水の流れと水道を体験で学ぶ、東京都水道局のPR施設
東京都水の科学館は、東京都江東区有明3丁目1番8号にある水と水道をテーマにした体験型ミュージアムです。東京都水道局のPR施設として、水が森から河川・ダム・浄水場を経て蛇口に届く道筋や、水の物理的な性質、日常の水利用を映像・実験・模型などで紹介しています。[1][5][7][8]
館の地下には現役の有明給水所がありますが、地上の科学館と地下の給水所は役割が異なります。地下施設はアテンダント同行の「アクア・ツアー」で見学する範囲が案内されており、給水所全体を自由に歩けるわけではありません。給水所の配水能力や運転値を科学館の能力として記載しません。[10][11]
1997年開館、2022年の設備改修休館を経て2023年再開
東京都水道歴史館が公表する東京都水道局PR施設の沿革では、水の科学館は1997年5月21日に開館しています。これは1995年4月15日開館の東京都水道歴史館とは別の施設の開館日です。[2]
東京都水道局の平成22年度施策評価によると、2010年4月には従来の直営施設から全面的な民間運営への業務委託に移行し、2010年6月に展示を拡充してリニューアルオープンしました。これは館の運営業務を委託したという記録であり、施設や地下給水所の所有権移転を示すものではありません。[13]
東京都水道局は2022年7月14日に設備改修による休館を告知し、同年9月1日から一時休館しました。2023年3月13日の発表に基づき、2023年4月11日9時30分に再開しています。老朽化した機械・電気・消防設備や屋上防水、トイレなどを更新した改修後の再開であり、1997年の最初の開館や地下給水所の運転開始と混同しません。[3][4]
3階:奥多摩の森と水の大循環
3階の「アクア・フォレスト」は奥多摩の水道水源林をモデルにした展示です。森に降った雨が地中にしみ込み、湧き水が川やダムに集まる様子を、映像やクイズ、自然環境の再現を通じて学べます。展示が扱う森の管理には、獣害対策、災害の予防・復旧なども含まれます。[6]
同じ3階の「アクア・トリップ 水のたびシアター」は、正面・左右・天井の4面映像で水の循環を表現します。森から川、ダム、浄水場、家庭の蛇口へ進み、海・蒸発・雲・雨を経て森に戻る、水の大循環を一つの映像体験にまとめています。公式案内では上映約15分、定員50名ですが、実際の鑑賞は当日に配布する時間指定の整理券が必要です。[5][11]
2階:実験室と暮らしの水道
「アクア・ラボラトリー」は水の性質や浄水の仕組みを学ぶエリアです。水の特性を利用した体験装置や、アテンダントによる実験ショーが紹介されています。泡の膜、霧の空気砲、真空を使った実験など、体験の対象は水の科学的性質であり、館内で実際の水道水を浄水するプラントを運転しているという意味ではありません。[7]
「アクア・タウン」では、浄水場でつくられた水道水が地下の配水管を通って家庭に届き、台所・浴室・トイレ・洗濯などに使われる様子を紹介します。クイズや家庭の設備を通じて、普段目に見えない配水網と暮らしの関係を確かめられます。[8]
1階:水に触れる展示と現役給水所を知るツアー
1階の「アクア・パーク」には水に触れて遊ぶ展示、小さなプールや玩具、館内の高さ約10mの滝の演出があります。この10mは展示の滝の高さであり、科学館の建築物の高さや地下給水所の水位を示す数字ではありません。[9]
「アクア・ツアー」は、館の地下にある稼働中の有明給水所をアテンダントと見学するプログラムです。給水所は街へ水を送る水道施設であり、通常の館内展示とは異なる立入管理が必要です。ツアーの利用には当日1階インフォメーションでの時間指定整理券が案内されています。地下を自由に見学できる、という案内ではありません。[10][11]
無料入館と整理券・団体申込の違い
2026年11月2日に確認した公式案内では、開館は9時30分から17時まで、最終入館は16時30分です。休館は毎週月曜日(休日の場合は翌日)と12月28日から1月4日。入館と館内の体験は無料です。地上3階の通常展示は自由見学ですが、「アクア・トリップ」と「アクア・ツアー」は時間指定整理券制で、体験そのものの事前予約は受け付けていません。[1][11]
