ダム建設所発足
管理開始ではなく建設組織の発足。[4]
草木ダムへ改称
地元の要望による名称変更。[4]
本体工事着工(年表の表記)
施設概要にある1973年5月の「本体着工」とは表記が異なります。[1][4]
本体コンクリート打設開始
基礎岩盤への最初の打設。[4]
定礎式
管理者の写真付き年表で確認できる工程。[4]
試験湛水開始
ダムに水を貯める試験を開始。[4]
発電所運転開始とダム竣工式
5月は東・小平発電所の運転開始、11月はダムの竣工式。別の出来事です。[4][10]
完成表記と管理所発足
施設概要は3月完成、年表は4月管理所発足と記載しています。[1][4]
曝気循環設備の本格運用
カビ臭原因生物の抑制対策として運用。[13]
草木湖の湖面開放
利用ルールの下での開放。無条件の利用許可ではありません。[18]
東第二発電所運転開始
維持流量放流を利用し、直下河川の水環境改善を図ります。[10][12]
台風第19号への防災操作
予備放流・事前放流を行い、約2,184万m³を貯留した実績。[8]
土木学会技術賞の対象に
業績名は「令和元年台風第19号における草木ダムの洪水調節」。出水の発生年とは区別します。[8]
見学・アクセス情報
2026年9月29日に参照した公式案内です。通常の条件と臨時規制は別であり、出水・点検・現場状況による変更は管理者の告知を優先してください。[5][15]
- 外観の自由見学
- 展望台などの公開区域
- 職員案内の対象
- 公式表記は「原則10名の団体」
- 案内日時
- 平日9:00~16:00/昼休みを除く
- 料金・所要時間
- 無料/約1時間
- 予約方法
- 希望日の3週間前まで
- 案内される場所
- 管理所展望台・堤体内エレベータ・減勢工
- ダムカード配布時間
- 8:30~12:00/13:00~17:00
- ダムカードの条件
- 本人来訪・1人1枚・郵送不可
- 公共交通
- 神戸駅→バス「ダムサイド」→徒歩約10分
- 車・駐車・堤頂道路
- 伊勢崎ICから約1時間が参考
- 湖面利用
- ライフジャケット必須/遊泳・夜間利用禁止
- 問い合わせ・地図の住所
- 0277-97-2131/みどり市東町座間564-6
管理者は閉庁日も自由見学できると案内。内部への自由入場とは別です。[15]
人数の増減や個人参加について、この表記から受入れを保証しません。申込み時に確認してください。[15]
12:00~13:00、土日祝日、年末年始は対象外。[15]
人数などで変わる職員随行の見学案内です。[15]
公式申込書をメールまたはFAXで送付し、電話で送信確認を行います。[15]
公式の標準見学内容。運用状況による変更や立入制限に従います。[15]
平日・土日祝日とも現地案内は昼休みを明示。本社紹介の8:30~17:00とは分けて読みます。[3][16]
点検や巡視で職員不在の場合があります。[16]
神戸駅は「ごうど」。ダム管理者が案内する経路で、当日のバス時刻は別途確認が必要です。[17]
右岸側展望台に大型バス停車スペースの案内あり。堤頂道路の重量制限値は参照ページに明示されていません。[17]
動力船・ゴムボート・係留等も禁止。釣りには遊漁券が必要です。[18]
FAXは0277-97-3300。所在地マップは管理所住所による検索地図です。[17]
見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。
2024年8月26日洪水の公表実績
2024年8月27日発表の速報値/水資源機構
以下は一つの雷雨に対する実績で、現在の流量や平年値ではありません。資料に速報値とあるため、確定値として扱いません。[9]
- 観測期間の雨量
- 167mm
- 防災操作の開始
- 8月26日3:30
- 最大流入量
- 約646m³/s
- 最大流入時の調節量
- 約134m³/s
- 最大流入量に対する割合
- 約21%
- 高津戸地点の実際水位
- 2.88m
8月25日12:00~26日7:10の約19時間に、ダム流域で観測。[9]
当該出水の洪水調節開始時刻。[9]
この出水での最大値。計画高水流量1,880m³/sとは別。[2][9]
一時点の流量差で、総貯留体積ではありません。[9]
速報資料が示す当該時点の調節割合。[9]
公表された当該出水の水位。はん濫注意水位3.30mとの関係を資料が説明しています。[9]
