福島市創設水道の浄水場
福島市水道浄水場は、良質な地下水を得にくかった福島市が市民5万人への給水を目指して整備した施設である。1922年に渡利の弁天山南側で工事に着手し、阿武隈川を水源とする沈殿池、ろ過池、配水池を設けた。浄水を市内へ送る上水管も整備され、1925年に完成した。
八十二年間にわたり市の水道を支えた施設
完成した浄水場は、全国50番目の近代水道として始まった福島市水道の中心施設となった。その後は人口増加や給水区域の拡大に合わせて設備が改良されたが、摺上川ダムを水源とする受水体制への移行に伴い、2007年に浄水機能を終了した。福島市は旧渡利浄水場が82年間水を作り続けた施設だったと紹介している。
機能終了後の解体撤去
旧浄水場は見学施設として常設公開されているわけではない。福島市の水道事業経営戦略概要版は、旧渡利浄水場用地について「解体撤去中(2026年1月現在)」と明記している。そのため、過去の写真に写る建物や池が現在も一式残るとは扱わず、このページでは創設水道における役割と解体前に確認された歴史を記録する。
福島市水道浄水場(旧渡利浄水場)を理解するための要点
本ページでは、福島市水道浄水場(旧渡利浄水場)を福島県・福島市の旧浄水場として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 福島県福島市渡利・弁天山南側
- 施設種別
- 旧浄水場
- 年代・供用状況
- 1925年(大正14年)完成
水道システムの中での役割
浄水施設は、水源から取り入れた原水の濁りや不純物を取り除き、安全な水道水へ処理する工程を担います。処理方式や能力は水源の性質、給水人口、整備された年代によって異なります。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「」です。現況や公開条件は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、水道施設の管理区域や私有地には立ち入らないでください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料3件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
関連タグ
年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。