約10名以上の団体や学校単位の見学は、通常の入館とは別に電話・FAX・来館で事前申込を求めています。これは時間指定整理券の先行予約を意味しません。公式案内による標準所要時間は約60~90分で、混雑によって変わります。団体バス用の駐車場はありますが、マイカー用はありません。屋内での食事も禁止されているため、団体利用時は計画段階で確認が必要です。[11]
有明へのアクセスと訪問前の確認
所在地は東京都江東区有明3-1-8です。公式アクセス案内は、ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」とりんかい線「国際展示場駅」からのルートを掲載しています。両駅からの分単位の徒歩所要時間は現行の案内から確定できないため記載しません。一般来館者は公共交通機関を利用し、車いすで来館する場合は事前に館へ相談するよう案内されています。[1][12]
問い合わせ先は03-3528-2366です。整理券の配布状況、臨時休館、イベントや団体対応の変更は訪問前に公式サイトまたは館へ確認してください。地上の展示を楽しむことと、地下の稼働中の給水施設を見学することは別の条件で運用されています。[1][10][11]
Deep research
東京都水の科学館の公式施設案内・各展示・団体見学条件を、東京都水道局による2010年運営委託・展示更新の事業評価、2022年休館発表・2023年再開館発表と照合した。開館日は東京都水道歴史館のPR施設沿革にも確認し、1997年の開館と2023年の改修後再開を区別した。科学館と地下の稼働中の有明給水所の役割、展示自由見学と整理券制の案内見学の条件を分けて記録する。[1][2][3][4][10][11][13]
最終確認:2026-11-02
施設データを詳しく見る
- 科学館の開館日
- 1997年5月21日
- 改修工事後の再開館
- 2023年4月11日
- 体験展示のフロア
- 地上3階
- アクア・トリップ映像面
- 4面
- 水のたびシアター所要時間
- 約15分
- 水のたびシアター定員
- 50名
- 1階展示の滝
- 高さ約10m
- 開館時間(2026年11月確認)
- 9:30~17:00
- 入館・館内体験
- 無料
- 標準的な見学所要時間
- 約60~90分
東京都水道歴史館の公式沿革に記録。[2]
2022年9月1日から休館し、設備を更新して再開。[3][4]
3階:森と映像、2階:水の実験と暮らし、1階:水遊びと受付。[5][6][7][8][9][11]
前方・左右・天井への投映。[5]
公式展示案内の目安。時間指定整理券が必要。[5][11]
展示案内掲載値。上映運用・整理券配布は当日確認。[5]
アクア・パーク内の滝の演出。建物高さ・給水所能力ではない。[9]
最終入館16:30。[1]
アクア・ツアーやシアターを含むが整理券制。[1][11]
団体見学案内の目安。混雑状況で変わる。[11]
展示と水道施設を学ぶ見学の流れ
水の科学館は浄水処理の工程を担う施設ではないため、地下給水所の実運用工程を推測せず、展示テーマと公式に案内された見学体験の順に整理する。[5][6][7][8][9][10][11]
- 1
1階で水に触れる
アクア・パークの水遊び・滝の演出で、水の動きや性質に親しむ。[9]
- 2
3階の水源林を見る
アクア・フォレストで奥多摩の森、雨、川、ダム、水源の関係を学ぶ。[6]
- 3
シアターで水の循環をたどる
水のたびシアターの4面映像で、水源から蛇口、海、雲、雨へ循環する流れを体験する。整理券制。[5][11]
- 4
2階で水の実験を体験する
アクア・ラボラトリーで泡・霧・真空などを扱う装置や水の実験を見る。[7]
- 5
2階で家庭への配水を知る
アクア・タウンで地下の配水管、キッチン・浴室などの水利用を確認する。[8]
- 6
地下給水所を案内見学する
当日整理券のアクア・ツアーで、アテンダント同行の範囲に限り稼働中の有明給水所を見る。[10][11]
東京都水の科学館の年表
東京都水の科学館が開館
東京都水道局のPR施設として開館。別施設の東京都水道歴史館は1995年開館。[2]
展示施設の運営業務を全面的に民間委託
東京都水道局の当時の事業評価に基づく。施設売却ではなく運営業務委託。[13]
展示内容を充実してリニューアルオープン
東京都水道局の平成22年度事業評価に明記。2023年の設備改修後再開とは別。[13]
東京都水道局が設備改修休館を公表
老朽化した設備の改修を行うための休館発表。[3]