総容量・季節別利水容量・事前放流を読み分ける
2026年9月29日参照/管理者と国土交通省の施設紹介
- 総貯水容量
- 60,500,000m³
- 洪水調節容量
- 20,000,000m³
- 洪水期の利水容量
- 30,500,000m³
- 非洪水期の利水容量
- 50,500,000m³
- 事前放流で確保する容量
- 最大14,950,000m³
施設全体の容量。利水容量を分母とする貯水率とは異なります。[3][5]
洪水期に備える計画上の容量。[2]
7月1日~9月30日。公表貯水率の分母もこの容量です。[5]
10月1日~6月30日。洪水期の容量に上乗せする別の湖ではありません。[5]
2020年6月治水協定に基づく実施要領の説明。いつでも空いている容量ではありません。[7]
工事・出水・利水補給によって実際の水位は変わります。最新の水位や貯水率を、この固定諸元から推測していません。[5]
放流設備と用途別の水利用
- ダムカードのゲート区分
- ラジアル2門/堤頂越流ラジアル4門
- 特定かんがい
- 藪塚・板倉・佐野・大岩藤地区
- 水道用水
- 佐野市・桐生市・東京都・埼玉県
- 工業用水
- 群馬県・足利市
2022年7月作成のVer.3.0。未確認の寸法や後年の改修時期は補っていません。[3]
管理者の目的一覧にある補給対象。[6]
下流の取水を可能にするための放流。家庭への直接送水ではありません。[6]
管理者の現行目的一覧。群馬県工業用水の一部と四万川ダム利水者との連携運用も記載されています。[6]
国土交通省の紹介には工業用水の対象に東京都も記載されていますが、管理者の現行目的一覧とは一致しません。本記事では現行一覧の対象を示し、違いだけから用途廃止や水利権変更の経緯を断定していません。[2][6]
四つの発電所と異なる導水の役割
2026年9月29日参照/群馬県と水資源機構の施設紹介
- 東発電所
- 20,300kW/最大24m³/s
- 小平発電所
- 36,200kW/最大24.29m³/s
- 高津戸発電所
- 5,300kW/最大30m³/s
- 東第二発電所
- 240kW/最大0.329m³/s
ダム式。1976年5月運転開始。ダムの表面取水選択設備を共用します。[10]
水路式。東発電所から約10.7km導水し地下約70mで発電。1976年5月運転開始。[10]
1973年7月運転開始。高津戸ダムで上流のピーク流量を調整します。[11]
2006年9月運転開始。ダム直下へ放流する維持流量を利用します。[10][12]
設備の最大使用水量を足して草木ダムの毎秒放流量とすることはできません。同じ水の再利用や分かれた経路があり、最大出力も実際の年間発電量ではありません。[10][11][12]
水質監視・取水層・曝気循環の管理
- 定期水質調査
- 月1回
- 重金属分析
- 月1回/洪水時は日1回
- プランクトン計測
- 毎日/少ない時期は週1回
- 曝気循環設備
- 導入5基/1998年本格運用
- 掲載されている2025年運用
- 8月4日~9月5日/開始時2基
- 一般項目の調査地点
- 堤体から0.2km上流
貯水池の水質を調べる管理者の案内。[13]
定期調査と洪水時の監視を区別しています。[13]
発生状況に応じた管理者の計測頻度。[13]
カビ臭原因生物への対策。毎年すべて同時運転する意味ではありません。[13]
過去の運用記録。2026年の実績へ置き換えていません。[13]
貯水池の測定であり、水道水の水質検査ではありません。[14]
よくある質問
草木ダムと草木湖は同じものですか?
草木ダムは水をせき止める施設、草木湖はその貯水池です。渡良瀬川にあり、所在地は群馬県みどり市です。[1][2]
完成年は1976年と1977年のどちらですか?
資料と工程によって表記が異なります。1976年は3月試験湛水開始・11月竣工式とダムカードの完成年、1977年は施設概要の3月完成・4月管理所発足です。年だけで同じ出来事と扱わないようにしています。[1][2][3][4]
貯水率100%なら洪水を貯める余地がないのですか?
必ずしもそうではありません。公表貯水率は季節別の利水容量が分母で、洪水期は3,050万m³です。総容量6,050万m³や洪水調節容量2,000万m³とは定義が異なり、貯水率だけで操作余地を判断できません。[2][3][5]
ダムはどの地域の水利用を支えますか?
