鹿児島県の水道遺構一覧
鹿児島県で記録している配水塔・給水塔・高架水槽・旧水道施設遺構の一覧です。 現存事例と解体済み事例を含めて掲載しています。
13 件
鹿児島市旧磯配水塔
磯地区の高台に築かれた煉瓦意匠の配水塔。市街地拡張期の給水圧確保を担った施設で、外壁補修を経て外観保存されている。
霧島市旧隼人浄水場ポンプ室
隼人地域の上水供給を支えた旧ポンプ室。RC造の機械室と煉瓦基礎が良好に残り、戦前期地方水道の技術導入を示す遺構として登録有形文化財に指定。
出水市旧麓簡易水道給水塔
戦後復興期に整備された農村簡易水道の給水塔。小規模な円筒塔体を保持し、地域主導で維持管理された地方水道行政の歴史を伝える。
旧鹿屋航空廠高架水槽(解体済)
旧海軍関連施設に併設された鋼製高架水槽。戦後に用途転用された後、老朽化により1998年解体。写真測量図と聞き取り記録が残存する。
鹿児島市旧谷山給水塔
谷山地区の宅地化に対応するため建設されたRC造給水塔。円筒塔体と上部水槽がほぼ原形を保ち、戦前期郊外給水計画を示す実物資料となっている。
阿久根市旧脇本ポンプ室
脇本簡易水道の起点施設として整備された煉瓦造ポンプ室。小規模ながら機械基礎と吸水井の痕跡が残り、案内板付きで外観見学が可能。
枕崎市港町高架水槽(解体済)
港湾背後地の共同給水を担った鋼製高架水槽。塩害で劣化が進行し2012年に撤去。現存しないが、補修履歴台帳と写真記録が保存されている。
薩摩川内市旧川内配水塔
旧川内町時代に築造されたRC造配水塔。現役系統からは離脱しているが予備施設として管理され、敷地内非公開のまま外観のみ確認できる。
垂水市旧新城給水塔
戦後復興期に整備された農村型給水塔。簡素なRC造塔体が現存し、南薩地域における戦後水道普及の歴史を伝える施設として地元で保全されている。
奄美市旧名瀬配水塔
奄美大島の中心都市・名瀬に建設されたRC造配水塔。戦前期離島水道整備の象徴的施設で、現在は管理用地内で非公開のまま保存されている。
日置市旧伊集院送水ポンプ室
伊集院町創設水道の送水拠点として整備されたポンプ室。煉瓦基礎と機械据付架台が残り、案内板とともに外観見学が可能な状態で保全されている。
霧島市旧国分高架水槽(解体済)
国分地区の宅地化進展に対応して設置された鋼製高架水槽。老朽化と配水網再編により2010年代に撤去されたが、設計図が市史編さん資料に収録されている。
南九州市旧知覧上水道配水塔
知覧の市街地拡張に対応して建設された配水塔。武家屋敷群に近い地域の生活用水を支えた施設で、町並み保存地区周辺に戦前期水道整備の痕跡を伝える。