浄水場現存

和歌山市出島浄水場

工業用水施設から上水道へ転用された紀の川左岸の浄水場

1954年に工業用水道施設として稼働し、1962年に上水道へ転用された和歌山市の現役浄水場。紀の川表流水を凝集沈でん・急速ろ過で処理し、日量50,000立方メートルの能力を持つ。

年代・現況1954年(昭和29年)工業用水施設稼働、1962年(昭和37年)上水道転用
所在地和歌山市
構造強制沈でん池3池、急速ろ過池8池、浄水池1池

工業用水施設から上水道へ

出島浄水場は和歌山市出島97番地にある現役施設である。1954年に工業用水道施設として稼働し、人口増加と給水需要へ対応するため1962年に上水道施設へ転用された。和歌山市の戦後拡張期を支え、現在も加納浄水場などとともに市の浄水処理を担う。

紀の川表流水を急速ろ過

水源は紀の川の表流水で、凝集沈でんと急速ろ過によって水道水をつくる。令和6年度水道統計年報に記載された設備は強制沈でん池3池、急速ろ過池8池、容量1,300立方メートルの浄水池1池などである。公称能力は日量50,000立方メートル。

現在も続く運転と将来計画

和歌山市水道ビジョン2024は、老朽化と耐震性への対応から、将来的に加納浄水場の能力増強後に出島浄水場を廃止する計画を示す。ただし現行の水道施設一覧と統計年報では稼働施設として掲載されている。

和歌山市出島浄水場を理解するための要点

本ページでは、和歌山市出島浄水場和歌山県・和歌山市浄水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。

記録上の所在地
和歌山県和歌山市出島97番地
施設種別
浄水場
年代・供用状況
1954年(昭和29年)工業用水施設稼働、1962年(昭和37年)上水道転用
構造・形式
強制沈でん池3池、急速ろ過池8池、浄水池1池
能力・容量
50,000立方メートル/日

水道システムの中での役割

浄水施設は、水源から取り入れた原水の濁りや不純物を取り除き、安全な水道水へ処理する工程を担います。処理方式や能力は水源の性質、給水人口、整備された年代によって異なります。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。

見学・現地確認について

掲載上の見学情報は「」です。現況や公開条件は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、水道施設の管理区域や私有地には立ち入らないでください。

掲載内容はページ末尾の出典・参考資料3件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。

関連タグ

#現役施設#昭和期#紀の川#急速ろ過#工業用水転用

年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。

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