管理者は渡良瀬川沿岸の農業、佐野市・桐生市・東京都・埼玉県の水道、群馬県・足利市の工業用水などを案内しています。下流の取水を支える放流であり、ダムから各家庭へ直接水を送るわけではありません。[6]
東発電所と東第二発電所は同じ施設ですか?
別の発電所です。東は最大20,300kW、東第二はダム直下へ戻す0.329m³/sの維持流量を使う最大240kWの施設です。運転開始も1976年5月と2006年9月で異なります。[10][12]
予約なしでダム内部に入れますか?
職員随行の施設見学は事前予約制です。公式対象表記は原則10名の団体で、希望日の3週間前までに申し込みます。展望台などの自由見学と、堤体内エレベータを使う案内は別です。[15]
ダムカードは昼休みにも受け取れますか?
現地案内は8:30~12:00と13:00~17:00です。本社紹介の8:30~17:00だけで昼休みも配布可能とは判断せず、現地案内を優先して訪問してください。郵送は行われません。[3][16]
草木湖で泳いだり、自由にボートを出したりできますか?
遊泳と夜間利用は禁止です。エンジン付きボート・ゴムボートなども禁止され、認められる湖面利用にもライフジャケット、搬入場所、禁止区域などの条件があります。釣りには遊漁券が必要です。[18]
草木ダムを理解するための要点
本ページでは、草木ダムを群馬県・みどり市のダムとして記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 群馬県みどり市東町座間564-6(草木ダム管理所)
- 施設種別
- ダム
- 年代・供用状況
- 1976年3月試験湛水開始・11月竣工式/1977年3月完成表記・4月管理所発足
- 形式・構造
- 重力式コンクリートダム
- 公表された貯水容量等
- 総貯水容量60,500,000m³/利水容量は洪水期30,500,000m³・非洪水期50,500,000m³
ダム・貯水施設の目的と役割
ダム・貯水施設の目的は、治水、発電、農業用水、工業用水、上水道など施設によって異なります。用途を一律に上水道とせず、対象施設の目的・容量・管理者を出典で確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「展望台などの外観見学と予約制の職員案内を区別。職員案内は平日9:00~16:00(12:00~13:00を除く)、原則10名の団体、3週間前までに申込み。カード配布・湖面利用は別条件」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料18件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
所在地マップ
群馬県みどり市東町座間564-6(草木ダム管理所)
地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。
地図検索:公開住所による地図検索 ↗関連タグ
出典・参考資料
- 1水資源機構「施設の概要」(形式・寸法・本体着工と完成の表記)↗
- 2国土交通省「草木ダム」(流域・容量・洪水調節計画・3発電所の記載)↗
- 3水資源機構本社「草木ダム・ダムカードVer.3.0」(2022年7月版・ゲート・総容量・完成年)↗
- 4水資源機構「事業の歴史」(計画名・着工・定礎式・試験湛水・竣工式・管理所発足)↗
- 5水資源機構「草木ダム」トップページ(季節別の利水容量と貯水率の分母・最新告知)↗
- 6水資源機構「ダムの目的」(現行の用途・補給対象・四万川ダムとの連携)↗
- 7水資源機構「事前放流」(2020年6月治水協定・最大1,495万m³)↗
- 8水資源機構「令和2年度土木学会技術賞受賞」(2019年台風第19号の予備放流・事前放流・貯留実績)↗
- 9水資源機構「8月26日洪水(雷雨)における洪水調節効果」(2024年8月27日発表・速報値)↗
- 10群馬県「渡良瀬発電事務所管内の発電所(1)」(東・東第二・小平の設備と運転開始)↗
- 11群馬県「渡良瀬発電事務所管内の発電所(2)」(高津戸の設備と流量調整)↗
- 12水資源機構「発電の紹介」(4発電所と維持流量放流・減水区間の改善)↗
- 13水資源機構「水質保全状況」(監視頻度・取水層・曝気設備と2025年の運用)↗
- 14水資源機構「一般項目」(水質調査位置・2022年からの項目変更・年別資料)↗
- 15水資源機構「草木ダム施設見学」(対象・予約・時間・無料・見学内容)↗
- 16水資源機構「ダムカード情報」(現地配布時間・昼休み・本人来訪・郵送不可)↗
- 17水資源機構「お問い合わせ」(住所・電話・公共交通・道路と駐車場)↗
- 18水資源機構「湖面利用ルール」(開放の経緯・禁止事項・搬入路・遊漁券)↗
年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。