設備改修に伴う一時休館
2023年の再開館発表で休館開始日として明記。[3][4]
東京都水道局が再開館日を発表
機械・電気・消防設備、屋上防水、トイレ等の更新を公表。[4]
改修工事を経て再開館
9:30から一般利用を再開。1997年の最初の開館とは別。[4]
公式の現行利用案内を再確認
入館無料、月曜・年末年始休館、シアター・ツアーは整理券制、団体の事前申込条件を確認。[1][11][12]
見学・アクセス情報
地上3階の通常展示は自由見学だが、時間指定整理券を要する体験と団体の事前申込が別に存在する。2026年11月2日確認の公式案内を示すため、訪問時の臨時変更も確認する。[1][11][12]
- 所在地
- 東京都江東区有明3-1-8
- 一般入館
- 無料・自由見学
- 開館時間
- 9:30~17:00
- 休館日
- 毎週月曜・12/28~1/4
- シアター・地下ツアー
- 当日時間指定整理券
- 団体見学
- 10名程度以上・学校単位は事前申込
- 鉄道アクセス
- 東京ビッグサイト駅・国際展示場駅
- 自動車
- 一般用駐車場なし
- 車いすでの訪問
- 事前相談
- 問い合わせ
- 03-3528-2366
郵便番号135-0063。[1][12]
地上3階の通常展示。シアター・ツアーは別の整理券制。[1][11]
最終入館16:30。[1][12]
月曜が休日の場合は翌日。[1]
1階インフォメーションで配布。これらの体験は事前予約不可。[10][11]
電話・FAX・来館。体験整理券の予約とは異なる。[11]
公式に両駅からの経路を掲載。徒歩所要分数は記載しない。[12]
団体バス専用駐車場あり。公共交通の利用を案内。[1][11][12]
公式案内は来館前に館への相談を求める。[1][12]
団体見学申込窓口と一般問い合わせ先。[1][11]
見学目的でも門・柵・管理区域を越えず、管理者が案内する公開条件と指定経路に従ってください。
展示設備と稼働中の有明給水所を区別する
2026年11月2日確認の施設公式案内・東京都水道局報道発表
水の科学館は展示・学習施設であり、2階の「水の浄化」等の演示は稼働中の浄水場の処理実績を表さない。一方、地下の有明給水所は実際に稼働している水道施設で、アクア・ツアーとしてアテンダント同行の範囲を公開。展示の滝の高さ10m、シアター定員50名、所要時間約15分は各展示の数字であり、給水能力・建物の高さとは別の尺度。[5][7][9][10][11]
- 有明給水所の現況
- 稼働中
- 地下施設の見学方式
- アテンダント同行
- 館内の自由見学範囲
- 地上の通常展示
- 団体バス
- 専用駐車場あり
公式アクア・ツアー案内が明示。[10]
自由立入ではない。整理券制。[10][11]
シアター・ツアーの時間指定整理券とは区別。[11]
一般の自家用車用駐車場はない。[11]
給水所固有の容量、給水区域、配水量、稼働時刻は今回の一次資料から確定しないため、科学館の諸元として転記しない。
よくある質問
東京都水の科学館はどのような施設ですか?
東京都水道局が水の性質・水の循環・水道の仕組みを体験展示で紹介する東京都江東区有明のPR施設です。[1][5][6][7][8]
いつ開館しましたか?
最初の開館は1997年5月21日です。2023年4月11日は2022年からの設備改修後に再開した日で、開館日とは区別します。[2][3][4]
入館料と開館時間は?
2026年11月2日確認の案内では入館・体験とも無料、9:30~17:00、最終入館16:30です。[1][11]
毎週月曜日は休館ですか?
はい。月曜が休日なら翌日が休館です。12月28日~1月4日も休館し、臨時変更は公式サイトで確認します。[1]
アクア・トリップは自由に入れますか?
地上の通常展示は自由見学ですが、アクア・トリップのシアターは当日配布の時間指定整理券が必要です。公式案内では上映約15分・定員50名です。[5][11]
本物の水道施設を見られますか?
はい。地下の稼働中の有明給水所をアクア・ツアーでアテンダントと見学できます。自由立入ではなく当日整理券が必要です。[10][11]
アクア・ツアーを事前予約できますか?
できません。公式団体案内はシアターと地下ツアーの事前予約を受けず、1階インフォメーションで当日の整理券を配布すると明記しています。[11]
団体・学校の見学は申込が必要ですか?
10名程度以上の団体や学校単位の見学は電話・FAX・来館での事前申込が求められています。ただし体験プログラムの時間枠を事前確保する制度ではありません。[11]
マイカーを駐車できますか?
一般来館者用の駐車場はありません。団体バス用の駐車場はありますが、通常の訪問には公共交通の利用が案内されています。[11][12]
最寄りの駅はどこですか?
公式サイトはゆりかもめ東京ビッグサイト駅、りんかい線国際展示場駅からのルートを掲載しています。所要時間の確定値は案内していません。[12]
水の科学館は水道水をつくる浄水場ですか?
いいえ。科学館は水道を学ぶ展示・広報施設です。地下には現役の有明給水所があり、整理券制ツアーで見学できますが、科学館の展示諸元を給水所の能力とみなしません。[1][10][11]
東京都水の科学館を理解するための要点
本ページでは、東京都水の科学館を東京都・江東区の資料館として記録しています。以下は掲載資料から確認できる基本情報です。
- 記録上の所在地
- 東京都江東区有明3-1-8
- 施設種別
- 資料館
- 年代・供用状況
- 1997年5月21日開館(2023年4月11日設備改修後再開)
- 構造・形式
- 地上3階の体験展示施設と地下の稼働中の有明給水所を案内するガイドツアー
施設の役割と読み方
施設の用途や運用状況は種類ごとに異なります。上記の本文と出典を基に、名称・所在地・構造・沿革・地域との関係を確認してください。 この一般的な役割と、上記の調査本文に記載したこの施設固有の歴史・構造を分けてご覧ください。
見学・現地確認について
掲載上の見学情報は「入館・館内体験無料。9:30~17:00(最終入館16:30)、毎週月曜(休日は翌日)・12月28日~1月4日休館。アクア・トリップとアクア・ツアーは当日整理券制。約10名以上の団体や学校単位は事前申込。」です。公開日、受付方法、見学可能範囲は変更されることがあります。訪問前に管理者や自治体の最新案内を確認し、現地では指定された見学経路に従ってください。
掲載内容はページ末尾の出典・参考資料13件を基に整理しています。資料間で表記が異なる場合は、自治体・管理者の案内を優先してください。
所在地マップ
東京都江東区有明3-1-8
地図を読み込むとGoogle マップへ通信します。
地図は公開住所をもとに検索表示しています。施設の管理区域には立ち入らないでください。
地図検索:公開住所による地図検索 ↗関連タグ
出典・参考資料
- 1東京都水の科学館「水の科学館ってなに?」(施設の性格・所在地・基本利用案内)↗本文に戻る ↑
- 2東京都水道歴史館「当館について」(東京都水の科学館の1997年5月21日開館を館史に掲載)↗本文に戻る ↑
- 3東京都水道局「東京都水の科学館改修工事に伴う休館のお知らせ」(2022年7月14日)↗本文に戻る ↑
- 4東京都水道局「東京都水の科学館の再開館について」(2023年3月13日)↗本文に戻る ↑
- 5東京都水の科学館「アクア・トリップ 水のたびシアター」(3階、水循環の4面映像)↗本文に戻る ↑
- 6東京都水の科学館「アクア・フォレスト」(3階、奥多摩の水道水源林)↗本文に戻る ↑
- 7東京都水の科学館「アクア・ラボラトリー」(2階、水の実験と体験装置)↗本文に戻る ↑
- 8東京都水の科学館「アクア・タウン」(2階、水道管・暮らしの水)↗本文に戻る ↑
- 9東京都水の科学館「アクア・パーク」(1階、水遊びと滝の展示)↗本文に戻る ↑
- 10東京都水の科学館「アクア・ツアー」(稼働中の地下有明給水所の案内見学)↗本文に戻る ↑
- 11東京都水の科学館「団体見学について」(整理券・団体申込・料金・所要時間)↗本文に戻る ↑
- 12東京都水の科学館「交通アクセス」(駅・駐車場・車いす来館時の相談)↗本文に戻る ↑
- 13東京都水道局「平成22年度経営計画施策評価・経営基盤の強化」(2010年の運営委託と展示更新)↗本文に戻る ↑
年代・出典の扱いと現役施設を確認するときの注意はアーカイブの読み方・見学ガイドにまとめています。